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全国民が読んだら歴史が変わる奇跡の経済教室【戦略編】

感想・レビュー
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lamerise
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ネタバレ(Audible)国家が貨幣で税を徴収するから貨幣に価値が生まれる、というMMTの考え方。貨幣に価値がある理由は、本当にそれだけなのかなあと思いつつ、面白く読みました。 グローバル化は民主主義の否定に繋がるという説明にドキッとし、イギリスのEU離脱の理由が切実かつ合理的なものだったのだと理解しました。 保守と革新という対立軸に、親グローバル化と反グローバル化の対立軸を加えると現在の政党の思想対立の構造がよくわかる。
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miyu
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・基礎編で解説されてたような、デフレ=財政拡大、減税が行われなかったのは、思想と政治によるもの。 ・レントシーカーの存在、認識共同体があるべき政策を制限している可能性がある ・1980年代以降、欧米中心に新自由主義の考え方が拡大。グローバル化、自由貿易が最適な市場を作るものとして推進されてきた。それと同時にアメ型(賃金主導型)ではなくムチ型(コスト削減)の成長戦略がとられてきた ・各国での政治も、左右だけでなくグローバル化・新自由主義といった軸が生まれたことで一筋縄ではいかなくなっている
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nora_inu
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基礎知識編を読み恐らく誰もが覚えたであろう疑問。なぜエリートたちがこれを理解できないのか?この戦略編ではここ数十年の間に実際にどのような経済政策が実施されてきたのかを、思想的側面と政治的側面から詳らかにすることで、その疑問に答えている。意思決定に携わった人物や組織の名称が次々と登場するかなり衝撃的な議論が展開されるが、当書はそこで終わらない。そのまま地続きに今まさに大混乱に陥っている世界情勢、その根本的な原因についてまで論じていく。そしてそこに至れば、自ずと我々が何を為すべきなのかがはっきりと見えてくる。
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翳
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🔊Audible。自国通貨型で返済不履行になることはない。政府は税により財政を確保する必要はない。税は財源確保するものではない。国民に通貨を渡して徴税するものだ。経路依存性は経済学用語として開発された理論であり、過去の経緯や歴史によって決められた仕組みを指す。
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東田正平
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★3.6
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ブロッコ・リー
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ほぼ基礎知識編の焼き直しと水増しと著者の主観の開陳が主。戦略?どこかにそんなこと書いてあったかしら?? あ、そういえばPIVOT戦略家?として堤未果氏が挙がってた。う~ん、、、
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さるくん
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改めて、経済学は学問でありつつも思想だなと感じた。グローバリズムは右派でも左派でもなく、国家主義、民主主義のいずれとも軋轢を生じるというくだりは妙に説得力がある。新自由主義が限界に達しているのは明らかなので、トランプ氏に代表されるようなポピュリズムではない、冷静な解決の道すじを期待したいと思います。
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村田実
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オーディブル
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ヴェティ
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4
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yutayonemoto
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もう少しシンプルに記載できるような気がする。いちいち嫌味を書かなくても良いのに書いちゃってるところに関して趣味があわない。 内容については論理的に書かれていると思うが、基礎編の前半がとても良かったので少々物足りない。
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RINKO 秋の夜長
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基礎編では貨幣論が中心だったが、今回はそれに加え、世界でトランプ元アメリカ大統領のようないわゆるポピュリズムがなぜ支持を集めたかなど、政治の動きが考察されている。良書だと思います。
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杜若
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構造的なデフレに陥っている日本経済を立て直すためには、財政赤字を拡大させることと、均衡財政への拘泥をやめることが不可欠。それができればデフレ脱出できるはずなのにしないのは、それで得をする利益誘導者が政官財学の上方に位置しているから。また、規制緩和や改革といった、国民に競争させ鞭を与えれば自ずと経済は回るという新自由主義者が政策決定に影響を及ぼすためとも。財務官僚は同じ間違いを犯している者同士としか交流しないため、考えを改められないという。だったら、下から認識を変えていくしかないのか。遠い道のりだけれど。
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玉井治久
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何を信じるかは別として左右の違い、官僚の考え方、経済は思想と政治と切ても切れないこと。なるべく片寄らずに解説しているので目から鱗です
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sab
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日本のこの30年の政策の失敗を「なぜこうなってしまったのか」を明かしていく。ムチ型の新自由主義的政策を掲げる保守派に対して、リベラル派は経済政策ではなくアイデンティティに傾倒して政策論議を組み立てたため、「集団から個人へ」の潮流で新自由主義的政策に経済的には迎合してしまったこと。財務省の「均衡財政」イデオロギーが経路依存的に温存されてしまった慣習。
sab

そして内需が頼れないから外需に頼るしかないとする政策によって内需が細り、それが外需傾倒政策を助長する自己実現的予言。これらによってデフレを加速させるこの30年の日本が現出した。唯一の救いは、フォーマルな新自由主義的政策がインフォーマルな規範・慣習によって押しとどめられた結果、不徹底に終わったこと。

03/31 14:28
sab

あと国民国家と民主主義とグローバル化のトリレンマとか言っているが、読む限りは民主主義とグローバル化のジレンマにしか読めないのだが。これはハーバード大学の教授の主張を著者がきちんと汲めているのか疑問が残る。

03/31 14:29
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seura
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お金をいくらでもじゃんじゃん刷ってもいいってのがこれまで生きてきた肌感覚に反してるから、理論うんぬんじゃなくてそんなのおかしいよと感じてしまう/そこが納得行かないから反対されると思う/グローバル縦軸右左横軸の図がわかりやすくてよかった
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山根清志
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「どんなに正しくても、それが少数意見である限り、多くの人々は受け入れようとはしない」「多数派が常に正しいとは限らない」
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pxa00336
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MMTと新自由主義経済学との対立は、理論面で多少あるが、今やアメリカの主流派経済学者は、日本の財政出動を推奨している。対立軸は財務省財政赤字非容認派との論争ということになる。
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釜煮蕎麦
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なぜ財政政策に積極的でないのか、という点を分析しているが、戦略というのはわからなかった。MMTや反緊縮の正しさを確信したいと考えるが難しい。
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73番目の密室
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新自由主義=反民主主義! 憲法への蔑視が所々散見されるような著者なので言い分を100%鵜呑みにするのは気が引けるが(苦笑)、少なくとも経済政策に関する見地には概ね同意できるように思う。新自由主義をこれ以上推進するのが愚考愚策であることは確かだろう。「親グローバル化/右」「親グローバル化/左」「反グローバル化/右」「反グローバル化/左」のイデオロギー座標軸はわかりやすい
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とみぱぱ
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★★★再読〇
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arearea
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ネタバレ基礎編に加えて戦略編も素晴らしい内容だった。大学で経済の授業受けるよりこの本を配布したほうが国民の経済リテラシー上がりそう。 ・政府は、自国通貨発行権を有するので、自国通貨建て国債が返済不能になることは理論上あり得ない。 ・税は、財源確保の手段ではありません。物価調整や所得再分配など、経済全体を調整するための手段。 ・国債の償還をするのに増税はまったく必要ありません。国債の償還期限が来たら、新規に国債を発行して、それで同額の国債の償還を行う「借り換え」を永久に続ければいいから
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えりすこ
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基礎知識編に引き続き読了。デフレが止まらないのは今の金融政策が間違っているから、というこの書の考え方が正しいのかどうかはわからないけども説得力はある。本当は政権交代ってこういう考え方の割れる政策を大転換するために必要なんだろうけど、今は与党も野党も緊縮財政ってところでは一致しちゃってる気がする。
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みき
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MMTの入門書として最適なシリーズ。前作を読まないと理解し辛い部分もあるものの、なぜ日本の政策が間違っていたのかを論理的に解き明かしてくれます。統計的にもMMTは真剣に検討しなければならない時に来てるんだと思う。もちろん異論反論はあるでしょう。しかし今のところMMTに対して論理的に反論ができている論説はみたことがないし、債務超過であるはずの日本の国債の利率が低く抑えられたままである理由の説明がつかない。自分も貨幣論のところは腑に落ちたわけではないのが正直なところなんですけどね。
ばたやん@かみがた

いやいや、MMTへの批判など結構見れますよ。https://bookmeter.com/mutters/244296961 手近な所では、⬆️の呟きのコメントで上げさせて頂いた野口旭日銀審査委員の論稿(全五回)ご覧あれ。も少し砕けたところでは、同じく取り上げさせて頂いた高橋・田中『日本再起動』にも載ってますよ。こういった世界的にも主流派とされる立場の先生方からMMTがしかめ面されるのは、彼らのマクロ経済政策に占める金融政策への無理解無視にありますんですね。

09/27 06:57
みき

そうなんですね。ありがとうございます😊

09/27 07:52
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たまに読書
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政策が誤っていたり、成果が出なければ、修正していって欲しいが、思想と政治の軸が複雑なのが、方向転換を難しくしたり、現状認識に対してちぐはぐな経済政策になっている、と理解した。それ以外で気になったのは、高潔な考えで話されると、反対しにくいのは確かになぁと思った。
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金北山の麓に生まれ育って
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【基本的に全面賛成です】が経産省官僚が省益の為にMMT理論を利用してると見るとゲンナリはする、京大の藤井教授が朝のラジオで繰り返し言っている事と同じ内容が多かった。製造業に携わって還暦近い私の経験ですが、今井敬社長が儲けだけ考えようと言う宮内社長に「(お前は国賊だ、日本の経営者の矜持は株主資本主義じゃない事だろ)」と言ったという記事に私の周囲は当たり前の事を良く言ってくれた湧いた、でも当時のマスコミは今井さんに批判的で悔しかった。改革の不徹底をマスコミに叩かれながらグローバリゼーションに抵抗してきた歴史。
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中津ゆか
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なんだかなーどうなっていくのかなー世界ってなった
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hiloaki
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企業、投資家、経営者と、そのどれにも属さないひとで受け取り方が変わってきますね。 言いたいことは理解できますが皆それぞれの都合が優先しますので。 乱暴な言い方をすればヤフコメ民と大差なく、経済教室と謳いながら主義/思想を強く主張されているのが不快に感じました。 解説すればするほど成就が難しい問題だと著者が再認識されてるような内容でした。
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shimashimaon
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どんな戦略が提案され、実現のために何をせよと言われるのかドキドキしましたが、基礎編に比べて衝撃は大きくはなかった。「エリート達の勘違い」を丁寧に暴き出して見せる内容は面白かった。日本のエリートが欧米のエリートと交流して新自由主義を信奉する認識共同体を形成する件がありますが、欧米の真のエリートのような人間は日本にはいない(*)と思うので、事情は少し違うように感じます。我が国は対立を激化させることなく穏やかに民主政治を機能させ得るのではないか。まずじっくり腰を据えて考えるゆとりが皆にあればいいのにと思います。
shimashimaon

(*)濱口桂一郎『ジョブ型雇用社会とは何かー正社員体制の矛盾と転機』

01/10 14:49
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もと
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わかりやすい
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Mieechan
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新自由主義と、イデオロギーの関係の歴史を知れてよかった。現在のイデオロギーの分布も面白い。 中野剛志さんの話は説得力があります。 左右を超え、積極財政で手を組むべきだという主張に共感しました。
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よぞ
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経済の話と絡めて現在の政治や保守とリベラルについて解説している。とてもわかり易い。
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jackbdc
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主旨は明確で反新自由主義でMMT推奨。安倍首相や竹中氏への批判はもとより、自説に近い存在として藤井聡や三橋貴明氏の個人名を記載しているのも印象的。現在世界各地の政治に蔓延るレントシーキングを躊躇なく語る。金持ちが政治を良いように利用し格差を拡大している構造について、政治家や官僚もこの集団に加担していると正直に内実を告白する。勇気に敬服。改めて民主主義が未成熟であり危う事を実感した。部分的な金融政策の変更や政治家や官僚の個人的矜持をに頼るだけでは解決に結びつかないように思う。如何に流れを変えられるかだろう。
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葵
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経済に関する常識をブン回される本ですね。読んでよかったです。既得権益を叩く人に流されずに済みそうです。まだ完全には理解できてないけど、税金は財源のためにあるのではなく、価格調整のためにあるという部分は大事だと感じた。 にしても、デフレ下では財政赤字を増やせ!なんてなかなか直感では受け入れられないですよねぇ。経済とか金融とかってもっとちゃんと教わりたかったものです。
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墮太
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中野節を味わいたい時に讀む。 とても面白い。
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ちさと
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経済の話からイデオロギーの話へ。内容の理解はできていない。普段見慣れない主張だからか、展開についていけないところもある。私の接してきた情報が偏っていたのか。多様な視点は大事。
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こちょうのユメ
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意義あるこの主張「政府は通貨を発行し、租税の支払手段として定める。徴税する前に支出して、国民に通貨を渡す。ゆえに支出が先にあり、徴税はその後だ」と。卵が先か鶏が先かのようで、なるほどネだ。逆に「通貨は皆がおカネだと思っているからおカネとして使っている」という一般論には反対する。また女性労働者を増やすことで賃上げせず、人手不足を解消するという案や、移民政策によって日本人労働者は移民と競合し、賃金が上昇しないという事など。え~?と思ってしまう。ま、このパンデミックを機会に、パラダイムシフトを考えてみたい。
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SUZUTOMO
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MMTをはじめとして、財政健全化は不要との意見。面白かったし、こういう意見も必要と思います。自分自身も主流派の考えが常識であるかのように思ってきたけれど、その留学生のコミュニティによって、主流派の意見が拡散されてしまうというのは納得。 経済の本は結構読んできたれけど、結局モデルの中の議論になってしまうからいつも何が正しいのかよく分からない。この本は経済学ではないので、足元のマーケットなどを見ながら考えられますし、とても読みやすいと思います。
0255文字
tarecurry
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日本の財政赤字についてきちんと自分なりの考え方を持ちたくて読了。結果、MMT入門の特別付録だけでも十分に読む価値があった。様々な側面から世界を見る事ができるようになりたい。
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まこちゃん
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確かに、みんなが読めば、世界が変わると思える良書。非常にわかりやすく、反論の余地さえ与えない記載方法にも好感が持てる。
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