泰介の母親が若い頃の楽しい人間関係、その後の人生の厳しい生活、泰介のADHD由来の落ち着きのなさ、妻の辛抱強い性格、読書メーターレビューでは書ききれない。惹かれた部分で特筆するのは、萌子の泰介への接し方が印象的です。全体的には辛い場面も多い作品だったが、萌子を中心にそれぞれの家族が思いやりの関係が出来ていく所が読みどころ。2度の東京オリンピックに絡んで物語が進んだ。読み終えると、表紙が堪らなくせつないと感じた。バスの中で目がヤバい!と思いました。
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