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勉強の哲学 来たるべきバカのために

感想・レビュー
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AKIHIRO ISEKI
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欲望年表を作ろう
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sysysy
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★★★★★
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千利体
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20170410 受験や検定の勉強への臨み方が読めるほんかと思ったが、違った この本では勉強をどのような意味で用いているかも、始めに書いて欲しかった。勉強よりも研究と捉えた方がしっくりくる 書き方は優しめで読みづらく無いのに、内容がわかりづらい不思議な気持ちを抱いた 学者が人類の最先端となる研究を積み重ねていて、どう学んでいくかを解くこの本が有り、多くの人が評価し読んでいる 天才達の世界が自分が思っていた以上に広大なことに気付かされた一冊
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北東
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勉強するとは別のノリへと移動すると言うこと。勉強する途中人は一時的にキモくなるという事。勉強すると言うことに対して勇気のでる本だと思います。
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き
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私達は、社会の一般常識、つまり「みんなこうするもんだ」という環境のコードにノっている。勉強とは、コードを疑い、新しい考え方を身につける。ノリが悪くなり、変なやつと思われ、今まで信じていたことが揺らぐ痛みがある▼アイロニー/既存の価値観を疑う→ユーモア/楽しくやる、社会と再接続する▼欲望年表で、自分が影響を受けてきたコード、本当に自分が望んできたことを考えるきっかけになる▼書きながら考える、フリーライティングとアウトライナー▼教師は有限化の装置▼専門書を読む。読書は完璧にしない、位置関係を知り、森を読む。
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alison
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学問的背景はさっぱりだった。
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たまぞう
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本書は表現こそ独特だけど、フランス現代思想や精神分析など、著者自身の「享楽的こだわり」が文章化したのだと思えば納得。主張そのものは、勉強とは社会の常識や自分自身の固定観念を疑って、興味をもったテーマを深掘りしたり膨らませたりしながら、専門的な本を読むことを通じてこれまでとは違う「ものの見え方」を身につけることだ、といった感じで案外まとも。個人的には、「勉強する範囲を有限化する」、「こだわりとは個性のあらわれ」、「勉強はいつ始めても、いつ中断してもいいし、中断してもまた再開すればいい」などの話がよかった。
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ターキー
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「勉強とは、これまでの自分の自己破壊である。」 毎日仕事や子育てを行う環境(コード)で過ごすことは「自己破壊」が無い状態に近い。読書により、このコードから解放される時間を大切にしたいと思った。
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lyrical_otoca
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場の空気を読める人が前提の本で泣いた。私は場の空気が読めないタイプなので後天的に『勉強の哲学』で書かれている内容を無自覚に習得していたとそろがある。そのため、私的には既知の内容が多かった。 タイトル通り「勉強の哲学」の話なので勉強の今すぐ使えるノウハウについて知りたい人向けではないと思う。最初読みやすいけど途中からギアが上がって難しくなるので注意。勉強すると色々言いたいこと増えるからノリが悪くなるのは本当にそう。
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遠藤 悪
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面白くてためになる。 いい本だ。
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堂上郁
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★Audible 現代思想入門よりはカジュアルに、より日常生活に落とし込んで読むことができた。
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Satoshi OKAWA
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勉強とはユーモアとシニカル。最初はピンと来なかったけど読み進めるうちに、自分の勉強方法がどちら寄りだったかが結びついていき人生の伏線を回収していくような心地に。自分に何が足らなかったのかを気持ちよく諭してくれる本でした。
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むらさき
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弟の本棚から借りた。 P38までで中断。著者の言葉選びとそれに紐づけられる考え方や概念が僕には馴染まない。 「いつか読むかも?」本棚へ
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かやは
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真の勉強を深めるため、勉強のマイナス面も説明している。勉強すればするほど、物事を知れば知るほど、単純化できなくなり簡単には割り切れなくなり、悩みも深まる。勉強によって身につけられることは環境という「コード」に「批判的になる」ということだ。アイロニー・ユーモアはそのための手段であるという。勉強の哲学でもあるが、ある意味「笑い」の哲学でもあった。浮き・キモさこそ笑いの本質である。
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雪駄
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6年ぶりくらいに読んで、自分がわかったつもりになっていたことがわかった。自分はアイロニーの段階に留まり、アイロニーの果ての結末をマヌケにも知らず、ユーモアに転化するに至っていない。またこの本に勉強させてもらった。未来のオレに伝言。今まさに大きな判断をしようとしているときは、勉強の哲学をもっかい読んでくれ!その決断が適切なプロセスでなされたものか、見つめ直すことができるぞ!
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chiro
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Audible 人文系学部で4年かけて仕込まれた作法を再確認した印象。文字にアウトプットしないにせよ頭の中で実践している部分がほとんどだったし、だからこそ企業のなかで居心地の悪い瞬間がある理由を言語化してくれたようにも思う。ユーモアー仮組の決定=中断を置きながら拡散を続ける勉強に対し、企業はアイロニカルな挑戦をされたり、決定=他者の絶対化を要求されることが多いからである。新しいと感じるものはなかったが(基礎教養本につき新味を求めるべきでもない)、欲望年表は実践として面白い試みでいつかやってみようと思った。
chiro

企業(というかおおよその社会組織)のタチの悪いところはアイロニーとユーモアの区別をつけずに、アイロニーの暴力性も自覚せずに、アイロニーを振り回す人が多いことだなあとも思ったりした。自分も気をつけたい。

01/19 20:43
chiro

勉強に使うなら学会と専門誌で発表をしている専門家の本を推奨、そういう人だけが厳しい検証や批判を乗り越えてきたから、という箇所は先週読んだ『笑いで歴史学を変える方法』とそっくり同じだった。時代の趨勢的にそういうことを一般書で強調したくなってしまうんだろうか。

01/19 20:50
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スナフキン
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勉強とは自己破壊であるというテーゼで始まる哲学書。語彙も語り口も平易だが、所々難しかった。私は本書が提案するディープラーニングではなく、趣味として浅く哲学を勉強したい。
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チシャ猫
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売る前にもう一度読もうと手に取ったら売れなくなった本。毎日同じことの繰り返しと嘆く前に、身の回りに溢れている疑問を探究し深めていく「勉強の楽しさ」をもう一度思い出したくなった。著者が作った?造語の多さにやや辟易しながらも、アイロニーで根拠を疑い、ユーモアで見方を変える、自身の言語の使用方法によって思考を深めるという発想は面白い。追求と連想の合わせ技で際限なく広がる勉学の矛先を、ノートや適切な書籍選び等でどのように有限化するのか?についてもかなり詳しく語られている。勉強って楽しいよね、と思えただけでも良き。
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Hiroyuki  Asano
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勉強とは自己破壊である。これまでの自分は、環境のなかで保守的に生きてきた(保守的状態)。それは、環境における「こうするもんだ」=コードにノッていたということである。ところで、勉強とは、別の考え方=言い方をする環境へ引っ越すことである。新たな環境のノリに入ることである。
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なおし
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勉強すると抵抗を感じるのは当たり前、分からない言葉があっても気にせず構造の理解につとめる。 完璧を求めようとしてハードルが上げてしまったことに気づけた。 ここまで言語化する哲学者はすごい
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nakaym
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読書について、どういう位置づけか、を意識するのが良い(内容は全部覚えてなくていい)というのはなるほど!だからこの本は、自由を授けるという魚座必読の本です。ツッコミ(アイロニー)とボケ(ユーモア)を駆使して、自由になる!
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ricaldo
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・勉強とは、喪失すること。これまでのやり方でバカなことができる自分を喪失する。 ・人間は、根本的にマゾ 。完全な自由はない。私たちはいつでも、周りから課される制約のなかで、不自由をマゾヒズム的に耐えながら=楽しみながら、生きている。 ・「根性論」とは、強力なマゾヒズム ・勉強とは何をすることかと言えば、それは別のノリへの引っ越し ・言語の不透明性に気づき、言語を操作する意識をもつようになることが、勉強に共通する一般に重要なこと ・教師は、まずは「このくらいでいい」という勉強の有限化をしてくれる存在
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亀山正喜
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少し難しく感じたが、本書的に言えばこれで良いのだろう。納得できない、理解できないことはネガティブなことではなく、それ自体が自己破壊であり、勉強である。中々いい考え方である。
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ましまろ
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ネタバレ・勉強とは、これまでの自分の自己破壊である。 →今まで、環境における「こうするもんだ」に従っていた。勉強とは別の考え方=言い方をする環境に移ること。 ・読書の際には、拾い読みでも読書であり、全体を読むにしても「完璧な通読」はできないという意識で取り組むべき。 ・読書の基本的な方法は、これまでの自分の実感に引きつけて読もうとしないこと。自分なりのだいたいの理解と、どういう「文言」で書いてあったのかを区別しなければならない。
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pippibato
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勉強というもの、言語というものについて分析しながら施工が進んでいく様子が面白かった。
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もるる
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正直本書の土台となっている精神分析やフランス哲学をどこまで理解できているか心許ないが、勉強とは自己破壊、「ノリ」が悪くなることということ、絵を描くために学んだ解剖学が筋トレの効果向上と結びつく辺り、とても面白かった。
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梶
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アーギュメントと地の文が、最も理解されやすいように配置されている印象。学問的な入門から、享楽的なノリまで、「勉強」を分解する手つきの妙。「教師は切断の装置」、「言語とは、傷跡」と言ってのける言語感覚にも惹かれるところがある。勉強して変化すること、「キモくなること」、その変容に伴うある意味の放埒さを楽しむことができるか、という点、日々の読書から、記述から心がけていきたいところだ。
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駒子
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著者が言いたいことを言葉通り受けとることはまだこちらの知識量が足りないけれど、自己破壊のための勉強をしたいときのガイドに良いとおもう。私も無意識のこだわりをあぶり出して、勉強を進めたい。出典を明らかにするための読書ノート、欲望年表、アウトライナーなど実践したい。
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眠り猫
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「哲学する」という趣の書です。アイロニー、ユーモア、享楽。簡単に結論を出さないこと。言葉の意味をとことんまで極める。哲学者が最後は正気を失ってしまう人が多いのも頷けます。凡人は「へえ、そうなんだ」程度にしましょう。
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夜游の月
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「勉強」と聞いて多くの人が思い浮かべる学校の勉強みたいなものとは違う自分自身を耕すための勉強について、入門から実践まで具体的な本やアプリのタイトルもあげて書いてありました。 根拠となる難しいフランス哲学はさっぱりですが、納得する事やはっきりしたことなどなど色々ありました。 私も自分の「欲望年表」を作ってみたい。
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𝐂𝐄𝐋𝐄𝐒𝐓𝐈𝐍𝐄
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文学不要論までもが叫ばれている世の中で、学問分野に関係なく小説を読むことが、決断主義から逃れた視点で世の中を見ることの助けになるのだと、文学の重要性を強調してくれていることが嬉しかった。
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さらさ
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哲学的に勉強を下支えしながら、そこからの「知」の世界への向き合い方を教えてくれる入門書。
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QQ
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一年ぶりに再読。勉強するとは己を変えることであり、翻ってその過程を通じて己を知ることだ。勉強とは、ある環境に要請されたコードから逸脱し、「アイロニー」で深め、それをどこかで中断しつつ、その地点を「ユーモア」によって拡大し、享楽的こだわりによって切断すること。そうやって新たなコードに入っていくこと。「来たるべきバカ」になること。 本書はラカン、ドゥルーズ&ガタリ、フーコー、ウィトゲンシュタイン、デイビッドソンなどフランス思想や分析哲学を前提としており、それらのプラクティカルな理解を深めることにもなった。
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hanasujihoshii
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目の前で起きていることの是非がよくわからない(特に、人に対して怒れない)のはアイロニーの過剰だったのかも
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biron
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自分が、狭い環境でしか通用しない言葉に乗っ取られているという文章、それよ!と言いたくなった。昔から、友達と話しているときは楽しくても、振り返ればその文脈というより、ほぼ単語に反応してリアクションで乗り切ってるだけ、それって犬と遊ぶときと変わらないんじゃあ、、という虚しさの正体がこれか、と思った。自由な言葉を使うことで文学が生まれるという流れは、夏目漱石の『草枕』の冒頭、現世には逃げ場がないとわかることで芸術が生まれるっていうのと似てるな。
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7ember
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本論執筆時に念頭においていた思想家や著作、それらをどのように繋げることを企図したかといったことまで書き尽くしている「補論」と本書執筆の精神分析的といってもいいような水準での動機に踏み込んで書いている「あとがき」のインパクトが強い。高橋睦郎の詩に、自分の詩に注で細かく自己解説を加えたものがあったが、それを思い出した。しかしここまで徹底的な自己解説には、自分以外の誰かに自分のことを解説されたくないというこだわりを感じて、それは本書の用語法に従っていえばアイロニー的な姿勢ではないかと思う。
7ember

同じような、あけすけな自己解説をする書き手は最近増えてきている(たとえば阿部幸大の『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』)ような気がするので、これは著者の個性の問題ではないのかもしれないが、あるいは、アイロニーよりもユーモアに価値を置く本書は「あとがき」にあるように多趣味でユーモア志向の父に倣って書かれているものの、著者本人は案外アイロニー的な人で、最後の「補論」および「あとがき」で抑圧されたものが回帰しているのでないかと感じた。

10/02 21:47
7ember

それはそれとして『動きすぎてはいけない』のための準備体操として読むのが正解なのではないかと思った。

10/02 21:47
0255文字
いぐさみき
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「お、これは」とタイトルにひかれて購読。でも難しすぎてよくわかりませんでした。ま、所謂中学・高校と優秀でそのまま一流大入った人が突然「自分でテーマを設定し研究せよ」と言われて訳わからなくなった時にはこの一冊って感じ?僕ら凡人はなんとなく学校行って講義受けてゼミでも入ればそのまま解決するような問題ではあります。んでここでまたウィトゲンシュタインか…やっぱやらなきゃダメかな😅そもそも哲学は素養がないから理解が追いつかないんだよね←ってのをとりあえず分かったような顔して読んでみな♪ってな一冊。合ってる?
初美マリン

ウィトゲンシュタインは、戦争の最前線にいても論理学を考えていたという人なんですよね!

11/11 20:04
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Take it
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身体性の問題は、芥正彦の演劇論とか文化の中の居心地の悪さ(フロイト)で聞いた話とよく似てる ベルサーニ読みたくなりました 濱口竜介と同じ映画サークルに所属してたり、映画論の講義でバンバン発言してただけあって、ちょっとした言及でも映画理論既習済みなのが分かる リズムとフォーム…
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りくでかど
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現代思想入門を読んだ後に千葉雅也に興味を持って購入。 1~3章ではこの本で用いる概念の解説や勉強とは何か、4章では読書術や勉強の仕方の実践的な解説となる。 他の本にあるような独断的言い方は絶対にしないがそれが良い。 彼の言語的センスのせいか頭の中に勉強についてのイメージや図が浮かんでくる。序盤は勉強のための概念の説明をするはずなのに言語や会話をもとに説明をしていくのだがそれが効果的だったと思う。 ともあれこの本は勉強以外のことにも応用できるような哲学の入門書にもなる良書。
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nagio
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ネタバレ「深く勉強するとは、言語偏重の人になることである。」 以下自分用のメモ。 言語によって制限されている私たちが、その制限から自由になること。そのために、根拠を疑い、真理を目指すアイロニー(=ツッコミ)と、根拠は疑わず、見方を多様化するユーモア(=ボケ)がある。本書では、アイロニーを過剰化せずユーモアへ折り返すことが推奨されている。そして、享楽的こだわりによって、ユーモアは過剰化せず、ある見方が仮固定される。 今日の教育で、「探究的な学び」や「深い学び」が重視されている意味が少しわかった気がした。
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