形式:大型本
出版社:グラフィック社
【オール・ハロウズ・イブ】いわゆる悪魔と魔女の概念はルネッサンス後、それもかなり後半になってから。意外と新しい?古代からのアニミズム的なものがキリスト教によって捻じ曲げられたからなのだろうが、17世紀後半にはカニングフォークが見直され、20世紀はニューエイジ、ウィッカなど魔術的な要素も復活してきている。魔術、宗教、科学。現代はかなり混沌としている。
限られたページ数で、世界中の魔術を網羅するのは不可能ですから、特定の地域に偏ってしまったのは仕方がないのでしょう。道具も個別に解説しようとするとページが足りない。例えばギリシア、東南アジア、日本等では弓矢に神の力が宿ると考えられ、呪術の道具として使用されたこと。弓矢はその後、弦楽器の起源となり、音楽や楽器に呪術的側面を持たせることにつながったことなど。本当はこのあたりを深く知りたかったのですが。
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