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2020年の大学入試問題 (講談社現代新書 2355)

感想・レビュー
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Ayakankoku
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2020年共通テストに変わると聞いた時は、内容に衝撃をうけた。本書は入試改革に備えて書かれた1冊であった。改めて、読み直し改革のある一定数が頓挫してしまったことが見て取れた。学校現場、だいぶ振り回されました・・。学校教育で大事なことの一つとしてあげられていた、「人と関わり合うこと」の大事さは改めて納得。人と関わることで、自分を知る、人との違いで自分の価値に気づく。「学校」だからこそ出来ることを今一度熟考すべき。
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terve
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センター試験からいよいよ変わりますが、現場はどんな状況でしょうね。文科省ですらよく分かっていないのに、現場に降りてくるのはさらに後ですから。ちっとは現場に優しいやり方が必要だと思いますがね…。
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tolucky1962
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現センター試験がなくなり入試は新しくなる。新テストと大学独自試験がどう変わるか、しっかり議論されたでしょう。入試の前にアクティブラーニングが語られる。大学ではゼミ・研究室がこれに相当しよう。中高も導入し、入試で測るのは理想的だ。しかし、多数の学生をこのような観点で試験するのは小論文の採点などを振り返れば、実際には困難だろう。試験が変わることは決まっているが、どんな効果がでるか。完璧な答えはなく、考えながら進むしかなかろう。
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霧坂
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論理的思考→批判的思考→創造的思考のプロセスを子供たちに踏ませる学習は私も必要と感じていたので内容に納得。現代の日本の知識偏重的な教育から迅速かつ柔軟に脱却するためにどう制度を整えるかが気になる。
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凌🔥年300冊の読書家🔥
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これからの時代に日本で求められるチカラを問う問題とはいかなるものか、知ることができてとても参考になった。
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おかえ
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うん、理念はいいんだよ、理念は…。文科省は理念だけで突っ走るからなあ…。
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KK
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うーんいまいちかなぁ
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F
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多角的な思考スキルと確固たる自分の軸
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なると
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正解のない問題に挑むわけだけど、それを教える先生達のレベルに差がつくだろうなと。こういう変化に真摯に研究、努力してくれる先生の元に子を預けたい。親は選ぶ学校を見極める必要有り[メモ]高2「高等学校基礎学力テスト」3年「大学入学希望者学力評価テスト」その後各大学個別の独自入試。グローバルな問題を自分だったらどう解決するかを問われる。英語力だけでなく、英語で思考するレベルまで。「わからないことへの耐性」が必要であると同時に、与えられた正解がひとつでない問題に対し新たな問いをぶつけられるかどうかまで必要となる。
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がっちゃん
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解のない問題。その問題の解は出題者の好みによって評価がわかれてしまうのではないか。となると採点基準を予め設けておくと…。結局、解がある。採点者に気に入られる解をあたえる塾が出来たり。「自分軸」これからの社会が求める力を養う為には?中間層の生徒たちへのアプローチ。格差は広がりそう。(画一にならすこともないか)
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たろーたん
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著者は順天堂大学医学部の写真の意味を説明せよ、という入試を推していたが、こんなの点数化できない。そのため、結局は好みでの採用になる。正直、フェルミ推定とかを使う就活の面接がさらに狂ったらこんなのになるのかな、と思いました。また、大学入試がこのように考えさせるものに変わったとき、高校の教師はどうするんだろう。だって、先生にも解けないような問題じゃない。そもそも正解もないし。
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nagata
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こちらが前作。だけに力も入っており、また込み入った内容にもなっている。専門的な領域はいったん脇に置いておくとして、人は、もともと身の回りの現実に対して100%の答えをだせているわけではないとすれば、ちょっとした可能性やややこしい壁に直面してどうする?となるわけで、初めから答えありきの問題ばかり考えさせられていてはダメ、ということ。つまるところ哲学のような方向へいくのだろうか。
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Hayato
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去年の夏前に読み始めて、しっくり来ずにずっと放置してたけど、めっちゃおもしろかった。確かに入試問題はおもしろくなるし、これをパスした学生もきっとおもしろいんだけど、今まで受験でメシ食ってきた人たちは大転換を強いられる。小中学生ぐらいまでは教養を学ぶ準備として、知識をインプットしていくことは必要(その知識でアウトプットする練習も必要)だと思う。高校生ぐらいは今までの先生や授業のあり方ではきつい。社会全体の挑戦ですね。
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Kanako Kondo
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かえつ有明高校の宣伝のようなところがあったのは否めないものの、入試そのものの考え方の変革の一助となった。
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やまざき
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これからの社会を生き抜くために、ぬまりグローバル社会において活躍できる人材教育の面では素晴らしいことを言ってるし、必要に迫られていることも分かる。けれども、普通の生活を送る中高生には響かないし、おそらく公立の中高の先生もそれほどの危機感を現時点では持っていない。「エリート教育ね、はいはい。公立のフツーの学校には関係ないよね」ってなりそう。答えが一つしかない絶対解ではなく、論理立てて納得解を導いていく姿勢は色々と関連して思いつく本や人がいた。これからどうなっていくんだろう、何をしていくべきなんだろう。
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2h35min
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いわゆる、難関私立中学、難関大学の入試が変わっていくのだろういうのは、なんとなく理解できた。しかし、そんなのとは無縁な、大多数のいっぱんぴーぽーは、どうすんの?という素朴な疑問が残る。その視点は、西川純さんのほうがあるかな。
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またの名
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真面目に勉強してると教科書の唯一の解答を暗唱するだけのバカにしかなれない国の教育制度が迎える、大改革。「知識は人間だけによって創られていくのだろうか」といったバカロレア試験等ではごく当たり前の設問に論述で答える受験問題への刷新が、どういう目的でどのような内容になりどういった対策をすべきか一案を示す。もっとも最近公表された実施案はそれほど大改革でもない模様。しかし歴史の授業で天守閣を「天主閣」と書いた生徒に対し誤りを訂正するので終わらず、偶然生じた表記の差異から議論が生まれる光景は、確かに変化を感じさせる。
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としP
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「大学合格までの人」ではなく「世界レベルで活躍できる人」を育てる入試改革。言うまでもなく、昭和以前の重化学工業で国際競争を勝ち抜けていける時代ではないので、ソフトパワーを強化していかなくてはならない。その源泉は、やはり「人」である。その「人」を育成するのが「教育」である。その入口にあるのが「入試」である。今までの知識偏重型ではなく、思考力・表現力 ・想像力が試される試験に変わる。例えば「人工知能と人間の本質的な違いとは何か論じなさい。」
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よこまつ
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2020年の入試問題が本当にどうなるかはわからない。けれども、石川氏の論は筋が通り、根拠もしっかりしている。知識重視の教育からの転換。守破離をあらゆる環境で実行できる人間こそ現代の優秀な人材であり、今後の社会で実力を発揮できる人材。一部の私立では、アメリカ式やイギリス式教育を売りとしていたが、これからはそれがしっかりと身につくかまで判断材料になるのだろう。日々鍛錬せねばとやる気を起こさせてくれる一冊でした。
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うららこ
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はじめに「日本の大学入試はダメ」「日本の教育は遅れている」「グローバル化万歳」みたいな考えありきの本で、うんざり…。
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すみけん
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2020年度から始まる新しい大学入試に関して、現段階で知りたいことに答えてくれている良書だと思う。現在中学2年生より下のお子さんがいる親御さんにとって、非常に参考になる一冊。ただ、この選抜方法についていけない生徒の未来はどうなるのだろう。著者の学校に入れるレベルの生徒はいいかもしれないが。全ての子どもたちが将来に渡って幸福に暮らせる未来の創出こそ、今の大人が考えるべき課題であり、「正解のない難問」である。
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gonta19
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2017/2/4 ジュンク堂神戸住吉店にて購入。 2017/2/12〜2/16 世間を賑わし、かつ、不安に陥れている大学入試改革の新しい姿を高校サイドから分析、さらに実践をされている先生の力作。本書にも出てくる、 「モヤ」っとした不安が実に明快になる。しかし、出題されるであろう問題の例「火星人に人間をどう説明しますか?」(ケンブリッジ大学の口頭試問)など、作題はある意味簡単だろうが、受験生以上に採点者の能力が問われそうな感じだ。いずれにせよ、色んな意味で日本も変わらないといかんのだろうな。
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りょうみや
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今回の入試問題改革・高大接続の全般、アクティブラーニング、日本と各国の状況についてはわかりやすく書かれている。 今回の入試改革がどの層までどの程度広がるかは分からないが、求められるレベルが高まるこれからの学生たちは大変だと思う。思考力とは広く深く頭の中で有機的に結びついた知識、また、それを自分で使い表現することであるということ、もっと根本的に好奇心を持つことと勉強が大好きであることが大事だと改めてわかった。
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あいあい
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つまらん。時間とお金の損した。
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RKG
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著者は現代思想については不勉強なようだ。確固とした自己が如何に空虚なものであるのか、これを現代思想は語っているのに、大学入試では確固とした自己を持つことが大事だと言う論調。これでは。。。と思ってしまう。教師の不勉強を地で体現しているのではないか。
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nobinobi
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2020年の大学入試によって何が変わるのか。そして、どのような意図で大学入試の改革を行うのかが非常に分かりやすく書いてある。大学入試に関係する人のみならず、すでに大学を卒業した自分でも今後どのようなことが必要とされるのかを知ることができる。
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hanagon44
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AI,ビッグデータ,IoTなど社会を大きく変える技術の進歩が凄まじい。この影響で人間の存在はどのようにあるべきかを考え直す機運が高まっている。それは教育への問いかけでもある。この本では待ったなしで取り組まれている大学入試改革の理念や理想像を,著者の所属する中高一貫校での状況と照らし合わせ熱く語っている。「ゆとり教育」で目指し始めていたことが失敗に終わり,強制的に国全体として行き渡らせるために大学入試を変えるというある種トップダウン的な意味合いが強いのかと思うが,日本の教育力が問われる正念場だろう。
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deerglove
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結構面白い内容なのに、著者が校長だったというかえつ有明の宣伝じみてしまっているところが残念。さらに、いろいろ事情はあるのでしょうが、ごく短い期間でその学校を辞していることがさらに残念。でも単なる暗記学習に比べればアクティブ・ラーニングのほうが100倍ましだ。ちなみに市立図書館の電子図書サービスを利用。
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yukiko-i
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社会が急速に変化していく中、教育に求められる内容もどんどん変わっていっている。デジタルネイティブである生徒たちに、どのような能力をつけ、どのような形で学力をはかっていくのか、試験の内容とともに、教員も変わっていかなければならないと痛感した。
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ゆいまーる
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2020年に大きく変わる大学入試だが、その方向性は公立中高一貫校適性検査にすでに示されている。
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pinkie
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2020年の大学入試改革に代表される一連の教育改革を理解するためには、その背景にある教育理論を見なければならないと実感。ブルームタキソノミーがさまざまな試験に援用されているという指摘は興味深かった。実践の紹介が抽象的なのと、他の方も指摘しているように文章が……という点が惜しい。
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セシリア
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大学入試改革の表面的な変化にとどまらず、その原理にも迫る。自分が受けてきた教育とこれからの教育と……。ワクワクする一方で、自らの学び直しが必要なのではないかと、ふと寂しくもなる。
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zukkini
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内容は興味深いんだけどなー、文章…という冗談はさておき。今後、どのような教育を進めていかなくてはならないのか、という指標を知るには良い読書だったかと。今までの自分の授業とかに、どう育てるかという視点が足りなかった点に気づかされたところが収穫かな。
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katsubek
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仕事で出かけたセミナーに感化されて読んだ。アクティブ・ラーニングという流行り言葉が、どのようなものであり、どう扱ってゆくべきものであるのかを考える方向性を見出せるかも知れない。ただ、国語教育の行く末を考えるとき、暗澹たる思いになることもまた、確かであり、未来と繋がることと同程度に、過去と繋がることもまた、大切であるはずだと考えるのだが。ともあれ、教育に携わる方々、ご一読あれ。
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たくのみ
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階段を登る老人と、二つの赤い風船。そこから読み取れるものを書かせる医学部の入試問題。うーん、ほとんどの人は答えられないかも。悩める友人との会話を対話形式で書かせたり、哲学者二人の会話を想定して答えさせたり、「超」がつく難関校では、暗記物や常識問題は出ない。いかに自分軸を持つのか、それを表現できるのか、アクティブラーニング能力が問われる。教育の第一人者の最先端の受験問題と学習の理論。こういう教育で育った人はゆとり世代や中教審世代を馬鹿にしちゃうんだろうなぁ。
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えりこ
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もーほんっと難しかった。哲学的な授業を本当にするのかな。高いレベルを目指す子たちの事は理解できたけど、少子化で色んな子たちが高校に通ってるなかで本当に変えられるのかな。ってか不安。
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