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2025年9月の読書メーターまとめ

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2025年9月に読んだ本
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2025年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

joyjoy
読書会。近くでやっているものをさがしてみたことはあるが、夜の時間帯のものしか見つからず、あきらめた。この本の読書会は、午前0時から2時まで。そんな夜更けに語りあうって、自分が別人になっていそうで、というか、本当の?自分が出てしまいそうで、こわい。でも、思ってもみなかった自分と出会える、そこがいいのかもしれないと、読んでいるうちに感じられてきた。 「…わたしたちは常に家族や友人や職場の人と、読書会をしているのかもしれない。課題図書は、おのおのの人生だ」。いろんな読み方があることを知ること。本も、人生も。
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2025年9月にナイスが最も多かったつぶやき

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8月、コメ関連本のなかでは、稲垣栄洋「イネという不思議な植物」が特に読みやすく面白かった。まだまだ知るべきことはある。 9月は「ばけばけ」開始までに積読の八雲関連本をもう少し読みたい。 2025年8月の読書メーター 読んだ本の数:28冊 読んだページ数:4502ページ ナイス数:539ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/958108/summary/monthly/2025/8

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2025年9月の感想・レビュー一覧
22

joyjoy
毎日コツコツとはいかなかったが、中巻も、この日のテーマは?と探りながら読み、日付の下に書き込んでいった。理解しがたいテーマもいくつもあったが、その分からなさも、?マークや、ツッコミを書き込んだりすることで、楽しんだ。ここまで読んできて、自分が惹かれるのは、「喜び」、「善」、「労働」といった語の出てくる言葉だろうか。 9月でシンプルによかったのは、9/13(5)「人間は、自分でなんとかなることにも、なんとかならないことにも、ぐずぐず言ってはいけない」。
joyjoy
2025/10/01 12:12

一週間の読み物。「ソクラテスの死」では、神ではなく「神々」なんだ!となんだか嬉しくなった。「子供の力」は八雲の「停車場にて」を思い出させる。

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「おじいちゃんが、元気いっぱいめそめそしている。…ひたすらしゃべって、泣きはらす。」最後まで読み終えてから、この最初のシーンのおじいちゃんの心持ちを思うと、また泣けてくる。「…でも、それでいいんだ。ぼくが涙を流すことをきっかけに、その人が、これからも生きてゆく人たちから思ってもらえるのなら。」おじいちゃんはあのとき決心したことを、ずっと貫いてきたんだね。 「すくせ、すくせ」とくしゃみした湊。そのかよわくて、たよりなくて、きれいな声は、恵ちゃんの澄んだ声と似ているのかもしれないね。
ひそひそ
2025/10/01 14:07

joyjoyさん、なんて素敵なレビュー(´;ω;`)

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joyjoy
サブタイトルが、ラフカディオ・ハーンとか、ヘルンとかではなく「小説 小泉八雲」とあるのと、小宮由訳、というのにも惹かれて読む。タイトルにもある蜻蛉、これまで読んだ八雲関連本ではとくに意識したことのなかったモチーフだが、この小説では所々に登場。特にラストシーンは印象的。それでもタイトルの意味を図りかねていたのだが、挟まれていた新聞記事(産経新聞2024.11.03.)に「黒い蜻蛉」の由来が!読んで納得できました。古書店さん、元の持ち主さん、記事を挟んだままにしておいてくれてありがとう。蜻蛉、好きになりそう。
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joyjoy
コメ関連。お米ができるまでの写真絵本。春、夏、秋と、見開き一面田んぼの写真は特に見ごたえがあった。眺めていると、自分の記憶のなかの田んぼの広がる風景も思い出された。稲刈りを終えた秋から雪景色の冬、そしてレンゲ摘みをして遊んだ春まで。田はおこめを作るところだけれど、それだけではない。そんなことも感じられる絵本だった。表紙の子の笑顔が素敵。
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joyjoy
読書会。近くでやっているものをさがしてみたことはあるが、夜の時間帯のものしか見つからず、あきらめた。この本の読書会は、午前0時から2時まで。そんな夜更けに語りあうって、自分が別人になっていそうで、というか、本当の?自分が出てしまいそうで、こわい。でも、思ってもみなかった自分と出会える、そこがいいのかもしれないと、読んでいるうちに感じられてきた。 「…わたしたちは常に家族や友人や職場の人と、読書会をしているのかもしれない。課題図書は、おのおのの人生だ」。いろんな読み方があることを知ること。本も、人生も。
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微笑。ずっと読みたい読みたいと思いつつ、我がふるさとのことを八雲がどのように綴ったのか、知るのがちょっとこわかった。読み終えた今は、八雲のこともふるさとも、ますます好きになった。昨夏久しぶりに訪れた潜戸の、目に見えぬものの存在を感じられるようなひんやりとした空気を、また思い出せた。実家の近くの阿弥陀堂に並んだお地蔵さんは、どんな表情をしていたかしら。今度帰省したらゆっくり眺めてみたい。 「盆踊り」の章の注に、「百姓」について書かれており、同時に読んでいる宇根豊さんの本とのつながりも感じられ、嬉しかった。
joyjoy
2025/09/27 18:50

「…いつまでも人の心をとらえて離さない印象とは、瞬間的なものなのかもしれない。…人生のなかで記憶に残る幸福な時間とは、そうした瞬間の集結したものだ。」 あの微笑、この微笑、思い出すことで湧き起こる、温もりと、ほんのちょっとのさみしさ。自分の幸福にあらためて気づく。微笑みの記憶について書いてくれた八雲に感謝。笑顔は幸せホルモンの分泌も促すという。自分自身も、微笑みによって誰かに幸せな瞬間を贈ることができるといいな。ありがとう。

ゆうママ
2025/09/27 20:01

joy joy さ~ん、「あの微笑、この微笑、思い出すことで湧き起こる、温もりと、ほんのちょっとのさみしさ。自分の幸福にあらためて気づく」というところ、しみじみ共感! 「幸せホルモン」ということで、ふと思い出しましたが、大久保愛さんの著作の共読本ありましたよねー!こちらこそ、いつもありがとう( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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日本って、「日本人ファースト」がどうだこうだと言う前に、実はこんなにもアメリカファーストな国になっていたんだな。おそろしい。ここから抜け出すには?本当に守るべきものは?もっとみんなで話し合う機会を持てるといいな。コメについて仲間と話し合ったときには、「(調べたり話を聞いたりするうちに)安ければいいわけではない、と分かった」との声があった。ちょっと関心を持つだけでも、「安い」「高い」の理由、意味を考えながら買い物をするようになる。迷いも増えるかもしれないけれど、何も知らずに流されて後悔するよりはよいのでは。
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joyjoy
襖絵の復元模写。専門用語の連続に何度か挫けそうになったけれど、どうにか読了。印象に残った言葉は「手間が贅沢」。絵具をつくるのも一苦労だった時代について、「そうそう、楽しそうよな。スピード重視の現代を生きる僕からしたら、そうした手間が贅沢に思える。きっと一日中、絵のことばっかり考えて、生きてはったんやで。描く前のわくわくする時間が長いんは、羨ましいなぁ」。この言葉に共感できなかった主人公が、しだいに変化していくところが見もの。敢えて手間のかかることを、自分もまたしてみたくなる。
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小学校図書館。米、川につづきこちらも。日本の森林は国土の7割。そして大昔から、農民がコメ作りをとおして守り育ててきたもの。この本からも、コメ問題が、単なる食糧問題ではなく、環境、文化の問題でもあることがよく伝わってくる。 山は神の住む場所という話も面白く読んだ。山の人と書けば「仙人」、これに対し下流の人は谷の人、つまり「俗人」。なるほど。 ヤマタノオロチの神話や、出雲平野の築地松にも触れられていたのが嬉しかった。 三部作のもう一冊「道は生きている」も読んでみたい。
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joyjoy
小学校図書館。今朝のラジオで耳に入ってきた話題、地域産木材の活用について。木造建築への関心が世界で高まっているが、日本では傾斜地が多く、木材を伐採し運び出すための労力とコストがかかりすぎるので、輸入が多い、と語られていた。むかしは川を使って運ばれていた木材。ちょうど読んでいたこの本にもつながる内容だな、と驚く。あとがきのなかの「自然へのゆとり」、「二十一世紀の資源は水と土」という言葉が印象に残る。初版は1978年と半世紀近く前に書かれたものではあるが、繰り返し読まれるべき本だと思う。
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joyjoy
コメ関連本、いささか食傷気味ではあるが、後半は新たに知る実用的な内容もいくつかあり、読んでよかった。例えば米の研ぎ方。3回か4回かで感じられる味わいのちがいは、素人でも分かるものなのか?わが家は無洗米だけれど、試してみたくなった。今日はカレーライスという日には少し強めに研ぐ、というのも覚えておこう。これからの米ビジネスでは、米文化が作り出す田園風景を守っていくこと、自然との共生が今以上に大事、と。コメ農家さんだけでできることではない。今後も関心を持って学び続けるべし。
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農業コンサルタント森田繁子の目指すところは、お互いに五分五分ではなく腹八分。そのお見事な仕事ぶり!誠実さを見倣いたい。最後の依頼人には腹黒さを求めてもいるが、その率直さもまた好ましい。依頼人とその周囲の人々の関係も次第に変化(成長)していくところが、読んでいて心地よい。問題の本質を見極めること。 いまの農家の現実、抱える問題も、わずかながら垣間見ることができた。
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joyjoy
コメ関連。「ほぼ10分で完成!」と謳っているだけあって、おにぎりも味噌汁も変に凝っておらず、かなりシンプルなレシピが多かったので、これくらいなら毎朝作ってみれるかも、と思える。(レモンの輪切りを1枚入れただけの味噌汁も!) 監修の柴田先生による時間栄養学の観点からのお話も、勉強になった。朝にしっかりタンパク質をとるよう心がけたい。問題は、朝食はパン派の家族…。
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joyjoy
中学校図書館。校閲のお仕事。最後に「くらべて、けみして」の意味が出てくる。自分でも辞書を引いてみたら、「校」には「くら(べる)」だけでなく、「かんが(える)」という読みもあるのだね。知らなかった! 機会はなさそうだけれど、「校える」って使ってみたいなぁ。「かんがえる」を引くとさらにいくつかの漢字が!ってどんどん興味が広がって…、もとは何を知りたかったんだっけ?状態に。楽しそうなお仕事だけれど自分には無理そうだな。。。
Frederick
2025/09/13 07:59

普通の考えるとどう使い分けるんだ!(^^; と検索したら、更に「勘える」他6つぐらい出てきて混乱中… ありがとうございますw

joyjoy
2025/09/13 08:19

古の人々は校えて使い分けていたのでしょうか😄同訓漢字、面白そうです。

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joyjoy
懲りずにコメ関連。全国各地のおにぎり名鑑をはじめ、おにぎり雑学満載だが、サブタイトルの「なぜ、『ふんわり』、『やわらかい』が流行るのか?」の答えはどこに?? 面白かったのは、時代小説家の車浮代さんによるコラム「おにぎりを食べても太らない⁉」。一日5合もの白米を食べていた江戸っ子の話からレジスタントスターチのはたらきまで。最後の「世界のおにぎり的⁉な料理」も色鮮やかなイラストで見ていて楽しい。混ぜ込みご飯を作るときに「ボウルではなく、フッ素樹脂加工のフライパンを使う」というアドバイスは、なるほどと感心。
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joyjoy
著者のこれまでの5作品からのスピンオフ。未読のものもあるけれど、どれも楽しめた。いろんな「すき」のかたち。「すき」って素直に伝えられる関係、すてきだね。自意識過剰にならずに、相手も、自分も、大事に思えたら、自然に伝えられそうな気もする。自分が最近いちばん、言葉で「すき」を伝えることができているのは?…わが家のことりさんだな。くろノラに話しかける彼らの気持ち、分かるよ。
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joyjoy
現代に生かせる実用的な料理本ではないが、八雲のまめまめしさとユーモアが感じられ、楽しかった。レシピが文章で淡々と並ぶ間に、さらっと挟まれコラム「タルタルソースの作り方」。一瞬ギョッとしたけれど、大笑いする。当時の人たちもこの記事を楽しんだのでは。茹でたナスに砕いたクラッカーをまぶして炒めた料理は「やわらかい殻ごと食べられるカニのような味わいになっておいしい」らしい。気になる。高級な家庭用パンの説明には「おいしいパンをつくることだけを考えて念入りにこね合わせ…」とある。八雲も笑いながらメモを取ったかも。
Frederick
2025/09/07 05:36

伝記にあった本!邦訳されてあったんですね!

joyjoy
2025/09/07 06:16

Frederickさん、そうなんです! 多くの人が手にとるような本ではなさそうですが、八雲ファンにとっては嬉しい一冊だと思います😃

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joyjoy
「ストレス脳」のティーンエージャー版として書かれたとのこと。これまでの著書と重なる内容なので、忘れてしまっていたことを復習できた。幸せのレシピ(そんなものがあるならと断ったうえで)として、「1.一緒にいて快適で、信用できる人たちに囲まれる。2.夢中になれて、意味を感じられることをする(他の人に対しても意味を感じられるようなこと)。3.1と2をくりかえす。」とあり、日々の労働がこれに当てはまるようになれば、たしかに幸せかも、と思った。「文読む月日」のなかの「労働」に関することばも同時に復習。
joyjoy
2025/09/05 12:35

「文読む月日」より。3/7(6)「すべての肉体労働は人間を高雅にする。…」(『タルムード』)。4/28(1)「疑いもない幸福の条件は、労働である。まず第一に自分の好きな、自由な労働であり、第二に食欲を与え、深い、静かな眠りを与える肉体労働である」。4/28(3)「肉体労働は知的活動を不可能にせず、むしろ知的活動の質を向上させるばかりでなくて、さらにはそれを刺激促進させさえする」。肉体労働(≒運動)をすることのメンタルへの効果を、昔から知っている人はいたんだな、と嬉しくなる。

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joyjoy
小学校図書館。中学校の中庭の木の葉についているもの、何なんだろう?と、目にするたびに気になっていたのだが、あれもきっと「むしこぶ」! 今度、よくよく観察してみたい。それにしても、こんなにたくさんの種類があって、形も大きさも様々、植物の実にしか見えないものも多いことに驚く。ポロリと地面に落ちる瞬間とか、虫がでてくる瞬間とか、よくカメラでとらえることができたな、と感心する。
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joyjoy
小学校図書館。ゾウの赤ちゃん誕生のニュースもあったことだし、次の読みきかせに使えるかな?と、なんとなく手にとる。が、ゾウの鼻が長い、その「へぇー!」な理由に、思いがけずワクワクさせられた。監修の遠藤さん、動物のからだのしくみについて、いろんな発見をしてきた方なのですね。シリーズの他の作品も読んでみたくなった。コラージュで描かれた絵も見ていて楽しい。
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joyjoy
小学校図書館。我が子らがまだ幼かったとき以来の再読。以前は、力よりも知恵で困難を切り抜けるビッケにただただワクワクした記憶があるが、久しぶりに読み始めると、父ハルバルへの生意気な態度が気になった。しかし、母イルバの「うぬぼれてはだめ」、「お父さんを尊敬しなくてはいけません」という言葉に素直に従うビッケに、なんだかほっとする。彼もまわりから学びつつ成長するし、大人たちもまた彼の影響を受け、変わっていく。そこが面白いと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
joyjoy
地方を訪ね、枠にはまらない生き方をしてきた人たちと出会い、話を聞く。「書いているのに、行ったことのない土地というのは気持ちが悪い。…やっとこの地に来たことでホッとする。」と語る森まゆみさん。「婦人之友」誌に連載されていた「じょっぱりの人――羽仁もと子とその時代」の著者としてしか知らなかったが、あの本もこうして現地を訪ね歩いて書きあげられたんだろうな。そんな著者自身にも興味がわく。鳥取県智頭町では「腐る経済」のタルマーリーにも少し触れられていて嬉しかった。旅は苦手だが、大人の修学旅行を自分もしてみたくなる。
joyjoy
2025/09/02 15:07

ラジオ「著者からの手紙」で取り上げられており、気になった一冊。https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/my-asa/teg20250720.html  各地で名を遺した偉人たちも、ふらっと立ち寄った店の女将さんも、みなそれぞれに魅力的。いろんな生き方があっていいんだ、と励まされる。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/09(2534日経過)
記録初日
2017/01/10(3263日経過)
読んだ本
1992冊(1日平均0.61冊)
読んだページ
431404ページ(1日平均132ページ)
感想・レビュー
1962件(投稿率98.5%)
本棚
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