形式:コミック
出版社:講談社
形式:Kindle版
恩田の活躍だけではなく、二年生勢の作戦変更案や白鳥の変化、ゴルゴ越前は相変わらずきっちり仕事をするなどチーム一丸となって日本一のチームに食らいつく試合展開が熱い。 才能を得て再起した蕨青南と、凡人の努力によって登り詰めた興蓮館。この試合の行き着く先が本作の、それに新川先生のサッカーへの哲学や、これまでのそれへのアンチテーゼなのかと考えると興味深い。決勝なのもあるがこれまで以上に続きが楽しみになる巻。
作者もまた来栖のように、常に全てを置いてくるような意気込みで本作を描いている気がします。適宜挟まれるコミカルな描写でシリアスになりすぎないバランスや、それぞれのビッグプレイのシーン、投入時の佐和の絵など、漫画力の高さに感心します。
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