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その怪文書を読みましたか

感想・レビュー
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紙魚
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ネタバレ図書館で見つけて。こういう実在型?ホラーは特に苦手で普段は手に取らないんだけれど、ARuFaさんのカラフルな本の横にあったせいで中和されて大丈夫に見えて借りた。意外と大丈夫だった。というのも、全ての怪文書が企画のための作り物だと気づいた(少なくともそう感じた)時から、製作者が怪文書らしく見せるために用いる表現は何かということに気を取られたため。「妖精さん」が鍵のようだと気づいてからはその記述があるもの以外は読み飛ばしたので何か見落としがあるかもしれないが、読み返す気にはならない。人形の写真が一番怖かった。
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クルトゲーデル
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ネタバレこれフィクションなのか_| ̄|○ 中身も、精神疾患を原因とする注察妄想や被害妄想をモチーフにしたものが多い。まあそういうものに接する機会のない人からすれば怖いのかもしれないが、仕事柄そういうのに接する機会の多い私としてはあんまり怖くない(というかこういう試みが精神疾患に対する偏見を助長する方が怖い)。エイズメアリーという都市伝説がエイズの治療法確立で下火になったように、注察妄想や被害妄想も機序や治療法が確立すれば、怪文書に対する恐怖も薄れて行くんだろうか。 創作物としてはクリエイティブで面白いが・・・
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フユコ
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ネタバレなんか全部同じ内容に見えてくる!笑 怖い画像が急に出てくると困るので、そういうのが少なくて助かりました。一応朝に読んでおいたのもあって怖さは無かったです。QRコードを読み込むと、音声流れるサイトに行けるのがちょっと楽しいかも。外だったので家で後でちゃんと聞いてみます。妖精さんも怖さとあまりつながらず、私にとっての怖いものとは違うんだろうなと思いました。怪文書自体フィクションのイメージが強いんだろうな。コラムで全部フィクションと強調してる人が変な目に遭った(自分が幻覚?を見るようになった)と書いてあり、
フユコ

心に澱が溜まってしまったではないか…!笑

01/22 10:37
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まな
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ネタバレ怪文書、展示でやっていた時は行けなかったのでこのような形で目にする機会を作ってもらえてすごくありがたかった。わけのわからない、ずっと不穏な雰囲気を漂わせた怪文書だけが載っている一冊で、深く考えずに読んでいたけれど考察をすべきだったのか……?読み終えてからも正解がわからないけれど、「妖精さん」からの手紙が来ないようにポストに気をつけながら過ごしていきたいと思います。本当に、本当にありがとうございます。
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黒百合お七
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ネタバレフィクションですよね?そう知って安心した。読み進めるうちに少しづつメンタル削られて行くのが分かる……。そして私宛に届いた某ハガキの文面思い出して恐怖した。怪文書は私たちの身近にある……
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~楓花~
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ネタバレリアル展示行ってみたかった…!(遠方で困難)ってことで、せめての書籍化を堪能。怪文書というだけあって意味が分からない。意味が分からなさすぎてゾクリとさせられる。妖精さん(ファンタジー作品)へのイメージが…!ここに出てくる妖精さんやばいよ!さらっと怪文書の作り方指南ページあるし。最後の方に載ってたコラム面白かった。…QRコードは…読み込む勇気なしで、見てません。無理っす。
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眉毛ごもら
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ネタバレ怪文書である。糖質さんの書いたような文章がずらずらと載っているのだが最終的に人がたくさん家にいるという文書はほんとに誰かが仕掛けてたのかもしれませんな!というような感じになって終わる。妖精さんってなんだろうな!実際にやった展示の図録のようなものらしく現地で見てたらもっと臨場感あふれてて楽しかったろうな……?楽しいというか、気持ち悪いのを楽しむタイプだろうか。連日大賑わいだったらしいので悪趣味なひとが多くて何よりである。
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あや
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ネタバレ怪文書に埋め尽くされてて、なんだか怖かったです。
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KZ
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ネタバレ■展示型モキュメンタリーとでも言えばいいのか、展示会で並べられたものを書籍化したものらしい。 ■モキュメンタリーは好きなのだが、今一つのめり込めずに読了。書籍ってことで一つフィルターがあるというか、展示会に行っていたらば、もっと別の感想あったとは思う。
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Psy2
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ネタバレ2回行った「行方不明展」の書籍が出る記念に、行かなかったイベントの書籍を読んでみました。おそらく、展示の感じとかは再現されていないものの、展示物を同じベースで見せてくれるのは違う嬉しさがあるのかなと。ただ、最後のこれらができたのですから、動画は動画で見せてほしかったです。あと……これはつまり、怪文書に興味を持った人が、怪文書作者が取り込まれて行く様を見る内に、どさくさで作り方まで指南され自分もまた、ってことでいいのかしら。展示ではどこまでをどう見せていたのだろう。気になります。
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Pochi
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ネタバレこういうの精神疾患の症状ですよね……と途中でしんどくなってきたので、コラムを読んで少しホッとした。薄いけどお腹いっぱいになる。『このテープもってないですか?』とかが好きな人にはおすすめ。最後ピンク色のページのQRコードを読み込むと…。
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おおかみ
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ネタバレホラー制作会社株式会社闇とホラー作家梨によって企画され、界隈で話題となった展示の書籍化(!)。率直に言ってただただ気持ち悪いのだが、なぜだろう、見たことがあるはずがないのに、どこかで見たことがあるような感覚になる。いつか通った街角にあったかもしれないと思えてしまう。品田遊が解説する集合的無意識が作用しているのかもしれないし、何かによって伝染したミームかもしれない。そう考える時点で、すでに虚実のあわいに陥っているように思えてくる。何が妄想で何が理性的なのかという境界線すらあやふやになってくる。
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_Stroszek
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ネタバレ2023年12月8日第1版第1刷。ホラー制作会社の株式会社、闇と、インターネットを中心に活動するホラー作家の梨が手がけた同名の展覧会の書籍化。梨が所蔵する「怪文書コレクション」、「物品としての怪文書」、品田遊によるコラム「怪文書とは何か」が主な内容。統合失調症を患う人が書いた被害妄想型の手紙のようなものが多い。疾患を見せ物にされているようで、後味が悪い。1990年代の鬼畜系サブカルが悪趣味なものとして楽しんでいたものを、令和の時代に全方向に配慮して集金するには、このような形態を取ることになるのか。
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とうてん
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ネタバレ企画展そのものが妖精さんのスカウト企画だったってことでいいのかな?でしっかりその け がある人を囲い込む導線もできていると。いや合ってるか分からないけど。 なんかまたやるんだったら足を運んでみたいな。
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ハル
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ネタバレふと見かけてふとセールやってたので。 昔のオカルト系サイトとか好きだったしその辺の趣があって面白かったけど、フィクション怪文書だけあってかちょっと動線が強すぎたかな?って感じ。筆者が怪文書に巻き込まれるオチはまぁわりとベタで、逆にフィクション感強まっちゃったなー。もうちょっと散逸的に色んな怪文書を見たかった
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星羅
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ネタバレ巻末の解説がなければ、数十年後に予備知識なく本書を手に取った読者の中にフィクションと気づかない人が発生し、新たな都市伝説となっていたかもしれない。それにしても前略プロフィール、懐かしいな!ギャル文字もまだ普通に読めてしまう…自分では使わなかったのに…。「今日もじんせい五里霧中!」はどこかの地方紙やフリーペーパーに実在しそうなコーナー名で秀逸だなと思った。「あなたのいぬくれませんか?」は普通に非常識なんだけど、どぎつい他の怪文書の中ではかなりマイルドな部類だし、写真の犬もかわいいので怖くなかった。
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キートン
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ネタバレ自分は知らなかったけど、渋谷で開催された考察型の展覧会の書籍化。 一見すると意味不明だけど、どこか不気味な雰囲気を漂わせる怪文書たちを集めたようだけど、よくよく読み込んで見てみると、共通した単語が出てきたり、他の怪文書と繋がりのありそうな怪文書が出てきたりと、『考察型』展覧会という意味がよく分かる。 気分じゃなかったので、そこまで深く考察はしなかったけど、いずれ気分が乗った時は、きちんと考察してみよう。
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noise
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ネタバレ妖精さんが気になりますね。フィクションですが、何となくどこかで見たような雰囲気もあってちょっと怖いです。こういう怪文書から始まるホラー気になります。
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りん
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ネタバレフェイクでありながらもどこか本物ような怪文書たち。「妖精さん」の話がおもしろかった。
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ao
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ネタバレ何年か前に渋谷で開かれていた展覧会を書籍化したもの。作者がこれまでに収集したいわゆる怪文書を展示している。本としては写真集、図録スタイル。 怪文書という言葉は聞いたことがあるがどういうものかは知らなかったので学びになった。どれもこれもホラーの導入になりそうな内容で少しぞわっとさせられた。怖いものをみたい人におすすめだと思う。
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アノニマス
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ネタバレ展覧会で展示されていた怪文書を書籍化したものなので実際に見ていたらもっと怖かったかもしれない。読み進める内に一見バラバラに見える怪文書に共通点を見つけ出してからは一気に読んでしまった。「あなたも怪文書を書きませんか」のコーナーには笑ってしまったが適当に何通りか試してみたらどれもしっくりくる怪文書に仕上がってしまう。
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麻耶
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ネタバレ人気を博した展覧会の内容を書籍化したもので、内容は「怪文書」の画像が多くを占めている。不気味な内容、支離滅裂なものがほとんどだが、ストーリーとしては妖精さん(アリシムジャバ)なる怪異の存在を匂わせている。 QRコードでURLを読み込み掲示板やホームページといった形で見られるものもある。 品田遊氏の後書きも面白かった。
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中玉ケビン砂糖
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ネタバレ#読了 20240121 梨氏、殊に活躍目覚ましい。ただ逐一考察を巡らすような徒労は遠慮しておく。ここで試されているのは怖いもの見たさで真相に辿り着くための最適解なんかではなく、「Fact/Fiction」を適切に見定め、最低限腑分けできる程度のメディアリテラシだからだ。モキュメンタリーを愛してやまない人はそれを娯楽として楽しめるが、そうでない人にとっては違和しか感じない、所謂「お化け屋敷のジレンマ」。予備知識がゼロだったので初めは念の為(ここから作り込んでるとしたら大労作!)と予防線を張っておいたが、
中玉ケビン砂糖

プレスリリースで昨年度末から実際に渋谷マイラボにて企画展が行われたことを確認した。虚実皮膜こそ創作の真骨頂じゃないかと言うは易し。だがもう一つ頷けない点として、「怪文書」というテーマは往々にして「カルト」を生む側面があるということ。カルトは次の熱狂を生む。熱狂は拡散を生む。乱立する考察ブログが自由に知的妄想に興じていられるのは、当たり前だが遊戯と悪意の境界を弁えているからにすぎない。善意が寛容と紐帯を生むのに対し、悪意は排除と孤立を生む。拡散される悪意が何を生むかは、歴史を参照すればわかる。

01/21 16:21
中玉ケビン砂糖

サブジャンルとしてのホラーやオカルトは「何真面目になっちゃってんの?」と看過されがちだが、言わば社会の健康診断に貢献する「炭鉱のカナリヤ」であるとも言えるはずだ。哲学のように反省会程度しかできない「ミネルヴァの梟」と違い、そのフットワークも適時性も「世の中のSAN値」を救急のために測るにはむしろ最良のポテンシャル、とまで言ったら過言だろうか。※以下蛇足:株式会社闇のHPが怖すぎて企業情報まで辿り着けず、結局PR TIMESでしか見られなかった超ビビりであることも確認……(泣)。

01/21 16:21
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ちゆちゆ
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ネタバレちょっとした噂からUFOの目撃が増えたように、何かのきっかけさえあれば私にも「分かる」ときが来るのでしょうか?
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ゆるる
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ネタバレ(2024-3)実際に行われている考察型展覧会の図録。こういうどこまでがフィクションかわからないモキュメンタリー的なやつほんとに好き。考察は追いつかなくて、他の人の考察ブログを読んでおーってなることも多いけど。純粋な悪意よりも、善意の顔した悪意の方がこわい。
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ルリヲ
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ネタバレ怪文書と、合間に挟まれるそれへのコメントを読んでいく一冊。支離滅裂ぽい文体で綴られる怪文書も、読み進めていく内に脳内で上手いこと整理されて、合理的に解釈……理解出来ちゃったりして。 でも、それを「理解」しちゃって本当に良かったのかな……? 的な、考察というか解釈というか、資料の類を自分のアタマの中でこねくり回すタイプのあれ。巻き込み型も兼ねる。割と嫌いじゃない。 作中の怪文書は明確に創作ぽくて安心した。実物の怪文書だと、流石に娯楽として消費するのは躊躇っちゃうもの。展覧会も行ってみたかったなぁ。
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三編 柚菜
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ネタバレ最近は何かと考察が要求される媒体は沢山あります。想像の余地を残したまま後のことは読者へ委ね、著者が伝えんとしたことを理解してもらおうとする。しかし本作は、それが大きな罠になっているというのがミソ。一見して意味不明な怪文書が次第にある体系を纏い始め、やがて「あ、わかった」になった瞬間に囚われる。怪文書に付随する忌避感と怖いもの見たさを巧く扱った作品でした。最後には自分で怪文書も作成できて面白い。が、それによってあちら側へ行ってしまうのではないかという恐れもまた然り📨
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