形式:単行本
出版社:学研プラス
【2022年青少年読書感想文全国コンクール課題図書 小学校中学年の部】サイと密猟者、そしてサイを守る人たちの、知られざる戦いがある。この本では、サイの子どもを保護する「サイの孤児院」や、科学技術による「復活プロジェクト」などの取り組みを紹介。南アフリカ共和国での取材を行った記者による、迫真のノンフィクション。第8回子どものための感動ノンフィクション大賞受賞作品。
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保護活動として興味深かったのは、もはや雌2頭しか残っていないキタシロサイのiPS細胞から卵子を作り冷凍保存していた精子と掛け合わせる取り組み、女性のみのレンジャー組織や訓練犬の起用、そして彼女等による小学校での講演。アフリカに居ても、貧しい子は有料の保護区にいる野生動物達を見る機会はなかなかないそうだ。
教育はきっと、狩る側だけでは駄目だ。無知なまま購入する側も教育せねば。
野生動物の話は、書籍も映像も絶望的なものばかりです。いつの日か明るい話を見聞きする日は来るのでしょうか…。人類のいる地球にそういう未来を思い浮かべる事が出来ず、本当に悲しくなります。
Haruさん、こんにちは。本当ですね。野生動物を密猟者から守るレンジャーも、自らを守るために武器を持たねばならない厳しい世界です。武器を持たず地元の人達との密接なコミュニケーションを通じ事前に異常を察知し密猟を防ごうという取組みも紹介されていました。こちら女性のみのレンジャーです。サイはある一定の草を好みますが、その草を食べるサイが極端に減る事はまた生態系に異変を起こす事にも繋がっています。地球って全てがぐるぐると繋がっていますよね。人間が動物と共生している意識を持ち知る事で防げる事が沢山あると思います。
そうなんですね。読んでみよう! ほんと、私も涙もろくなりました。いろいろと…
ゆうぴょんさん、サイ可哀想すぎますよ!痛みとか考えるとゾッとします……
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