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チャップリン暗殺指令

感想・レビュー
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金吾
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5.15事件の裏で進行していたチャップリン暗殺の話です。チャップリンを暗殺する理由が今一理解できなかったです。人を殺さなければ達成できないイデオロギーというのは、その時点で国民の支持を受けにくいのではないかと思いました。主人公の苦悩が哀しいです。
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Kanegon
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5.15事件。その裏側。チャップリン、世界の喜劇王は、流石ですね。フィクションと史実の境が分かりませんでしたが、良作。☆3.2
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Masato Ⅱ世
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ネタバレ5.15事件 軍部の犬養首相暗殺と同時進行で画策された欧米文化の象徴、来日したチャップリン暗殺計画。土橋先生の史実に基づくミステリーで読み応えがありました。今は、中立平和で米中に挟まれ、身動き取れない当たり障りのない政策しか出来ない日本とは同じ国とは思えない時代ですね。良くも悪しきも軍部のざまを感じました。貧困で育ったチャップリンの喜劇を演じる根底の思想こそ、今の世界に必要な名俳優と思います。改めて偉人の凄さを知りました。あの時代に彼が灯したかった「街の灯り」もう一度観ます。ユーモアは世界を救いますね。
Tadashi Tanohata

「キッド」「ライムライト「「モダン・タイムス」もどうぞ!

12/16 18:55
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のじゃもじゃ
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軽く楽しめる小説が読みたくて、今までドタバタ劇の物語を書かれている印象だったこの著者の本を選んでみましたが、結果的にはテイストが違っていて新たな面を見ることができました。歴史に疎いのですが、参考文献のタイトルを見ると本当にこの時期チャップリンが来日していて、危険もあったのかなと思います。そしてチャップリンにも興味を持ち、映画をきちんと見たことがないことにも改めて気づきました。機会があったら見てみたいです。
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あいべきん
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面白かった。軍人としては恥なのかも知れないけど。いい人でいてくれてホッとしました。
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ばかもんのパパ
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いつもは武士の世界を描かれているけど、今回は珍しく近代が舞台? いずれにしても、史実を踏まえた作品はとてもおもしろいです。
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マメちゃん
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チャップリンの映画「独裁者」を観て、チャップリンに興味を持って購入。当時の日本の時代背景とチャップリンの人物像が映画の中のチャップリンと重なる場面に涙…チャップリン主人公にかけた 「下を向いていては虹を見ることはできないよ」この言葉は、今の日本の現況に気持ちが下を向いていたワタシの心にも届いて、水を得た花の様にまた首を上に向けることができた
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kikizo
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ネタバレ5・15事件の影に、チャップリン暗殺計画があった。昭和史の中では結構有名な話だが、読まず嫌いで飛ばしていた。小説仕立てで読みやすい内容になっており、スイスイと読めた。新吉と里子。二人の恋愛物語も絡め飽きさせない楽しさもあった。
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Bugsy Malone
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チャップリン暗殺を命令された青年新吉は革命と信じ突き進む。その過程で人の心に触れ、チャップリンに出会った新吉は思想に揺らぎを覚え自ら考える事の意味におののく。フィクションではあるが、この事件を境に軍部主導政治になり大東亜戦争に向かっていったことは事実であると思う。そこには当初の新吉の様に考える事を放棄し人の意見を鵜呑みにしてしまう事に対する怖さがある。それは決して過去の話ではなくSNSが盛んな今日こそ当てはまる怖さだ。様々な人々の意見を聴き自らも考え抜くこと。ついつい同調してしまう事ほど恐ろしい。
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たま
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★2.5
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チオリンゴーゴー
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チャップリンの存在も515事件も知ってはいるけどあまり知ろうとしなかったので途中でやめられず一気読み。この事件が事実ということも衝撃だけど、それよりもチャップリンの振る舞いにとにかく涙する。こういう素敵な人の存在が何よりも貴重。いつの時代も問題は同じ。私もチャップリンに会いたかったなぁ。
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テディ
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ネタバレ5.15事件の犬養毅暗殺と同時期にチャップリン暗殺が計画されていた。黒幕は陸軍士官学校で同時期にチャップリンが来日していた。ヒットマンに指名された新吉は、相撲観戦中、パーティーの場でチャップリン暗殺機会を得るも撃つことが出来ない。挙げ句の果てには、弟子入りをして近づく。刑務所訪問やスラム街で人々と接する彼の優しさを知り暗殺を断念する。しかし犬養暗殺をした士官学校の仲間の行く末をフイクサーから聞かされ、恋人のカフェの女給と離れる事を決め日本を離れるチャップリンの暗殺へ。暗殺が出来ず悲劇に襲われた新吉。
テディ

日本史のターニングポイントとなる事件の背後にこういう史実がある事を初めて知りました。手に汗を握りながら読みました。そして新吉の純粋さとチャップリンの優しさが伝わりました。

08/01 22:43
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優希
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面白かったです。題材はシビアながらも読みやすい作品でした。5.5事件に巻き込まれる青年の姿。チャップリンへの暗殺計画。そんな想いがチャップリンの境遇や他者への接し方を見ているうちに考えが変わるのが印象的でした。信じていたものが狂い、軽蔑していたものが尊敬できる考え方の変化は、軽蔑が尊敬に変わると言えるでしょう。最後が切ない終わり方でじんわりきます。
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きっちょむ
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大事に取っておいた一冊!あっという間に読んでしまった。土橋様、ありがとうございました。
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Sinya Suzuki
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ネタバレラストが切なかった。
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みっちゃん
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ネタバレじんわりと。悲しみと優しさが心に広がる。お恥ずかしながら、あの「515事件」の時にチャップリンが来日していて、その暗殺計画が進んでいた、ということを初めて知った。史実の隙間に縫い込まれた、人の信念と優しさに思いを致す物語。
p.ntsk

先週『そこまで言って委員会NP』で見たよ。興味深い話だった(*^^*)

11/30 20:19
みっちゃん

pちゃんもテレビで取り上げられていたのを観たんだね(*^^*)この515事件で暗殺された犬養毅首相は、朝ドラ「まんぷく」の安藤サクラさんの曾祖父なんだものね\(◎o◎)/それもすごいよね❗(*゜Q゜*)

11/30 20:24
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くたなお
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どこまでが史実なのか、虚構なのかわからないけれど、ラスト、なんで、こうなっちゃうのー。悲しくなりました。全体的には面白かったです。
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山口
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ネタバレ昭和7年に起きた青年将校たちが首相官邸等に乱入し総理大臣犬養毅等を殺害した五・一五事件。この時来日していたチャップリン。同日に首相官邸で行われる予定だった歓迎会に乗じてチャップリンも殺害する計画があったが、日本人秘書高野の機転により相撲観戦に変更したため難を逃れる。チャップリン殺害を命じられた陸軍士官学校生の津島は五・一五事件以降もチャップリンを追うが、彼の人柄に触れて・・・。登場人物の多くが実名だし、実際にチャップリンの殺害計画があったことに驚きました。この事件に興味が湧いたので他の本も読んでみたい。
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しんごろ
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土橋章宏さんは歴史の隙間をつっつくというか、歴史の謎の部分をちょっと埋めてみるというか、そんなのが上手いなあ。そして、相変わらずの臨場感たっぷりの読みやすさ!時間があれば一気読み間違いなしです。今回は5.15事件が舞台。事実が元だから、ぐいぐい引きこまれる。新吉の揺れる若き心、葛藤についつい感情が入ってしまう。感情移入してしまったために、ラストは当然、涙。
みっちゃん

読ませて頂き、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ悲しいけど、優しい気持ちになれる物語でしたね(*´-`)

11/30 09:49
しんごろ

みっちゃん、土橋作品では切ない物語でしたよね。近々、文庫化される作品がでますよ!もちろん、手に入れます(^^)

11/30 09:51
4件のコメントを全て見る
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カニック
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面白かったです。重苦しい題材ですが読みやすくて一気読みでした。チャップリンがかっこよかった!最後は切なくなったけどやむなしと言ったところですね。土橋さんはコメディも楽しいしシリアスな物語も読みやすいので大好きな作家さんです。
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アーキー
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★★★☆☆  72
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チャリー・コグコグ
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読み始め早々、貧しい青森の描写にこれは面白いかもと期待をしたのだが、そのあとの柳の言動が胸糞悪い。新吉が無知すぎる。青年将校や士官学校生ってもっとクレバーであるべき。クレバー+純粋のクレバーがそっくり抜け落ちたキャラクターが主人公では物語が閉まらない。それにより史実にあるチャップリン暗殺計画の描写全体がフィクション感満載で読了。
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高橋 (犬塚)裕道
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星3。何となく食い足らない感じが残るものの面白かった。チャップリンが格好良い。515事件はフィクサーに踊らされた若者の寂しく悲しい反乱だったのか?
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ぼっくん
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読みやすく、あっという間に読了。偉大な喜劇王は、人としても偉大だったのですね。切ないラストですが、これで良かったのでしょうね。
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higebowz
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5.15事件のときにチャップリンが絡んでいたとは知らなかった。チャップリンの映画を見たくなった。
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ポテト
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前半、面白くて笑い、後半は考えさせられたり もう一度読みたいと思いました。
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もかちい
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高速参勤交代の人だからギャグ小説かと思ったら真面目な時代小説でした。 読みやすいながらもちゃんと雰囲気もあるし、ありがちな展開ながらもチャップリンと主人公の生き様に涙。
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yi120
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これは表紙に騙されたなあ、軽い物語かと思えば史実を絡めた一部の者は別として日本人が疲弊していた「あの時代」の風景を描いた群像劇。時代と仲間に翻弄されながらの新吉の葛藤が辛い。超ベタでチャップリンがやや善人過ぎる描き方ではあるが、まあそこはフィクション。そういえば女癖は悪かったはず(苦笑)ラストは切ない終わり方だったが、この物語にハッピーエンドは似合わないと思う。チャップリンファンなら一読の価値あり。
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yukision
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五一五事件がチャップリン来日の時だったとは知らなかった。チャップリンの映画をまた見たくなった。
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ナポレオン井上
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書評を読んで、読んでみた。昔のライトノベル風。
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Mirror
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仲間を思い、国を憂う、自分の心に正直に生きることができたのだろう。
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ケミカル
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家族のために田舎から軍に入り、5.15事件に巻き込まれる青年の生き様を見ました。同士とともに首相やチャップリンの暗殺を計画するが、チャップリンの境遇や他者への優しさなどをみるうちに徐々に考えが変わっていく。信じていたものが違い、軽蔑していたのものが尊敬できる。若者の葛藤が様々な場面で出ており、読み応えのある本でした。
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kamakatsu
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ダラダラと読んでしまった。チャップリンはいい人です。それだけを書きたかったのか、ピンぼけ。犬養首相暗殺の時にチャップリンが本当に日本にいたのか。史実にちょっとだけ乗せた話なのだろうか。そんなことどうでもいいと思えるほど、薄い繋がり。ちょっと残念。
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ままこ
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ネタバレ史実も盛り込んだチャップリン暗殺計画。実行犯に選ばれた陸軍士官学校生徒の新吉。指令に正当性を疑ってなかった生真面目な新吉だったが柳の考え方やチャップリンの人柄を知るにつれその正当性に疑問が浮かんで苦悩する。実直であるが為の悲哀が凄く感じられた。ラストは切ない。思ってたよりシビアな作品だった。
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くーすけ
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チャップリンが好きだ。短編も長編も。モダンタイムスや、ライムライト、独裁者、殺人狂時代……、担え銃も。チャップリンの喜劇の裏にあるもの、チャップリンの憂いは、新吉の悲しみや憤りと繋がるものがあったのだろう。新吉が救われずに終わったのは悲しい。
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ふじ
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完全なフィクションではなく、史実が織り交ざっていて、エンタメながらもその時代の空気感をグッと感じた。チャップリン暗殺指令が実際にあったことも驚いた。5.15事件、2.26事件、そして戦争に続く流れ、止められなかった流れ。哀しみの連鎖。その中での生の輝き。人のあたたかさ。好きでした。
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うららん
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★★★★☆
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michel
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★4.2。昭和7年、青年将校達が首相犬養毅を襲った5.15事件。そのノンフィクションと、来日中のチャップリン暗殺計画というフィクションを織り交ぜて描く。その境界線が分からないほどに臨場感もあった。喜劇王チャップリンに惚れた。道化の裏にある”喜劇の本質は哀しみだ”という真意に感動。タイトルに似合わず、しっかりとしたメッセージ性のある作品に満足。
michel

僕の本さん☻ そうなんですか☆浅田次郎さん、私は読んだことがないのです(^-^; 喜劇王チャップリンの強い信念が垣間見れるのも良かったですよ〜ぜひ♪

10/27 23:48
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いこたす
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「喜劇の本質は哀しみだ」▶︎士官学校に通う新吉は養ってくれた母の死に目にも会えず、大豆農家であるにも関わらず大豆一粒もない貧困の末の死を嘆いた▶︎士官学校の若者達はこの貧困と汚職にまみれた政治を変えるべく、首相犬養と来日する予定のチャップリンを討とうと決起する▶︎天ぷら好きの喜劇王。奔放な言動とは裏腹に根底には深い想いが。チャップリンの映画観てみたくなった
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まさ
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土橋さん初読み。タイトルからは想像できなかった五・一五事件との絡み。 どこまでがフィクションなのかわかりません。 作者のチャップリン愛がたっぷりと伝わってくるし、主人公の新吉と柳との絡みは喜劇を見ているよう。里子との切ない関係も好き。 一気読みでした。
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