部下との関係に悩む椿が、ランチで偶然相席になった大学生桃子のコミュ力に感心して学ぼうとするお話。二人ともにポンコツなんだけど、椿さんのコミュ障がひどすぎる。相談受けたら、相手の話を聞かずに理路整然と解決策を早口でとうとうと述べちゃうタイプの人。人の気持ちを忖度できない。で、当然部下の指導がダメ～。桃子はドジっ子で、バイト先で失敗ばかりだけど、すぐ人と仲良くなれちゃうコミュ力高いコ。カッコいい社会人の椿に憧れてる。一巻は椿のポンコツぶりが際立ってる感じ。ちょっと百合入った二人の関係が楽しいぞ。

お話はテンポ良くわりと軽い感じで進んでいくんだけど、主人公がトヨタのセリカに乗っていたり、チーク・トゥ・チークとか古い映画が出てきたりと、レトロ感溢れるオシャレな雰囲気が漂ってて、すっごく好きだなー。主人公・サラはレストランのバイトをクビになって、住所不定無職のアキオに、料理の腕を買われてケータリングの仕事を提案される。父親の生き霊が出たりと、けっこうぶっとんだ設定もありつつ、料理とジャズとオシャレな雰囲気が楽しい。二人の家庭環境は複雑で、楽しさのなかにそれとなく寂しさも見えかくれする味わい深い作品。

これは大好きな世界観ッ!! 貧民街、砂漠、怪物、ファンタジー。貧民街で刺されサイボーグになっちゃった貴族ヨーテと孤児の少女ドガが、海をめざして旅に出るお話。まだまだこれからだけど、いい感じに面白くなりそう。設定・絵柄と雰囲気バッチリのファンタジー世界。ヒロイン？のドガが、なんつーか肉体派っていうか、お腹ぷにぷに体型なんです。むっちりしてるんです‼で、妙に親しみが湧くのですっ（力説）今後の展開に期待だなー( ^ω^ )

好きな相手を本気で推す尊さにあふれた作品。あーこちゃんの双子コーデ推しにタジタジのじゅれちゃんだが、耳真っ赤で、口とんがらせて照れるじゅれちゃんの顔が可愛いすぎる！ ヤンキーの赤面ツンデレサイコーでした。双子コーデを楽しむ可愛いJKの尊き戯れ。あーこのじゅれ愛は、ちょっとヤンデレ入ってる？と思うほどだが、じゅれの自信のなさも何か事情がありそうで…可愛いの裏に潜む真の愛を見極めたいぞ!!ブラコンの双子も良い味だしてて面白いし、とにかくじゅれちゃんのツンデレ顔が至高であったよ。

味わいのある絵柄と猫にまつわる不思議なお話がとってもいい味だしてます。「ここは化け猫倶楽部ですか」と言って訪れる客が、猫に関する不思議なお話を語るお店かまくら猫倶楽部。猫みたいなってか、猫？の店員と猫グッズ、鎌倉の風物と不思議なお話がなかなか良い雰囲気をかもしだしてます。鎌倉にある実在のお店や食べ物なんかも出てきて、猫好き鎌倉好きのボクにはとっても楽しく読めましたねー(*´-`)。なんか鎌倉行きたくなっちゃった。猫グッズほしいです。

すまない、…下ネタなんだ。本当にストレートに下ネタで、下品で、すっごくバカバカしいんだ。でも、おもしろすぎるんだ‼まいったね、昨日電車の中で読んでて、笑うの我慢しきれず肩震えてしまったよ。ファンタジー世界のお医者さんレクスが主人公。レクスは名医なんだけど、訪れる患者が下半身系の相談ばかり。スライムで気持ちよくなっちゃったり、エルフとオークの性生活相談とかね、もう面白すぎ。ビキニアーマーは女戦士のものだろう！下ネタってやっぱり万国共通で面白いわ。明るい健全な下ネタで大笑いしたー。

ラグビー漫画だからか「この物語に主人公はいない…」というナレーションとともに、一巻は主人公をはじめとして、ラグビー部に入るメンバーそれぞれを紹介するエピソードが続く。みんな個性あふれる奴らでなかなか面白くなりそうな予感。メンバー９人それぞれ紹介したため、主人公の一嵐(にのまえあらし)の印象がちょっと薄れちゃった感はあるけど、スポーツ漫画の主役として明るく元気で突き抜けてる好印象。個人的に行天財閥の御曹司のアホのコ樺丸がどういう役回りをするのか、かなり気になるな。次巻以降の展開に期待したい。

うわー、またマポロ3号先生の世界観が爆発してますね。すごく好きです。でも、不穏さも爆発です。魔法少女と終末世界ってかんじで、ちょっと狂気入ってます。目がハートって、一瞬なら可愛いけれど、常時だとこんなに気味悪いんですねえ。マポロ3号先生の描く可愛い女の子と狂気の世界。いろんな謎と伏線とが見え隠れしてるし、今後どうなるのか期待して待ちます。

ついに話題作完結!! なんか良い感じにメデタシ×２で、終わったけれど…、正直よくわからん。家族の大切さを描いたようだけど。ちょっと一巻からもういっぺん、熟読・検証してくる！ ちゃんと理解したい。あと読み切りが2作品載ってるんだけど、これは、ヤバイ！ヤバすぎる!! 現役内閣総理大臣のBLって、確かに国民が政治に興味持つかも。次回作で「同人政治」ぜひ描いてほしいんだが!! タイザン5先生、お願いします❗️

まず表紙を見てくれ。これジャンプ漫画の表紙なんだぜ？ビックリだろ？ 画面が白く空白が多い。何を描くかでなく何を描かないかという表現法で、空白を読者の感性で満たすことが求められる作品。すごく文学的だと思う。内容は思春期のあまずっぱい初恋を扱っていて、おそらく2000年代初頭の中学生が主人公。で、題名が『夏の終点』。未来はすでに確定済み。もうこれだけで切なさ爆発。この味わい深さよ。ジャンプラにこんな作品があるとはねぇ…。もちろんキッズにも読んでほしいが、大人の方がこの味わいは共感できるだろう。

17歳の田舎娘花のもとに急きょ現れた婿の軍人誉。花ちゃんの最初のキョドり方ハンパないが、誠実な誉さんにだんだん心を開いてゆく様子がすっごく可愛くて尊いです。まさに純粋さと誠実さを絵に描いたような花ちゃんと誉さんです。二人の純粋な交流が、微笑ましくて可愛くてめちゃくちゃ心癒された。久しぶりに尊さの化身を見た気がするわ。デフォルメとシリアスの描写の差も面白い効果を生んでるし、時々はさまれる一枚絵の美しいシーンがすごく良い。とっても良き作品なので、ぜひお試し読みを読んでほしい。