形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:遠見書房
本書を読んで感じるのは、SNS時代に思春期を迎えてなくて本当によかったということ。LINEブロック祭りの頁とか共感性なんとかで死ぬかと思ったし、自分もやって本の中での事例のようになるだろうなと容易に想像できて辛かった。あと本書収録が長期の連載をまとめたもので時間軸が長く、Vtuberを扱ったところで「そういや最近声優になりたがる若者いなくなったな」みたいな長期観察者としての著者の気づきもとてもよかった。
ツイッターで誰かがこの本は良かったという感想を読んで買って読んでみたが、ほんと読んでよかったです。 紹介している作品は若干古いですが、作品の解釈には普遍性があると思いました。
魔法少女まどか☆マギカ/ひぐらしのなく頃に/けいおん/▲恋バナ/▲BL/ハウルの動く城/嵐/AKB48/▲不良系男子と優等生系女子/▲クロノスとカイロス/▲イツメン/檀蜜とマツコ・デラックス/家政婦のミタ/▲SNS/▲うそ/君の中は。/欅坂のてちとマツコ・デラックス/▲目盛りの違い/▲人格の着ぐるみ(キャラ)/輪るピングドラム/海のトリトン →▲は作品ではなく、そのテーマについて著者が語ってます。 →海のトリトンは言わずとしれた手塚治虫の作品。古い作品ですが著者に衝撃を与えた作品として取り上げられている。
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