読書メーター KADOKAWA Group

感想・レビュー
171

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茶利
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良い感じの本でした 山ちゃん、夢ちゃんと猫たち 意味深な詩もいいね
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きゅんちゃんのいもうと
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この作家さん初読み。 猫の題名にひかれた。 良かった。
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Thywanglie
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一人一匹(ひとりひとり)見えている世界は違う。大勢、大衆、群れ…それは個の集合体であって、皆が同じわけではない。「この人に届けたい」、そんな想いで創ることが、感動を生むのだろう。
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らて
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新宿のゴールデン街にあるカウンターのみの小さな小さな飲み屋が舞台。ワケありな雰囲気の店員の夢ちゃんと人生迷子の山ちゃん。夢ちゃんが描いた飲み屋の周辺にいる猫たちの家族図が気になって話しかけたのをきっかけに二人の距離が近くなる。不器用な二人の進む道は分かれてしまうけど、それでもきっと幸せを掴んだのだと思う。
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ゼンタンくじら
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色弱である故に就職試験を受けられなかった構成作家の山ちゃんと、施設で育ち苦労してきた斜視の夢ちゃん。猫のギャンブル「猫じゃん」をやっている新宿ゴールデン街の居酒屋「花梨花」でふたりば出会い、猫と詩を通して距離を縮める。猫目線で綴られた詩がとても美しかった。
ゼンタンくじら

「不遇なときにふさわしい言葉はなんでしょう」「選ばれていないときが選ばれているとき」

05/29 11:07
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ふうちゅけ
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チェッカーズ解散のニュースが語られる新宿ゴールデン街。ある飲み屋での幻のような出来事。店の窓に現れる猫を予想しての賭け事、優しい「猫じゃん」は忙しい夢ちゃんのため。人生の中のエアポケットを振り返る物語は、儚さ、憂い、喜び、悲しみ、色んなものが詰まっていた。人生なんてあっちゅーまやなー。(2019年1月初版)
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ハッピー
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【図書館】ダ・ヴィンチの新刊情報で気になった初読みの作家さん.新宿ゴールデン街からわずかに離れた「花梨花」と記されていた居酒屋に入ったフリーの構成作家の山﨑晴太.猫のギャンブルを行っているそのお店で運命の人夢ちゃんに出会う.新宿の猫を題材にした1冊.
ハッピー

2023/54/6/図29

04/15 07:35
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ryoko
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新宿ゴールデン街の居酒屋花梨花で行われる「猫じゃん」、真っ当じゃない人々と出会う真っ当な山ちゃん。 やさしい物語。
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野比玉子  
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新宿の路地裏にある居酒屋に猫の家族図が貼ってあるという。バブル期のイケイケドンドンという波に押されてしまい自分を見失ってしまった山ちゃんと怪しげで寂しさを纏った店員の夢ちゃんとの出会いと別れが複数の詩によって構成され、その詩が二人の心の揺れを表していた。荒んだ心を持っていた夢ちゃんも山ちゃんも猫によって救われた。
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bird
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この本も読メでのレビューを見なかったら出会えない本だった。ドリアン助川さん初読み。言われてみると、映画の「あん」が話題になっていたのは記憶に有って、その原作者かと思った程度だったが、良い本だった。若い時の鬱屈した思いを歳を重ねてから振り返り、終わっていなかった気持ちに決着をつける。もどかしさと哀愁、ノスタルジーが入り混じって愛おしい。
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鉄之助
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『あん』以来のドリアン本。「期待しないように。期待しないように。」と読み進めた。これまで過大な期待から、肩透かしを喰らった本が、多々あったから。しかし、主人公の山ちゃんが、「四半世紀ぶりに」居酒屋の女性店員・夢ちゃんと再会する最終盤あたりから、もうダメ。何と寂しくも、美しい「人間」という生き物。『ピンザの島』も『線量計と奥の細道』も、無性に読みたくなってしまった。恐るべし、ドリアン本! → 続く
鉄之助

「おもしろい本は、おもしろく書かれている本のことではない。おもしろく生きている人が書いたものだ」。日垣 隆の言葉を改めて噛みしめられた1冊だった。(『電子書籍を日本一売ってみたけれど、やっぱり紙の本が好き。』より)

03/11 11:25
mike

このドリアンさんも良いのですね。頂いていきます。

03/06 08:33
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ハル
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ほっこり系と思ったけど、違いました。山ちゃんは自分のことを低く評価しているみたいで、上司にパワーハラしているのに、何もせず、イライラして見ていました。どこも価値観と違って、合わない一冊でした。
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yukiko.k
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『猫じゃん』いいな。 飲みながら窓辺にくるであろう猫を当てる、当たってもはずれても現れた猫に癒されそう。
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えりまき
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ネタバレ2023(11)構成作家を目指す色覚異常の山ちゃんと新宿にある居酒屋「花梨花」の斜視がきつい夢ちゃん。厨房側の壁の中央に設けられた小さな窓に現れる猫家族を当てる「猫ぎゃんぶる」。「色弱を理由に就職機会を奪われたこと。新宿のとある素敵な居酒屋の冷蔵庫に『猫家族図』が貼られていたこと。これら二つの事実を除けば、この物語はフィクション」とのこと。頑張ろう!と思える一冊です。
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SHI-M
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ネタバレ図書館本。実在した新宿の街の一風景とどこにでもありそうな酒場と人間関係。 作者は書きながら、いろんな思い出や感傷と向き合ったんだろうな。 女性や恋愛を絡めるとファンタジーになってしまうのが男性作家特有の優しさの表れなんだと思う
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itica
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駆け出しの構成作家の僕と、新宿の小さな居酒屋の女性。そして塀の上から店内を覗く猫たち。ふたりと猫の在りようがせつなくもやさしい。ネオン街の横をすり抜けた暗い路地裏に佇む猫が思い浮かび、心がしんと静まり返る。そんな物語だった。作中に出てくる詩が素敵だ。羽で撫でられたように心地良い。実際に存在する「猫家族」の絵がかわいいな。
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まっちゃん
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ドリアンさんの深夜放送を聴いていた頃を思い出しながら読了です.猫の家族図は実在するんですね.どうしても山ちゃんをドリアンさんに重ね合わせてしまいました.ギリギリの生活をしながらも自分を偽らずに真っ正直に生きる山ちゃんが眩しいです.紫陽花の貼り絵に心無いコメントをする先生は…ダメでしょう.
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みぃすけ
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どこか世間からズレている人達が集まる居酒屋・花梨花。そこの厨房に貼られた猫の家系図をもとに次はどの猫が現れるか予想するお遊び・猫じゃん。その2つのつながりで距離を縮めていく山ちゃんと夢ちゃん。でも現実は厳しく、わかりやすいハッピーエンドにはならなかったけど、最後はほんのり心が温まるような心地よい余韻に浸れた。あと巻末にある猫の家系図の写真がとってもいい感じ!
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ぐっちー
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読み進めていくと、どんどん引き込まれて一気に読了。 ドリアン助川さんの作品にハマりつつあります。
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1212zyxw
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ネタバレ再読。山ちゃんと夢ちゃんは、このまま付き合って幸せになって欲しかった。2人とも、色々な事を抱えながらも寄り添って生きて欲しかった。猫の家族図のある焼き鳥屋さん。もし、うちの近くにあつたら、私も時々行きたくなると思う。そして、トム・ウェイツの『ダウンタウン・トレイン』がこの店、夢ちゃん、やまちゃん達にピッタリくる。(いやトム・トラバーツ・ブルースしか知らないんだけど、嗄れた声、情緒たっぷりの歌い方とか、この作品にピッタリだと思うよ。)猫じゃん、猫の家族図。金のあじさい銀のあじさい。読み返すと味があるよー。
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読書国の仮住まい
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ボリューム 猫の家族図と色弱放送作家 世界観 新宿のゴールデン街にある花梨花。 しがない放送作家の山崎晴太が足を向ける飲み屋。 そこは何匹もの野良猫が立ち寄るお店で、その数十七匹。 店には家系図ならぬ家族図が作られ、お客たちもどの猫がやって来るかを賭ける猫ギャンブルで楽しんでいる。 お店の夢ちゃんと猫たちに向けた詩を詠むなどして親しくなるが、とある事件が起きてしまう。 そして月日は経ち二十数年後…。 補足事項 著者曰く、色弱と猫の家族図は事実らしい。 しかしそれ以外は猫のつま先ほども関係ないとのこと。
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なな
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どう表現すればいいのか?ただ 結構良かったんだよねー。
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ランラララン
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バブル期、新宿ゴールデン街の居酒屋。瞳に映るボクだけの世界と、大勢の誰かで成り立つ社会 言葉は誰に向けたものなのか アラフィフ世代や、新社会人、表現とは何か?自分の特性をどう活かすか?で悩んでいる人、そして…猫好きな人 色んな人におすすめしたい作品です
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アオイトリ
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ネタバレ在りし日の新宿ゴールデン街の暗く怪しげな匂いが立ち昇る。訳ありの、アウトサイダー、趣味人、アル中…そんなイメージがこわくて立ち入ったことがない土地だけど、生きることに迷っている人を受け入れる懐の深さがあったんですね。まさにディープな世界。ドリアン助川さんらしい、悲しくてしあわせな結末が良かったです。
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GAVI
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本を読んで大泣きしたのは久しぶり。 作者が放送作家だからか、ドラマチックな展開にドキドキしながら読みました。出てくる人がみんな好き。 夢ちゃんの花代の詩、山ちゃんの金のあじさいの詩、心にしみました、忘れたくない。 手元に置きたい本になった。
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ひいろ
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★★
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ガーネット
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ドリアン助川氏、3冊目を読了して、この人が見せてくれる窓からの眺めが、好きだと思う。テレビのように遠い別世界でなく、一緒に暮らしているように近い感覚でもない。窓越しの、まさに作中のネコ達の視線。色弱若者の遅めの青春、主流からはみ出た中年の危うい千鳥足、ネコと詩が生まれる廃墟、そんな空中分解しそうな要素を、集めて見せてくれる世界の美しさに、視界が揺れる。ネコになりたいと呟く人間を、窓の向こうから「へぇ勝手な事を言ってるよ。まずは、しっかり人間をやりきってもらいたいね」と、三日月の眼が笑っている。
アオイトリ

ガーネットさん、こんにちは。ドリアン助川さん、いいですよね。樹木希林さんが演じた「あん」という映画、沁みました…。

03/01 18:38
ガーネット

アオイトリさん まだ3冊目ですけれど、居心地の良さを感じています。『あん』は、原作を先に読んで、先日、映画もテレビで観ました。本だけでは、少し腑に落ちなかった場面も、樹木希林さんの独特の間合いや、鳥の声が聴こえる風景だけを映す時間が挟まることで「あぁこういう感じなのか」と、飲み込めたように思います。

03/01 20:38
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DataLame
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昔、簡単には録画できない頃のテレビの深夜放送で「金髪先生」というので知ったドリアン助川さん、その頃からなんて素敵な「先生)、って思ったものでした。Youtube でその番組のいくつか見ていたら益々、この方の世の中の捉え方に好感、んで、読んでみたこの本。 久々に一気読みしてしまいました。 上手く伝えられ無いけど、久々に感動したのであります。
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Fondsaule
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★★★☆☆ 『猫じゃん』の候補者たち: キジトラの「社長」「専務」、ハチワレの「トト」「ココ」「ショウ太」、黒猫の「バチ」「ポップ」「スティング」、白猫の「女王」「ブリーフ」、サビ猫の「アネゴ」「ルー子」、サバトラ「ムク」、三毛猫「エリ」。「エリ」と再会できてよかったよ。
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A
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★★★☆☆今日は移動が長いぞ…と思って買ったけど、睡魔に勝てず置いといちゃったやつ。ドリアン助川さんの「変」は思い入れのある詩だから、小説も期待しつつ購入。よかったけど、再読はないかな。弱った心に沁みる〜というかんじ。最後20ページくらいはぽろぽろ泣きながら読んじゃったね〜。
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み
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さくさくと♪終わりよければ全てよし(^^)過去に何かあっても、今が幸せならいいよね、って感じた読後でした。
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ふくおか
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ネタバレ詩/切ない/優しい/猫 多数派からどこか外れた雰囲気の客が集う新宿ゴールデン街の居酒屋・花梨花。そこで出会った山ちゃんと夢ちゃん。夢ちゃんとの約束が切なく、恋心と友愛が入り混じる何とも言えない苦みがよかった。
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Shinya
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ネタバレゴールデン街と猫と、四半世紀を隔てた恋。色弱を理由に希望する仕事に就けなかった青年。ゴールデン街で働く訳あり風な若い女性。猫たちが二人を巡り合わせ、不幸と不思議な再会をもたらす。やさしさと切なさが交互に訪れるお話しです。ファンタジーのようであり、時の流れを映す悲しい恋ですが、新しい扉が開かれたラストに感涙。「大勢の人って、どこにいるんですか?」シンプルな問いが心に残りました。
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はなちゃん
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ネタバレ駆け出しの放送作家の山ちゃんと新宿ゴールデン街の居酒屋「花梨花」の店員夢ちゃんの出会いと別れ。二人とも世間の荒波に藻掻きなら生きる中でお互い見つめるも・・・。一風変わった常連客や夢ちゃんの世話をする猫にほっこりするも、切ないお話でした。でも、決してバットエンドではないどこか心に灯りがともるような素敵な物語。猫たちへの詩もいい。そして装画の夜景を見つめる猫たちが秀逸。
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ひさか
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2019年1月ポプラ社刊。悲しく寂しい話でした。
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Natsuko
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ドリアンさん5冊目。期待値高めで読み始め、期待通りの満足感で読了。色弱を理由に就職の道を断たれた僕、癖の強すぎる常連客達が夜な夜な集うさびれた居酒屋「花梨花」。「専務だ」「いや豆太郎だ」「俺は女王」「今日はエリだろう」・・・客たちは毎夜花梨花の小窓に現れる猫の名前を当てるギャンブル「猫ジャン」に興じる。そしてホールの夢ちゃんと僕の哀しい約束。舞台は確かに新宿ゴールデン街がぴったり。ドリアンさんの小説は毎回、余韻が好きだ。今日もこの余韻にどっぷり浸りながら現実世界で働くことにする。
0255文字
たま子
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新宿にある居酒屋の客になったボク。その女性店員、夢ちゃんと常連客とお店の窓を通る猫たちの話。少し時代が古くて、だから猫がウロウロしているらしい。夢ちゃん始め、それぞれに切ない過去があって深そうなんだけれど、すぐに事実は明かされない。だから全体的に深そうなのに浅い印象。最後に出てきた猫の家族図は特徴を捉えてかわいらしい。
0255文字
ふたえ
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すいすい読めた
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kotakota
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新宿ゴールデン街の居酒屋『花梨花』で働く夢ちゃん、駆け出しの放送作家の山ちゃん、たくさんの猫達と常連さん達がおりなす物語。詩を書く夢ちゃんに勧められ、山ちゃんも詩を書くようになる。夢ちゃんと山ちゃんが心を通わしはじめたところで、花梨花で事件が起こり、それがきっかけで夢ちゃんの事情を知ってしまう山ちゃん。『詩人の個性だけではなく、読者にも個性があるから、これだけ多様な詩が存在し得る~略~詩は大勢に対してではなく、個から個に向かった一対一の言葉のやり取りだ』。あー、飲みに行きたい。
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新宿の猫評価100感想・レビュー171