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上級国民/下級国民 (小学館新書) (小学館新書 た 26-1)

感想・レビュー
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松井開
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究極の自由競争社会において負けたものは、生まれながらに獲得した肌の色や国籍といったたった一つのアイデンティティしか持ち得ない。 ムラ社会において、アイデンティティを失うということは死を意味する。そのため、彼らはそれに異常なほど執着する。 ネトウヨ、ナショナリズム、原理主義の誕生。
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Taka
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昔読んで面白かったなーと再読。正社員と低収入労働者。モテと非モテ。学歴がある人、ない人。この世には様々な分断が存在する。中流はどこへ消えたのか。一旦低収入になると這い上がって来れないというけど私は派遣でもお金かなり貯めたけどなぁ。でもそれは私に学歴があってお金を貯めると言う大事さを理解して、モテるためにそれなりの人の感情を大事にするという教養があったからか。ということは全ての元凶はやはり福沢諭吉が言った教育か。薄々理解しているとおり現在は理解して解釈して行動する方が良くなる。それができないと堕ちていく?
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だいすけ
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令和の時代に臨界状態から相転移に至る知識社会の終焉が来るとは思えない。
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U-Tchallenge
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上級国民・下級国民という言葉を見聞きしても驚きもしないのが現状である。上級と下級の間にある格差が存在している。その格差は埋めることができない、と下級に属する者はより思っている。そして、上級と下級の分断が生まれている。そして世界はリベラル化している、と述べられている。リベラル化していくのは悪いことではないように思う。しかし、リベラル化することで一人ひとりに分断されるようになっている。そのことが余計に上級と下級への分断につながっているのだろう、と思った。
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キ♡リン☆か
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現在の社会の縮図を数字を元にきっちり描いて分析しているなという印象でした。下流と呼ばれる人たちの考え方が赤裸々に描かれていて、そこに驚愕しました。フレーズのやり取りなどがあったのですが、本当に感情的に生きているんだなと改めて感じました。現在の選挙の結果を見ても、日本人は賢くはないと思います。いかにマスメディアを利用して扇動していくのが鍵か、ただいわゆるオールドメディアもネット民に全てを見破れていくトレンドにあり、早く日本人の多数が賢くなり、劇的に社会が変わっていくことを切に願います。
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かなかな
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2025年2月15日(土)audible。 『上級国民/下級国民』 ベーシックインカム、移民受け入れと子育て支援においてその発想はなかった件。 モテ非モテの歯に衣着せぬ視点に戸惑います。女性の方が幸福度が高いかもですが特有の不利もあるのよね。
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おかきち
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一人当たりGDP成長率が先進国と比べると異様に低く、今や世界26位にまで落ちてるなんて、全然知らなかったです。確実に昔よりも生活は豊かになってるので、生活が苦しい人が増えたのは、国民全体がコストのかかる生活をしたがる贅沢病にかかってるのでは?と思っていたのですが、実態として景気が悪い訳ですね。(未だに実感としては沸かないです。)団塊世代の既得権益を守ったせいで若者が就職からあぶれ、引きこもりが増えた、みたいな話もあり、そういう見方ができるのか、と発見する場面が多々ありました。
おかきち

ただ、この手の話は、相関関係はあるけど因果関係はない、みたいな話もあると思うので、なるべくいろんな人の本を読んだ方が良いのかな、とも思いました。(書かれてること全部を鵜呑みにしない。)面白かったですが、気分はブルーになる本でした。

01/06 20:29
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山田山田太郎
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A この分断から学ぶ
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たかひー
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★★★★ タイトルの印象以上に内容は詰まっていた。団塊の世代の影響力やモテ/非モテの分析、教育による分断など勉強になった。また、印象ではなくデータに基づくべきことを学んだ気がする。意識していきたい。
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ランフランコ
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無理ゲー社会よりも少し前に書かれている。読む順番が逆だったな。無理ゲーよりこちらの方が全然分かり易い。モテ/非モテの分析はなかなか面白い。保守かリベラルかという論点ではリベラルの方が分断された社会になるのかもと思った。知能、知識の有無による分断された社会になっているが、それももうすぐ終わるのではとのこと。でも結局、上級国民になれなかった私はどうすりゃええの?と。すべてにおいて手遅れなんでこりゃジリ貧やなと思う次第。
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ブロッコリー
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ベーシックインカム その考え方は素晴らしいと思ったけど そういう問題もあるのだな と確かに思う
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まえかわ
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知識格差。大学卒業出来るかどうかも大事だね どう生きていくのか。知らんけど。 私個人としては通信制で大学出たこともあり大学なんて選べば割りと安く出られるという意識がある。 頑張って中流目指そ〜
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読書は人生を明るく照らす灯り
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今回も多くの学びがあった。不登校や引きこもりになるのは、様々な理由があると思うが、大学に進学する支援が必要と感じた。自分も大学行きたくなる。お金の問題で行けませんけど
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ムライ
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ネタバレアメリカ社会は以下の層で構成されている サイバーリバタリアン:超勝ち組。科学や統計による事実を絶対視する。勉強すれば報われるといった嘘事実かつリベラル思考を嫌う。 リベラル(白人):勝ち組、リベラル思考 黒人保守派:勝ち組。黒人優遇制度をむしろ撤廃してほしい。黒人医者は仕事できないなどの偏見を助長しているので。 マイノリティ(黒人、ヒスパニック): プアホワイト:負け組、白人なので国からの支援も受けにくい、アイデンティティが肌の色くらいしかなくなり、白人至上主義になりがち。トランプ支持。
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 Coochie Bill Game
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11月に米国大統領選挙があり、トランプ支持者が見捨てられた白人労働者達である、とか分断とかが一体何が起きてるんだろうと思っていたが、よく分かった。過度のリベラリズムへのバックラッシュという単純化では済まない、複雑な感情の模様。このような状況はブリグジットのイギリスでも起こっているらしくスナクは賭けに負けて労働党政権になった。ただ民主先進国いわゆる西側諸国内で分断してる隙に、権威主義国家が台頭してくるから、リベラルってわがままもほどほどにした方がいいと思って来た。
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TOSU
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うまく感想は言えないけど、知の格差が広がって、それによって今まで優遇されてた人が職を失ったりして、ぎゃーぎゃーいったりして、経済的な格差は広がるばかりなよう。 価値があるものが変わってきているということなのかな。
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ZAKI★
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再読。前回読んだ時は現在のバイデン大統領になって1年ほど過ぎた頃だったが、今回は共和党の代表が前大統領のトランプ氏に決まったタイミング。本書でも取り上げられていたがアメリカを始め国内で進む分裂。誰もが昔よりは(旧石器時代とかと比べて)間違いなく豊かになっているが富める者とそうでない者の格差が広がり、ネットの発達も相まってそれが浮き彫りになっている現代。ある程度物事を見れる年齢になったと思ったが、この分裂が今後どこに終着するのか今の段階ではわからない。
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つちのこ
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内容はかなり辛辣だが、説得力ある論説に共感できる部分が多く、飽きずに読み切ることができた。教育の本質が「上級/下級」に社会を分断する格差拡大装置であるというのは短絡的に思えるが、「下流」の大半が軽学歴層になっているのは事実である。しかし、高学歴男子でも結婚できずに子孫を残すことができない「非モテ」組が多いのも純然たる事実。弱肉強食の一夫多妻の原理は古来から続く人類の遺伝子なのかもしれない。2045年とされるAIが人間の知能を超えるシンギュラリティ後の世界が、学歴・知識社会の終焉となっているのか楽しみだ。
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えみ
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納得しながら読みつつ色々なことを考えた。結局は人間の習性によって人間は行動するようにできているのか?今後は、持つものと持たざるものの差がますます広がっていくのか?子供達の未来のためにできることは何なのか?普通の生活ができれば良いのだが、格差が広がるのなら持つものにならなくてはとも考えた。
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ルティ
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ネタバレやっぱり面白い。 「弱者男性」が今かなり注目を浴びているが、差別され、迫害された彼らが、社会やマイノリティ、上級階層に対して牙を向き、今後さらなる悲劇を生み出すのは確実だろう。彼らを見捨てる社会がこのまま続いていくことは、あまりに危険であるし、彼らが苦しむことを看過すべきではない。そうでないと、「彼ら」という遠くからの目線が、「私達」になった途端、その反動が自分たちに牙を向くことになる可能性もあるということを、今の「私達」は忘れてはいけない。
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素敵帽子ちゃん。
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ネタバレ橘さんの著作を何作か拝読して、リベラルな社会の解像度があがったきがする。ぼんやり悩んでいただけのことが、成長しつづけるのがいいことなのか、「頑張れない」は悪なのか、というふうに表現できるのだと確認できた。明確な答えが提示されるわけではないのだけれど、考えるヒントがたくさん散りばめられてる。年金問題について「霞が関の理論」が紹介されていて、その場しのぎで繋いでいくんじゃないの?って冗談半分に思っていただけに震えた。マジョリティのアンダークラス、言い得て妙だな(事実なんだけれども)
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るい
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「言ってはいけない 残酷すぎる真実」でもズバズバと書かれていて、大いにショックを受けたものだ。これは2019年初刊。何となくみんなが分かっているけど目を背けたいような話を又もやズバリと。知識社会化、リベラル化、グローバル化で、はじき出され、こぼれ落ちた人たちは世界中にいる。分断と格差がつまり、上級国民と下級国民が、どのように生まれるのか。今更私が、解釈を述べるのもおこがましい。もう、多くの方々が読まれている。
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smatsu
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格差社会の話かと思ったら視点はもっと広く社会史の話だった。本書では19世紀に実現した新しい世界情勢を近代と呼んでいて、主題は20世紀後半あたりから始まった超自由化された世界で今起きていることは何かということだ。サルトルが指摘したように我々は「自由の刑」に処されていて能力主義と自己責任論にウンザリしながら生きている。経済的には全体的な豊かさ実現の代わりに一部の人間への富の集中、中間層の消滅が起こり、リベラル左派の望むベーシックインカムの問題点は財源ではなく子供をたくさん産むことによる政策ハックだと。確かに…
smatsu

エピローグで橘氏は、科学技術の進歩によって(AGI登場などにより)人類にとって教育は意味がなくなる、だから子供たちが能力を高めることよりユーチューバーのように他人からの承認の獲得へ向けて努力するのは目指す方向として正しいというのですが、橘氏にしては珍しく雑な議論だと思います。AIが囲碁や将棋で人間を上回るようになっても棋士という仕事はなくならないし、将棋をやる人もいなくなりはしない。同様にイラストレーターや作曲家や、研究者もやはりいなくならないと思う。AIを利用した新しいやり方が生まれていくだけだろう。

04/25 16:33
smatsu

ただAGIが実現すれば世界的な大量失業は避けようがない気がしていて、「労働の対価によって生活を成り立たせる」という経済の基本ルールから見直しが必要になる。ではどういう基準で富の配分ルールを決めるのか。BI的な頭数による平等分配が著者の言うようにダメだというなら、生まれつきの才能に基づく能力主義か?それはそれで別の地獄を産みそうだ…となると平等と自由競争の間でバランス調整した社会民主主義ガー…って、結局一周回ってリベラルに戻るんかいというね…もうAIに支配されてしまった方が人類は幸せになれるのかも知れない。

04/25 16:59
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saga
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2019年の池袋で発生した高齢ドライバーの起こした自動車暴走事件を引き合いに、上級国民/下級国民という分断が起きた理由を解き明かす。テクノロジーと人間の適応力という図表は興味深い。21世紀はテクノロジーが私達の適応力を少し超えているために、知識社会化・リベラル化・グローバル化が進んだことで格差社会が生み出されたという説明に納得。ベーシックインカムの危険性は目から鱗だった。ただし、AIなどによって進化したテクノロジーを誰も理解できない未来はやってきてほしくない。
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代理
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ネット論壇の解像度の低さや、トランプ大統領とブレグジットを所謂『持たざるもの』の反乱として括るのはさすがに雑だと思う。勉強が出来ないとおカネが稼げない。そしておカネが無いと幸せになりにくい。というメディアが言わない真実をちゃんと書いてるのは素晴らしいことだけど。
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やすたき
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エビデンスを提示して長々と論じてるけど、じゃあ読者は何をすべきか考えると金持ちになるための行動をとることではないかな。著者の過激表現の連発は売上のための悪意にも思えるし精神上良くない。胸糞悪いホラー小説のような後味悪さ。
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ダイスケ
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ネタバレ1章2章、中高年(団塊の世代)の雇用という既得権が若年から仕事を奪ったがこの話題は公にはタブー、働き方改革は団塊の世代が引退したことで可能になった、令和は団塊の世代の年金を守るための20年になる? 3章、教育は格差拡大装置と福沢諭吉はいうが、大阪の軽学歴の子を調査したら貧困が再生産されるのは教育ではなく福祉政策によって貧困でもある程度の生活水準や豊かさが享受されていて子供は自らの意思でドロップアウトしてる説?4章女は男より幸福度が高い、エロス資本、女性の恋バナと留学が多い理由
ダイスケ

5章ポリコレは多様性の社会で共生するための振る舞い方や共通の約束事?6章知識社会化、リベラル化、グローバル化、生徒52人が妊娠してる米の女子高校、黒人は楽に?医学部に入学できるようになり黒人医師を避けるようになった、自分の好きなように生きる(自己中心的)という人生観においてヤンキーとエリートは似ている?マイノリティの弱者利権や被害者ビジネス エピローグ、海外の貧しい女性に日本人の子供をたくさん産ませてベーシックインカムを受け取ろうとする人が大量に出ると予想されるから、経済格差は知能の格差のレトリック、

03/12 16:39
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Buffalo2004_TYO
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■脆弱なアイデンティティしか持てなくなった人達がますます増えている/「自分は最初から持つが、相手が手に入れることが不可能なもの」にアイデンティティを見出ししがみついている(例:プアホワイトの白人至上主義)■知識社会における経済格差とは「知能の格差」の別名■ポピュリズムとは、リベラル化・グローバル化・知識化社会に取り残された層(本書でいう下級国民)による「知識社会」への抵抗運動■日本の平成は「団塊世代の雇用(正社員の既得権)を守る」ための30年であった。令和は「団塊世代の年金を守る」ための20年になる。
Buffalo2004_TYO

(コメント2)■『中流危機』 (講談社現代新書)では、現状を生んだ主因として「企業依存型雇用システム」「企業存続と正社員最優先」「非正規対象の拡大」を挙げていた。非正規雇用も当初はプロフェッショナルな職務対象であったものが、正規社員を守るために対象を拡大した経緯が書かれていた■これらの「企業存続と正社員最優先」の根源には、当時の大卒・団塊世代・男性の既得権益を守ることがあった、というのが今回読んだこの本の主張だ。

03/02 21:44
Buffalo2004_TYO

(コメント3)■団塊の世代が企業からほぼいなくなったので、ようやく現在のジョブ型が進められるようになった、ということか。そして今度は年金を守るフィールドに移行したわけか…。

03/02 21:47
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えっちゃん
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前回2019年発売当初、読了していたのに忘れて図書館で借りてしまう。感想が書いてなかったことを思うと当時はそれ程身近な問題だと思わなかったのか?と愕然としてしまった。今回はアメリカでの分断や海外の事もよく分かり改めて読んで良かった。団塊世代の優遇も何となく分かっていたはずなのにこんなにも他の世代、特に若者達に皺寄せがいっていたとは…。人工知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)は2045年とされているそうですが最近のチャットGPTの進み方とか見るともっと早くなるのかも…。「知識社会」の終わりは来るのか
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かず
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貴方は上級国民って誰の事だと思いますか?政治家?高級官僚?ノンノン。「大卒団塊世代だ」と喝破します。バブル崩壊後の不況時には、彼らの既得権益を守るためにその他の層はしわ寄せをくらうが、批判すべきマスコミ人は当事者なので誰も指摘せず。そして、就職難民の若者やリストラされた高卒団塊世代は「努力不足」と断罪された、と。そして、その流れは現在進行中で、社会保障改革は彼らがいる間は無理だろう、と。若手官僚の声が悲痛。インテリ層は彼らに勝てないことが分かっている。東大生から官僚が敬遠されるのもさもありなん。
かず

【追記】本著では、非知識階層男性たちの反乱がトランプ現象や黄色ベスト運動であると記載されている。そして、末尾に知識階層の優位性も、いずれAIの高性能化で知識自体が意味をなさなくなると結び、非知識階層的下流階層のルサンチマンを慰撫するようかの言葉で締められているが、私はそうは思わない。いずれ実質的な身分社会になっていくと思う。上級にならんとする意欲のない人は、どんどん淘汰されていく時代になると思う。Übermensch目指して挑戦し続けること。それを楽しめる人が勝利者になる。

02/12 08:03
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ハタケ
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平成は団塊世代の為、令和は年金受給者の為。あと20年先は長いなぁ
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アミアンの和約
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日本と欧米において進む社会の分断を、インテリ/非インテリ、モテ/非モテの両面から切り込んだ意欲作。21世紀に生きる我々は何のために学ぶのか、既存の知識にもはや意味があるのかと考えさせられた。
0255文字
タナカとダイアローグ
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非マイノリティ(マジョリティの下層)が知識層にもマイノリティにも攻撃的であり、具体的にはトランプ支持層やブレグジット支持層。知識社会において、良い仕事につけず、性愛も獲得できない鬱憤が向かうのは、アイデンティティの誇示。偉大なアメリカ人、イギリス人。日本でもネトウヨは日本人であることを異様に持ち上げ、他国に排外的。先進国に共通の問題らしく、この構造を生む知識社会がどのようなものか知りたい。大卒か否かが分岐点だけど、そもそものIQ(環境含む)で決まった未来な気がする。誰もが教育で東大に!みたいな幻想砕きが
タナカとダイアローグ

境界知能でASD気味の息子がいて、ADHD気味の娘がいて、自分も特性あるなと自覚し、この数十年で極端に知能偏重の歪な社会に居場所をみつける…人類学にヒントがあると思った2023年。

12/31 06:08
タナカとダイアローグ

IQテストの結果は機密事項としながらも、自分の指針として、結果を受け止めておくのはいいかも。遺伝子検査の結果と同じような感覚で。すべてが遺伝決まるわけではないけど、抗えないもの。IQ110くらいに1番生きやすいように設計されている社会という印象が強くなった。遺伝か育ちか、アイデンティティ、サムウェア・エニウェア 自然科学、人文科学、社会科学のやるべきことはたくさんある

12/31 06:29
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Roco
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「現代社会を蝕む病は、脆弱なアイデンティティしか持てなくなったひとたちがますます増えていることです。彼らは名目上はマジョリティですが意識のうえでは「社会的弱者」で、だからこそ自分より弱いマイノリティにはげしい憎悪を向けます。なぜ世界じゅうのあらゆる場所でアイデンティティが不安定化し、憎悪がぶつかり合うのでしょうか。それはよくいわれるように「格差」が拡大しているからであり、社会が「分断」されているからですが、その原因は「ネオリベ化」や「グローバリストの陰謀」ではありません。
Roco

私たちが暮らす「後期近代」のとてつもなくゆたかな世界が、知識社会化・リベラル化・グローバル化の「三位一体」の巨大な潮流を生み出し、その勢いはますます強まっています。ーこの「とてつもない変化」が、先進諸国で同時多発的に同じような「問題」を引き起こしているのです。」

12/30 22:18
0255文字
box hound
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違和感のある言説のもとには、なにか社会の病理が隠れているのだとわかった
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yamako
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漠然と感じていた、生きづらさの原因となる現代社会の価値観や、ひきこもりの多さや凄惨な事件が起こる背景の分断や格差に納得した。結局のところ知識社会においては知能によって分断されるが、著者の本「言ってはいけない」によると知能は遺伝によるという話なので、救いようのない話だ。上級国民下級国民はあくまで話題のきっかけで、社会の格差や分断について書かれている本。だからといってこの世の中、日本で暮らす私達が不幸せなわけではないと思いたい。
0255文字
もくたつ(目標達成)
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4 コロナ前の発刊物なので、解釈の古い箇所があると感じた。
0255文字
ウブド
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世界中で広がる格差と分断。トランプを熱狂的に支持する人達の心理や、ベーシックインカムの問題点、モテと非モテについてなど話題は多岐に渡る。このままでは若い世代に負担を強いるばかりの将来に暗澹たる気持ちになった。
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りょうみや
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煽り系のタイトルだけど中身はグローバル化やリベラル化に基づく社会階層の分断について真面目に分かりやすく論じている。単に金銭面だけでなく進化心理学からのモテと非モテや社会的アイデンティティの面からも格差を捉えているのが橘氏の特徴。ベーシックインカムで金銭面の格差は緩和できても、世がリベラル化してしまうと非モテ層(特に男子)は救えないというのに納得。
0255文字
ヨードー
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ベーシックインカム破綻論はなる程と思う。
0255文字
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上級国民/下級国民 (小学館新書) (小学館新書 た 26-1)評価60感想・レビュー644