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食べると死ぬ花

感想・レビュー
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がーちん
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ネタバレサンタはいない。そう理解したのは小学4年くらいだっただろうか。 いまだに、サンタがいると信じていたら、「いい子」でいなければならないという考えに縛られ、ニコライに間接的に操られていたかもしれない。 傲慢強欲嫉妬憤怒色欲暴食怠惰、これらを持たない人間はいないのだから人間はいい子でいることはできない。 ニコライからすると操っているのではなく、人間が予め持っている考えを引き出していただけかもしれないのだと思った。おもしろかった。
がーちん

兄弟の名前が雄一、雄二、雄三なのもわかりやすくてよかったです。

03/13 18:30
0255文字
へへろ~本舗
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ネタバレある一族がニコライという美青年と出会い一旦幸福となるが、不幸に突き落とされる連作短編集。このニコライって佐々木事務所シリーズにも出てきたのかな?この頃読んだという記憶はあるが内容をさっぱり覚えていないという読書生活…。
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y. Chika
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自分がクリスチャンだったら、もっと味わい深く読めるのかしら〜…各話のタイトルや聖書の教えとの関連含め、わかったらとっても面白そうなのに、ぜんっぜん理解できてない…だれか解説して!!(泣)でも芦花公園さんの不気味な書きぶりが、ただただ好み!!
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きくらげ
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これは…堕天使なのかな?堕天使=悪魔になるから違うかな。イメージしたのは山岸凉子の描いた掌編に出てきた狂った天使だった。
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悪者みきこ
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ひたすら胸糞悪かった。芦花公園3冊目。きっと相性が悪いのだ。3冊読んだらもういいよね。
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なお
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ネタバレある一族の個人個人が主人公となる短編集。 彼らには必ず久根ニコライという美青年が近づいてくる。久根に心を奪われ、気がつくと精神が破滅している。とても面白かったが、ラストの章が難しく意味不明。結局なんだったのか、キリスト教教と関係しているのか?全くオチがわからなかった。
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ほたてん
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ネタバレ作者読み。 カトリックのクリスチャンであるということを公言してるだけあって、今回もそういう話だった。 どうも抽象的すぎてラストの雄一と精神科医の手紙を理解しきれなかったのだが、結局聖ニコライは何故この一族に近付いたのだろう。 「天賦の才」で一花とその師匠に性交を促していたことから、やはり完全体のミエルをつくろうとしていたのか。 タイトルの由来はヘレボルスニゲル(クリスマスローズ)のようだが、むしろ登場する聖ニコライの存在こそが“食べると死ぬ花”ならぬ“出会うと不幸になる存在”だったのか。
ほたてん

ふと思ったんだけど、キリスト教についてあまり詳しくないのだが、信者がキリスト教にまつわるホラーを書くのは問題ないのだろうか? 根底の信仰さえ変わらなければ、割と自由なのかしら。

02/07 18:48
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みきみき
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ネタバレオムニバス形式で話が進みますが、それぞれの話が関係し合って面白いです。怪異なのか?それとも人間を試している神なのか?というのがいいですね〜。いろんな考察ができると思います。芦花公園さんの著書にハズレはないです。
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knockknock
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75-ホラー連作集。前半はホラーというよりは世にも奇妙な物語か笑ゥせぇるすまんみたいだな…と思いながら読み進めたけど、後半くらいから怖い要素が増えてきていろいろ繋がりも見えてきて最終的にはかなり怖かったし面白かった。章ごとに少しずつじわじわくるのがいい。
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レイトン
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ホラーに理屈はいらないのね。
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よみ
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ネタバレニコ、「異端の祝祭」のヤンとキャラ被ってません?……前日譚かと思って、ちょっとワクワクしちゃった。ああいう美しくて食えない男、とことん作者の性癖なんだと思う。 とはいえ、今まで読んできた芦花公園氏の作品の中で、最も大衆的かつ読みやすかった。ただ、無関係な人達が食べると死ぬ花を口にして思い思いに狂っていく話を妄想していたので、とある一族に纏わる連作短編集だったのにはなんだか裏切られた気持ちになった。でも、ホラーだからそれでいい、それがいい。
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漣
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ネタバレモチーフとしての宗教はすきなのに、キリスト教のことはあまりよく思っていないので(何)、偉そうに意味深ぶって茶々入れてくる久根ニコライとか言うインチキおじさんにいちいち苛ついてしまってだめだった。著者は有象無象の人生を翻弄する美しい人外男性が本当にすきなんだね〜。あとDV夫は実は妻に操作されているだけだった!みたいな展開害悪すぎるのでは。
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Kasu
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図書館本。 先程に続いて2冊目。此方の方が面白く読み易い連作短編集で、どなたかが感想で書かれていた通り確かに喪黒福造ですね。 キリスト教的な教えは殆ど知りませんけど、彼は何者でも何方でもなく、人が勝手に思い作ってるのでしょうかねぇ。
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よ
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ネタバレクリスマスに読んだら予期せずタイムリーだった
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ちゅこりんたん
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こういう一連の謎の人物が出てきて運命が翻弄される話とても好き。だけどラストの話がなんのこっちゃ理解できず。誰かあれはなんなのか解説して〜
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あら
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ネタバレ胸クソホラーだーーー!!!美しい喪黒福造みたいだな久根さん…雄三くんの選択は意地悪問題すぎて吃驚しちゃうな…洞察力が必要だな…。罪の深掘りするのにキリスト教って便利〜ラテン語で喋れたら一花ちゃんとも話せたかもね…
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青
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★★☆☆☆
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一片
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ネタバレ一晩置いておけば良い棺(キャリーケース) 3つの選択を迫る箱 3つのルールに基づき死者を戻す壺(塩と水と肉を入れる、その年まで待つ、それまで壺から出さない)使ってはいけない石(根付)捧げないといけない黄金の盃 犬歯と星浮かぶ瞳 サバン症候群 ミエル 家族の崩壊
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猫科とらねこ
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芦花公園先生の作品は超絶美形が登場するのがデフォなのかな、大好物なので引き続き美形デフォでお願いします!さて超絶美形の久根ニコライさん、時間軸関係なくでてくるから天使かな?と思って読んでいたよ、天使にしてはあまりにも不穏で悪魔過ぎるんだけど(゚Д゚;)ニコライさんに魅入られた一族の人達が間違った選択をしまくって地獄に墜ちていくのを読むのは楽しかったです!
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め
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構成、キャラクター、世界観どれもメチャクチャ好みだけど、なにか倫理的に人前で好きと言えない雰囲気がある。他の作品に例えたくないけど、ゲ謎、今敏や江戸川乱歩が好きな人に向いているかもしれない。
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ゆかり
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美しい男が現れ、彼の助言によって狂っていく人たちの連作短編。1話目は何かで読んだことがあった。
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平井太郎
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ネタバレ怖い。世にも奇妙な物語感が漂っている。だが、一口に怖いといってもその怖さがイヤミスからグロ系と様々だった。個人的には1話と3話が心に残った。3話目はグロ要素もありつつ、イヤミスでもあり読んでいて辛かった。読後感は最悪だがまた読み返したい不思議な気持ちになった。
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ぱなお
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ネタバレ初読みの作家さん。悩みを抱えている人の目の間に現れ、優しい顔つきで救いのナニカを差し出す久根ニコライという男。棺の名のトランクを差し出したり、壺を上げたり、石が付いた根付けをプレゼントしたり。受け取った人は救われたように見え、実際にはバッドエンドな感じ。一話目の主人公の嫁から、義母、義父、義姉、義弟、最後は夫とサヴァン症候群の娘の話につながる。最後の精神疾患の夫の手紙はやっぱりおかしかった。おかしくて読み辛かった。結局久根ニコライは何者?雰囲気は好きだけど、モヤモヤが残る本。
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mochi
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読みやすいけど読むのがつらい。高位なる存在(神?)によって行動如何で救われたり罰を与えられる話なのかな。『ミエル』は祟りなのか神の関係者なのか?キリスト教のこと何もわからないから理解できないよー悔しいな。だからといって調べる熱は今ない。なんだか最後鳥肌が立ちつつ読み疲れてしまいました…。
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陽桜莉
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短編集だが、登場人物はどの章も繋がっておりどの話もなんとも言えない不気味な読後感で、ラストの手紙は読むのが苦痛で頭がおかしいと思った。 宗教?神?
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ゆた
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ネタバレ短編連作。不気味さ、気持ち悪さがいい意味で秀逸。自分は宗教に疎いので一読してもわからない部分が多かったが、サンタクロースのモデルであるギリシャ正教のミラの奇跡者聖ニコラウス、またロシアから日本に正教を伝道した大主教聖ニコライがニコのモデルなのだろう。ニコライは洗礼名になるので概念が擬人化された存在なのかなと思う。ミエルが日本語を話さないのはニコライの起源が外国にあり言語形態としてはロシア系に属するものだからと推測。正しさは主観から最も遠いものであり、人間の価値観における善悪は正しさと同義ではないと再認。
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しばたひつじ
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毎回そうだったけど宗教色めっちゃ濃い。芦花公園作品の中でも難読なほうだと思う。毎回そうだったけど絶妙に性格が悪い人間の描写が上手。一番好きなのは「盃」かもしれない
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うさっち
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どうしてこの一族だったのか。いい意味で気持ちが悪く、嫌な話で楽しめました。
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藍紺
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ネタバレ不気味な短編連作。 聖書のような死人の復活はかなりグロテスクだった。 久根ニコライは神の遣いだったのか? 読んでいて頭がくらくらしてきた。
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アノニマス
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ネタバレ本当にサンタクロースなのかは不明だけど姉弟たちが呪われた原因は母方の血筋からなのかなと思ったり。でも雄一の妻の美咲と担当医の四方先生も彼を見てしまっているようだからあまり関係はないのかも。唯一美咲だけは彼と出会ったことで良かったとは言えるかもしれないけど結局は…と言ったところ。これは聖書からの引用だろうなとは分かるけど何となくしか理解出来てないのでより不気味に感じられた。ひたすら嫌な話だけど一気に読んでしまった。
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風坂
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綺麗な喪黒福造ニコライ─馬場家はなぜ彼に魅入られたのか。その答えが知りたくて(宗教に詳しくないからか)少し目が滑りながら何とか読了。うん、結局分かりませんでした。読み易いようで読みにくい文章が家族の関係性も希薄にさせ、敢えて短編を繋げる必要があったのか疑問。一花の章のラストがとにかく不快で短編全て嫌になった。そして最終章がツラツラ長くてまぁ読みにくい。作者の中では多分ストーリーが一貫しているのでしょうがどうもとっ散らかった印象。ハーフ喪黒福造を主役にした一話完結の方が読みやすかったかなと素人は思いました
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ぱふぱふ
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この作家さん初読み。ホラーの連作短編集なのだが,なんだか読んでいて嫌な気分になる話が次々に出てきて,読み終わったときは,ほっとしてしまった。ある1つの家族(とその関係者)の話。暗い感情を抱いていると,久根ニコライと名乗る美しい青年が現れて,救済策を教えてくれるのだが…。3話目の「帰還の壺」が一番気持ち悪かったかも。子供を亡くしてしまった母親のもとに現れたニコライがプレゼントしてくれたのは,1つの壺。この中に材料を入れて7歳まで待つように告げる。でも母親は待ちきれなくて途中で蓋を開けてしまい…。キャーッ!
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ぱくぱく美
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私に聖書に関する知識が無いから、作者さんが意図した主題を理解することができなかったのだと思う。ミステリアスな美形・ニコの魅力に浸れば良いのか、人が誰しも持っている「罪」に向き合えば良いのか、歪な形の家族に思いを馳せれば良いのか…エンターテイメントと割り切り雰囲気を楽しむべきか、お話を通じて自分と向き合うヒントを得られるように臨めばいいのか、掴みきれないまま読み終えた。そのあとに心に残った印象はあまり深くなかった。
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金色
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ある意味霊感商法かな?
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世都セレナ
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好き。
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さつのり
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うーん、、、読みやすい章はとにかく不快な感じで終わり、結末やニコの状態が気になるから先へ先へ読み進められたが…段々読むのに集中できず、断念しそうになった。ホラーなのかな?ちょっとよくわからないジャンル。 最後の(無欠の人)は丁寧には読んだが…ちょっとよくわからなかった。。。
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kintamTaka
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私は読みながらへへへ…と涎垂らせるくらいの感じでしたが、基督教に1ミリも関心無い人からすると意味不明かもしれない。 表紙クリスマスローズだしいい子にしてるといいこと起こるし、玩具修理者と同じ「や、始めに全部言いましたけど…」って言いながら釘バット振り抜いてくるやつ
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七沢自然公園
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筆者の「異端の祝祭」シリーズが好きだったため読了。短編としての読んでいて嫌な気分になるような話が多くてそれ自体は楽しめたけれど、裏で暗躍しているのがちょっと……。真・〇神転生などのゲームをやっていると大体神々に属する秩序陣営はどうにも神による秩序こそが全てでそれ以外は些末なこと、しかもそれが善いこととしてやってくるし、人なんて人間がアリに区別つかないよう有象無象以外何者でもないのでたちが悪い。まだ悪魔の方が人間味がある
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里愛乍
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ネタバレとある一家を軸に描かれる連作短篇集。そこに関わる嫁と娘や夫の兄妹などを視点に語られる鬱展開に、アウターゾーンを思わせるような時代を経ても現れる綺麗すぎる男。ホラーでありまたミステリでもあり、兎に角読んでも読んでも救いが見えない。特に長女の此れはキツすぎる!このまま穏やかに過ごさせてあげたっていいじゃないよーあと時を遡っての公子さん編は『ヤヌスの鏡』タカさんを思い出した。タイトルの意味も終盤で「あぁそういうこと!」となり、なかなかに綺麗に纏まってるなあと思う。
里愛乍

【日本の夏は、やっぱり怪談】

09/04 23:14
0255文字
sammy
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ネタバレ短編として発表されたある一族の話しを最終章の書き下ろしを加えて物語にまとめた1冊。日本の古い家制度の中のドロドロした嫌な感じが好きな方にはおすすめです。書き下ろしの無欠の人はかなり無理がある感じがした。久根の正体をわざわざ説明する必要はなかったのではないかな。
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