読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

matudo3
読んだ本
11
読んだページ
3342ページ
感想・レビュー
10
ナイス
111ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

matudo3
浅草寺の境内にある支院の正顕院の一角で訳アリの大滝信吾が寺子屋を営んでいる。寺子屋にやってくる子供たちとその親との交わりの中で江戸の裏社会を牛耳る闇と対峙することになった信吾を描く6話構成の連作短編集です。このあと信吾はどん人生を歩んで行くのか、続編が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

matudo3
静岡県にある廃村の廃屋で発見された白骨化した遺体は、10年前に身代金1千万が奪われ迷宮入りしたまま行方が分からなかった少女誘拐事件の被害者だった。誘拐事件の再捜査を開始した静岡県警静岡中央署の日下悟警部補らは、当時の捜査記録を確認し、事件関係者や当時の捜査関係者から事情をを訊き、誘拐事件の犯行動機から徐々に真相に迫っていく中で、新たな事件が起き…。誘拐事件題材にした警察ミステリーです。過去の事件の再捜査という設定なので緊迫感が少なめでしたが面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
親本は2020年1月発刊の単行本で、架空の藩である神山藩を舞台にした神山藩シリーズ2作目です。2部構成で、第1部は神山藩の筆頭家老を代々務める黛家の三兄弟が藩内に権力闘争に巻き込まれ翻弄される様子を大目付を代々務める黒沢家に婿入りした黛家三男の新三郎17歳の視点で描かれています。第2部は第1部から13年後、目付から大目付になった新三郎の視点で神山藩の権力争いの結末が描かれています。ストーリー展開が巧みで最後まで厭きることなく読み進め読了しました。面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
浅草寺の境内にある支院の正顕院の一角で訳アリの大滝信吾が寺子屋を営んでいる。寺子屋にやってくる子供たちとその親との交わりの中で江戸の裏社会を牛耳る闇と対峙することになった信吾を描く6話構成の連作短編集です。このあと信吾はどん人生を歩んで行くのか、続編が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
逗子で一人暮らしをする小説家の駒田世津子は、20年前に自身の作品『ウバステ』がTV化した縁で、女5人で食事会を続けていた。食事会のメンバーで世津子の還暦パーティーをした3年後の冬、食事会メンバー1人が自宅で謎多き孤独死し…。おひとり様の老後を描くミステリーです。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
2年前に地下鉄駅構内で起きた暴行事件によって恋人の的場要一が死亡したことで、生きる気力を失い失意の日々を送ってた穂村明美は、母親からの勧めで試験導入された地下鉄警備員として働き始める。要一を殺害した犯人を見つけるために地下鉄警備員となったことを隠しながら勤務を続ける明美は、犯人に繫がる手掛かりを掴み…。ラストは綺麗な終わり方です。明美は「区切り」つけて、これからどんな新しい人生を歩んでいくのか気になりました。続編を読んでみたいです。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
5編の短編を収録した短編集です。グロテスクな描写がある作品がなかったので全作読了できました。「大きな手の悪魔」と「天使と怪物」が印象に残りました。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
作家刑事毒島シリーズ4冊目。毒島が毒舌が冴える5編の作品を収録した連作短編集です。どの作品も作家目指す人や編集者が登場し、出版業界の暗部を赤裸々に描いてます。作中で、毒島が小説講座の講師や受講生を散々貶していましたが、実際の小説講座も同様なんだろうかと思いました。小説教室出身の某人気作家もいるので…。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
全寮制の女子演劇学校である百花演劇学校を舞台にした学園ミステリーです。劇作家志望で校内で神と呼ばれた天才少女・設楽了は2年生ときに自ら脚本・演出を手掛けた定期公演の最中に奈落に転落して死亡する。了と同級生で3年生となった劇作家志望の結城さやかは、了の死の真相を調べるために百花に来たと公言する新入生の藤代貴水に引き込まれるように2人で調査を開始し、やがて了の死の真相に辿り着くまでが描かれています。演劇には興味はなく予備知識もありませんでしたが、途中で飽きることなく読了しました。予想以上に面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
創元ホラー長編賞受賞作です。会社の部下に誘われて大隈大学のオカルト研究会主催の怪談会にいった高山カレンはその日以降怪現象に悩まされることになる。日々の怪現象に追い詰められたカレンはYouTubeで動画を配信している「あしや超常現象調査」に調査を依頼したことから芦屋静子と越野草太の2人が調査に乗り出し…。それほど怖いと感じなかったが、巧みなストーリー展開で最後まで読者を飽きさせずに読ませ作品です。面白かったです。読了して作中で明かされなかった静子の過去が気になりました。続編で明らかになることを希望します。
が「ナイス!」と言っています。
matudo3
24人の作家が書いた「これが最後の仕事になる」から始まるショートショート集です。玉石混交という感じで、面白い作品もそうでないものもありました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/09(2176日経過)
記録初日
2018/11/30(2185日経過)
読んだ本
972冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
333418ページ(1日平均152ページ)
感想・レビュー
912件(投稿率93.8%)
本棚
0棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう