L ピダハンの著者の息子による数の発明の探求。人類が数を認識し始めて2~3千年。数は現代までの発展の基礎として特定の文化に根ざしている。時計の60進法はシュメールやバビロニアで使われていた名残、12進数はエジプトの日中10分割+日の出前と日没後が由来。数のベースは手の指だと思われるが、指の関節や指の間などで8,12,60進法が作れる。数えることは3つくらいまでは生得的にあるが、それ以上は訓練が必要。よって数の概念は文化によって体得される。ピダハンはその数の文化を必要としなかった。農業・工業・宗教がないから