読書メーター KADOKAWA Group

望月青果店

感想・レビュー
301

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
anna
新着
読了。 望月青果店 / 小手毬るい 一筋縄ではいかない母娘の関係を軸に展開される物語。 田舎の閉塞感など読んでいて少し苦い気持ちになる部分はあったものの、心の機微を綴った文章、表現はとても繊細で美しくて好みでした。
0255文字
鳴海
新着
全盲の夫との生活に、こよなく幸福を見出す主人公、鈴子。日本に残して来た母との確執や、燻り続ける初恋の相手への思慕に揺れながら、自然の脅威の果てに、やがて足元にある名も無き幸福に再び気付いて行く。夫の善良さから生み出される安らぎが、ひっそりと煌めいている。そこへ身を置ける幸運を、噛みしめられる人になりたい。目を閉じれば見えてくる風景、私はまだこれから、それを探す事が出来るだろうか。
ちーちゃん

鳴海さーん、燻り続ける思いに揺れながら、足元の安らぎがひっそりと煌めく…その幸せを噛み締めるって✨歳を重ねる醍醐味かも♡ぐふふ、読みたいですわ、いただきます

12/11 20:41
鳴海

ちーちゃん、ぐふふ、頂きました!私の方は、燻りもせず、すっかり消化完了🙆なんだけどね(^_^;)

12/11 23:41
0255文字
サックーマ
新着
表紙だけ見て図書館で借りてきたら、何か母親と娘の確執というか苦手なテーマの本だった。 どっちもどっちで、とりあえず犬だけ可愛かった。
0255文字
氷風
新着
田舎の青果店。そこで育ってきたからこその窮屈感や鬱屈。いや、田舎の青果店というより母と娘の関係か。ただ主人公はちょっとイライラしすぎ。だからこそ、旦那さんのおおらかさに惹かれる部分があったのかもしれない。そんななか茶々の描写がとても愛らしくてほっこり和んだ。
0255文字
snowflake
新着
母もまたひとりの、苺の好きな娘であったのだ
0255文字
fukuokakomachi
新着
装丁からして果物屋さんで展開するほのぼの系の物語かと思ったら、これぞ小手鞠作品という感じの作品だった。 描かれるのは母親との葛藤を抱えた、(当然)現在アメリカ東海岸に住む娘。お互いを大事に思っていないわけではないのに会えば憎まれ口ばかり。 ところどころ自分と重なる部分があるだけに主人公・鈴子に同調する部分はあったが、あそこまで必死で故郷から離れようという気持ちはわからなかった。 ただ年を取ってからわかるようになること、許せるようになることはあるし、距離を置いた方がいい関係もある。母娘ってやはり難しい。
0255文字
okyaaa
新着
母娘あるある、て感じ。
0255文字
●●
新着
ネタバレ2011年の本。
0255文字
とも
新着
母と娘の微妙な距離感 若いころのあまい思い出にしておけなかった、一夜の激しい恋 包みこんでくれる 優しい夫との幸せな日々 いろんな場面が ドラマを見ているように頭の中で映像化されていく 小説の世界に入り込めました
0255文字
うるの
新着
母と娘の家族の物語、ということでしたが、うーん?どちらかと言うと閉塞的な田舎の暮らしとか、過去の恋愛と今の恋愛とか、女性の生き方、働き方とかそちらの方が印象的で、想像していたような母娘の物語ではなかったです。とは言え、文章や表現がとてもキレイで読んでいて心地よく、その部分で満足できました。
0255文字
sena
新着
母と娘は時に疎ましく傷つけ合い、それでも母と娘だよね
0255文字
モルク
新着
アメリカで盲目のピアニストの夫、盲導犬と暮らす鈴子のもとに郷里の母の体調がすぐれないとの父からの電話が入り里帰りすることにする。長年に渡る母との確執、鈴子はとにかく母から離れたかった。きつい言葉を投げ掛ける母、それに応戦する鈴子。帰国直前の大雪、停電騒ぎに帰りたくないという気持ちが大きくなる。懐かしさを勝る苦い感情。出来ることなら中止に…た思う気持ち。わかる。でもお互い言いたいことを言える関係っていいよね。私は最後まで感情を押さえつけていたからある意味鈴子が羨ましい。
0255文字
b☆h
新着
口の悪い母親と、それを疎ましがり遠く離れようとする娘。親子はいつまでも親子、はよく聞くし祖父と母親を見てきたからよく分かる。それでも、親子でも言ってはいけないことや、境界線はある。言った方は忘れても、言葉だけはいつまでも残って消えないことも身をもって知っている。だからこそ、どうしても苦々しく思う気持ちが大きくて、厄介だなとも感じる。子の幸せを願わない親なんていないと言うけれど、子の幸せを親が邪魔していることも結構ある。でも簡単には切れないし、血縁は無くせない。親しき仲にも礼儀ありを忘れないようにしたい。
やも

これ積んであります😄文庫だとスイートな表紙だけど、なかなかビターな内容みたいですね😲今度読みます!

02/15 19:52
b☆h

私も表紙とタイトルからほっこり系かと思っていました😅結構色んな事が起こるんですけど、私には親子関係が一番強く残りました。やもさんはどんな感想もつのか楽しみです♪

02/16 07:00
0255文字
ayu_u
新着
5
0255文字
ふたご星
新着
タイトルや装丁から、ノスタルジックな、のほほんとした話かと思っていたから、思いがけず設定はエキセントリックで、母娘独特の特殊な関係性に関するストーリーでした。嫌いじゃないけど、好きでもない。
0255文字
Artemis
新着
現状に悩むと、過去の選択を悔やんでしなうことはよくある。した選択が最善かどうかなんて、選択をした後の生き方次第で結果は大きく変わる。その中で自分が自分らしくいられるように、生きていくかどうかなんだって思う。
0255文字
jerrrry68
新着
鈴子の性格と私の性格の相性が悪くてちょっとめんどくさくなったけど最後はいい感じに着地して安心。誠一郎と茶々がおってくれてよかった。まあどの親子も大なり小なり確執はあるよね。
0255文字
kum
新着
母親との確執もあり、生まれ育った「望月青果店」と遠く距離を置きアメリカで全盲の夫、盲導犬とともに暮らす主人公。かつての恋人や夫に対する気持ちの揺れ動きもありながら、それでも物語の中心にあるのは母娘の確執。今の自分の年齢になるとどちらの気持ちもわからないではないからこそ、その噛み合わなさがもどかしい。子供にとって親の存在は時にありがたく時に厄介なものかもしれないけれど、親の心子知らずな面だって多分にある。中でも母娘という関係性は良くも悪くも特別なのだろう。懐かしい故郷の言葉で、その風景をよりリアルに感じた。
kum

「鈴ちゃん、お帰り、よう帰ってきてくれたな、ありがとさん」と亡くなる前に祖母が鈴子にかけた言葉。なかなか顔を見せに行かない孫だったことを後悔している今の自分だけれど、確かに祖父母はこんな風に言ってくれていたし、今は叔父や叔母が言ってくれる。故郷でのいろんな場面を思い出し、ちょっとしんみりした。

09/23 10:54
0255文字
ナザレ
新着
面白かった。親子、女性の生き方、恋人、家族の話。 読んで良かった。誠一郎さん、素敵だなぁ。涼香さんの考え方はあと、生きるのが先。やりたいことをやって、好きなだけ頑張って、挫折したらあきらめて、また違う世界に、、、自分の人生を生きようと思いました。
0255文字
ガパオライス
新着
ネタバレ初読みの作家さん。主人公も母親も苦手なタイプ。自分勝手にギャーギャー騒ぐだけの似た者親子。久々に、読んだ事を後悔するほど合わないお話だった。
0255文字
taca
新着
【図書館本】 田舎ならではの閉鎖的な世間から逃れるように都心に向かう主人公。私は叔母さんがカッコイイと思う。自分にはできないことだからこそ、羨んでしまうんかねぇ。
0255文字
ゆとりちゃん
新着
タイトルに惹かれて図書館で借りた本。自分には合わない作風だったかなぁ。娘と母親のノリがちょっと昭和臭いなと。主人公の(主軸)の年齢が自分の母親くらいの年齢だったので自分もそれくらいの歳になったら読むとまた感じ方が違うかもしれないなぁ。
0255文字
じょじょ
新着
ネタバレやはりいくら親子とは言えわかり合えないと言うか 同じ場所から同じ方向を見ていても 見てる景色が違うと言うか。個々の性格もあるんだろうし 時代や環境 性別色んな事が絡まりあって余計拗れてしまうんだろうな。読んでいてわかりみが過ぎて辛かった。
0255文字
やっちゃん
新着
鈴子夫婦は米国から実家に帰省する予定が大雪で停電中。帰れるかどうかより帰りたくないというか無理して帰らなくてもいいんじゃないかと微妙な気持ち。50半ばの鈴子と果物屋を営む母親との長年の経緯や、初恋相手と交わした約束、視覚障害者の夫との恋愛などを大雪中に回想する話。母親でも言っていい事と悪い事が…母と娘の間にだって踏み越えたらいけん境界線がある。娘に見合いを強いたり恋愛に反対した母の気持ちは分かるが辛辣だ。捲し立てられて心が折れるし逃げ出した娘の気持ちも分かる。でも言い合えた母娘関係は羨ましいと思った。
0255文字
万葉語り
新着
全盲のピアニストの夫誠一郎とアメリカで暮らす鈴子のもとに、岡山の実家から母親の容体が悪化したとの知らせが届く。帰省しようと考えていた矢先に大雪で、停電になり飛行機に乗れるかもわからなくなる。そんな状況下で鈴子が思い出す母との関係は、親子だからこそ色濃く遠慮がなくデリカシーもなく離れていた方が上手くいく。私も同じ。実母だって他人と思ってしまうのは私が冷たいのか自己中心的なのか、後悔と居心地の悪さを作品にしたのかと思う。2022-6
0255文字
papipapipapeace
新着
母子関係って拗れる。他人なら何ともないのに、親だから腹立つ事もたくさん。色んな感情が蠢くけど ぴったり当てはまる言葉は持ち合わせていないので。
0255文字
Hana
新着
鈴子の生き方は、とてもいいなと思いました。女性だって、結婚だけじゃないということが表されている本だなと思いました。心に火を灯して、暖まりたい人にもおすすめです。
0255文字
ひまりす@きょめ
新着
母と娘のそれぞれの葛藤の話…なのかな。少女時代の恋愛が絡んできたり、どうにもこうにも登場人物の誰にも共感できず。自分が恋愛脳じゃないからなのか…
0255文字
えっちゃん
新着
タイトルと内容がふさわしいのかな? 途中になって、鈴子の夫の誠一郎が全盲なのだと知り驚く。夫の話は本筋ではない、離れて暮らす鈴子とその母親との話。母親は病気のため視力が十分ではない。だからこそ、二人の結婚は反対していた。鈴子の同郷での恋人であった隆史が、要所要所で登場する。親は子どもの幸せを願うばかりに、いろいろ心配もする。時には支配しようともする。子どもは親に感謝し大事に思いながらも、うざったいものでもある。住む所も、心も距離はあった方がいいのでしょう。
0255文字
やちゆう
新着
ニューヨーク州の田舎、岡山、そして北海道に高知……、たとえ少ない記述でも色鮮やかに濃厚にその土地に行った気分で満足させてもらえた。主軸は母子なんだけど、それを彩る男性達がいい人ばかりで、これまた酔わされる。一見地味な話なのに、自分の原体験にうっかり追加されかねないほど、文章の再現力?体現力が良かった。読んだ季節、自分とヒロインとの年齢など相似してたのも良かったのだろうな。
0255文字
さか
新着
母と娘の関係似た者同士だから傷つけたり傷ついたりしているのかも。でもお互いに表に出さなくても思いやっている。親子だなーと思いました。
0255文字
Keiko  Miura
新着
見慣れた岡山がたくさん出てきた 母と娘 2021.19
0255文字
ぱふぱふ
新着
もしかして私この作家さんが苦手かも! たぶん読むのは2作目なのだけれど,まったく共感できないし,落としどころが見つからなくて,しっくりこない。きっとこういう作風なのだろうな…。タイトルからは想像できない,1人の女性の物語。強いて言うならば,アメリカで暮らしているときの停電の話が好き。主人公はキャーキャーと慌てているだけだったけれど,夫や犬がおっとりと構えていて安心できた。停電って本当に困るよね。私たちは電気に頼り過ぎ?
0255文字
ももすけ
新着
岡山の青果店、学生時代の初恋と別れ、幸せな結婚生活、忘れられない初恋。1人の女性の人生が描かれている。 母と娘の関係。ある時は優しく、ある時は辛辣で横暴なこともある。うちの母も喧嘩をしたら、それいうか?というところまで言い切る。 私も大人になるまでは、母のそういうところが苦手だったし、進路や仕事の相談はすべて父にしていた。今になると分かる。母は海外から1人で日本に嫁ぎ、寂しかったのかもしれない。 性格は自分とは全然違うけど、それでも母は母なのだ。
0255文字
湖都
新着
ネタバレアメリカ東部の田舎で暮らす五十代半ばの鈴子が、暴言を吐く母と故郷への思いを回想する物語。吹雪と停電、全盲の夫、盲導犬、淡い恋をした幼なじみ、そして苦味のある果実が、スパイスとなって物語を彩っている。鈴子は夫に向かって短気で乱暴な言葉を吐いていて、本人の嫌っていた母の言動と似ているのがミソかな。鈴子の夫がいつかブチギレないか心配。でも、この旦那さんいいですね。こんな風に穏やかに暮らせる夫婦、夢だなぁ。幼なじみの隆史との関係も、ドロドロの不倫めいてなくて良かった。
0255文字
ケロリーヌ@ベルばら同盟
新着
タイトルから内容を推し量るのが容易ではない。というのが、小手鞠るいさんの作品の特徴一つだと常々感じている。太陽の恵みをいっぱいに受けた果物が名産のイメージがある岡山県の鄙びた温泉町の青果店に育った少女時代と、NY州郊外で夫とラブラドール犬と暮らし、母の体調悪化の知らせを受け、岡山への帰省を控え、大雪に不安を募らせる現在とが交互に綴られ、母への一筋縄ではいかない思いが、果実の味や香りの記憶と共に展開する。主人公の、伴侶に対する態度や物言いが苦手に感じられたけれど、読了してニヤリ。この母にしてこの娘じゃない?
ケロリーヌ@ベルばら同盟

【積読本消化】9月目標5/10

10/06 12:20
0255文字
しおり
新着
同年代である鈴子の半生が私のような普通者には波乱万丈に映ります。最後の彼女は羨ましくもあったけれど(素敵な旦那様とアメリカでの生活)、途中 母親との深い確執、婚約破棄、からの転職。先の見えない道に飛び出して行った(それには背中を押す人がいたのだけれど)時はハラハラ。でもね、一歩踏み出さなければ変わらない。その結果、盲目ながら最高の伴侶と出会い、最後には心から消えない母との確執をこじ開ける和解の光を感じながらのラストを向かえられました。望月青果店とは彼女の実家。母親とは切れないものです。
0255文字
ayamama
新着
ネタバレ育休中に100冊☆48☆ 小手鞠るいさんの本は9冊目。岡山の母との確執。実家から逃げるようにもがき続け、見つけた安住の人と場所。障害者。小手鞠るいさんの人生と重なってリアルに感じた。私も親とうまくいかなかったけど、今は一定の距離の下、なんとかやっている。鈴子の生活はとってもシンプルで魅力的で全てが愛おしい。羨ましい。いいなぁ。私もそんな生活ができるよう、鍛錬しよう。
0255文字
も
新着
この作家さんの文章好きだな、と改めて
0255文字
Reiko Ha
新着
母と娘のやり取りって、どこもこんな感じなのかなー 何か目に見えるようだなー って思いながら読みました。近くて似てるからやりづらい 笑
0255文字
全301件中 1-40 件を表示
望月青果店評価83感想・レビュー301