日本音楽の構造 >> ようやく今日手に入れた。大きい!厚い!しかもハードカバーで、紐付き!アルテスパブリッシングさん力入れているな~~~。さあ読むぞ。
んで、これを読んで、ある日本人2人を思い出してしまった。一人はクラシック系。最近新書を出して日本人クラシック関係者を糞味噌に貶しているヒト。もう一人はアメリカ帰りのぽてちん親爺。J-POPのみならず日本音楽のリズムがなっちょらん!と言ってるヒト。二人とも、俺は本場のホンモノを知っている!というバリバリのエリート意識丸出し+石頭(しかもそれに気づいていない)!なんだが、考え方が柔軟で常に研鑽を惜しまないマーティの爪の垢を煎じて飲ませたい位に思った。自分もかつて同じような輩だったので、気恥ずかしい部分もある。
「洋楽ファンは、ちょっと言い方がヘンだけど、変わった方が多い。ちょっと反逆者っぽいというか、アンチ邦楽みたいな気持ちがある。(中略)そういう人たちには“僕は洋楽ファンだからJポップとかは聴かないんだよ”みたいなところがある。ちょっとエリート意識みたいなものを持っているのかもしれない」p205
はっぴいえんど史観を避けたのかな? いや、そうではなく公平に邦楽の流れを見ているのだろう。なので、みの氏が「泣く泣くこのアーティストは本文から削除した」というのがかなりあるようだ。ただ、後半になればなるほど、全体に流れる通奏低音、といったところが薄れていくので、それぞれのシーンがバラバラに存在している印象なのだが、それは現代の邦楽の、いやポピュラーミュージック全体が抱えている問題点と言えるかもしれない。なお、最初から読むのではなく、興味のある部分を拾い読みすることから始めるほうが良いだろう。
音楽本を中心に紹介していくつもりです。音楽ジャンルは広範囲。他は興味のわいた本を。
☆の点数は5点満点。評価ではなく、個人的満足度です。
私は基本的には何でも面白がるタイプなので点数は甘いです。
砂糖蜂蜜山盛ぶっかけです。
☆5・・・・大満足!
☆4.・・・・満足
☆3.5・・・まあ満足
☆3・・・普通
たまに☆2って事がありますが、それは失望した場合です。
今のとこありませんが、☆1の時は失望を通り越して怒りの場合です。
今後も無いことを祈ります。怒るエネルギーがもったいないので・・・
・・・と言いつつ、☆0なんて出ちゃいました。あはは・・・。
これ以降無いことを祈ります。
理解不能、評価不能の場合は「保留」にして再読します。いつになるか分かりませんが・・・。
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はっぴいえんど史観を避けたのかな? いや、そうではなく公平に邦楽の流れを見ているのだろう。なので、みの氏が「泣く泣くこのアーティストは本文から削除した」というのがかなりあるようだ。ただ、後半になればなるほど、全体に流れる通奏低音、といったところが薄れていくので、それぞれのシーンがバラバラに存在している印象なのだが、それは現代の邦楽の、いやポピュラーミュージック全体が抱えている問題点と言えるかもしれない。なお、最初から読むのではなく、興味のある部分を拾い読みすることから始めるほうが良いだろう。