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kaihouku
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あわわわわわとか、ぎょえーーーってなる。ここ数ヶ月の間に本当にほんとうに足りないおつむと虚弱でそれでも何とかしたい何とか健康体になってこれからどうしたらよいかと考えて、収穫のある共通項が見え始めた。隈研吾の文章がとても読みやすくて楽しい。たかが卵されど卵。卵くらい本物のちゃんとした卵を買おう食べようと不都合な真実から目が覚める。
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けんとまん1007
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それぞれの専門分野に基づいていて、全体として多様な視点から語られているのがいい。一つの視点から考えることではないからだ。自分の住む地域のことに関わっているので、なるほどと思う点が多い。強いて一人だけあげると、平田オリザさんの視点が共感度が高い。レベル感は違いすぎるが、自分が考えているのは「文化」という2文字。ここに拘り、小さなきっかけを作り始めている。今は、ハコの時代でもないし、短期的な人口増(そのための開発・誘致)というのは、ありえないと考えているから、オリザさんの言葉が響く。
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モーモー
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人口減少が常態化した前提での各人の意見書。 フレィディみかこさんのイギリスで緊縮財政したら、逆に赤字が拡がった。家計と国は違うこと、隅健吾さんの建築物からの考察の章は面白かった。
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すうさん
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2018年初版。人口減少動態から未来の提言を行う。監修の内田樹はもとより生物学者の池田清彦、経済学者の井上智洋、地域エコノミストの藻谷浩介、コラムニストのブレイディみかこ、建築家の隈研吾、劇作家の平田オリザの文章が興味深かった。未来への展望は個々の専門分野のデータから考察を行ったものでそれなりに説得力を持つ。しかし大震災やコロナ感染など全く予測の立たないものが日本社会に起こったり蔓延すると大きく社会が変動する。つまり予測可能な人口動態の変動もこのように変数が変わるれば未来のとらえ方も大きく変わっていく。
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OfuOfu2612
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11人の識者による、人口が減ってゆく日本社会に向けての問いかけと展望。それぞれの世界観がバラエティーに富んでいて、楽しめた。少しずつ社会の有り様が変わり、行き着く先がどうなるのか、自分が存命中はわからないけれども、悪くはないんだと希望が持てるくらいには楽観的になりたいと思う。
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練りようかん
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ネタバレあと30年もすれば高齢の偏りは解消される?巻末対談では80年はかかるとあり、未来予測は様々だ。11名による問題の核心と対策は見地が違うからこその幅が面白かった。内田氏の不思議ではなく“思議”を、小田嶋氏の家という“擬制”が特に心に残った言葉だ。国際比較をすると減少傾向と国家の思考がわかってきて興味深く、出生率が法律婚に限られるかで左右されるのも振り返ればかなり前から指摘されていたなと思った。離職や病気介護を見込み、生きて働いて食べる充足には、家族とは別の有縁共同体が社会的立場を獲得する必要があると思った。
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Mc6ρ助
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人口減少社会そのものが直接「悪い」わけではないが、縮小社会はなにかと問題がある。かくて11人の人たちがこれからの日本のための提言をされたわけだが、あまりに今の社会のありように根ざした少子化の原因がありそうで爺さまはこれまた無理ゲーを強いられたようで落ち着かない。いわんや、現政権が少子化対策というのが、(五公五民を超えて税金を集めて)中途半端な子育て支援や出産奨励金なんかの範疇から出ないんでないと醒めた目で見てしまう。(男女ともに増える生涯未婚率、彼らが特に女性がその選択で一定幸せならば、まずは言祝ぎたい)
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今村623
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11人の論者が書いているので、バランスがよい。コロナ禍以前の編集だが、コラムニスト小田嶋隆さんが「予測なんて疫病流行で変わる」と書いていて震えた。ポメランツの大分岐(なぜ西欧だけが分岐したか)や、生物学からの視点など、固くなった頭をほぐして人口減少社会に備える事が出来そう。皆さん田舎で農業するか、縁者を作りましょう。
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jhurdler
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人口減少と一言で言うが、中身は複雑。減少しているのがどの地域のどの年代なのか。対策なんて無いと思った、社会の経済論理からくる人間の営みは大きな流れで変えようが無いのでは。人類が通過すべき摂理に従うべきなのかも。
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aki
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具体案のない論考が多く、地方の人口減少著しい場所に住む者としては、物足りないと感じる本でした。
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totssan
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 日本の人口減少傾向の何が、どう問題なのかという論考を内田先生が集めた。先日亡くなられた小田嶋氏と、平田氏、藻谷氏の考えに大きく同調する。  自身の近所は学校だらけということもあってか少子高齢化しているという実感が湧いていない。一方、より都心に住む親の周辺は老人だらけ、という体感がある。本書の各論をもう少し咀嚼し、(妙な)自説を立てるのも良いかも。
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Nobu A
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2018年初版。まず、編者の内田樹先生の人脈に驚く。学者も幅広い専門領域。加えて建築家の隈研吾や政治学者の姜尚中まで人口減少社会をテーマに集結した錚々たる顔ぶれ。しかし、内容は玉石混淆と言った感じ。いや、好みの問題か。藻谷浩介論考と平川克己論考が特に目を引いた。人口動態を基に研究の賜物。良書は参考文献がしっかりあり、読書欲を促進する。安易に「多文化共生」や「移民政策」に同調してはいけない。人口問題の本質を見抜き、官民一体の政策や一人一人の心の持ち方も大切。人口減少問題に様々な視点を得たのが一番の収穫。
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れどれ
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論者によって意見が統一されない、部分的には反目し合うような見解の相違が見られるのは面白い。人口減少、という範囲も変数も多大な事象を扱うにあたっては一定の正しい言説を求めにくい。それだけに多角的視点の修行にはなる。ただ、それぞれなりに解決を目指したどの論よりも、編者である内田樹先生の「人口が減少したって構わないとする社会の実現」が、自分には最も好ましかった。
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本読みましょ!
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ネタバレ各分野の識者の共著、一貫性を感じず。ご自身の専門を気分よく語っているだけの方も(失礼!)とは言え興味深く、また人口減少の厳しい未来を充分実感です●経済活動は人間の社会的成熟を支援するシステム。その機能を持たない活動は退場すべき●ベーシックインカムが現実味●一橋大学の教員が香港科学技術大学に転職。給与が634万円⇒1500万円。こんな時代●無価値労働時間。多くの企業で未だ●東京都の人口増加は高齢者の増加●少子化の主要因は晩婚化●教育と文化施策が地方施策のカギ●とる漁業からつくる漁業へ●当事者意識を持とう!
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akutagawa
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ネタバレ日本が率先しているとはいえ、多くの国で人口減少は進む。AIが代替しうる部分もあり、否定的になりすぎず、対策していくことが必要だ。 産めよ増やせよといった論調の政策から転換を望む。
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ヤマトタケル
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相変わらず、著者の言説はストンと腑に落ちるし、問題提起が明確。本書は著者の「周知を集めて対話する」という考えに基づいた、著者の「できるだけ多様な視点から人口減少社会に起きると予測される出来事と、それに対処するための提案をご教示いただきたい」との依頼に応じた11人(本人含む)の、それぞれの専門分野からの論説集。なるほど!もあるし、そうかなぁ?もあるし、それぞれ興味深かった。
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ひだり
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さまざまな分野の方が語る人口減少についての話。特に面白かったのは小田嶋隆さんと生物学者の池田清彦さんのパートでした。全体を通して分かったことは「人口減少自体が問題なのではない」「それを(古い頭で)問題だと捉え、短絡的に解決策を考えることが問題を引き起こしている」ということ。人口が一気に増えすぎて、今減っていく中でシステムが古いまま残っているからこうなっているんだ、と。少子化恐るるに足らず。恐れるべきは古い考えに囚われている自分達ですね。
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純米吟醸
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それぞれの専門家がいろいろな角度から人口減少社会を語っている。人口減少社会を自らの専門分野に引っ張り込んでクローズしている記載が多く個人的には残念。希望的観測は求めてないが専門分野を土台に発展的な視点が欲しかった。
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まきえび
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内田樹先生、基本的に尊敬しています。しかしこの本にはかなり残念。「悲観的な未来」「雇用環境がこれから良くなるということはありえません」「地銀や信金から、若い人たちはどんどん逃げ出しているのだそうです」「…看護や介護など低賃金・重労働のサービス業従事者だけが極端に残って…」。煽るような書き方がとても残念です。煽りにイライラしながらも全体を3回読み直したのでやはり力はお持ちなのだとは思います。 小田嶋隆さんと平川克美さん、ブレイディみかこさんは面白かったです。私、パートなのに気づくと「経営者目線」だなぁ(笑)
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peace1975
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人口問題をいろんな角度から見ることができ、面白い
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なつ
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変化に備え、身軽に・賢く・簡素に生きることが生存戦略の基盤になりそう。ピンチを楽しめるよう、今から準備しよう。内田先生は、本の方向性をまとめようとしないところが良いです。多様性に寛容であることも大切なこと*日本人というリスクファクターを勘定に入れておかないと適切なリスク管理はできない*負けは「思議」の範囲にある*後退戦で必要なのはクールで計量的な知性*狩猟採集民の感性*東京は安い*倫理と美意識*知性と野生*
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Sakie
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寄稿陣に知らない名前がほぼ無い新型コロナ発生前の論集。それぞれの専門的視点から測る日本の取り得る策は多彩だ。新型コロナは日本が隠し持っていた諸問題を顕在化し加速化するだろう。「未来」もより近づく。人口減少のペースがどうであれ、合わせて社会構造を変革する必要がある点では異論がなく、現代における社会包摂の形が問題だ。個人的には農業+ベーシックインカム+αな生き方が妥当な気がしている。しかし政界財界をはじめ、男が牛耳っている世界は変革が遅れるだろうから、ボトムアップの力でなんとかするしかないのだろうな。
Sakie

ベーシックインカムの時代が来るのだろうか。来るとして、それが日本人の共通認識となるまでにあとどのくらいかかるのだろう。それまでに、日本はどこまで貧しくなるだろう。諸外国で導入されたのを慌てて真似て、場当たり的、一部の企業の目先の損得感優先で歪なシステムをつくる羽目になるのではなかろうか。日本は様々な災害を乗り越えてきた。その自然条件と不可分に、災いは外からくるもの、唯々諾々と受け入れるものというメンタリティを、日本人は持っているのだろうか。黒船や災害並みの突発的かつ巨大な外圧がないと変われないのか。

06/10 16:45
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辻本 敏久
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宇宙人の協力があれば解決できるかもねぇ。そのかわり引き換えに何を求めてくるか?
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tokko
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今から100年ほど前の日本には約5000万人ほどしか人口がいなかった。それが終戦の1945年で約7000万人、現在では1億2000万人がこの国にはいる。たかだか100年のうちにこれだけ増えるのはやはり異常だろう。かといって明治の時代に後戻りもできない。人口が縮小していくことは避けられないのならば、どんな社会を我々が目指すのかそんなことを考えさせられる論件だった。
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ブック
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2018年の本なのでパンデミックは勘案されていませんが、それぞれの異なる立場からの、様々な意見に触れることができて「考えるきっかけ」としてとても有用です。私個人としては、今後100年ほどの日本の人口減少は確定的であり、しかしそれは新しい尺度への挑戦と相まって非常にポジティブな印象を受けています。ポジティブになれないとすれば、それは「今まで」のモノサシで思考しているからでしょう。自分はまだ近未来の日本像が思い描ける状態にはなっていませんが、少しずつそんなことも考えてみたいと感じました。
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Yoshie
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久々の内田樹氏編
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しょー
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まだ文庫本が登録されていないので、一旦こちらで記録。内田センセイが編纂した日本の人口減少社会について、著者ごとにいろいろな視点で語られている。序論でも述べられている通り、結局は国はこの問題についてまだ真面目に考えていなくて、何なら増えてくれないかなと希望的観測を持ったままなのだろうと思う。これは新型コロナ禍対応も同じで、何とか収まってくれないかな、ワクチン早く手に入らないかな、と希望的観測のもとにマトモな手を打ってないのと同じ。どういう形で人口減少しながら社会をソフトランディングさせることになるか。
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もと
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いつか再読
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yaruyu55
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すべて内田樹氏との対談かと思ったが、そうではなく、11人の意見・論考が述べられている。巻末に藻谷浩介氏と内田氏との対談がある。これらの中でこの藻谷氏の論考が実に素晴らしい内容だった。自分はこの問題に対して全然わかっていなかったと思う。これだけのことを数値できちんと表現できて、いかに「空気」によって分かったつもりであったかと反省した。また、ブレイディみかこ氏による英国の状況は殺伐としていて恐ろしい気がした。
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みず
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最悪の事態を想定して備えることが敗北を生むとして忌避される。現実は作り出していくものではなく、どこかで起こって降りかかってくるものと捉える。自分にも心当たりがあって、ヒヤヒヤした。失業中の人が映画館に来てたら、何してるの?と思うことはとても不合理であるとか、なんとなく持っている空気をばちばちに壊されていくのが面白かった。
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エリカパパ
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ネタバレ藻谷さんの論調を読みたくて図書館で検索。この本ともう一冊、金融緩和の罠を手にした。藻谷さんのフレーズ。シンプルな統計数字により「空気」の支配を脱する。→現在の日本で「保守」を自称する個人や集団は「いかに事実に反していようとも、空気は信じ続けるぞ」という「空気保守」の決意を固くする点で志を同じくしているように見える。第二次大戦の反省に立った山本七平が「空気に水を差せ」と言ったように、間違った思い込みに対しては、事実に基づいた反証を挙げ続けることが必要だ。
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ぱんださん
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生物学者:池田清彦さん、経済学者:井上智洋さん 面白かった
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amanon
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各論者の説の是非はともかくとして、かなり前から人口減少が予想されながらも、そのことについて何ら対策を講じず、その傾向が今もなお続いているということが何とも言えずもどかしい。それと同時に、近代に入ってからの日本人の人口の増え方に改めて驚愕。しかし、何にせよ増加とか上昇という現象にはいつか頭打ちに合う。普通に生きていれば、多少なりとも肌感覚で理解できることが、どうしてある一定の領域になるとできなくなるのか?それはともかくとして、結局今後重要になってくるのは、地に足ついた思考、草の根レベルの繋がりと活動だろう。
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呼吸器内科医K
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人口減少について論者たちが自らの専門性を生かしながら独自の見解を語っている。それぞれの見方に面白みがあり、読者からすれば納得のいくもの・いかないものに分かれるであろう。個人的には池田清彦先生の生物学からのアプローチが楽しかった!
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かんな
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また人生設計練り直しだわ”f-_-;)
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rebeccamycin
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人口減少は必然。そこに目を背け続けて楽観的に出生率V字回復を夢見る人々。どうせ衰退するのであれば綺麗に縮んでいくしかないし、敗北主義的な心構えを持たなければならないという読み応えある内容。
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ショウ
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成長こそ正義みたいな価値観の人多いと思うけど人口減少はもう必然的に起きる社会変化だから定常社会を目指す方向に力を入れた方がいい。有配偶者の出生率は上昇しているから女性が子供を産まなくなったのではなく、最も女性が子供を産みやすい年齢に結婚しなくなった、晩婚化が少子化の原因というのはなるほどと思った。
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まいこ
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ネタバレ労働集約型ではなく、IT産業のような限界費用ゼロの頭脳集約型に社会はなっているから、人口減そのものよりも科学技術力の低下のほうがずっとダメージが大きいという井上氏の話にとても納得。労働者の頭数だけいくら確保できても、仕事が介護や貧困ビジネスしかないのでは・・銀行や新聞やテレビみたいな、かつての人気就職先はオワコンで、大量生産大量消費に支えられてきた家電や車の産業も先細りで、ジェネレーションyの可処分所得は欧米でも親世代より下がっていて、という話を読むと、ますます産まない選択する人が増え少子化進みそう
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ysds 099
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日本の人口減少における未来の社会について、各分野の著名人が論じた書籍。色々な視点から現在の人口減少について論じており、さまざまな気づきを与えてくれる良書。従来型の官と行政主導の地域活性化策は少し限界があり、人口減少を止めるのは難しく、その流れに逆らわずに、無理なく様々な人がどのように価値観を共有して行くか、を考えるきっかけになる。地域間や所得の格差により、人びとの分断が進んでいる。豊かさとは何か?をもう一度立ち止まって考えてみる大きなきっかけになるのではないだろうか?
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