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消された一家: 北九州・連続監禁殺人事件

感想・レビュー
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さくらい
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多少の過剰な表現には驚かない程には読んだり観たりしているけど、実際に起こった話だというだけで、なかなか辛かった。「グロイ」なんて簡単な表現では収まらない残忍さと残虐さ、残酷さだった・・
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ちゃんかん
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ネタバレすごい話があったもんだ。読んでいてしんどくなる。
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はおう
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ネタバレ本件でまとまった最初の書籍。地裁判決後の出版。こちらは関係者も実名か?
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ねむこ
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先に小野一光さんの書かれた本を読んでいたので、情報の補完の意味で読んでみた。事件の裁判後すぐに書かれた本なので著者の心情が伝わってくる文章もあり、犯人の過去などにはあまり触れられていないので、この事件のみの概要を知るためにはこちらの本のほうが分かりやすかった。 この事件に関連する本は3冊目だけど、何度読んでも「なぜ防げなかったのか…」という気持ちになる。こういう事件は二度と起こってはいけないから、知っておくのが一番の防止に繋がる気がする。
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nyaho
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こんなことが本当にあったのかと、、、人を洗脳する恐ろしさ、人との出会いひとつでこんなに人生が狂うのか、、、いろいろかんがえさせられました。何も無い日常がどれだけ幸せなことかも。
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Makoto
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ネタバレ現実に起こった出来事とは思えないほどの残虐性のある凄惨な事件。主犯は通電による恐怖から関係者たちを支配していく。最後には本のタイトルの通り一家が丸々消されてしまう。ホラーやサスペンスが好きでよく観るけれども、この事件はフィクションを超える恐怖がある。監禁されていた少女が逃げ出さなければ、完全犯罪だった可能性があることも恐ろしい。
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枝豆
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あまりに心が重い。これがノンフィクションであることが、何より辛い。
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エル
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松永のあまりの鬼畜っぷりに読み進めるのが辛い。これが人間のやることか。虐待、通電、制裁、果ては自分の手を汚さず家族同士で殺して解体させるなんて。しかも裁判でも獄中でも全く悪びれていない。異常、なんて簡単な言葉では片付かない。彼は人間の皮を被ったナニカではないのか。
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BlurMatsuo
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何となく前代未聞の凶悪犯罪ということは、報道などで記憶にあったが、ここまで事件の経緯を裁判での証言と聞き取りによって知ると、改めてその残忍さ、およそ同じ人間によって犯された行為であるということが信じられない。著者が述べるように、主犯の松永太が、どのようにしてここまで一家を全滅させてからも悪びれることなく意気揚々と裁判で証言し、反省の色も見せなかったのか、理解が全く及ばない。被害者全員はもちろんのこと、最後に殺された彩ちゃんと、優貴くんがあまりに不憫でならない。ヒエラルキーと暴力による支配と洗脳の先の悲劇。
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おにぎり
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ネタバレ嘘と暴力を重ねて相手を支配して、さらに周囲にも嘘をつかせる。殺しの決断と実行など、重大な決定は他者を誘導して行わせる。子供まで巻き込んだのね。偽の葬式のくだりはゾワッとした。緒方の拘置所は天国という発言で、どれだけ過酷な生活だったかわかる。 弱みを握られたり、家族などを人質に取られてしまえば、怪物に狙われる可能性は誰にでもあるんだろうなあ。 学生時代は成績優秀で生徒会役員や運動部のキャプテンをやるような生徒だったのに、教師には評判悪いってなかなか珍しいタイプだ。
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姫梨
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ネタバレ人の心を話術で操れるのはすごい。 ニュースで軽く見ただけだが、これを読んで後味悪くなりました。
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ねこ
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尼崎の連続殺人のドキュメンタリー本の感想にこの事件のことが書いてあり、読んでみた。尼崎同様にこれも凄まじかった。松永って本当に人間なのか?どうしたらこんな残虐になれるんだろう。
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ばりぐあち
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ネタバレ8月12~17日で読了。北九州監禁連続殺人事件のルポ。裁判の傍聴を通して事件の内容を明らかにしていくスタイルを取る。最後は「あとがき」が一審の判決日なので、一審判決を受けての著者の率直な感想で締めくくられているのがルポとして最上の締めくくりと感じるが、そもそも一審の松永緒方両者とも死刑判決に不満を持っていた(特に緒方の量刑について)著者が、その後の両者の刑が確定し、ある意味著者の思いが通じた確定内容となっているので、そこでの感想も聞きたい気がした。後、判決日前日に実現した緒方への接見は彼女の心境が伝わる。
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桐島陽依
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時々あたしにとって、なんで?なんでこうなった??という事件が起こるのだがこの事件もそのひとつ。被害者たちが結託して一致団結してサイコ野郎をぶっ殺さなかったのかなと思っていた。なんていうかナチスモノ読みすぎていて重なってしまったのだが相互監視の密告システムで被害者同士を敵対精神的孤立に追い込んで本人は手を汚さず支配していた模様。でもさサイコ野郎の愛人の手を汚した女は最初に暴力振るわれた時点でなせ別れなかったんだっていう…。こういう男女の機微が分からん。マゾでも、もう少しマシなの選ぶだろうよ。最悪野郎だった。
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bibi
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櫛木理宇さんの「寄居虫女」を読んで、この事件にたどり着いた。事件当時は仕事が忙しくて、具体的な事件内容は全く知らなかった。「いったいどんな事件だったのだろう」と興味を持ち読み始めた。これが現実に起きた事件だと思うと、ホントに胸が痛む。残酷過ぎて、途中でやめたくなってしまったけど、読まなくてはいけないと義務感で読み切った。
🐕アヴェンタドール🐶🐾放置中

この事件、エグいですよね。この事件をモデルに新堂冬樹さんの「殺し合う家族」誉田哲也さんの「ケモノの城」も書かれているので折角なので是非!読んでて辛いですが…😅

04/16 22:47
bibi

アヴェンダドールさん、コメントありがとうございます。新藤冬樹さんや誉田哲也さんもこの事件をモデルに書かれているのですね。しばらく時間をおいてから、読んでみたいと思います。(やっぱ、ちょっと辛かったので😭)

04/21 21:15
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鵙屋
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ネタバレ★★★★☆ 2021年のマイブームはノンフィクション。松永太の“共犯者”緒方純子と、発覚のきっかけを作った恭子の供述をまとめた記録で事件の全貌を示す。事実は小説よりも奇なりを地で行く話で、吐き気をこらえながら読みきった。ウシジマくんの「洗脳くん」を「こうはならんやろ」と読んでいたけど、きっと人間て、想像以上にあっさり洗脳されてしまうんだろなあ…。筆者の言う通り、松永のサイコパスぶり、二枚舌ぶりは嫌というほどわかったが、その内心は深く真っ黒な闇。刑執行まで、少しでも何かがわかるといいが。
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なんすぃー
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たまたまこの本がある事を知り図書館で借りてみた。最初の方は精神的に取り込まれていったり従業員まで虐待されても何も言わないのが不思議で。でも自分の人生にもここまで酷くなくても痛い目にあったりなんであんなのを間に受けてたのかとか、なんで騙されたんだろうと思う事は結構ある。声をかけられて…とか、弱みにつけ込まれて…とか。意外に人間って騙されると思う。ノンフィクション、虐待された側の精神など細かく解明しないととは以前なら思っただろう。今は、人間騙す側に立つのは反省とかしないだろ、心理じゃなく脳の造りだろと思う。
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<mica>
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人間の所業とは思えない虐待、暴行の数々。しかも直接的な言葉は言わず、何人もの大人達にそれらを実行させる松永の、ある意味カリスマ性がとても恐ろしい。被害者であり、加害者でもある緒方家には元警察官である男性も含まれる。なぜこうも言いなりになってしまうのか疑問に思うが、それが洗脳ということなんだろう。逮捕後に、純子が本来の心を取り戻したのがせめてもの救いか。
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geki
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衝撃的な連続監禁殺人事件。生々しく語られる関係者の証言で蘇る凄惨な監禁生活、通電虐待、遺体処理。人間ができる業ではないが、現実に起きてしまっている。猟奇的な人物とマインドコントロールが産み出した事件が、人の黒い部分をあぶり出した。首謀者の本音が見えないという著者の煮え切らなさが重たく心に響く。
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AAA
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ひどく生々しく、つらい内容だった。 もしかしたら、被害者のような人物が間近にいるかもしれないし、自分自身がいつかこのような被害者になりうる可能性とリアルな流れがありとても怖かった。 さらにそれだけではなく、あまりのリアルさに「自分自身が松永になりえる」そのような恐怖も感じ取った。
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kawamotomed
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凄惨という他ない。一部に松永が賢く、人心掌握に長けていたかのように読める記載があるのが気になった。徹底的に利己的で、責任転嫁ばかりして生きてきた人間なのだろう。
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ジェ
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素晴らしい本です。大学のプロジェクトでNetflixの『愛なき森で叫べ』が松永太たちの犯罪をどう表しているかを研究したのですが、監督の園子温さんはこの本を読んだに違いありません。シーン毎に似ている出来事がこの本に書いてあり、上手に映画化出来てました。そしてこの本、綺麗に纏めてあり、これ以上に書くのは不可能だろうと思います。
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マカロニ マカロン
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ネタバレ個人の感想です:B。2002年3月に発覚し、主犯の男女二人が逮捕された少なくとも7人が殺害されたとされる事件の詳細。「天才殺人鬼」松永太(1961年生)とその内縁の妻緒方純子は久留米市内の高校で同級生だった。1982年松永は既婚だったが、純子と強引に関係を結び、92年妻と離婚後純子を内縁の妻として二人の息子が生まれるが、刺青焼印を入れたり、電気ショックの拷問を加えるなどの虐待を行った。更に純子の両親、妹夫婦(男女2人の子ども)の6人と事件発覚のきっかけとなった少女の父親の7人の殺害を主導したとされる。
マカロニ マカロン

主犯の松永は殺人をほのめかすだけで、自分の手を汚しておらず、実際の殺人は純子が実行犯となっている。また純子の両親妹夫婦一家の殺害は長期間監禁拷問を加えた上でお互いに疑心暗鬼させ、心理的に追い込んで家族同士で殺害させた。その後遺体をバラバラに分解し、肉を煮込み、ミキサーで液状にして公衆便所に流す、遺骨は砕いて海に捨てるなどの処理も残った家族にさせたとされる。生き残っているのは純子と事件発覚の原因となった少女(2002年に17歳)しかおらず、対立する証言も多く、殺害の経緯が不明なものも多いようだ。

07/24 22:27
マカロニ マカロン

殺害現場浴室はタイルを貼り替え、配管を交換等の証拠隠滅が行われ、一部時効効が成立する等、物的証拠が乏しい中、主犯の松永は全面否定し、無罪を主張。一審では松永、純子二人に死刑判決が出た。本書は二人の死刑判決が出た日に脱稿している(その後、2011年純子は無期懲役に減刑)。あくまでも私の主観的な印象だが、物的証拠がないのに死刑判決は乱暴ではないかと思う。証言も食い違いが見られ、松永は一貫して無罪を主張しており、冤罪の可能性はないのだろうか?また監禁生活の間に一家が協力して松永を排除する方法は無かったのか?

07/24 22:41
3件のコメントを全て見る
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がん太まん♥♥
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ネタバレ主に逃走に成功した少女と緒方の証言をもとに、詳細に事件が語られている。親族に殺し合わせ、自らは直接手を下さない残忍で恐ろしい発想の手口は知っていたが、これほどとは…松永に反省が見られない点や、亡くなった方々の話が聞けず一方的な証言である点、逃げ出した少女の証言がかなり信憑性が高いと見られるがPTSDから記憶が多少あやふやな点が残念だった。しかしこのような事件が少女の逃走が成功していなければ表に出なかったと思うと恐ろしい。著書にもあったが、刑が確定してしまったが松永の心の闇を知りたいと思った。
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pencilbox88
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1996年ー1998年北九州連続監禁殺人事件 松永太
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Hiroki  Nishizumi
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あまり文章が上手でないな
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mizu
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本当に実話なのだろうかと、何度も疑問に感じながら読んだ。現代の日本社会の日常の中で、これほど恐ろしい犯罪が起こり得ることが信じられない。殆どの指一本触れずに、支配関係の中で連続殺人が可能なことの恐怖感が半端じゃない。夜眠れなかった・・・・。
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ぼのり
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実話だなんて信じられない程、残虐で恐ろしい事件。松永は口が達者で悪知恵に長け、表面的には魅力的に見えることもあるが、内面は冷酷・無慈悲・身勝手で無責任(ポリシーは敢えて責任を持たない)でケダモノ・鬼畜以下…サイコパスの極み。側から見れば被害者達は逃げようと思えば逃げれるし、通報など助けを求めるチャンスは幾らでもあったのではと思うだろうが、外との関係を断たれ、暴力・虐待と共に言葉巧みに肉体も精神も追い詰めらるという心理的支配下に置かれると人は反抗反発する行為すら思いつかないという…怖い。(2018/141)
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UKEY
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「人殺しの息子と呼ばれて」を読んだ後、こちらも読んでみた。恐ろしいの一言。誰と出会うかで人生が変わってしまう怖さ。本当に恐ろしい。
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maki
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誉田哲也の「ケモノの城」を読んで、この事件に興味を持ちました。ノンフィクションなので、事象が淡々と描かれていることが、凄惨さをより一層際立たせています。最後まで読むのはつらかったです。
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アルクシ・ガイ
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誉田哲也の「ケモノの城」で興味を持ちました。小説はカタルシスがあっていいですね。ノンフィクションは救いがない。「学習性無力感」はわかるが、それでも「誰か一人ぐらい台所から包丁をもってきて松永を刺す奴はおらんか」と背中がムズムズした。これは犯罪の話だが、私はむしろ、警察の取り調べに通じるところがあると思う。冤罪が発生する。無実の容疑者はやってもいない犯罪を自白する。なぜ?と私たちは訝るが、おそらく刑事らは取調室で、松永と似たようなことをしているのだろう。
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まい
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以前、この事件を元にしたという小説を読んだけど、こちらの方がフィクションのよう。淡々と語られた(ように感じる)話は当事者が生身の人間であることを感じさせない。連日裁判所に足を運んだ著者にも知ることが出来なかった松永被告の心の中。ずっと取材し続けることが出来たら、いつか分かる時がくるのだろうか。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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前書きに「天才殺人鬼」とありますが、それがすべて。怒りというのは受け止めてくれてこそぶつけることができるのだろうな。罪を一切みとめようとしない天才殺人鬼には、どれだけ怒りをぶつけても虚しさしか残らない。法廷で傍聴席からため息ばかりでた、というのがそれを如実にあらわしている。生き残った方がどうか救われますように、と祈るしかない。
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スウィーニー校長
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★★★★☆ 北九州監禁殺人事件。 騙し、監視し孤立化させ、虐待を加え完全に支配下に置き、逆らったり逃げる気力・判断力を奪った。 そして殺人を、自らがそう選択したと思わせた上で実行させた。 監禁に関する本を読みあさり、知識をつけたらしい。 しかし何故、子供を含めて7人もの命を奪う事が出来たのか? 法廷で嘘を繰り返し、反省の欠片もなく、死者に責任を擦り付けた。 松永がなぜ事件を起こしたのかは理解できるはずもない。しかし、精神的に完全支配された人を発見・救出する手段はなかったのか? 深く考えさせられる。
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とこ
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読書メーターで知り、読んでみました。恥ずかしながら、この事件を知りませんでした。こんな残虐なことが実際に起きていたなんて…。犠牲者の方々の精神的、肉体的な苦痛は想像を絶します。
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eirianda
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人間、死ぬ気になったら悪い意味でも何でもできる。そんな酷い事件だった。尼崎よりキレた感じ。情が全く感じられない。生育過程がどうかよりも、松永の中で金を脅しせびる類の成功体験があったのではないか。本書の中にトラウマ理論『心的外傷と回復』が出てくるが、あれはアメリカではすでにトンデモ本扱いらしいので、残念。猜疑心。口が立つ。印象がいい。松永も環境が違えばまともな商売で成功していたかもしれない。人間ってちょっとタガが外れたことをきっかけに、雪だるま式に悪を拗らせてしまうのではないか。戦争もしかり。心に留める。
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uretihsia
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犯人は、空虚さ故になんでもできる ヒトラー的能力を持っていたが社会では何も創造しえず与えることもできない 中学から片鱗は見えていたが、産まれ付きなのか環境によるものか 恐ろしいが知っておく必要がある事実、これも現実 ワールドの会社時代やそれ以前何やっていたかも闇が深い
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どんぐり
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2002年3月に北九州市小倉北区で発覚した「北九州監禁連続殺人事件」を取材したノンフィクション。監禁をして金を巻き上げ、拷問と虐待によってマインドコントロール下に置き、用済みとなった人間を次から次と殺害した、あの犯罪史上稀に見る凶悪犯罪だ。被害者は7人、いずれも死体は証拠が残らないようにバラバラに解体処理され闇に葬られた。主犯格の松永は、鬼畜、モンスターだ。監禁した一家を絶対服従で支配し、お互いを誹謗・中傷させ、「通電」という身体責め具を用いて弱体化させていく。次第に彼らは松永の支配下で同調し、自ら「殺す
どんぐり

もの」と「殺されるもの」になっていく。なぜ、彼らは逃げなかったのか? 逃げられなかったのか? この種の話しは、映画でいえば園子温監督の『冷たい熱帯魚』や香川照之が演じた『クリーピー』がある。人間不信に陥りそうなケタクソ悪い事件、読むんじゃなかった。

08/20 06:12
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こすもす
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人間はどこまで残忍になれるのだろう。彼らは特別な人間と思いたいが・・・。
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