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母親からの小包はなぜこんなにダサいのか(Kindle版)

感想・レビュー
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MAMI.
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★★★☆☆
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★メルティ★
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確かに母親からの小包はださい。でもそれは愛情のこもっただささ。あたしも実家に帰った時の帰り際、そこら辺の菓子パンやらなんやらを色々と待たされるけれど、母親はそうやってとにかく子供にやってあげたいと思うんだろうなと思った。
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こつ
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お母さんからの小包がダサいのは、てらいのない愛が詰まっているからです。ときにわずらわしくうっとおしいと思うこともあるかもしれませんが、唯一の存在です。そんな田舎からの小包に憧れて嘘をつく子もいたり、冷たくあしらって後悔する人もいたり、色んな家族の形がみえて胸を突かれました。
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なっちゃん
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実家があった市から出ていないので、親からの小包は羨ましい。でも、旦那の実家に行くとあれやこれや持たせてくれるのも同じ想いを感じる。娘たちが遠くに出ていったら、送ってあげたいなぁ。優しい短編連作集でした。
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カメハメハダイオーイカ
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母親や親しい人からの小包にまつわるエピソード短編集。一人暮らししている娘への『ダサイ』荷物=ヒートテックではないババシャツ(笑)。でもそこには限りない愛情が込められている。農家のおばちゃんからのアウトレットっぽい農産物の通販や、父の隠れ彼女、、不倫ではない、、から毎年送られてくる特産品の昆布等々。使い古しの段ボール箱に不器用に梱包されたそれらは全てハートが込められていて決してダサイ小包なんかではない。ほっこりさせてもらいました。
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Nekopen
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タイトルに惹かれて読んでみたら想像以上にハートフルな1冊。 母と娘の関係ってちょっと特殊。女性同士、分かり合えると事、分かり合えない事、1番近い存在だからこそぶつかったり。 離れて暮らす娘に送る小包には、母の愛が詰まってて、それを開けてはじめて知る気持ち。 「最後の小包」にじんわりした。最後に母は義父との関係をも解かしてくれた。どれも温かいストーリー
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tenori
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母親から送られてくる小包がダサいのは我が家だけかと思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。どこでも買えるようなものが入っていたり、その隙間の使い方を別の才能で発揮してくれないかってあたりは、意外にも共通事項なのだと知り秘かに笑いがこぼれる。いつまでも親は親で子は子。ただ、そのお節介な優しさには必ず終わりが来る。ありがたく享受することにしよう。母よ、感謝しておりますよ。
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なぎ
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ネタバレ私も最近、小包を送る側になったけどどこでも売ってそうなもの送ってるな~?と苦笑した。 ちゃんと食べてるか勝手に心配したりして(笑) 最後のお話が泣けました。 こちらは娘としてちゃんと母と向き合わねばと思ったらもっと会っていろんな話しないとな~と…。
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かおりっち
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私は母から小包をもらったことも、娘に送ったこともないんだけれど、この本を読んでなんかジーンとした。ダサいけれどあったかい。そんな小包、私も機会があったら送りたい。使いかけの薬を送ったお母さんの気持ちに、泣けました。2022-55
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もりりん
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私も的外れな小包でも送り続けよう(笑)
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おふね
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短編集。じわーっと感動が広がり心暖まるお話ばかり。原田ひ香さん初読みでした。とても良かった。一気読みでした。
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まろんKK
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☆3 親子関係をめぐる短編6篇。特に母親からの干渉は煩わしいものだが、それは愛ゆえなんだ というのは自分が親になるか、親が亡くなるかの時でないと判らない。一番近い血縁だからこその特別な感情があってお互い余計に素直になれないのが辛い。母親がよかれと思って詰め込んだ小包が子供にとってはみっともなかったり、的外れだったり、時にはジーンと来るのと同じ事。
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柊
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図書館本/もっと辛辣でシビアなテンションのお話かと思ったら、途中で価値観の違いや母娘故の遠慮のなさ、逆に家族だからこそ言い出せない事への一悶着がなくはないけれど、概ねあったかくまとまった短篇集でした。実家住まいの私は、この手の小包を送られた経験はないけれど、盆暮れ在所に行った母が、あまりもらっても…というような食材(賞味期限が切れた瓶詰めとか缶詰)や、お下がりの衣料品を大量にもらって帰ってきてました…本書のテーマとは違うけれど、家族ゆえの行為というのは歳を重ねても、変わらないものなのかもしれません。
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けいちゃん
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母親と娘の関係が描かれている。私も母が健在で、また幸いにも娘もいるので共感できた部分が多かった。「ママはキャリアウーマン」の中の、「お義母さんだけには強気だよね」「たぶん、唯一の存在なんだと思うよ」のセリフ、まるで自分のことのようで、ドキッとした。アラフィフになっても、やっぱり母親は言いたいことが遠慮なく言える存在。だからこそ、大切にしなきゃってちょっと反省。これからはマメにラインしよう。少しイレギュラーな母と娘の物語「疑似家族」のラストがすごくよかった。
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GREENMAN
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6篇の短編集。 お母さんからの小包…私はずっと実家の側にいるので送られてきたことはないけど、実家帰るとそれこそ米だ野菜だ蕎麦だとこれでもかとくれるよねお母さんって😂 そんなダサ温かい記憶を共有できること、幸せなことです。
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カリン
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ネタバレ母からの小包に関しては激しく同感。でもお話としては母と娘の葛藤という重みのある題材でもあった。
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マチコ
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春からの新生活にドキドキしている人の心に、母が作る茶色い煮物のようにじんわりと効いてきそうな一冊。どこでも買えそうなものを、わざわざ送料かけて送ってくる母の小包。「えー、別にいいのに」なんて言いながらも、ちょっと嬉しかったりもする。母親からの小包にまつわる短編は、正統派の心温まるもの、現代らしいもの、のっぴきならない事情を抱えたものなど、悲喜こもごも。今度は私が母に小包を送ってみようかな。
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ぺんぐぃん
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実家からの小包、見知らぬ人からの小包、実家からの小包と偽った小包、様々な小包と人の交流を描いた6編。どれも、アラサーの女性が主人公で、舞台も高円寺のアパートとかなじみがある所もすごく身近で、リアリティーがある。著者の読ませる力にまんまと乗せられ、あっという間に読了した。
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くわい
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タイトルにセンスを感じる。小包に纏わるジンとくる家族の物語6話。一人暮らしの経験はありませんが、結婚して遠方に暮らしていた時に母から送られてくる小包は、確かにこんなふうにダサくて暖かったなぁと思いました。
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千穂
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母から小包を送られたことはないが、離れて暮らす子どもたちに時々荷物を送る。うちの子たちも、またオカンが〜と思っていることだろうなぁ〜缶詰やお菓子、野菜に果物、隙間にはトイレットペーパーまで詰め込まれた小包。家族の物語の短編集。興味深く読了した。
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肉球は世界で一番かわいい形
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宅配料も高くなり必要性はもとより、だんだん、いかに詰めるかに重きをおく。さすればどうしたってカオスになるもの。タイトルも「最後の小包」もずるい。使いかけの薬にやられました。
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松本ぼんぼん
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ランチ酒のような感じで読んでみたら、短編一つ一つがそこそこ重みを持った話でした。フィクションです が、考えさせられる内容でした。良かったです。
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広井啓
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ネタバレ家族、荷物がキーワードの短篇集。6つの物語から成り、そうでないのもあるが、荷物の主は主に母親だ。いずれにせよ訳あって離れた家族を巡るお話。一番のお涙頂戴は第六話最後の小包。インフルエンザから肺炎を患い急死した母の死後、娘に小包が届く。娘は50代の母が70代の男と再婚して以来、しっくり行かなくなっていた。小包には自家栽培の野菜、レトルト食品の他、娘が風邪をひいても困らないよう使い掛けの風邪薬や解熱剤、体温計などが入っていた。体調不調にも拘わらず母は送付を急いだ。その経緯を義父から訊くことで和解が芽生える。
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hiromura
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久しぶりの原田ひ香さん、なかなか興味深かった。特に「北の国から」「最後の小包」が心に響いた。私も実家から離れて暮らし、亡き実母との小包の送りあいを懐かしく思い出す。隙間には新聞紙などを詰めずに、何かしら物(我が家の場合は仕事柄、商品)を増やせと、母からの教え。
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momomo
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食べ物が出てくる作品をよく見かけるようになった。この方の本も食べ物に惹かれて手に取った2冊目。食べ物を真ん中に人の気持ちのめんどくさいところや人間関係の齟齬や様々な人生風景やらを垣間見した気持ちになる内容でした。 環境で人の生き方や考え方は全く異なるけれど、縁を結んで次につながっていったりするのも人生なのだろうな。 題名からも少し軽めの気分で読めるのかと思ったらやっぱりそこそこ重い人間関係が絡んでいました。 多分別の作品も読んでみることになると思う。
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Ayakankoku
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タイトルから、かるーく読めるかなと想像していたが、どれもずっしりと心に響いた。特に最後の作品が非常に良かった。読んで良かった、もっともっと他の小包シリーズの短編集を読みたいと思った。私も海外に住んでいた頃、小さな小包の中に、母からの愛情がいっぱい込められていたなぁ。今も母は時々弟夫婦の所に小包を送っているけれど、ちょっぴりダサくて、でも愛情がいっぱいこもっているんだろうなと思う。
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yula
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タイトルから笑える作品かと思ったら、いい意味で裏切られました。自分の現在や過去の環境に近い話もあり、今まで読んだ作者の他作品より、感情移入できました。
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きあ
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様々な母親からの小包。読みやすい短編でサクサク読めました。 ほろりと来るお話ばかり。特に最後の作品には号泣させられました。私は今は受け取る立場から送る立場に変わっていますが、かつて母からの小包には確かにそんなものこっちでも買えるよ!っていうヒートテックもどきみたいなものまで入っていましたが気づいたら息子の小包にも同じ事をしています。母の愛が詰まった小包はちょっと奇妙ですが温かな何かが沢山詰まっているのです。
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かの子
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この本が母親からの小包に入っていた・・・
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田中寛一
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中に出てくる母親からの小包はたしかにダサいものだった。でもこの6編の話はみんな素晴らしく感動するものだった。我が家でもよく子どもたちに小包をするが、これに近いようなところもある。「最後の小包」なんかは弓香さんとともに涙を流すしかなかった。送られてくるものは、大したものではないけれど、そのものへの思い出やお母さんの気持ちまでが、小さな箱に一緒に詰められている。タイトルを見たときは「えぇーっ!」て思ったけど、読んでよかった。
きゃり

このタイトル前から気になっていました。ステキなレビューに心動きます。ポチしまーす!

12/14 17:26
田中寛一

ポチ、大変ありがとうございました。 素敵な話でした。

12/15 13:25
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tomomi
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☆☆☆
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bigdad
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☆☆☆☆☆
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Karl Heintz Schneider
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本書は6つの物語で構成される短編集である。それぞれの物語の主人公は母親から届いた小包によって救われる。箱の中身はいつだって野暮ったい田舎っぽいものばかり。彼らは一様にそれらをダサいと言うが、この「ダサい」には母に対する感謝・愛情がこめられている。照れ隠しの「ダサい」なのだ。ダサいけど懐かしい、ダサいけど心地いい。都会での人間関係に疲れた体には、その「ダサさ」がうれしい。読んでいるこちらにも、そう思わせるような物語だ。
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こまちゃん
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不覚にも落涙してしまった。いくつになっても子供は子供、母親は母親。それぞれのストーリーの中にあるのは、いつまでも変わらぬ愛情、ラストの作品がよかった。
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nori
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母親だからこそ、ダサい。いくつになっても子供は子供。私は、送ってもらったことがないので、うらやましいぐらい。
0255文字
1212zyxw
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ネタバレ最後の小包の中身とその理由を聞いて。心を持っていかれました。いなくなって初めてわかるよね、って。
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キャラメルパフェ
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ネタバレ6つの母と娘の短篇集。母娘、家族様々の形。すれ違っても疎遠になっても母と娘はやっぱり繋がっているんだなぁと思った。
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manabukimoto
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ほっこり母娘小説集。いずれの話も母から娘、娘から母への「小包」が登場する。 地元の食べ物、暖を取る衣料品、使いかけの医薬品に、畑で採れた不揃いの野菜たち。 想いをモノに託すのが母から小包なのだろう。その時は「だせえ、要らん」と思っても後になってしみじみと思い出されるもの。 二作目の「ママはキャリアウーマン」が心に響く。この話しだけ、娘から母への「包み」。甘納豆の赤飯で「ほの温かくずっしりと重いそれはなんだか小動物のような、赤ちゃんのような感じ」のするお弁当。 離れて暮らすことで、縮まる何かの話。良かった!
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Vicky
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しみじみと読了。とくに最終話が心に響いた。小説ではあるあるのストーリーかもしれないけれど、やはりこういう話は胸を打つ。 海外赴任中に実家から送られてきた小包を思い出した。いろんなものが詰められていたけれど、海を越えてきたのは親心だったんだろうな、と思う。
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