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学校に行かない僕の学校 (teens’ best selections 67)

感想・レビュー
43

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蕭白
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悪くないエンディングでした。
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わたえみ
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ネタバレタイトルから、読むこと、即決。息子と同じ学年の子が主人公。子ども同士「話す=放す」とこで、気持ちが、変化していく、成長していく。私とは違う何かを感じるんじゃないか…と思って紹介したけど、読む気配は全くなし。。。 「人間って、ある程度のルールが決まっていたり、やるべきことを与えられているほうが、意外と楽なもんや。好きにしていいって言われると、不自由に感じたり、不安になったらするもんでな」「今の学校は、考える前に与えすぎてるんやと、俺は思う」「逃げられるのも、才能と言えないかな?」
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ぱんだ
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はなすことはだいじ
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たしゆれあ
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学校に行かなくなった薫は寮付きのフリースクールに行くことになる。そこには事情を抱えた同じ年の中学生がいた。みんなが不登校になったら理由はさまざま。話したくなければ話さなくて良いが、話すことは離すことともいえるから、話すと楽になることもある。 学校に通えなくても人と関わっていけば大丈夫。何か自分に合っている得意なことがあり、それを職業にしていくこともできる。
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ゆり
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学校嫌いとしては学生時代に出会いたかったなー 余白って大事…
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mami
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森の中の寮のあるフリースクール。
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せ~や
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ネタバレ図書館本。どちらかと言えば児童向けの本の印象で、とても読みやすい。登場人物の設定が中学生ということもあって、言葉にできない「何か」や言葉が見つかった瞬間の機微、言葉にできないままに話してみて、家族じゃない誰かと共有する体験…まさにスタンド・バイ・ユーのような日常がリアルに描かれてる。斉藤さんの言う、「話す」は「離す」という言葉が素敵。そして、セアのお母さんがきちんと伝えてくれた「一人で持っていたんだね、重かったでしょう」の一言に、思わず涙が出る。卒業後のそれぞれの一歩のその先を、また描いてほしい。☆4.5
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minono
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『話す』は『離す』という意味にもなる。奄美大島の玉ハビル(ノロ=女の神人かみんちゅ が身につける首飾り ハビル=蝶々=死者の化身・神聖な存在)「取り返しのつかない喪失感を知っていると、ぶつかるのがこわくなる。」「スタンドバイユー わたしはあんたたちのそばにいてやるから。」
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夜兎
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ネタバレタイトルから、不登校、フリースクールものだと思って借りた。「行けない」じゃなくて「行かない」というところが良い。それぞれの日々に、光あれ。
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奏
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小中学校の不登校児童生徒数が34万6482人となり、昨年度より約5万人増加、11年連続で最多記録を更新したというニュースを見たばかり。不登校の理由は様々だと思うけれど、この本の主人公の薫は、親友の死をきっかけに不登校になり、寮のあるツリースクールに通うことを決める。自然豊かな環境のなかで、友達との関係や自分自身についてじっくりと考えていくのだけれど、子どもたちが成長していく姿はとても頼もしく、学校に必要なものは何かというヒントがあるように思えた。
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ますずし
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なんで手にしたんだっけ、忘れてしまったが、これはおじさんが読むより若人が読むべき本だなぁ。学校なんて無理にいかなくてもいいんだよと背中を押してくれるかなぁ。そうだといいなぁ。
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Chiyo K.
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ネタバレ親友の死から立ち直れないまま学校へ行けなくなった薫。家を離れ、森の中のフリースクールに入る。そこでは勉強は個人のペース、各自が生活の中でやりたいこと、すべきことを考える。同じ年齢の銀河とイズミにもそれぞれ事情があるが、踏み込まず、一方で、伝えるべき考えがある時は話し合う関係が自然にできていく。川や森が近く、畑を手伝うなど季節の移り変わりを実感できる場所で、自分の中に「余地」ができていくのを感じる薫。3人の会話は、平易な言葉にもかかわらずとても豊か。大きな事件はほとんどないが、薫たちの成長を頼もしく思う。
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muroyu
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「話す」ことは「離す」こと
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いそちゃん
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本文より 話すのは離すなんだってこと。
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えんちゃん
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児童書もしくはYA本。不登校の中学生が森のフリースクールで居場所を見つける成長物語。辛い過去を誰かに話すことで前に進めることもある。『話す』ことは『離す』こと。私は学校に行きたくないと思ったことがなくて(そもそもその概念がなかった)、この前何気なく子どもたちに『学校休みたいときあった?』って聞いたら『いっぱいあったよ』だって。そりゃそうか。今の子ども達はやる事だらけだもんね。息切れしちゃうよね。不登校について悩んでいるご家庭に読んでもらいたい。道標になるかもしれません。
東谷くまみ

うちの方では、不登校の子たちが自分のアバターを使ってネット空間で学校に通って勉強したり友達と交流したりできる取り組みがあるよ😊その学校主催のオフ会的なものもあって、リアルに友達と会うこともできるみたい。居場所があるってほんとすごく大切だと思う✨️✨️私は高校はすごく楽しかったけど、それまではやだったなぁ。小学生の頃とか学校でよく机の下にもぐってシクシク泣いてたな~🤣

09/29 08:37
えんちゃん

くまみん、机の下でシクシクしてたんだね。よしよし。頑張ってたねって頭をなでなでしたい気持ちだよ🥲 うちの子どもたちが小中学校を卒業してからまた数年しか経っていないのに、不登校の子たちがアバター使って交流できる時代になったんだね✨️子どもたちに寄り添える新アイテムなら、どんどん利用して欲しいよね😊🙌🏻

09/29 18:38
10件のコメントを全て見る
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錫
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親友を失ったことで学校に行けなくなった薫が全寮制のツリースクールで成長していく物語。学校に行けない、馴染めない、行かない、という子どもは減ることはない。その受け皿としてこうしたフリースクールがある。自分と合うスクールを見つけられたら、幸せだろう。山奥の生活で穏やかな人間関係を築いていき、心の澱を吐き出すことができた薫は少しずつ変わっていく。こんなふうに立ち直れる子ばかりではないだろう。でも、何かのキッカケで変わることはできる。キッカケは与え続けていきたいと思う。
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ぺったん
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ネタバレ中学生の薫は、親友セアを亡くし生きる気力を失っていた。不登校になり引きこもっていたが、森の中にある全寮制のフリースクールに入学することに。寮の先生、同学年のイズミや銀河、親との関係、学校問題…年齢も事情も様々な寮生と暮らし始めた薫。セアの死で、自分を責め続けた薫は、森や寮生活の中で心の重荷を離しながら、自分の居場所をみつける。話すは離す…薫たちが自然にお互いの事を話しながら自分の気持ちを整理していくのが良かった。場所に自分を合わせられないなら、自分に合った場所を見つければいい。teen
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Aina
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中学2年生の薫は、兄弟のように遊んでいた隣のセアが事故死してから学校に行けずにいた。父親との葛藤、学校からも家からも居場所がなく、薫は、寮付きのフリースクールに入ることにした。そこで、同じ中学2年のイズミと銀河と出会い、交流を深めていく。それぞれの抱える問題が明かされ、絆が深まる。前に進まなくなくても受け入れてくれ、考える場所がここにはある。物語を通して、みんなと同じように生きていかなくても良いのだと気づかされる。とても優しいお話でした。
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chiaki
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あることがきっかけで不登校になっていた中2の薫は、全寮制のフリースクールに通うことに。そこで出逢った仲間、イズミや銀河もそれぞれの事情を抱えていて…。話すことは「離す」こと。斉藤さんの言葉がとても印象深く、薫たちがゆっくりと心を開いて自分を話し、離していく様子に3人の成長を感じた。森のフリースクールという与えられるばかりではない環境に身を置くことで、自分を見つめ、考える余地が生まれる。そこに温かく見守るまいまいやまど兄のような大人の存在が大きい。中学生の心の喪失と再生を繊細で爽やかに描いた物語。良書!
chiaki

「逃げたっていいと思う。人生には、そうしないといけない時もある。だから、そんな自分を責めたらダメよ。いつだって自分は自分のことを愛してあげないと。」

09/06 09:04
chiaki

場所に自分を合わせられないのなら、自分に合った場所を見つければいい。 うまく行かなくて、つまずいてしまうこともあるだろうけど、人生ってそんなものだから大丈夫。つまずいたら、起き上がり方を覚えればいいし、たくさんつまずいたほうが、起きるのが上手になる!

09/06 09:04
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夏休み
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ネタバレ薫はやれやれ系主人公かな?という第一印象だったが、子供らしい素直さを持っていたこと、安易にイズミと恋仲にしないこと、銀河の過去が明かされる前の態度からおそらく被虐待児だと察せるところなど、好きなポイントが多かった。 気になった点としては、フリースクールの自由さや居心地の良さだけでなく常に誰かと一緒にいる共同生活の不自由さに関する描写が控えめだったのが意外だった。最後まで読んでみると、話が散らからず良かったと思う。 後で思い返すと、いくつかスタンド・バイ・ミーのオマージュがあったような?気のせいかも。
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c.k
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ネタバレ図書館新刊コーナーより。場所に自分を合わせられないのなら、自分にあった場所を見つければいい。親元を離れてフリースクールに来た子たちが、関わりながら、それぞれまた、やりたいことを見つけ、高校はそれぞれのところに戻っていく。「俺は、強くなるためにここ、異世界に転生したんじゃないかって。」「どれも大事なことやけど、提案されてばかりで、子どもたちは自分にとって何が必要で、必要じゃないのか、考える余地がなくなる。森には余地しかないから、人間って本来、自分で考えたいという強い欲求がある」自然.森。すごく良かった。
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joyjoy
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最近、庭でよくアゲハを見かける。今朝はトカゲを発見。自分が本とつながってるような気がして、嬉しかった。 試行錯誤。自分で考える。考える余地。「話す」は「離す」。逃げる才能。同じ釜の飯。無心でキャベツを刻む。小豆茶。天草。びわ。物語のなかのちょっとした言葉に、立ち止まって考えさせられたり、懐かしい記憶を思い出したり。 「高く、高く」よりも「根を張る」。「森にいろんな木があるように、いろんな子がいて、みんなが違っていて、それがいいんだ」。森のなかのフリースクール、「ツリースクール」という名前が効いてる。
joyjoy

今月通信制の高校へ移ることを決めたというK君のことを思いながら読んだ。彼や彼の家族の過ごした葛藤の時間も、成長の糧となって、しっかりと根を張っていってくれますように、と祈るような気持ちで。

07/30 18:27
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HISA
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☆☆☆私が中学生だったら通いたかった!自然の中で仲間と共同生活をしながら、少しづつ心の中に閉じ込めていた苦しい気持ちを吐き出して、自由になっていく主人公たち。つまずいたら、起き上がり方を覚えればいいという著者のあとがきが優しくていい!
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ひなた
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ネタバレフリースクールを背景に14歳の少年たちの揺れ動く心情を繊細に描く。「話す」は「離す」、「自分の気持ちは自分だけのもの。他人の気持ちはその人たちだけのもの」。心に響く言葉が栞のようにはさまれている。
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柊子
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話すことは「離す」こと。なるほどね。子供が話した(離した)その事実を、きちんと受け止められる親であってほしい。心よりそう願う。余談だが、5歳の孫娘に悩みを打ち明けられて迷っている。親に伝えた方が良いのだろうか。う~む……
柊子

同居して、職場が自転車圏内になったから、どんどん仲間の残業も引き受けて、結果的に同居前より、帰宅が遅くなるお嫁さん(苦笑)。本当に仕事が大好きで、そこもトラちゃんと同じ。私たち高齢者夫婦も息子一家と同居し、安心感があるので、できたらサポートしてあげたいと思うけれど、孫娘の心まではジジババではなかなか難しいわ。

07/02 14:44
柊子

そうそう、先週の土曜日、「ママと一緒にギョーザ作ったの!」と嬉しそうに教えてくれた。雨で外遊びは無理でも、お料理なら、手軽に一緒に楽しめる。短時間でもいいから、こういう機会が増えるといいなあ。

07/02 14:56
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モモ
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ネタバレ中二の夏に学校に行けなくなった薫は、森の中にある寮付きのフリースクールに行くことにした。様々な理由で集まる子どもたち。校長で寮母の”まいまい”、先生のまど兄が生徒たちを優しく見守る。薫は不登校になるきっかけとなった出来事を「話すことは、離すこと」と言われ、徐々に口に出せるようになっていく。虐待の記憶に苦しむ銀河。両親の離婚と母の再婚などでやってきたイズミ。彼らはお互いに話をしつつ、いつしかお互いを支え合い成長していく。とても良かった。尾崎さんの子どもたちを見つめる視線が優しくていい。良い作品を読みました。
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キウイ
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ネタバレフリースクールは、深刻な状態のコドモが入るのかと勝手に思っていた。意外とカルイ状態のコドモが入学。でも、ソレナリに考えて、悩んで、ちゃんと結論を出す。コドモの自主性と思考力は、モノスゴイ。親御サン達も、見捨てずちゃんと迎えに来る。ヨカッタぁ。
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ガーコ
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☆☆☆☆☆
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☆よいこ
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ネタバレYA。フリースクール▽小五から中三までの11人が一緒に寮で生活する「東京村ツリースクール」に中二の夏休みから入学した薫(かおる)は、自分自身に嫌気がしていた。同じく中学2年の銀河とイズミも、心に「喪失」を抱えていた。「森には余地しかないからな」森での暮らしは薫の心を柔らかくしていく▽行けない、じゃなくて行かない。オルタナティブな学びでもいい。自分で考えて自分で決める…それには余地が必要(あとフリースクールに入れる経済的余地もあるといいなw)良本。2024.5刊
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くま美
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ある事がきっかけで学校に通えなくなった中2の薫が選んだのは、山の中にある「東京村ツリースクール」全寮制のフリースクール。そこで出会った11人のメンバーとの共同生活。何かしら悩みを抱えてるメンバーが、辛い事を話すということは「離す」こと。嫌なことは話せば良い。と教えてくれる大人がいて、学校だけが全てではないことや自然との共存・生きることの意味を教えてくれる。居場所があるということ、そして誰かがそばにいてくれるということ「スタンドバイミー」、夏休みにおススメの本。
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飲も飲も
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森の中にある東京村ツリースクールというフリースクールで寮生活を送る薫、イズミ、銀河の中学2年生。「スタンドバイユー」そばにいるよ。
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Frederick
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図書館で借りました。新刊YA棚よりくりたゆき絵。中2の夏休み、〈僕〉薫は東京山中の小5-中3が過ごす全寮制フリースクールに入った。昨年亡くした親友セアの事が忘れられなくて。同年の銀河も同期入寮したイズミも、何か底知れぬ事情を抱えているようで…何だろう、情景説明や年数の書き方が少々混乱する。全寮制をわざわざ選ぶだけあって皆事情が深刻過ぎるのは仕方無いが、主要人物全員のその後を丁寧に描き過ぎてやや冗漫に感じた。“玉ハビル”の話は印象に残る。コリンキーて初めて聞いた。山形で開発された南瓜なんですね。高学年以上→
Frederick

学ぶ面も多かったし一見名言ぽい言葉も沢山あったのだが、読み返すと何れも何故か自分はそんなに響かなかった。 ところで斉藤さんの信仰上に四十九日と言う概念はあるのかなあ…(神仏習合であるんだったらごめんなさい)

06/26 07:48
Frederick

先日九州に住む幼馴染が遊びに来て青果コーナーを見て回っている時に、 「な、コリンキーって知っとう?」と訊いてみた。 「知っとー知っとー!三角形のとうもろこしのお菓子やろ?」 「?……それポリンキーな」 「あっ、いややわアッハッハー!」 と言う会話を交わした。楽しかったw 因みにコリンキーも知っていた。民放テレビのニュースか何かで出てきたらしい。

07/06 20:39
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BBBBBB
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学校に行かない僕の学校  この手のは勉強できたり、文章かけて賞をとったり、料理ができたりと何かしら金になる才能をもっている社会不適合者しか出てこない。 やっぱり引きこもりにしかなれませんでした。という何もできない低スペック人間は児童書には出てこない。
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雪丸 風人
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主人公はトラウマを抱えた中学生。重い過去に縛られていた彼が、せせらぎの響く森の学校で、心に枷を負った仲間とともに絆を深め合います。自己否定の極みにいた少年や、取り付く島もなかった少女の心がほぐれていくストーリーの鮮やかなこと!「迷える子ども達に居場所を」という著者の祈りが丹精に込められたこの作品は、間違いなく子どもたちの共感を呼びそうですよ。親世代としても学びの多い一冊でした。少年や少女は、いかにして未来に連なる気づきを得ていくのか?ぜひこの本に触れて確かめてください。(対象年齢は12歳半以上かな?)
雪丸 風人

生身の中学生を追い詰める悩みや葛藤が苦しみ抜いた少年少女を通じてどこまでも響いてくる一冊。せわしない環境から離れ、仲間たちと触れ合い、大人からも受容されることで個性が輝きだすというストーリーに、素晴らしい理念が凝縮されていましたよ。

06/12 19:48
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sary
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ネタバレ森の中にある『東京村ツリースクール』という名のフリースクール。そこで寮生活を送っている薫・イズミ・銀河。【今の学校は考える前に与えすぎてて考える余地がなくなりつつある。だけど森には余地しかない。】、【『話す』は『離す』。だから嫌なことは話したほうがいい。】、【『スタンド・バイ・ユー』スタンド・バイ・ミーが友達にそばにいてほしいって意味なら、この寮を出た世界が敵ばっかりだとしても私はそばにいてやるよ。】小学高学年〜中学生向けの本だけど、大人の心にも刺さる言葉がいっぱいで、揺さぶられる本でした。
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ICHI   (atomic)
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初作家、児童書 自然が広がる元民宿…全寮制フリースクールにいる子供達の物語。 色々背負ってる子供達。悲しいことがきっかけになり居場所がなくなる子供が、前を向いて自分を肯定できるように変わっていく。まさに『みんな違ってみんないい』
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いなこ
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その出来事が中2の薫のトラウマとなり、学校に行けずにいたが、自分で選んだ全寮制のフリースクールに入った。生活の決まりごとはあるものの、何をしても自由な時間。そこでの人との交流。そして同い年の2人とは徐々にお互いのことを話すようになり…。居場所を決めて、そこが合っているなら、きっと見えてくるものがあるのかもしれない。でもそれさえ見つけられない時はどうするか。様々な境遇にいる人の道しるべになるような、例えばこの本を手にしてもらえるのか、身近なところから模索しなくてはと思う。
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まる子
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氷川薫14歳、中2。ある事がきっかけとなり、学校に行けなくなった。それはイジメられたからではなく、自分の心の問題。そして東京にある寮付きフリースクールに行く事になった。そこで出会った大人、先生、様々な理由で生活する子どもたち。不登校はイジメだけが原因ではなく、この年齢だからこそ自分との葛藤や悩みを持っているのだと知った。「話すことは離すこと」だと教えてくれた。自分を閉じ込めていた事実と向き合い大人に近づく。ここで出会わなければ変われなかった、気づかなかった自分が明日に向かって一歩一歩進んでゆく物語。
まる子

#NetGalley 不登校になる。経験していないから私にはわからないけれど、気持ちに寄り添える気がした。彼らにあった出来事を思い出しながら読んだ最後のブログ、エピローグにウルウル🥹YA

06/03 00:35
0255文字
フォークフィッシュ
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★★★☆☆
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遠い日
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ある悩みを抱えたまま引きこもり、家に居づらくなった14歳の薫が、寮付きのフリースクールで暮らす決断をする。そこでの個性的な面々と関わりながら、ゆっくりと再生していくようすが描かれる。出口なんてないと思っていたことが、他人と嫌でも接するうちに心の隙間に悩み以外の感情が生まれる不思議に気づいていく。ここでは自主性を重んじ、勉強も遊びも自らの意思でやる。誰にも監視されず、誰にも命令もされない。人と違っていることは大前提の場所。どの子も重いものを抱えていたが、どの子も自分で考えた。手探りの歩みは自分の力になった。
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学校に行かない僕の学校 (teens’ best selections 67)評価100感想・レビュー43