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飛族 (文春文庫 む 6-6)

感想・レビュー
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takao
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ふむ
0255文字
R C
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老女二人だけが残った島での、自然に飲み込まれそうな人間の生活。海と空に囲まれ、人間も鳥も魚も、生も死も、海でつながった遠い国とも、全ての境がとけてなくなりそうな大きな広がりの中で、淡々と日常が営まれていく様子が素朴ながら力強く、心をぎゅっとつかまれるような気がしました。島外の生活との対比や孤島周辺の海域侵犯問題など、一時帰郷し老母ともうひとりの島人を見守る娘の視点で現実的な部分もありいい塩梅だったと思います。
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Ryo Sogawa
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離島で逞しく生きる元海女の老女2人を描いた小説。
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からあげ
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とにかく、おばあ2人が逞しかった。
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まけどにあなっつ
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これも図書館の棚でたまたま目に留まって借りた本。既刊「屋根屋」につながる飛翔系。村田さんは黒澤の晩年の映画「八月の狂詩曲」の原作になった「鍋の中」の作家、映画は見ているけど原作は読んでない。どっしりと現実に腰を据えたリアリズムのはずなのに、いつも突然夢幻世界へ落とし込まれる。心地よいめまい。背中で寄りかかってた隠し扉がくるっと反転するような、アリスがウサギ穴に落ちてゆくような感じ。「鳥も魚も線引きのない」孤島で、生と死のあわいがぼやけてゆく。きわめて稀有な作家と言えるのでは。
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YH
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村田さんが老人に注ぐ眼差しの優しさが好きだ。過疎化というかほぼ無人の島でも、生まれ育ち先祖が眠る島を捨てられない母に寄り添うウミ子がいい。どこか寓話めいた物語なのに、密漁船とか国境間際の無人島を巡る問題とか、国際問題も考えさせられた。
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しょう
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ネタバレかつては漁業で栄えていた養生島。個々に暮らすのはソメ子とイオの二人のみ。決して暮らしぶりは良くない上に好例ということもあってかイオの娘のウメ子も気が気ではなく、島から連れ出したいと考える。しかし養生島の自然と共に生き、土地に根差した生活を長年営んでいる二人にとっては無理な話で、こればかりは理屈ではないと思い知らされる。本作で内包されているテーマは重いが、文体は割と軽快でのどかですらある。しかし同時にどこかもの悲しさを感じさせるものがあった。
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新田新一
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長崎の離島で逞しく生きている老女二人を描いた作品。老いること、生と死、この世の常識を超えた人間の絆など比較的短い長編の中に、重たいテーマが盛り込まれ読み応えがあります。海中に潜って漁をする80歳を超えた老女たちの強靭な心と体に、圧倒されました。こんな人たちが日本の土台を支えてきたはず。死んだら鳥になるという一種の信仰は切ないです。溺死も多い過酷な海の生活から生まれたのものでしょう。老婆二人がいるので、国境の守りになるという描写に痺れます。地に足つけて生きる普通人は強いのです。
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ゆかっぴ
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過疎化が進み老女二人となってしまった島の暮らしと、二人を取り巻く様々な問題や事情。身内である娘の思い、外国人が押し寄せないよう無人島にさせたくない役所の努力。過酷な状況をよそに大らかに今日を生きていく二人の逞しさに感服です。
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白色うさぎ
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宇能鴻一郎の「鯨神」にがっかりしたあと手にしたので、この「飛族」はわたくしにはより一層輝いて見えました。これこれ!こういうのでいいんだよ。本作品は養生島に暮らす海女の生活をアットホームな筆で描写しつつも、少子高齢化社会の現在日本で離島に暮らす難しさ、今そこにある危機を描いています。中国密漁船が頻繁に行きかう国境で、頼れるものなど誰もいない心細さ。イオさん(92歳)の娘ウミ子(65歳)が高齢者とは思えぬ身軽さで率先して行動しているのも印象的でした。離島の皆さん、大音量「君が代」で密漁船に立ち向かえ!!
白色うさぎ

「おうおう、この世の音がするわい」「おめえもいっぺん死んでみろ。そしたらおれの幸せな気持ちがようわかるぞ」――楽しいお話なのに国防について深く考えさせられました。イオさんとソメ子さんの生きてるか死んでるかわからない不気味な老女キャラもよかったです。シェイクスピアっぽい!

04/16 19:04
0255文字
99t
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良かったです
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wagatsuma_songs
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この小説にはさまざまな対比が描かれている。島での実際的な暮らしと、島を取り巻く社会的現実。自由に国境を越えていく鳥と、島に縛られている人間。自然のどこまでも吸い込まれそうな美しさと、いとも簡単に人間が作ったものを破壊してしまう厳しさ。人間の気高さと愚かさ。そして、生と死。 俺は「対比」と書いたけれど、それは浅い読みかも。だって、ここに書かれているすべてのことが、読み終わった今では、溶けあっているように感じられるから。海も空も。鳥も魚も。歴史をまるっと飲み込んで「ひとつ」になっているような気がするんだな。
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qwer0987
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ネタバレ事件らしい事件も起きず題材も地味な作品だ。にもかかわらず本作は魅力的な小説だった。それは島の日常と雰囲気を描いたディテールが素晴らしいからだ。国境近い離島には色々問題がある。二人の老婆のためインフラ整備をせねばならないが、密航者を防ぐため離島に人は住んでいてほしいという事情は興味深い。また隠れキリシタン由来と思しき読経や、海で死んだ男たちが鳥になるという話も島の雰囲気を伝えてくれる。そんな土俗的な味わいの中老婆二人は元気に暮らし母を引き取りたい娘もその思いを受け入れていく。それらの流れが心に残る作品だった
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kohei1813
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ネタバレNHK FM新日曜名作座で現在放送されている本作の事が気になり読んでみた。孤島養生島には母親イオさんと海人友達のソメ子さんしか住んでいない、そんな島に娘のウミ子がやって来る、出来れば島から連れ出したい、しかしこの老婆二人は島を離れる気はない、そして台風に襲われてウミ子もこの島で住もうと決心する。しかし限界集落は問題になっているが孤島の無人島化はもっと問題だ、泥棒のような中国人が空きあらばと狙っているのだ、ミサイルを買うだの国防論議が盛んだが、無人島になってしまった島に公務員を常駐させるのが先だろ。
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こぶた
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★★★★★ 南の果ての島に残る老女二人の明日食べるものだけを収穫しながら生きていくような不便であるが大らかな生活。老人問題などというのは超越しちゃって、生と死、島と海と空を強烈に感じさせる。死はすぐそこにあり、死者も鳥になり、霊になり、すぐ近くにいる感じ。老母を迎えにきたウミ子もそこに囚われてしまったように思う。しかし、中国の密漁船、亡命者、島のインフラなど、社会的な現実問題の最前線でもあり、不思議な感じ。海や大地の大きさをこれでもか、と感じた。
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 .
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ネタバレ谷崎潤一郎賞受賞作。著者初読み(なのに、なぜか積本に多い)。良かった。ものすごく丁寧に描かれている。どんな話?と問われたら、島、鳥、海、人間の話ってどシンプルに言いたい。人間はあくまでもサブ。イオさんとソメ子さんの世界観は幸福感に満ち溢れているけど、終焉のようにも感じられてうっすら哀しい。一つだけ、“台風がくる”とあらすじにあったけど、その部分が本の最後らへんだったのでそこまで書かないでほしかった。著者紹介の欄がこんなに受賞歴だらけの人は見たことがない。
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桜もち 太郎
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漁業で栄えていた島が過疎化により、老女二人だけになってしまった。その養生島で暮らす92歳のイオさんと友人の88歳のソメさんの物語。人が生きていくには人につくのではなく、土地につくというイオさんの言葉。イオさんの娘は母親をと本土で暮らすよう説得に来たが、その気持ちもやがて変化していく。島で生きる老女たちは淡々と暮らしているように見えて、死に向かう準備をしているよ言うな感じがした。その一つが老女たちが舞う「鳥踊り」だ。人は死ぬと魂は鳥になるという。遭難し死んでいった夫たちも鳥になったという。→
桜もち 太郎

→きっと彼女たちは死を恐れてはいない。鳥となって島を飛び出し、国境を越えて渡り鳥のようにまた島に戻ってくるのだろう。物語は五島列島をモデルにしたらしい。キリシタン迫害という暗い過去があり、葬儀の時の僧侶の御詠歌にゼウスとかが出てくるのは、隠れキリシタンの抵抗だったのかと不意に思った。いずれにしろ離島に生きる老女たちの力強く、死に対しての謙虚さが清々しかった。谷崎潤一郎賞受賞作。

08/13 12:08
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秋はeuglena
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「蕨野行」「ゆうじょこう」に次いで「飛族 」を読みました。/ 蕨野行の老人たちも飛族の老人たちもなんだかチカラがある。ただ死ぬまでの時間を過ごしているかに見えるが、それなりのチカラで毎日を生き抜いている。死ぬまで元気に(年寄りなりに)生きていることがすごい。/村田喜代子さんの文章は、いつもきれいな音が聞こえるような感じがする。
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ピロ子
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アジサシと二人の老婆が舞う場面は圧巻。「人間は人に寄り付いて暮らすものではねえて。長年ずっと土地に寄り付いて生きてきたもんじゃ。」と先祖の墓を守りその土地で暮らす。先祖の墓か… よくわかる。そんな立場の人間としては。
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十文字
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日本海域を守るため、お婆さんふたりが無人島に住んで実効支配している。みたいな、つまらない結論にならなくて良かった。でも実際、そんなエピソードもはさみつつ、お婆さんたちの生活が、楚々として描かれている。
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shouko
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長崎県の離島に二人だけで暮らす老女、イオさん92歳、ソメ子さん88歳。イオさんを引き取るつもりで大分からやってきた娘のウミ子さん65歳。三人の島での暮らしは、身近なあらゆる自然と共生していて、ファンタジーのようにも見える。その反面、国境に近いため外国人の密漁や不法侵入という怖い現実もある。ファンタジーと現実が背中合わせの、面白い島の話だった。
0255文字
すいそ・はいどろ
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ネタバレ海と空と鳥と魚と。生と死を大きな循環のなかで俯瞰してみると二項対立のために引かれた線が、だんだんと意味をなくすように見えてくる。2人の老女は海の底に潜ることを生業としていたが、今度は鳥となって空を飛び、生と死を飛び越えて、その先に続く道筋を示す。日本の端っこ、五島列島の島を舞台に、神話のような命と自然の循環が描かれている。わりと一気に読んでしまいました。すごいね。
のん

早いですね!

05/18 21:02
0255文字
Y.yamabuki
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イオさん92歳とソメ子さん 88歳、孤島で二人不便を嘆く訳でも、将来を心配する訳でもなく淡々と暮らす。あわいの中で生きているようで、どこか現実離れしている。片や島の周辺には中国の密漁船が来る現実があり、若い役場の鴫さんが見回る。イオを心配して連れて帰ろうと島に戻った娘のウミ子との会話に、ぐっと現実に引き戻される。けれど彼女も暫く島にいる内に何だかあわいの世界に近付いてるような。海と空、鳥と魚の世界に。「海と空の大きな世界を描くために、豆粒みたいな年寄りの影を二つチョコンと置いた」(解説)作者の言葉が面白い
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のん
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長崎の離島。もう住人は老婆2人だけ。元海女さんの老女、海で亡くなった夫たちも漁師。死んだら人は鳥になるという伝承を信仰する老女たち。休み休み読んだので読了まで驚くほど時間がかかってしまったが、開けば数ページで現代の日本とは思えない不思議な島の世界に入り込める。便利さを追求した生活とは真逆の自然と共生する暮らしだが、安くはない燃料費をかけての食料の運搬、海からの密入国者の警戒と切り離せない問題も多い。無人島が増えていくことはどういう事か…ここに描かれているのはファンタジーな物語だけではなかったです。
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るい
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二人きりで暖かな島で暮らす88歳と92歳の女性たち。 ふうわりと漂うような物語にいつしか境界線が曖昧になっていく。 老いと若さ、生と死、苦しみと安らぎ、人生は水平線のよう。交わることはないけれどそれはすぐ側にピタリとくっついて対になっている。魚か鳥か。それとも人か。 不思議な香りに気持ちいい風が吹くようなお話だった。
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ナポジ
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無人島になったらそれはそれで侵略の危機にさらわれるというような現実的な問題も絡みつつ、たった二人の婆さんが暮らす有人島。死んでも海に生きるってことが描かれていてとても面白かった。
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じぇい
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偶然手に取った「鍋の中」から、折に触れて読む作家さん。歳を重ねる度とに自由になっていくのが凄い。日本の西の果て養生島、かつては漁業で栄えた島に残るのは海女だった老婆2人だけ。自分の母親なのに、肉親というより別の生き物のように2人を傍観する娘。限界の島で、亡き夫らを思い暮らすこと、国境を脅かす危機、老齢化の行き止まりと激しい天候の変動、厳しい現実の中にできることは、ただ当たり前に行きることな、と。
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gontoshi
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不思議で暖かい感じのする物語です。 生と死が海と島の中で混ざり合うような……
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Reiwa1dokusho
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村田作品は初読。読みやすい文章で、村田作品との出会いが本書で良かったような気がする(これから他の作品も読むつもり)。2019年、作者は本作で谷崎賞を受賞した。
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Emi
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島にはその島特有の空気がある気がします。潮と陽にさらされて身体も心もどこかカラリと乾いたような2人のおばあさんは女性というより島そのものみたいでした。娘のウミ子や役場の鴫といった「普通の人」とは違う世界に生きてるような2人がどこかユーモラスに綴られています。国の端の島々への他国からの侵蝕やインフラの経費などの現実的な話もあるのにどこか少し夢の国みたいな不思議な空気もあるお話でした。畑で鳥になる踊りを踊る二人はいつか枯れて軽くなって鳥になるのかもしれません。
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浦島の亀@南メキシコ
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「飛族」、島に暮らす老人たちはやがて鳥になる。そのための練習も欠かさない。村田喜代子お得意の婆さんたちを描くが、その婆さんも88歳と92歳と、さらに筋金入り。そしてほぼ無人島の島でほぼ自給自足の生活をしている。65歳でやもめの娘が手伝いはするけど、婆さんたちはその娘に頼ってはいない。無人になって植物に覆われていく空き家の描写など、フアン・ルルフォや他のラ米作家を思わせ、懐かしいような気持ちになる。北九州のどこかの小さな島、現実的な問題(行政、国境)も含みつつ、海と空と島と鳥の秀逸なファンタジー。
Emi

テレビでやってるのをチラチラ見てただけなのでほとんど覚えてないんですけどなんとも陰鬱な雰囲気と、役者さんが役作りのために歯を全部?抜いたというのを聞いて恐れ入ったのを覚えてます。あっ黒澤監督の「夢」は映画館で見ましたよー。なんも覚えてないけど笑

03/19 23:09
浦島の亀@南メキシコ

そう、どっちもメキシコで日本映画のDVD売ってた!てのと、安かったのでつい買ってしまいましたが、友達とわいわい見る映画じゃないなあと思ってましたw しかも今チェックしたら、『夢』のほうは音声英語だった!😱 日本語入ってないんか~い! まあしょうがない……近いうちにどっちも見てみます!

03/19 23:36
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Peter-John
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「本の雑誌」3月号は特集「文体は人生である!」。 そのなかの「物語へ転げ落ちる言葉の魔法」で紹介された温かな作品「飛族」(村田喜代子)。 最年長の南風原ナオさんが亡くなって、92歳の鯵坂イオさんと88歳の金谷ソメ子さんだけが住む九州地方の群島のひとつ養生島。葬儀のために帰ってきたイオさんの娘ウミ子さん、近所の大きな島である波多江島役場の若者鴫(しぎ)さんが主な主人公。 この辺りでは人は亡くなると鳥になるらしい。いまは表紙が変わっているようだが、この表紙のように海に鳥柱が立ち、海中の魚めがけて鳥はもぐる。
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たまこ(こなぎ)
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離島に二人暮らす老女達のお話し。自分達で魚を採り野菜を育て食べている。現代だから自給自足ではなく、週1の定期船で米とプロパンと肉と、、費用は年間2000万円自治体が出している。仕事のない時は鳥になって舞っている。亡くなったあとは魂が鳥の体を住まいにする。 作家が作り出す世界、すごい。日本だけど日本ではない何処かの話。
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TOMTOM
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不思議な小説でした。リアリティがあるのに、どこかふわりとした感覚を感じました。
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sora
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確かなものは わが身のある場所。鳥になって飛ぶ
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ニャアアアン
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鳥のことが分かるのと二人のおばあちゃんの生き様が 力強く優しさで溢れてる話
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yucco
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人の死、生き様、自然の分からなさが、迷信の世界が重なっていてるものの、どこかポップに進んでいく日常に吸い込まれた。村田喜代子さんの小説はもっと読んでみたい。
0255文字
はくもくれん
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ネタバレ日本海のはずれ、朝鮮との国境近くの離島、養生島に住む92歳のイオさんと88歳のソメ子さん。本土にイオさんをを引き取ろうと訪れた娘のウミ子は二人の暮らしぶりを見るうちに次第に心が動かされていき‥‥。元海女の二人の何とたくましいこと。海、空、島全土は彼女たちのもの。鮑を取り魚を釣り鳥のように踊る。やがて本当にカツオドリ、イソシギになり自由に飛んでいくのではと思わされた。
はくもくれん

インフラ、台風、密漁船など現実的な陰の部分も描かれてはいるものの (でも役所の鴫くんも優しい)ここは「はらいそ」。「何や、生きとるのか死んどるのか、ようわからんような気待ちになってきた」。こんなふうに私はなりたい。

01/10 19:44
ニャアアアン

私もそのような感じです 面白くて少しだけ緊張感がありそして切なさもあります

01/26 21:09
0255文字
なんてひだ
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谷崎潤一郎賞を獲るなんてもう年齢とか意味がないだろうな、才能の塊なのか描けば描くほど賞に値する作品が生まれる。いいくつとってるのだろうか、あまりに多すぎて把握できてないえーというか初めて読みました。恥ずかしいので、今まで知らないのが恥ずかしいので。お母さんをイオさんと呼ぶのも馴れ合いではなくて、そして島の生活も生々しい命がけの、鳥踊りも本気なんだよ。現実にあるんだから分かるわけないが少しでも知りたいです。92歳に88歳の島で2人暮らしも逞しくて海女をやるとか凄い 500人の島が10人になるとか考える
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