『ザ・スクエア 思いやりの聖域』のリューベン・オストルンド、『ザ・ホワイトタイガー』のラミン・バーラミ、両監督のフィルモグラフィをさかのぼってのくわしい作家性の解題は本書以外ではまず読めまい。また『バーニング 劇場版』の各場面での詳細な考察とヨーロッパにおけるミケランジェロ・アントニオーニとの比較、あるいはダルデンヌ・スタイルを解説した『ロゼッタ』なども読みごたえ充分。
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