読書メーター KADOKAWA Group

「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く (インターナショナル新書)

感想・レビュー
89

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ochatomo
新着
「パラサイト 半地下の家族」ほか13本 自己責任という名の弱肉強食 あとがきより『戦後30年間、日本人は力を合わせて働きました。最高税率は75%だったので、富は集中せず、公共事業や福祉、教育で国民に再配分されました』『それから40年余り経った今、(中略)、富裕層の税率を下げ、大企業の利益を上げるために非正規雇用を増やし、賃金を抑え、簡単に解雇できる社会にする政策を政府が採ってきた』 vol.1、2も読みたいと思う 2021刊
0255文字
たらお
新着
「格差」に絞って紹介しているのがいい。ノマドランドでは、トレーラーハウスで放浪する女性の物語だったが、町山さんは、原作には書いてあったが、映画では描かれていなかったノマド(放浪者)の困難さを浮き上がらせる。それは、ノマドがどうしてノマドになってしまったのかであったり、最低賃金の問題であったり、弱者切り捨ての社会保障であったりする。だけど、映画では、放浪する自由さと、美しい自然の景色に焦点を当て、暗部をぼやかしていたことを知る。日米韓英の格差映画を並べることで、各国が抱える社会的な問題点も知ることができる。
0255文字
ハレ
新着
作者は映画評論家なんだけど政治や歴史にも詳しい博学多才な方。この本では13本(うち5本鑑賞済)の「格差」の映画を紹介し解説している。どの作品も貧困層、世の中の底辺を生きる人達を描いていて観るのも読むのも辛い。国や時代が違っても貧困に陥るきっかけは誰にでも起こりうる事を知る。大きな要因は政治。政権を担っている政治家と企業の経営者が彼らに目を向け、優しさを持ってくれたら世の中は変わるのにと思う。どっこい、今テレビでは政倫審の生中継、裏金議員の白々しい弁明。変わる日は遠い、、、
0255文字
みみみ
新着
面白かった.映画を通して貧困と格差を考えるのであるが,貧困を描いた映画監督達が自国では「恥をさらした」「国辱」「左翼」と罵られていることに驚く.『万引き家族』の是枝監督は「反日」とまで言われた.日本だけではなく多くの国々では「貧しい人々は自分たちを搾取する者たちに怒りを向けず,自分よりもさらに弱い者の足を引っ張る」.映画さえ許さない世論とは何なのかと暗澹とする.
ハレ

町山さんのツィッターはよく見るけどこの本は知りませんでした。読んでみようかしら。胸が痛みそうだけど。

02/06 09:40
みみみ

胸は痛みますが,個人的に町山氏はツイッターやYouTubeより活字の方が素敵だと思っています.文章が上手いのでスルスルと読めましたよ.

02/06 09:52
0255文字
bookreadbook
新着
ジョーカー、万引き家族、天気の子などの貧富の差を描いた映画作品を町山智浩の豊富な知識で解説する本。 映画を見たあとなんとなく抱えていたモヤモヤの原因を解明する助けになるし、単純に読み物としても面白い。 覆せない貧困に支配された世界でどう生きるべきか、考えさせられる。映画を見る意味を改めて知れる本でもある。
0255文字
ダミアン
新着
全部読み応えがありましたが、特に「万引き家族」にグッと来ました。
0255文字
スターゲイザー
新着
この本に紹介されている映画について半分ぐらいしか観てなかったが、観てない映画についても興味が湧いた。紹介された作品の中でも『パラサイト』と『アス』は傑作であったように思う。『天気の子』は著者の解説を読んで観たいと思えた。
0255文字
gogo
新着
単純に「やっぱりこの人の本は面白いなぁ…」というのが率直な感想です。知識自慢に終わらずに著者の熱量をしっかりと感じる事の出来る「地べたの映画評」といったところでしょうか。ケン・ローチのファンなので彼の出自を知る事が出来たのも収穫でした。
0255文字
akemitsu
新着
1年ほど積読してた本。映画を見るのってドラマ見るのとまた少し、頭の使い方というか感覚の持ち方が違う気がして。先日、久しぶりに飛行機に乗ったとき、映画にあまり集中できず、疲れもあってか全く見られなかったので、なんとなく頭のリハビリみたいな気分で読んだ。紹介されてる映画、見てないのもかなりあったけど、面白く読めたし、ぼちぼち見たりしようと思うのも結構あったので良かった。
0255文字
旅するランナー
新着
経済格差を描く映画を取り上げてます。ポン·ジュノ、クロエ·ジャオ、ジョーダン·ピール、ラミン·バーラニ、ダルデンヌ兄弟、ケン·ローチ、是枝裕和、新海誠監督たちの過去作品からの流れも語られます。CJエンタテインメントの副会長マイキー·リー(サムスン創業社長の孫娘)がスピルバーグから映画ビジネスを学び、ポン·ジュノ作品を生み出した話。「バーニング劇場版」は村上春樹とフォークナーの「納屋を焼く」を合体させたもの。「万引き家族」の海水浴シーンでの樹木希林さんのアドリブ。のような情報が、映画ファンにはたまらない。
0255文字
Isamash
新着
町山智浩2021年出版著作。私が既視の映画としてはパラサイト半地下の家族、ジョーカー、万引き家族、天気の子が挙げられていた。ジョーカーでは途中と最後の精神病院の壁色の違いから、最後除きずっと夢の可能性を指摘。天気の子は新海監督による、君の名で恋愛のために災害を利用する映画との批判への解答らしい。あの人たちをもっと怒らせる映画を作りたいと言ってたとか。天気の子が多くの人間に批判されたこと、次回作含めて大ヒットの理由が分かった気がした。水没に関して、宮崎駿の表現同様、これは滅びでなく始まりなのだと町山は解説。
0255文字
AnmitsuK (うろ覚えムーミン)
新着
今の御時世、フィクションに対し「何を描かんとしているか」ではなく「自分の善悪基準に則っているか」でモノ申す人間があふれている。そんな社会に対し、敢えて鋭く挑戦的な問いかけを行った映画たちを取り上げている。『パラサイト/半地下の家族』『ジョーカー』『万引き家族』『天気の子』などの話題作は、話題になるだけの強烈なドラマツルギーが存在していたのだ。好き嫌いが両断されるくらいの。
0255文字
samandabadra
新着
世の中はカタルシスをスカッと解消させることなく、こうした感じの鬱っぽい状況が続くという映画も多くあり、人間って、とか人生ってとか考えさせてくれる。ここで紹介された様々な作品ぜひ機会を見つけて鑑賞してみたい
0255文字
WA
新着
ネタバレ為政者や富裕層による責任の回避と転嫁が実体である「自己責任論」を受け入れて、権力側になったつもりで気分を偽装する、諦めの良い大人にはなるなよ、と「格差」を視点に今の映画を物語る。ケン・ローチや是枝裕和、ポン・ジュノ監督の作品を紹介してきて、最後に新海誠の『天気の子』を持ってくるとは、すごいなぁ。本当に、人間が人間として世代を紡いでいくには、映画や文学が絶対必要だな。
0255文字
panna
新着
普段読まない本を友人に借りて読んだ。 今まで観た映画をまた違う視点で感じる事ができて、 言葉にならない気持ちになる。 それが「しかし…」なのかも。 チャップリンの名言 [人生はクロースアップで撮れば悲劇だ。 だが、それをロングショットで撮ればコメディになる。]が心に残った。 普段見ないようにしていた世界の格差社会、日本の税金や制度の問題を嫌でも考えさせられる。 そんな私は冷房の効いた部屋でアイスコーヒーを飲んでいる…結局自分に直接振りかからないことには他人事なのかな…。
0255文字
yyrn
新着
私は『パラサイト』や『万引き家族』のような映画を二度見たいとは思わない。なんでわざわざ他者のつらさを味わう必要があるのか?戦争映画は不戦の誓いを新たにするし、人種差別がテーマならそうしないよう自己を戒めたりもするが、自助努力だけでは何とも埋めがたい所得格差による差別を見せつけられて、どう個々人は対処すればよいのか?低所得者やホームレスには優しく接し、見て見ぬふりをせず、フードバンクに協力でもすれば良いのか?▼取り上げられた映画の多くは低所得者らの追い詰められた荒んだ生活のむごさを強烈に描いており⇒
yyrn

コメディタッチがあってもブラックだし、犯罪や暴力に向かう話も多く、人間の善意の仮面が剝ぎ取られ眼をそむけたくなるような重く暗い話ばかりで、読むうちになぜこれほどまでに世界中で多作されるのかとそちらの方が気になった。映像で世の中の不条理を糾弾し改めさせたいのだろうが、でも見る側の多くは「他人の不幸は蜜の味」とでも思っているのかも。だから、本書の感想として「面白い」という表現が散見されるのではないか。これまで考えもしなかった現実に目を見開かされたと思うのなら素直に「驚いた」と言えばいいし、社会制度の不備に⇒

09/07 23:34
yyrn

怒りを覚えたと言ってもいいだろうが、無意識でも「面白い」はあまりにも不適切だろう。▼しかし、米国でも英国でも日本でも、本人のせいとは言えない病気・ケガで正規雇用のルートから一度でも外れてしまうと、あっという下層社会に転落する恐怖は身につまされた。誰も贅沢したいわけじゃない。普通の暮らしがしたいだけなのに、その道さえ断たれてしまえば犯罪に走るしかないじゃないか。いざとなればセーフティネットが救ってくれると思うから高い税金でも納めているのに!(給料天引きだからホントは納税意識はほとんどないw。それが問題か?)

09/07 23:38
0255文字
Mic
新着
ようやく全部の映画を見た キャシーカムホーム以外。
0255文字
もち
新着
怒ってる
0255文字
紅咲文庫
新着
“この「しかし・・・」が是枝作品すべてを貫いている” “調査を続け、関係者の証言を集めるうちに、事件の全体像は一転二転し、事実を知れば知るほど、誰が悪いのか、何が動機なのか、判断できなくなっていく。「しかし・・・」「しかし・・・」が無限に繰り返される”(#12 『万引き家族』)
0255文字
numainu
新着
評価A
0255文字
AM
新着
マニアックなジャンルの映画ガイドとしては、ネタバレし過ぎな点を除けば非常に良質。ただ、自らソリューションを提示せず安全地帯から今の日本に対してdisるのみの姿勢は正直みっともないと思います。対案を出さないと。
0255文字
辻本 敏久
新着
映画には夢も希望もあります。
0255文字
templecity
新着
映画は格差を描くと言われるが、格差から事件や物語が生じる。貧困から犯罪を生む。皆が平等であれば犯罪も生じないとはある意味正論かも知れない。世界の様々な格差を描いた映画が紹介されているが、韓国のパラサイトもそう。防空壕としての地下室を安く払い下げたりしている。そこの住人は洪水の最初の被害者となる。日本映画としては万引き家族を紹介している。このような環境を生み出さない社会をつくりあげて行かなければならない。
0255文字
おもち
新着
面白い!好きな映画が多くて、あのシーンのあれはそういう見方が出来るのか…そういう背景があるのか…、と新しい見方を教えてくれる。もう1度映画を観て、もう1度この本を読みたくなります。
0255文字
柴多知彦@cinema365
新着
「最前線の映画」を読む第3弾。今回は書名の通り、「格差」をテーマにした、いわばコンセプトアルバムとして仕上がっており、取り上げた作品の選択(旧作のダルデンヌ兄弟『ロゼッタ』、ケン・ローチ『キャシー・カム・ホーム』も収録し、「最前線の映画」を読むという趣旨からは逸脱しているが、テーマを参照、補強する意味では、むしろ不可欠だろう)も含めて、トータルの完成度は3冊中随一。
柴多知彦@cinema365

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』のリューベン・オストルンド、『ザ・ホワイトタイガー』のラミン・バーラミ、両監督のフィルモグラフィをさかのぼってのくわしい作家性の解題は本書以外ではまず読めまい。また『バーニング 劇場版』の各場面での詳細な考察とヨーロッパにおけるミケランジェロ・アントニオーニとの比較、あるいはダルデンヌ・スタイルを解説した『ロゼッタ』なども読みごたえ充分。

04/29 17:05
0255文字
ヒデキ
新着
本の感想になりませんが・・・ 映画で格差を描く、それも大会社の作品で それは、格差や貧困を描くことが、ビジネスとして成り立つということですよね。 これは、我々に、さらにひどい貧困を見させて 我々に安心感を与えるためのものなのか それとも・・・ と考え始めると結論が出てこなかったです 不勉強です
0255文字
やまざき
新着
面白かった!個人的に映画は小説に比べて商業的な面が強くて、あまり問題提起に積極的ではないんじゃないかと思っていたけれど、認識を改めた。
0255文字
ん。
新着
貧富の差が生まれ、広がるのは、個人と社会の「両方に」問題があるせいと思うんだが。国や地方自治体からの援助(福祉)を利用するための手続きが面倒で出来ない、分からないという人間が、そもそも仕事を与えられて、きちんとこなせるのだろうか? 精神を病んでいたり、呆けている場合は別として、失業して時間だけはあるのだから、自分で学ぶか、分かる人間に聞く位、やれや。諦めてパチンコに行ってしまうようなら、助ける必要なしと考える私(低所得者でも、何とかやりくりしてる。収入が多い時は、出費もまた多かった)は、冷たい人間なのか?
0255文字
ハイランド
新着
何故企業も政府も、これ程迄に人に対して金を払うことを嫌がるのだろう。外国にはぽんぽん金をばらまくのに。日本だけでなく、世界に貧困に喘ぐ人達が居て、格差は拡がっていく。現状を描くのに映画は適したツールではあるが、商業映画である以上、採算が取れなければ創られなくなる。世界的に評価された「万引き家族」を観てもいない政治家が日本の恥だと非難する。今、声を挙げなければ、日本がアジアの最貧国になるのは遠いことではない。私達そして私達の子供が、グローバル経済に押しつぶされ殺される未来は、もうすぐそこに迫っているのだ。
0255文字
法水
新着
「格差」をキーワードに『ジョーカー』『パラサイト』『万引き家族』など13本の映画について解説(うち3作がケン・ローチ監督作品)。今回は半分以上観ていたけど、また改めて見返したくなってくる(特に『天気の子』)。ところで『バーニング』の解説で「前述した通り、村上春樹の『納屋を焼く』は、フォークナーの『納屋を焼く』に影響を受けて書かれた」云々とあるけど、それ以前にそのことについて触れた箇所がどこにもないのよね…。
法水

P.182「84歳で『家族を想うとき』(2016年、#10)を発表したケン・ローチは~」は正しくは「83歳で『家族を想うとき』(2019年、#11)を発表したケン・ローチは~」ですな。1つの文で3ヶ所も間違いがある。笑

04/03 20:35
0255文字
ruki5894
新着
飽きない本だ…何度も読んでしまう。映画の作品としての解説の深さ、そして作品が作られた背景や監督の生い立ちに至るまで。作品を見ただけでは知ることが出来なかった側面を深く書いてある。日本だけではなく世界中に広がる格差をあらゆる角度で光を当て、影を映し出す。読者ができることは考えること。答えのないあらゆる問いを、投げ出さず、絶望せず考えること。そう教えてくれている。
ruki5894

「金持ち一家も貧乏一家も別に悪人ではない。本当の悪はこの映画の中にはいないんです」映画の外、つまり現実にある。「グローバルな資本主義というシステム」だ。(p43)

03/24 11:25
0255文字
planetarium
新着
観てない映画もたくさんあって、すごく観たくなった。町山さんの解説が分かりやすくてとても良かったです。何よりも、この社会の中での「映画」という文化の重要な役割を再確認しました。
0255文字
damezaemon
新着
サラッと読めるが内容は重い 解説されている映画をみてから 参考書的に読む本 町山さんの今までの本同様 映画を見直したくなる
0255文字
SAHARA
新着
「ダニエルはこの映画を通して、軽蔑され、ダメ人間とみなされ、落伍者とみなされ、徹底的にみじめな気持ちにさせられた。福祉を受ける者のプライドを徹底的にへし折って、跪かせる。それがシステムの目的だ。」212頁。 天気の子はアニメで、子どもが主人公で、日本における大ヒット作なので、この作品群の中でも異質。こういう読み方もできるんだと町山さんYou Tubeかテイックトックで解説してよ。案外バズるかも。苦しんでるのは若者で、これから苦しむのも若者なんだから、連帯を生み出すには「天気の子」の物語を借りるしかない。
SAHARA

何でもかんでも格差にむすびつける読み方はすごいな。それだけ、人物を描こうとするとどんな生活してるかとか、給料いくらなんだと気になっちゃう無意識的なお金と人間の繋がりに対する感覚を表しているのかね。

03/04 11:54
0255文字
がんちゃん
新着
社会をあぶり出す映画の数々。そこで描こうとしていることや訴えようとしていることを著者が分かりやすく解説してくれるので、こちらがその映画を観て感じなかったことや見逃したことを再確認させてもらい良かった。それにしても自分の見たいことしか見ず、信じたいことしか信じようとしなくなった今、映画の役割とは何だろうと考えさせられてしまいました。何しろチャップリンのような映画にさえ批判を浴びせて得意になっている人たちがいるという現実にはある意味、衝撃です。ほんと、私たちはどこに向かおうとしているんでしょうね。
0255文字
kzy
新着
町山さんって結構ロマンチックでエモーショナルな人なんだなって思った。感情が迸っているのが伝わってくる。「ザ・ホワイト・タイガー」については、同作ではなく過去作や関連作の解説がほとんどだったのは残念。
0255文字
ツーラン
新着
ネタバレ世界の映画で格差の広がりや貧困をテーマ、モチーフにした13本の映画の解説本。1本ずつの映画のストーリーやシーンからその国、時代の社会問題について書かれています。どの国も格差が広がり息苦しくなってきていて、なかなか暗澹たる気持ちになります。各監督の作家性や作品に通じることなども書かれていてポン・ジュノ監督の初期作から通じる雨演出や【アス】で最初に映る番組の説明や更にその後ろに映るVHSなど面白く読めました。また【バーニング】の解説もボリューミーで、映画見ながらこの本読みながら、というのをやってみたいです。
0255文字
いくみ♪
新着
町山さんはやはり日本のありのままの姿を丸裸にしてくれていい。 「本当のことを描かれるのを好まない人もいる」ほんとこれ。 鈍感な人はゆでガエルのようにじわじわと没落していく日本や、悪化して増加していく貧困層に気づかない、見ないふり・知らないふり。 結局日本の真実を描写できるのは日本の外からということだ。 (私の中では町山さんはグローバルな立ち位置と思う。) 韓国の「七放世代」の言葉、日本の若年層も同じだと思う。 日本人はもっと韓国を見て何かを学び取るべき。 状況はかなり似ているのだから。
0255文字
福
新着
日本の牛丼チェーン店で働く中国人の知り合いから労働条件の酷さを聞いていたので、今まで安値や割引を喜んでいたが100%喜べなくなった。その後スマホショップに行くとなぜか何千ポイントプレゼントしますと言われた。「私が得をするということは誰かが損をするんですよね?」と訊いたら店員は黙秘した。格安店を責めるつもりはない。価値観は人それぞれだから。その中国人の子は自らその牛丼店を「選んだ」のか「選ばざるをえなかった」のか、はヒッピーとホームレスほどの違いがある。ここに載っている三本を見たのでこれから四本目を見る。
0255文字
紀梨香
新着
「プラットフォーム」「パラサイト」「万引き家族」「ジョーカー」「ロゼッタ」など各国で格差と貧困がテーマとなった映画が撮られてきたのは、各国政府が「新自由主義」的経済施策をとったから。自己責任論者は立場が弱い人の人生を壊す。いつ自分がそちら側になるかもわからないのに。
0255文字
全89件中 1-40 件を表示
「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く (インターナショナル新書)評価72感想・レビュー89