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2024年6月の読書メーターまとめ

Kanonlicht
読んだ本
11
読んだページ
3324ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1547ナイス

2024年6月に読んだ本
11

2024年6月のお気に入り登録
7

  • m!wa
  • kratter2
  • みすみ
  • んばぼ
  • いち.に.
  • ゆゆゆくん
  • さくなみ

2024年6月のお気に入られ登録
7

  • m!wa
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  • ゆゆゆくん
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2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kanonlicht
企業において、期待したような成果が出ない人や周囲とトラブルを起こす人、言うことをきかない人は、何が欠落しているのか。要因を、認知能力(読解力・記憶力・想像力)、メタ認知能力(自己評価、内省、俯瞰)、非認知能力(集中力、共感、自己コントロール)の3つに分け、それぞれ足りない人がどんな行動を取りがちかをケースごとに解説する。メタ認知の欠如によって、成績が悪い人ほど自己評価が高いという事実に背筋が冷えた。アドバイス程度の対処法ではなく、そうした人をなるべくつくらない学校教育などの根本的な解決が必要な気がする。
Kanonlicht
2024/06/20 19:35

パグ猫さん、ありがとうございます! この本にも出てきましたが、子どもたちにまず日本語の読解力をつけてもらないと、将来恐ろしいことになりそうですね。。。

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

Kanonlicht

2カ月かかってようやく『マルドゥック・アノニマス』が最新刊に追いつきました。『世界はラテン語でできている』と『世界は経営でできている』を立て続けに読んで、本棚にしまおうとしたら、『世界はデザインでできている』が。そういえば読んだっけ笑。2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2654ページ ナイス数:1747ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/967914/summary/monthly/2024/5

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2024年6月の感想・レビュー一覧
11

Kanonlicht
猫は20年生きると猫又となり、新米たちは江戸城にある学び舎で猫又としての教養を学ぶ、というファンタジー。猫又たちが属する6陣の諍いや、かつてすべての猫又を従えた伝説の猫君など、どことなくハリーポッターを思わせる。が、とにかく健気で一生懸命な新米猫又たちがかわいい。人間と猫又が対立関係でなく共存しているのも猫好きとしてはポイント高し。語られる出来事に対し舞台設定が壮大なので、続編が待ち遠しい。
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Kanonlicht
あの絶望的に空気が読めない店長が帰ってきた。あいかわらずのから回りっぷりに、書店メンバーに共感と同情を覚える。コロナ禍での雇用問題や、書籍の販売不況、書店の減少といった世相も反映され、もちろんしっかりお仕事小説にもなっている。今回は、「もしや店長のその行動ってすべて計算?」と思わせる展開もあって…。それにしても『イノセント・デイズ』と同じ著者が書いているということがいつも不思議。
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Kanonlicht
ある富豪の屋敷を模した天国で目覚めた6人の男女。彼らはその屋敷で殺されたらしいということ以外、自分が何者かを含めすべての生前の記憶を失っていた。やがて記憶喪失の死者たちによる犯人探しが始まる。特殊設定ミステリだけど、その「設定」自体が明らかにされていないという点がひねりがきいていて面白い。2作目『イデアの再臨』でも感じたように、著者がノリノリで書いている感じが伝わってきて良い。
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Kanonlicht
企業において、期待したような成果が出ない人や周囲とトラブルを起こす人、言うことをきかない人は、何が欠落しているのか。要因を、認知能力(読解力・記憶力・想像力)、メタ認知能力(自己評価、内省、俯瞰)、非認知能力(集中力、共感、自己コントロール)の3つに分け、それぞれ足りない人がどんな行動を取りがちかをケースごとに解説する。メタ認知の欠如によって、成績が悪い人ほど自己評価が高いという事実に背筋が冷えた。アドバイス程度の対処法ではなく、そうした人をなるべくつくらない学校教育などの根本的な解決が必要な気がする。
Kanonlicht
2024/06/20 19:35

パグ猫さん、ありがとうございます! この本にも出てきましたが、子どもたちにまず日本語の読解力をつけてもらないと、将来恐ろしいことになりそうですね。。。

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Kanonlicht
著者のエッセイ集第2弾。デビューから3年、ものすごいペースで作品を発表するかたわらで、こんなにいろんなことをやっていたのかとそのバイタリティに感服した。新人作家あるあるのアンチとの戦いや、小説のためなら空手も習うしマンガやラノベに学ぶ。そして前回のバッグ愛に引き続き、今度は時計! 赤の他人の我々にも著者の個性がこんなに認知できるのは、ひとえにありのままを正直に語る著者のサービス精神によるものだと思う。米国のフォトグラファーが撮った宣材写真に爆笑。
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Kanonlicht
闇社会の問題解決を請け負う人材派遣会社の活躍を描く短編集の第3弾。今回も美人女社長の指示のもと、元自衛官、元公安刑事、女子大生にして喧嘩師という異色のトリオが奔走する。外国人技術実習生の苦悩や中国企業との癒着、闇バイト強盗などが出てきて、こんな社会派のシリーズだったっけ?と思うところもあったけど、登場人物たちの掛け合いや豪快なアクションシーンは健在で、しっかり期待に応えてくれた。続刊あるなら元ベトコンおばあちゃんメインの話もお願いします。
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Kanonlicht
京極夏彦や森博嗣といった人気作家を世に送り出し、メフィスト賞を立ち上げ、講談社ノベルスの躍進に多大な影響を与えた著者が、自身の来歴と小説編集者としての心構えを語ったもの。得意分野より苦手なジャンルのほうが冷静に分析できるというのは至言。本が売れなくなってきている現状への問題提起として、小説の口語体が現代社会で日常的に使う言葉と乖離しはじめていることを指摘し、時代に即した新しい書き言葉の開拓を提案する。若者の本離れや販売形態の変化などの外的要因に責任転嫁しない、まさに編集者ならではの視点に感動した。
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Kanonlicht
父である国王とともに軟禁された幼い姫。目が見えない彼女は、匂いや音、肌触りや、父が読み聞かせる物語で世界を知覚していく。目が見えない=叙述トリックというのはド定番だけど、この展開は予想できなかった。状況だけみたらインプリンティングやストックホルム症候群に類する話。でも最終章の解釈次第では、信頼できない語り手問題も出てくる。すべてが語られた通りだとして、その情景を思い浮かべるといい感じに気持ち悪い(笑)。全編にわたってどことなく耽美な雰囲気がただようのもよかった。
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Kanonlicht
イースターズ・オフィスとハンター陣営の共闘が多くて、敵同士だということをつい忘れそうになる(互いに相手を出し抜くために謀略をめぐらしているわけだけど)。ついにウフコックが自ら匿名(アノニマス)であることをやめ、世間にその姿を公表。ということは、物語の終わりも近い? いやいや、全然終わる気配がないし、なんならまた新たな火種が生まれそう。最新刊に追いついちゃったけど、早くも続きが気になり過ぎる。
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Kanonlicht
ひさびさにこの著者の作品を読み、そうそうこの疾走感!とにんまりした。3つの短編に共通するのは、ちょっとヤバいやつを含むあまり健全とはいえない交友関係。一言でいうと田舎ヤンキー的閉塞感なんだけど、一見まともそうに見える主人公もそれを受け入れている時点で普通じゃない。当然のように事件が起き、善良な人間が道を踏み外し、平凡な日常が侵食されていく。そういう土壌なんだからもう仕方ない。甲乙つけがたいけど表題作が一番好き。
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Kanonlicht
事に限らず何をやっても失敗ばかり、しゃべれば嚙み倒す麦本三歩。落ち込むことはあっても、基本的にポジティブ。勤務先の図書館の先輩たちには「まあ三歩だからね」と大抵のことは大目に見てもらえている。読んでるこちらも、しょうがないヤツだなーとほのぼのとした感覚で読み進めていくんだけど、終盤ある人物の発言に衝撃を受けると同時に、確かに!と思った。誰かに対して好意的に見る人もいれば、そうでない人もいる。同じ職場で働くような近い人間関係ならなおさら。意外と心揺さぶられる、あなどれない物語
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/30(2278日経過)
記録初日
2019/02/05(2272日経過)
読んだ本
1205冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
418869ページ(1日平均184ページ)
感想・レビュー
507件(投稿率42.1%)
本棚
0棚
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