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決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫) (文春文庫 い 4-106)

感想・レビュー
60

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a*u*a*i*n34
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安定の面白さ。「狐火」のようなバイオレンス強めの話しもあれば、「大川の隠居」のようなニヤリとさせられる話しもあり、相変わらず飽きさせません。
0255文字
しろっこ
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シリーズ6冊目。七編の短編。最初の「礼金二百両」で平蔵の苦しい懐事情がわかって物語がより身近に感じられる。「大川の隠居」はなんとも粋で読み終わった後ニヤリとしてしまう。「狐火」は意外だった。相変わらずどのお話も面白い。初出をみるときっちり毎月更新してるわけで、それもまたすごい事だなぁ。
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金吾
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○人情味溢れている鬼平ですが、「狐火」の処置はやや違うかなとも思います。好きな話が多いので読んでいて楽しいです。
0255文字
のら
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第6巻まで読んで感じたこと。同著者による『剣客商売』は人知の及ばぬ大きな力、偶然の力とも言うべき何ものかによって物語が動いていたような印象があった。反面こちらは人の情などの小さな、細かな力によって物語が動いているような印象。剣客商売がすぐれた小説であることは言わずもがなだが、本シリーズもやはりすぐれた小説であることを感じながら読み進めている。
0255文字
Fumi
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○礼金二百両 ○猫じゃらしの女 ○剣客 ○狐火 ○大川の隠居 ○盗賊人相書 ○のっそり医者 人情味溢れる平蔵が堪能できる回。悪を許さぬ厳しさと人情を兼ね添え、お役のために私財を投げ打ち我が身を犠牲にして先頭に立つ。読み進めるほどに平蔵に心酔してしまう。古き良き時代の古き良き価値観が生き生きと描かれている。
0255文字
しんたろー
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ネタバレ「大川の隠居」「狐火」「剣客」が好み。体調を壊し、睡眠不足を警戒する鬼平も人間味があってとても良い。立ち居振る舞い、判断力どれをとってもリーダーとしてふさわしい。学びの多い鬼平犯科帳。ところどころ出てくる蕎麦や魚やお酒がなんと美味そうなことか。満足の読書。
0255文字
セイコリーノ 願わくは図書館、本が「希望の綱」となりますように
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ネタバレシリーズ中白眉の面白い巻。とくに、大川の隠居が好き。いや、生き物好きってこともありますが。今日わかったのは、本巻でなく、雲龍剣のお話のときに、去年お茶会をした西蔵院というお寺が登場するということを、ネットで知りました!誰も、去年そういう話はでなかった。社中には鬼平ファンはいないのか?
るい

白眉ですか。もう一度読んでみようかな。😊

04/11 05:49
0255文字
mcbook
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☆4 平蔵がめっぽう強い。 大川の隠居は、いつもと違うテイストですが、ニヤリとさせられる名作ですね
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kimoiue
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動くまで見張ってろ。って言われても大変だよなぁ。風呂もシャワーもないんだもん。大変だよなぁ。
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金吾
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○鬼平は人情と果断が魅力です。また勘働きもすごいです。「礼金二百両」「大川の隠居」では遺憾なく発揮されています。「のっそり医者」の萩原宗順もいいです。
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ガットウ
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★★★★4.0点。名作揃いと評判の第6巻!いやぁ面白かった。
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まき
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ネタバレ「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」「狐火」「大川の隠居」「盗賊人相書」「のっそり医者」の7篇を収録。 「狐火」平蔵から男運のない女と言われたおまさ。けれど、自分を支える思い出のある女は強いと思うよ。 「盗賊人相書」で唯一生き残ったおよしは「のっそり医者」町医者の萩原宗順に預けられる。親子のように支え合うふたりに幸あらんことを。 この巻で一番良かったのは「大川の隠居」最後の平蔵のセリフについニヤニヤしてしまう。
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たつや
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「狐火」と「大川の隠居」が好みですが全て面白かったです。よくもまあ月イチでこのクオリティーで書けたなと感心します。
0255文字
那由多
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再読。『大川の隠居』は平蔵の粋な始末が好きで、何度でも読み返したくなる作品。
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ゴンゾウ@新潮部
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ネタバレ悪を許さない鬼平の優しい側面を見せた作品でした。父親の形見の煙管を不覚にも盗まれた鬼平が 老船頭から取り戻す「大川の隠居」。おまさの思い人にヤキモチをしてしまう「狐火」。鬼平も人の子なんです。
0255文字
KAZOO
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ここでは鬼平が資金的にも汲々として(密偵などを数多くつかっていたりすると持出しのお金が増える)状況が描かれて、お金持ちの旗本の事件を解決して金二百両をもらったりします。また女密偵おまさの昔の恋人の話があるもののまた鬼平の元に戻ったり、あるいは「大川の隠居」では昔の盗賊が鬼平の鼻を明かすものの最後は痛み分けのような感じで楽しめます。
0255文字
からあげだいすき
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面白かった。おまさのためにも又太郎と一緒になった方が…なのにこの展開!!あと、大川の隠居はちょっと面白かった。
0255文字
ひより
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礼金二百両、猫じゃらしの女、剣客、狐火、大川の隠居、盗賊人相書、のっそり医者 ★3.5
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くりこっち
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★3.5 父が好きだった鬼平。私は読んだことがなかったので、今日、棺に入れる前に読みました。「大川の隠居」が、粋で一番好き。鬼平がこんなに日常にあるような話だとは思わなかった。大捕物ではなく、いつどこにでもあるようなことを味わい深く書いてあったことに驚いた。
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デンプシー
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大川の隠居が落語の様で印象的。
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優希
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鬼平の人情を感じました。猫を抱く姿など想像するだけでほっこりします。
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どりーむとら   本を読むことでよりよく生きたい
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 猫じゃらしの女の中で、「でも、そんな女なんて…。」と政吉が言ったときに、猫じゃらしの女のような売春婦に育てられた伊佐地はきっと腹が立ったろう。でもそれを抑えて政吉に対して言った言葉が素晴らしいと感じた。「まあ、それはそうだろうがね、私は、そこで捨て子にされて売春婦の女の人に育てられたのだ」というような話しかたは素晴らしいいと感じた。
0255文字
みさと
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鬼の平蔵の寝所に盗みに入った者がいる。盗られたのは父の形見の煙管。ひょんなことからその盗賊と出会った平蔵は、盗賊の堅気の姿である老船頭に船を漕がせ酒に誘う。また、平蔵は以下の女密偵おまさの物語も。かつて心の底から惚れた盗賊の名をかたって凄惨な殺しを行う偽物を挙げるため、平蔵にすら何も言わず独断で行動する。平蔵はおまさを見守り続け、最後に粋な計らいをする。その平蔵、捜査費用を自腹で負担し続けているが、表に出すことができない上級旗本のトラブルを解決しお礼金を要求。表も裏も一筋縄ではいかない鬼平。全24巻の六。
0255文字
くろたろう
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三点リーダーが急に増えた…?
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しーふぉ
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日本橋や清水門外、浅草などなど江戸の頃はどんな風景でどんな人達が暮らしていたのか思いを馳せながら読むのが楽しい。
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宇和島太郎
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てぇへんだ、六読み終わってのに七がまだ図書館で手に入ってねたぁ、おれもヤキが回ったかよ
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金吾
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○よんでいて心が穏やかになります。鬼平は事象の背景まで考慮していて判断するため人情味溢れているように感じます。「礼金二百両」「大川の隠居」「盗賊人相書」が良かったです。
0255文字
CMYK
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鬱々とした気分を持て余し、一種の精神安定剤として少しずつ。鬼平シリーズに漂う洒脱味、明るさを味わい、浮世の憂さをしばし忘れる。単にお話が面白いだけでなく、作者の描く人間の味わい深さに惹かれてやまない。池波先生もどこかで書いていたように、長谷川平蔵は世の道理をわきまえつつも、さばけた人柄で人情味溢れる理想の大人、リーダーとして造形されており、読み進むにつれて、その魅力はいっそう深まっていく。本書では、「大川の隠居」と「猫じゃらしの女」の人物造形と後味のよさが誠に結構でした。
0255文字
クキモン
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安定の面白さ。火付盗賊改方の捜査費用が、長官の私財の持ち出しだとは驚きでした。裏金づくりにやっきになっている現代の役人に、爪の垢を煎じて飲ませたい。
0255文字
よっ!
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狐火の勇五郎がおまさを妻にするのはいいけど、その前に盗みをしない証文と言って左手を切り落とす平蔵は、なかなかひどい。大川の隠居が火付け盗賊改めの役宅に盗みに入るのは、コントのようだ。★★★★☆
0255文字
速水 僚
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ネタバレ何度目かの再読。正月に疲労の余りに寝込む平蔵、どれだけの激務なんだろうか。金も労力も使う束の間の睡眠と口止めとしての金でお勤め没頭か礼金200両。沢田小平次が師匠殺される。剣客の業に囚われた盗人の話剣客、小平次の敵討ちシーンがにくい。狐火、おまさが平蔵と狐火の二代目勇五郎に揺れる。平蔵とも深い関係のある狐火、全巻の中でもベスト10に入る好きな話。今回も読み返し中に三回読んだ(苦笑)
0255文字
tn_87
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礼金二百両/猫じゃらしの女/剣客/狐火/大川の隠居/盗賊人相書/のっそり医者
0255文字
ちゃま坊
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いつものように悪人を懲らしめる鬼の平蔵だが、実は五郎というトラ猫を飼っている。意外にも猫好きということが判明した。猫を抱くと目じりが下がるのだろうか。ここは作者の池波先生と似ている。
0255文字
hitokoto
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池波正太郎 著「鬼平犯科帳 6」、2017.3発行。7話が収録。第4話「狐火」は、おまさと又太郎の二人に対する平蔵のはからい、秀逸。第5話「大川の隠居」での老船頭と平蔵の駆け引き、とても面白かった。「大川の隠居」、最高です!
hitokoto

ナイス、有難うございます!

01/08 02:30
0255文字
Kira
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図書館本。決定版第六巻。この巻には、しみじみとした味わいのある話が多い。「礼金二百両」では、火盗改め方の長官は経済的に苦しいという事情が描かれている。平蔵は私財をなげうって役目を続けているのである。「大川の隠居」は個人的に好きな話のひとつだが、シリーズ中屈指の名篇だそうである。  
0255文字
あいくん
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☆☆☆☆第6巻には「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」「狐火」「大川の隠居」「盗賊人相書」「のっそり医者」が収められています。平蔵はよく眠ります。昼過ぎになっても夕暮れが来ても眠っていることがあります。疲れがたまっているので、よく眠るのだといいます。精魂尽き果てた時に、一日何もせずに寝どこにいることは誰にでもあると思います。何かに打ち込んでいるかどうかは自腹を切ろうとするかどうかで現わされるというのはわかる気がします
あいくん

「達筆の手紙」が書ける人は尊敬します。 かつては文字はすべて手書きでした。 借金があまりないということは江戸時代にあっては人を選ぶにあたって大事なことでした。 借金がある人が多かったということでもあります。 密偵のおまさは尾行します。 人通りが多いところは尾行しやすいです。 写真のない時代には人相描きがつくられます。 人相描きをつくる技能は貴重でした。

11/30 05:57
0255文字
くわたあかね
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以前に読んだのに登録し忘れていたので登録
0255文字
さく
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忠吾がいじられる場面が、なんとも微笑ましく、好きです。チームにはそれぞれ役割があって、忠吾の存在も大切。鬼平の言葉、お前はいい男だ。うれしいやつよ。こんな一言を聞きたくて、手下達は日夜、命をかけている。およしが宗順先生と出会えて、本当に良かった。高ぶらず、へり下らず、医術をもって人々の役立つことを喜びとする。平蔵も宗順をこの世になくてはならない人と慮る。今回も暖かい心になりました。
0255文字
yonemy
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大滝秀治さんの「大川の隠居」出ました☆掏摸の御話の時もさもありなんと思ったのですが、泥棒もスキルというか技を磨くと、それを試したくなるのは同じようで、痩せても枯れても「足を洗う」は難しいみたいですね。
0255文字
apricot
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鬼平6冊目。病気で臥せっている鬼平宅に盗人が入り、煙管を盗まれてしまう。。
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