人間が社会に生きるにあたって逃れることのできない人間関係のしがらみ。例え少しも悪意がなくとも、その中で自分のした行為が復元不能な程にそれを絡ませ、もうどうにもならないというまでの事態に陥ってしまうことは十分にありうる事なのだ。 孤独に罪を背負い続けることの苦しさには計り知れないものがあるのだろう。

人間が社会に生きるにあたって逃れることのできない人間関係のしがらみ。例え少しも悪意がなくとも、その中で自分のした行為が復元不能な程にそれを絡ませ、もうどうにもならないというまでの事態に陥ってしまうことは十分にありうる事なのだ。 孤独に罪を背負い続けることの苦しさには計り知れないものがあるのだろう。

作曲家として、芸術家として、そして一人の人間として深く尊敬する。R.I.P.

要再読。人生の時間についてだけではなく、賢者としての生き方そのものをを説いている。

「ダンスしないか？」が一番好き。 村上春樹が取り上げなければこの作家には出会えなかっただろう。深い悲しみを描いた作品もあれば、心の温かみを感じさせるような作品もある。

難しい。きっと隅々にわたって無意味な描写などないはずなのに、それを自分が汲み取れていない気がする。 村上春樹の作品はいつも頭で考えるというよりは感覚で読み進めている感じなので、後から作品の解説なんかを読んでみると「あれ、そんなシーンあったっけな」となることが多い。 あと表紙がデ・キリコっぽい。

必要なのは「精神的に」射ることであり、的に当たるかどうかは二の次なのだ。華道にしても弓道にしてもその本質は行為自体ではなく、無の境地に至る所にある。

頑張って読み切ったが、内容を半分も理解できたかどうか怪しい。ともかく人類のこれまでの宇宙研究の足跡と、その現在地を知ることができる本である。ただ予備知識はあるに越したことはない。僕のように、「科学に触れてこなかった人間でも楽しめる」といった甘言に乗せられて安易に手を出すことはあまりオススメしない。 とはいえ科学に興味を持つきっかけとしては良い読書体験だったと思う。もう少し科学に対する免疫がついたら再読することにする。