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酔うと化け物になる父がつらい(書籍扱いコミックス)

感想・レビュー
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ひつまぶし
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著者の父親のでたらめさがつらい。しかし父と同じように理不尽な男と付き合い、母のような役割を演じてしまう。母は母で別の問題を抱えているからややこしい。作中、著者が自分の自動思考に気づく場面が何度となくある。しかし、でたらめな他人と暮らしていると帳尻合わせには帳尻合わせなりの合理性があって、出口がなくなる。ここで問題になっているのは「家族」で、「家族」という役割を無理なく演じられないことがさまざまな歪みを引き起こしていく。この社会は少し無理しないと維持できないことでできあがっている危ういものなのかもしれない。
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mimimimimemo12
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子供の頃からアル中の父と宗教にハマる母と一緒にいると「普通」という感覚がバグるんだよね。しかも同じような環境にずっといようとしてパートナーも嫌な感じの人といる。こんな悪循環本当にダメと思っていても本能的にそう選んでしまう…自分とは環境は違うけど、なぜか重ねてしまう部分がありもどかしい気持ちになった。著者の幸せを願います。
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あび
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ネタバレアル中父と宗教にハマる母親、途中母親は自殺して…と地獄のような話だった。なんで見捨てないの、一人暮らししないの?、同じようなヤバいやつと一緒になろうとするの?と読んでて疑問だらけだったけど、そう思うような環境で育ったからなんだよなと思った。最後の最後まで死んでも父を見捨てれない作者だったけど、ようやく解毒された感じになっていったのが良かった。
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光雲
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笑いなしのコミックエッセイ、ほぼアル中で子供に愛情がない父親と宗教にのめり込み、著者が中学の時に自殺した母。ヤングケアラーとか毒親とか言葉がない時代、付き合った彼氏も一見有能そうに見えて実は暴力暴言、酒を手放せない束縛男。不幸な環境が続くと、幸せなのが怖くてわざわざ不幸な道を選んでしまうのか。両親のどちらかがまともだったらと思わずにはいられない、著者の他の作品も応援する気持ちで読んでみたい。
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新九郎
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苦しかった 作者も歯を食いしばって描いておられたのかなと…。
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たけのこ
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しんみりしちゃうわ。お父さんは酒浸りでお母さんは宗教びたり。自分がその立場であってもなにかできたりはしないんだろうなぁ。そんな家庭がそこかしこに存在するんでしょうけど、なにかできるわけでもないし、こうして作品に触れて無情をかみしめるのみ……
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孔明
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ネタバレアルコール中毒の父親と、宗教に嵌まっていた母親との間に生まれた著者が、自身の家庭と育成環境について綴ったエッセイ漫画。素面だと気の弱い父親が、飲酒すると前後の見境も無くなり、言語不明瞭な事を繰り返すように豹変した。暴力こそ振るわれなかったけど母親は子供たちに隠れて泣いていて、主人公である著者は気付いていたけど見て見ぬふりしていたら中学二年生になった頃、首を吊って自殺してしまう。残されたのは変わらずアルコール中毒の父親と自分と妹。母親が拝んでいた宗教が母親自身を結局救ってくれなかったという現実。
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おっぺけぺー
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アルコール依存症の父親。死ねや。 宝塚男女
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きりだんご⭐️新潮部
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●図書館
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言いたい放題
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図書館にない
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くらも
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まあまあ。
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空猫
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虐待などの暴力の中で育つと、自分にはそれがデフォルトになり、大人になっても同じような環境に居たがる、と言うのは本当らしい。優しくされるより、殴られる方が慣れているのだ。けれど、暴力や毒親からは逃げていいし、憎んでもいいのだよ、と分かって欲しい。
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ぽーちか
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怖い、宗教とアルコール中毒のW。私なんかまだまだマシだと思おうとする気持ちはわかる。でもやっぱり現実を知ることは1番だいじなことだ。たくさんの本を読むこと、子供にはまずそこから進むしかないかも。幸いに日本の図書館は充実している。いい人に会えて良かった。心から思う。
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lila
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問題飲酒者のいる家庭の話かと思いきや、問題飲酒者の子どもの生き方の話でした。 ぎゅっと掴まれたような苦しい読み心地です。 ヤングケアラーの問題でもありますね。 どうして同じような辛い関係になる男性を選ぶのか…分からないのも苦しいですが、心理的に説明されるのも苦しいものです。 映画が割とポップなコピーだったのでもう少しライトな内容と勘違いしていました…映画も観よう。
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みかん上級大尉
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同作者の「依存症ってなんですか」「『神様』のいる家で育ちました」も合わせるとなお多くの困難が浮かび上がる
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(木々)
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ネタバレ父はアルコール依存ではなかったが、時々お酒に逃げていた人だったと思う。夜中に一人で台所に立ち、焼酎をラッパ飲みしているのを何度か見かけたことがある。外で飲んでタクシーで帰宅する時は意識が怪しかった。家の中のことにはほとんど関与しない仕事人間で、母との仲は悪かった。そんな父でも私は愛しかったし、どこか尊敬もしていた。でもそんな私の心のありようも、この本の中にある「1万円払って 100円玉もらって それを宝物にしてるみたいだね」ということなのかもしれない。家族のことを思い出すと、こんなに苦しいのはなぜだろう。
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マサトク
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おつかれさまでした、という感想しか出てこない。折り合いの悪い親でも愛情があったんだなということがわかる。ない場合もある。それはそれでこの作者とは違ったというだけだ。ほとんどアル中からの重度のガン、介護、と聞くと大変そうの一言だよな…
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みんてぃあ
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父親が威圧的な人だったので子ども側の気持ちに共感した。本の最後に載ってた❰仕事して養ってくれた父に感謝しなきゃ→それただの親の義務❱❰お父さんとのいい思い出もあるよ→1万円払って100円玉もらってそれを宝物にしてるみたいだね❱と言う言葉が染みた。 でも、父親とは似てないパートナーを選んだつもりやったけど、気づけば似てるとこがあってゾッとする。
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yoshi
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erie
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こういうのってさっさと縁を切りたいと思うのだが、日本の法律上そういうのって簡単ではないのだろうか。著者の方、ゆっくり少しずつ前向きに生きていけているようでよかった。本当に凄惨な半生だったと思う。
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たぁ~ぼう(多忙なturbo)
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【名古屋市図書館】ずいぶんと人気で、読むまでだいぶ待った。内容は、辛すぎて読み切ることができなかった。最初の2割くらいしか読めてない、あとはチラチラと眺めただけだった。
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YIYI
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読んてみたいなぁと思ったらKindleに入っていたので読んでみた。
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コスモロジー
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ネタバレしんどい内容ですね。多かれ少なかれどこの家庭も歪な面はあるものの、ここまで悲惨な環境なのは辛すぎる。素敵な方と出会えたエピソードが救いでした。幸せになって欲しいです。
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フェリペさん
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人間同士で営む以上、家庭なんてものはどこも多かれ少なかれ歪んでいると思う。どうしようもない苦しみを隠して、何事もない顔で社会生活してる人は、きっと思っているよりたくさんいるんだろうな。
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ちゃの
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読んでいてとてもしんどかった。作者さんも作者さんのご両親も環境が悪かったのだと思う。お父さんはどんな状態になっても酒に誘う人しかおらず、時代的にもアルコール依存症と分かってくれる人がいなかったし、お母さんもどうしようもなくなって宗教に頼るしかなかった。そして作者さんや妹さんは生まれた時からそんな状態だから家庭内の問題を明確な問題と認識出来ず解決の糸口も分かっていなかった。どうしようもない状態だからこそ救いがなく辛かった。作中ではあまり描かれなかった妹さんの話も知りたかった。
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さなごん
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アンリミ。これはきつい…キツかったよね。いい人と出会えてよかった。周りの勝手なことばかり言う人たち、どこにでもいるよね。あんたたちなんて大嫌いだよ
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裕
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アルコール依存症の父親、新興宗教にはまって自殺した母親との関係を描く。
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まな!!!!!!
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ネタバレ「一万円払って百円玉をもらって宝物にしてるみたいだね」辛い気持ち、抱えられない気持ちを考えたくない、処理できないから幸せな気持ちに縋りつく。それなのに、「苦しい方が楽」という思考に行き着くのは、心理的葛藤が起こっているからだと思う。嫌いと辛いは違うといつも思う。気持ちと行動が一致しない、あやふやな時辛くなる。心の傷をもった人は、生きづらさを抱える。傷に瘡蓋を腫れた時、傷をもつ人の最大の理解者となり支援者になると思う。
まな!!!!!!

作者も漫画を書くことで傷を消毒したり、病院に行って第三者の意見を聞いたり、瘡蓋を貼る準備をしたり、バンドエイドを貼ったりしているのかもしれない。

01/03 06:34
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Xianhua
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所謂毒親との生活を描いたノンフィクション漫画。毒親の視点ではなく、毒親を持つ子供の視点から描かれている。自分の父親もそうだったが、酒を飲んでいれば何をしても許されると勘違いしているのか、あるいはそれを面白がって見ている周りの飲み仲間に甘んじているのか。アルコールで「化け物」になることの何が問題かって、子供たちに短期的な悪影響(貧困、暴力など)だけではなく、長期的な悪影響、つまりトラウマやPTSDなどをもたらすということ。アルコール依存症に対する世間の理解が進むことを祈ります(自分も含めて)。
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kyuuin
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読みながら、不安が襲ってくる。自分の子供時代を客観的に見るのって本当に難しいと思うから、この類の経験をしている人はわりといるんだと思う。
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かおりんご
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コミックエッセイ。アルコール依存症の父と、その家族の話。家族が崩壊した原因は、父のせいだと思うのに、娘が父に強くいいすぎるという周りがクソ。父は、いい鴨にされていただけじゃない?読んでいて、救いがなく、辛かった。
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みぃ
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読んでいて辛くなった。こうやって辛い思いをしている人はたくさんいるんだろうな。自分が大変な状況にいること、周りの人がおかしいこと…今は穏やかな暮らしをしているみたいなので、それだけが救いです。 電書Amazon prime
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goTOBIRA
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世の中こんな悲しいことがあるなんて.......
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bibliotecario
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飲み過ぎ注意飲み過ぎ注意飲み過ぎ注意…
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ユキ
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アルコール依存症者とその家族の典型的なありふれた、しかし苦しすぎる物語。病んでる者の側にいると共依存になり、苦しい苦しい言いながらも、離れるという正常な判断ができなくなる。心が通じ合わない者と一緒にいると、自分までおかしくなってしまうのだ。心に残ったのは終盤の、「一万円払って百円玉をもらって宝物にしてるみたいだね」というフレーズ。千円払ったら千円返してくれるくらいの関係が幸せってものなのかなぁ〜。
0255文字
6k9k
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アルコールって何なんだろう?こんなにも周りの人を苦しめて。でも、合法で、goto再開して飲食店を救わねば、とか。ストロングゼロとか、CMガンガン流して。医療費も生活保護も福祉も社会的コストいっぱいかけて。それでも酒文化守っていかなきゃならんもんかね。ていう自分もアル中になりかけて自制してを繰り返してる。親も今思うとアル中たったし、早死の原因も多分それ。子供の前で酔っ払うのはダメだな。
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yellow.alien
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3
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at@n
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ものすごくいろんな感情が詰め込まれているように思える作品だが、まだ語られていない感情や発していない言葉があふれてくるくらいにあるのではないかと思う。それくらいにつらい。
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たまきら
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ネタバレアルコールに弱いどころではありません。完全にアル中な父親に翻弄され続けてきた女性(長女)の叫びに体中がしびれたようになりました。宗教に逃げ、家族から逃げ、…最後にはすべてをあきらめてしまった母親への怒りと後悔のエピソードはアル中という病気を抱える家族の孤立・行き場のなさを心底感じさせました。…アル中の親を抱えるご家族には、多くのサポート団体をお勧めしたいです。理解のある他人と会うこと、話すことが救いになります。頼って大丈夫。迷惑なんかじゃないんだから。
たまきら

ネットでちょっと調べるだけで相談窓口はたくさん出てきます。 お住まいの地域の保健師さん。医療従事者。自助団体(断酒会は様々な言語で展開しています)もアル中を認めない人には役に立つ場です。 個人的にとてもよくまとまっていると思ったサイトを添付しておきます。 特定非営利活動法人ASK https://www.ask.or.jp/article/6489

03/19 06:39
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ゆずレモン
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★★★コミックエッセイ。酒に酔い奇行を繰り返す父親、宗教にはまる母親、しだいに崩壊していく家族。思った以上になかなかハード展開で臨場感が半端ない。それだけ、著者の思いが込められた1冊なのだと思う。当たり前でないことが日常的におきていると、自然とそれが当たり前になってしまう怖さ。他人に頼れないため苦しくても誰にも相談できないもどかしさ。そして訪れるわずかな解放感と大きな罪悪感。環境や状況は違えどパーツを切り取れば親との接し方など共感できる部分が多数見受けられた。
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