形式:新書
出版社:KADOKAWA
形式:単行本
形式:Kindle版
出版社:情報なし
日本ではリーダーはあまり尊敬されないので、そもそも本当に優れた人がリーダーになろうとしないという問題がある…会社組織などで上になる人はお金儲けが得意な人ではあるんだけど、人間的にどうかというのはまた別の話になる。人間的にいい感じの人だと今度はお金儲けが下手だったりして、世の中はままならないことだと思う。
上司の命令を部下が素直に聞かないとしたら、それは部下が悪いのではなく、上司の言葉に、信念と誠実さが足りないからかもしれない。人に自分の言うことを聞いてもらおうと思ったら、熟考を重ねた上で、リーダーは自分の言葉に責任を持って、信念と誠実を尽くさないといけない。/信用すれば信じてもらえ、疑えば誰からも信用されない。部下を信頼するほうが「結局、得をする」。上司が部下を信頼するから、部下は上司を信頼してくれる。仮に裏切られたとしても、信頼したこちらが悪いと割り切ればいい。
出口「元気に、明るく、楽しく」。自分の立ち位置を確認し、それに見合った振る舞いを演じ続けていれば、それはやがてその人の本性になる。
【歴史の知恵】 □ゲルマン民族の大移動(→フランク王国)と五胡十六国(→隋・唐)は同根(2世紀半ばの遊牧民の南下) □易姓革命論は漢民族の思想 □拓跋部は国家仏教の理論(皇帝は仏である)で易姓革命論に対抗した □中国思想界は、①法家(本音)②儒家(建前)③道家(趣味、知識人)の棲み分け □隋の煬帝と唐の李世民の類似性①次男②父兄からの皇位簒奪③高句麗遠征の失敗 □イスラム世界は中国から紙を受け継いだ □ギリシャ悲劇には、人間の喜怒哀楽の全てが描かれている □遊牧民の十進法(一人の人間の判断力の質的な限界)
以下、備忘録です。/リーダーは三鏡(銅の鏡、歴史の鏡、人の鏡)を持たなければならない。大参事のときこそ、ぐっすり寝て、しっかり食べて、体調を整えるべき。人生はプラスマイナスゼロではない、絶対値として考える。人生の楽しみの総量は喜怒哀楽の総量で決まる。
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