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移民 棄民 遺民 国と国の境界線に立つ人々 (角川文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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蛭子戎
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日本の中の移民の話かと思いきや最初のベトナム人コミュニティの話以外はほとんど中国語文化圏の話。ウイグルとか台湾とか。
0255文字
yucco
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雑多にマージナルに立つ人々を取り上げたドキュメンタリー。堅いような柔らかいような文章で読みづらさはあるものの興味深い話ばかり。確かに日本の「意識高い系」が認識していない差別ってあるんだろうなとも思う。中国にかんしては、文庫化するまでの歳月で劇的に(悪い方へ)変化している。それに加えて、日本の差別に対する無関心も指摘される昨今、継続的な課題と思う。
0255文字
Narumi
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タイトルから受ける印象とは少し違う感じもするのですが、日本に住むベトナムからの移民やウイグル問題、台湾の話などがあって興味深いです。特にウイグルは、あらゆるマイノリティ問題に対して冷淡に思えるいわゆる「愛国」系の人がウイグル問題について熱心に見えるのはなぜかと前から思っていたのですが、その疑問がだいたい解けました。「還暦前なのにスパゲティをぺろりと平らげた」とか「元は貴族のお嬢様なのに皿洗いをさせられた」とかいうちょっと意味不明な著者の価値観が見え隠れするものの、読み応えあります。
tonbei

同時に、日本においては、人権に関心のあるはずのリベラルや左派メディアが ウィグル問題についてほとんど語らない。今 この問題は欧米がさかんに取り上げてますが、日本のメディアは、NHKを含めて及び腰。

02/26 19:20
Narumi

そういう風になっているんですね。BBCなどは熱心のようですよね。

02/26 23:55
0255文字
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