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衣笠彰梧(2)100%衣笠彰梧著者グラフ上位10名
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Rain
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ネタバレ表題作『この世の喜びよ』は一人称が「あなた」の表現がちょっと変わっている日常物語小説。「あなた」というのが、主人公が自身に向けて手紙を書いているような、自身を俯瞰して見ているような、そんな情景を思い起こさせる。読む人が読めばより没入できるような表現なのかも?誰の周りでも起きていそうな日常描写なので、私は完全に近所のショッピングセンターを想像しながら読んでいた。そして『キャンプ』は少年時代を思い出すノスタルジックな気持ちに…。何気ない日常が尊い。
0255文字
Rain
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ネタバレ読んでるほうの目が乾いてくるぐらいとにかく砂だらけ、集落の構造は不思議だらけ。時折見せる仕草が妙に妖しい女。砂の中から脱出しようとしている男は徐々にその牙が擦り減って、置かれた環境に順応して行く。とにかく夢中なことが一つあれば、他の降りかかる辛いことも霞んで見えるのか。長い月日が経てばこんなにも置かれた状況への違和感は無くなるものなのか。いや、そも生き物は与えられた環境に適応していくものか。等、色々考えた。
0255文字
Rain
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ネタバレ【お気に入り】『北風と太陽』『オオカミがきた』『おカバさま』『やさしい人柄』『ある夜の物語』『たそがれ』【感想】イソップ系は現代風に再構築されていて、最後の教訓の一言が絶妙に面白い。『ある夜の物語』は珍しい心温まる話。丁度季節も同じな、ディケンズのクリスマス・キャロルを読んだ後のような爽やかさ。『たそがれ』のマイルドな終末ぐあいも印象的。
0255文字
Rain
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ネタバレ夢や精神世界で登場人物達が交わる、登場人物の機微を繊細に描く、村上作品を読んでるなと強く感じる。出来事だけ振り返れば、誰かが消えて戻ってくるとか、「事件」と呼ぶほどでもない些細な日常なのだろうが、これほど惹かれる物語になるのは、筆致の為せる業。この読後感が大変よい。ミュウの髪色変化が物語のなかでとても象徴的だった。
0255文字
Rain
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ネタバレ著者が半生をかけて獲得してきたMEME(文化的遺伝子)とそのエピソードが描かれていた。『メタルギア』シリーズ、『デスストランディング』をプレイし、ファンでもあるが、作中の描写や登場人物の言動に、彼が影響を受けた作品たちが散りばめられていたこと、またゲームプレイを通して、間接的に、知らぬ間にその遺伝子を受け取っていたことを知った。この世に星の数ほど存在する想像物には、それぞれの作者が継承してきたMEMEが編み込まれている。この感覚が芽生えただけでも、本書を読んだ甲斐があった。
0255文字
Rain
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ネタバレ【お気に入り】『ひとつの装置』『分工場』『友だち』『ボタン星からの贈り物』 【感想】やはり私の中のどんでん返し作家の原点。『ボタン星』に見られるような美しく決まる一文オチがとても好き。『友だち』は皆ノスタルジックな気分になるのでは。子供の頃本に宿る妖精、素敵な比喩。そして変わらず宇宙系はろくな目にあっていない。
0255文字
Rain
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【お気に入り】『エデン改造計画』『午後の恐竜』『狂的体質』/【感想】表題作『午後の恐竜』の「地球が走馬灯を見る」という天才的発想には感嘆するばかり。『エデン改造計画』も原初の状態でなにも考えなくてよい、開放的なエデンの住人たちが少し羨ましく映る。
0255文字
Rain
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ネタバレ【お気に入り】『ひとつの目標』『おのぞみの結末』/【感想】最後に収録されている『要求』のように、同作者の地球人が異星に行く、または宇宙人が異星からやってくる系エピソードは、往々にして地球人がうまくいかずコテンパンにされている印象。技術が発展することへの警鐘や、宇宙からみたら人間が瑣末な存在であることを認識させられる。
0255文字

読んだ本
350

読んでる本
2

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74

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131

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読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/13(2331日経過)
記録初日
2018/09/15(2390日経過)
読んだ本
350冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
115373ページ(1日平均48ページ)
感想・レビュー
21件(投稿率6.0%)
本棚
9棚
性別
自己紹介

読んだ本の記録用、基本は小説です。なるべくこぼさず感想も書いていきます。
【好きな作家】星新一、村上春樹、森見登美彦

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