形式:文庫
出版社:文藝春秋
形式:単行本
形式:Kindle版
「おうおう、この世の音がするわい」「おめえもいっぺん死んでみろ。そしたらおれの幸せな気持ちがようわかるぞ」――楽しいお話なのに国防について深く考えさせられました。イオさんとソメ子さんの生きてるか死んでるかわからない不気味な老女キャラもよかったです。シェイクスピアっぽい!
→きっと彼女たちは死を恐れてはいない。鳥となって島を飛び出し、国境を越えて渡り鳥のようにまた島に戻ってくるのだろう。物語は五島列島をモデルにしたらしい。キリシタン迫害という暗い過去があり、葬儀の時の僧侶の御詠歌にゼウスとかが出てくるのは、隠れキリシタンの抵抗だったのかと不意に思った。いずれにしろ離島に生きる老女たちの力強く、死に対しての謙虚さが清々しかった。谷崎潤一郎賞受賞作。
早いですね!
テレビでやってるのをチラチラ見てただけなのでほとんど覚えてないんですけどなんとも陰鬱な雰囲気と、役者さんが役作りのために歯を全部?抜いたというのを聞いて恐れ入ったのを覚えてます。あっ黒澤監督の「夢」は映画館で見ましたよー。なんも覚えてないけど笑
そう、どっちもメキシコで日本映画のDVD売ってた!てのと、安かったのでつい買ってしまいましたが、友達とわいわい見る映画じゃないなあと思ってましたw しかも今チェックしたら、『夢』のほうは音声英語だった!😱 日本語入ってないんか~い! まあしょうがない……近いうちにどっちも見てみます!
インフラ、台風、密漁船など現実的な陰の部分も描かれてはいるものの (でも役所の鴫くんも優しい)ここは「はらいそ」。「何や、生きとるのか死んどるのか、ようわからんような気待ちになってきた」。こんなふうに私はなりたい。
私もそのような感じです 面白くて少しだけ緊張感がありそして切なさもあります
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