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2025年1月の読書メーターまとめ

設定温度
読んだ本
16
読んだページ
5632ページ
感想・レビュー
16
ナイス
205ナイス

2025年1月に読んだ本
16

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

設定温度
これまでに読んだ小説の中で最も展開が重く、物語を進めることに覚悟が必要になった。しかし、物語全体にやさしさが漂うような描写が散りばめられており、最後まで希望を持ちながら読むことができた。「誰にも届かない声」が大きなテーマになっており、その声のために動くことができる人がもっといれば、世界はより多くの人のために進むのかもしれないということを考えた。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
16

設定温度
ざっくりとした経済史。時折挟まれる小話が好き。
が「ナイス!」と言っています。
設定温度
アニメが好きなので、小説も読むことにした。アニメではそれとない感情の描写が地の文ではダダ漏れになっており、高校生の青春が羨ましくなる。本作は誰かから誰かに向かう感情の描写が実に巧みで、全盛期の月9と言われても違和感のない構成になっている。たった3か月、されど3か月。高校生の最後の季節に訪れた限りない密度の青さがとても愛おしい。
が「ナイス!」と言っています。
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ミステリーとは銘打っているが、歴史文学や紀行文学の趣が強い。ナチスの台頭から敗戦により4か国の統治下に置かれたドイツまでが背景として描かれており、当時のドイツの状況に衝撃を受けながら読み進めた。もちろん、本作はフィクションであるが、それを差し引いても絶望の漂う場所であったように思える。途中からはミステリーであることを忘れるほど、歴史の世界に入り込んでしまった。
が「ナイス!」と言っています。
設定温度
小説でこんなにワクワクしたのは随分久しぶりのように思える。戦国時代の合戦を大将の視点で読む物語が多いからか、技術力でどのように合戦に勝利するかという物語は斬新で、穴太衆が次は何を繰り出すのかと期待しながら、合戦模様を思い浮かべる読書体験が楽しかった。また、訪れたことのある場所が多く登場するため、より穴太衆の世界に入り込むことができた。今度、坂本や大津を再び訪れてみたい。
が「ナイス!」と言っています。
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小川哲の小説を読む度に、小説以外の文章も読みたいと思っていたので、特集企画で色々な考えやバックボーンを知ることができて嬉しかった。もっと色々な話を聞いてみたいので、本書で紹介されていたラジオを聞いたり連載を読んだりすることにする。また、食マンガの特集企画も良かった。食マンガにそれぞれの見せ方があり、そうした違いを知る中で私のお気に入りの食マンガを見つけたい。
が「ナイス!」と言っています。
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こういう小説を読むと、大阪の街の印象が少し変わってくる。宮本輝の「道頓堀川」同様、本作で描かれる昔の大阪は今の大阪と賑やかさの質が違うのではないだろうか。今の大阪に外の賑やかさがあるとすると、昔の大阪は内の賑やかさがある。どちらが良いというわけではないが、昔の大阪に出会える場所を探してみたい。「夫婦善哉」「木の都」「アド・バルーン」が好き。
が「ナイス!」と言っています。
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地名に関するトピックが多かったので、もう少しバリエーションがほしかった。
が「ナイス!」と言っています。
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着眼点が好きな紹介が多い。富山も訪れてみたい。
が「ナイス!」と言っています。
設定温度
これまでに読んだ小説の中で最も展開が重く、物語を進めることに覚悟が必要になった。しかし、物語全体にやさしさが漂うような描写が散りばめられており、最後まで希望を持ちながら読むことができた。「誰にも届かない声」が大きなテーマになっており、その声のために動くことができる人がもっといれば、世界はより多くの人のために進むのかもしれないということを考えた。
が「ナイス!」と言っています。
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長期間の文章をまとめているため、ほぼ同じ文章も多いが、金沢に住んだことがある著者ならではの金沢の魅力が素朴に綴られている。金沢といえば「百万石」という言葉が真っ先に浮かぶが、それ以前の加賀の一向一揆も金沢を語る上で意識するべきと著者は主張する。これはまったく意識していなかった視点なので、次に金沢城などを訪れた際に痕跡を探してみたい。泉鏡花の小説も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
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先輩との思い出の場所である文芸部を守ろうとする小鞠知花の物語。小鞠が先輩に向ける感情と、小鞠以外の登場人物が小鞠に向ける感情が複雑に重なり合っており、その解きほぐし方に物語の妙が生まれていた。また、アニメでは何となくでしかわからなかった温水の場面ごとの感情の動きが描写されており、温水と小鞠の関係性がさらに好きになった。それにしても、八奈見はいつも食べている。
が「ナイス!」と言っています。
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ずっと積読にしていた本。以前から「考える」ことが向いていると思っており、本書をきっかけにTCL分析をすると、やはりTが圧倒的に多かった。その他の考え方にも新しい発見があり、読むことを先延ばしにしていたことを後悔。また、著者の実体験からも学びが多かった。好きなことを強みに繋げることを意識して、色々なことを考えられる人になりたい。
が「ナイス!」と言っています。
設定温度
ネタバレ大学生編で引っ張っていた霧島透子の物語に一区切りがつく。大学という広大なキャンバスの上で、私たちは自由に物語を描くことができる。しかし、その広さのために自分を見失ってしまうこともあるのかもしれない。これは、狭くても広くても何かしらの悩みが生まれる大学の中で、確固たる"私"を持てないことに悩む人のための物語だ。あと2巻と思うと読み進めるのが寂しくなる。
が「ナイス!」と言っています。
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金沢おでんや金沢カレーなどの料理そのものに目を向けてしまうことが多いが、それを支えている地元のお店にも足を運んでみたい。本書に紹介されているお店はどれも魅力的。|食事処:いたる本店/鰯組/割烹かむら/黒百合/旬菜焼はざま/もりもり寿し/レストラン自由軒/全開口笑|菓子・スイーツ:銘菓くるみ/月よみ山路/あんころ餅
が「ナイス!」と言っています。
設定温度
再読。改めて読んでみると主人公とヒロインが記憶の中の人物像と微妙に食い違う。主人公は思ったよりもひねくれており、ヒロインは思ったよりも力強い。そこから新たに教えてもらうことも多く、今後も私にとって特別な作品になるのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
設定温度
とてつもない作品に出会ってしまった。複数の事件が絡み合うミステリーにオカルトなどの要素を加えながら、最終的に1本の糸で絡め取る物語が1000ページ超の圧倒的ボリュームで展開されている。真相を知ってしまうと、おぞましい気持ちになるが、それを含めて「百鬼夜行」シリーズの魅力ではないかと思うので、もっと京極作品を読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/04(2297日経過)
記録初日
2012/04/18(4688日経過)
読んだ本
1744冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
467193ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
907件(投稿率52.0%)
本棚
25棚
性別
自己紹介

色々読みます。

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