(コメント2)■『中流危機』 (講談社現代新書)では、現状を生んだ主因として「企業依存型雇用システム」「企業存続と正社員最優先」「非正規対象の拡大」を挙げていた。非正規雇用も当初はプロフェッショナルな職務対象であったものが、正規社員を守るために対象を拡大した経緯が書かれていた■これらの「企業存続と正社員最優先」の根源には、当時の大卒・団塊世代・男性の既得権益を守ることがあった、というのが今回読んだこの本の主張だ。
(コメント3)■団塊の世代が企業からほぼいなくなったので、ようやく現在のジョブ型が進められるようになった、ということか。そして今度は年金を守るフィールドに移行したわけか…。
境界知能でASD気味の息子がいて、ADHD気味の娘がいて、自分も特性あるなと自覚し、この数十年で極端に知能偏重の歪な社会に居場所をみつける…人類学にヒントがあると思った2023年。
IQテストの結果は機密事項としながらも、自分の指針として、結果を受け止めておくのはいいかも。遺伝子検査の結果と同じような感覚で。すべてが遺伝決まるわけではないけど、抗えないもの。IQ110くらいに1番生きやすいように設計されている社会という印象が強くなった。遺伝か育ちか、アイデンティティ、サムウェア・エニウェア 自然科学、人文科学、社会科学のやるべきことはたくさんある
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