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おにより つよい おれまーい サトワヌ島民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅)

感想・レビュー
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k sato
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「こどものとも世界昔ばなしの旅(全15冊)」よりミクロネシア連邦・サトワヌ島の民話。とんでもなく成長が早いうえに超人的な身体能力をもつ少年・おれまーい。怪力ぶりに島の大人たちは恐れをなし、葬り去ろうと画策するです。しかし、悉く失敗。身体能力に加え、知恵もあるおれまーい。島民は、おれまーいを遠く離れた鬼の棲む島に置き去りにしました。ところが、おれまーいは鬼と仲良しに!鬼はおれまーいに敬意を払われつつも恐れをなし・・・サトワヌ島に無事帰還したおれまーい。大人全員が腰を抜かしひれ伏したオチは面白かったです。
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ヒラP@ehon.gohon
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作者自身が南洋の小島での暮らし体験で知った昔話を、その島ならでの風習、暮らし方とともに描いたお話だと思います。 おれまーいは、とても純朴で子どもらしい子どもなのですが、力が強すぎただけだと思います。 どうして島民から疎まれる存在になってしまったのでしょうか。 普通ではない存在に、畏敬が恐れになってしまっただけのように思えるのですが。 面白い作品でした。
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14番
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お話も好きですがこの絵も好き。
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●●
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ネタバレ1975年の本。1931年にヤップの離島のサトワヌ島に渡って、彫刻し、島の民族学的研究を行った作者が凄い。
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Yuu I
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おれまーいは、日本の桃太郎に近いんじゃないかな。ただ残念なことに、村人に恐れられて策略にかかるものの、少しも引かない強さがある(厄介払いしたい気持ちも)「サトワヌ島」でググッたが「サタワル島」(Satawal)は、大西洋中西部ミクロネシア連邦中部のヤップ州に属する隆起サンゴ礁の孤島とあった。
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宴
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福音館が大量に昔話を限定復刻したので、購入検討で読む。
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あおい
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力の強いおれまーいに恐れをなして殺そうとすると村人。何度殺されかけてもつらっと戻ってくるおれまーい。これは怖かろう。
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ありんこ文庫
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なんじゃ?なタイトルで手に取りました。弱い人々の残酷さとおれまーいの強さと素直さの対比がすごい。昔話ってリアルだなあ。
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はこちゃん
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懐かしくて再読。うわぁ、こんな話だったんだ。土方さんの絵が懐かしいけれど、文章もすごく面白い。
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gtn
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異能は、愚かな人間を前に、悪魔にも神にもなる。
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裕
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サトワヌ島とはミクロネシアのサタワル島のこと。作者の土方久功氏が1931年から7年間滞在して調査。その時の表記は「サテワヌ島」だった。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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<こどものとも世界昔ばなしの旅 7> 「こどものとも」人気作家のかくれた名作10選 サトワヌ島民話をベースにしたおはなし。おれまーいという名の男の子が主人公。あまりの強さを持ち成長したおれまーいを、村の人々は恐れ殺そうとしますが…。作者の画風であるという土着性により、蝶列なインパクトがあります。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

土着性という言葉が適正なのか考えましたが、それ以外に合う言葉が見つかりませんでした。

10/03 13:59
Frederick

私にもわかりませんが、仰りたい事は何となく伝わってると思いますよー。

10/03 15:14
3件のコメントを全て見る
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のん@絵本童話専門
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「おれまーい」というのは主人公の男の子の名前。オセアニア研究者である土方久功さんの作品で、サトワヌ島の民話だそうです。おれまーいは桃太郎のような成長を遂げ、強い強い力を持つ子供になりました。怒りにまかせて乱暴をしてしまったことにより、村の人たちは殺そうとします。しかし題名の通り「おによりつよい」のですから、何度試みてもピンピンしています。異国情緒たっぷりで、女性の胸も小さい子の股間もまるごと描くスタイルは、研究者だからこそでもあるし、真摯な絵本への姿勢を感じます。
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ヨックムド
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がつんとくるタイトルがいい。鬼のデザインがいい。やんちゃな小学生に読み聞かせしようと思って選んでもらえなかったが、再チャレンジしてみよう。おれまーいほど強ければ傍若無人を許されるんだとわくわくしたあと、何度殺されかけても生き残るほどでなくては人に嫌われてはいけないという強烈な教訓がのこる。
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蘇芳
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読み聞かせ。何冊か読んだけど、捨てた子が圧倒的に強かったり呪術を用いてどうにもならなくなると首長にするオチの元ネタはどこなんだべ。
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anmi
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成長が早く、強い子どもおれまーい。 あまりの強さに殺そうとする大人たち。
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ツキノ
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図書館の書庫の絵本・児童書を読もうキャンペーン・298(E-234)『ぶたぶたくんのおかいもの』を書庫にしまっていてみつけた本。サトワヌ島って初めて知ったけれどミクロネシアにあるのか。「おれまーい」という名の大きく力持ちの男の子が「やにゅう」という鬼のいるピーク島に置き去りにされるけれど鬼より強く、ごちそうになり、舟で戻ってきて酋長になる、という民話。土方久功は日本のゴーギャンと呼ばれていたという。
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なま
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人気作家の隠れた名作らしいが、どの辺りが名作なんだろう?村に子どもがうまれ、4日で歩き、8日で椰子の木で編んだ戸を破り散らす様になる「おれまーい」。力強く乱暴だから村人総出で彼を暗殺しようと試みるがうまくいかず、鬼のいる島にも送り込む。なんて野蛮な!!著者は1929年に南洋パラオ島へ渡り、さらに1931年ヤップ離島のサテワヌ島に渡って彫刻制作や民俗学的な研究を行ったそうで、このお話もサトワヌ島の民話。異文化とは、こういうもんだ!とガツンとやられた。そういう意味では名作なんだろうか?7分半。
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ジョージ
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ネタバレ産まれて数日目から大力を発揮したおれまーい。腹を立てて調理小屋を壊したので大人達は恐れるが、ひょっとしたらまだ実年齢は1歳にも達していないのかもしれない。大人達はおれまーいを今のうちに殺そうとするが、あまりにも突き抜けた才能にはひれ伏するしかない。
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アクア
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ミクロネシア連邦サタワル島(本では「サトワヌ島」)の民話。雰囲気のある絵だと思ったら、絵を描かれた土方久功さんはサタワル島に滞在されたことがあるのですね。wikiによれば「文字を持たないサテワヌ島で民話を採録」されたそうです。西欧諸国のきらびやかなお話ばかりではなく、こういう本も読み継がれていってほしいと思います。
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いっちゃん
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強いだけでなく、村人に何度も殺されそうになるのに、心が折れないところもすごい。1日がかりで、船を漕いで着く島から、4漕ぎで帰ってきたのがびっくり。
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遠い日
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「強さ」というものの上にある指標が、想像を絶するほどであったとしたら、人はそこに人ならざるものの「力」を見るのだろう。おれまーいの余りの怪力ぶりに畏れをなした島人たちの安直なやり方を、こともなく覆していくおれまーいの生命力が、すばらしい。スケールの大きな話に胸がすく。
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エイコピクミン🌱過去レビューにナイス⭐︎ありがとうございます
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強すぎる子供、おれまーい。最強ゆえに、あの子は油断ならないと大人たちが殺そうとする。この展開に、ぎょっとしました。でも強い、強すぎるー。けろっと生還、おれまーい。
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みずきはは
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これは最近の息子のお気に入り。おれまーいという名前のひびきと破格に強いところが気に入っているらしい。強すぎて大人たちに何度も殺されかけるので、残酷とも言えますが、強い者に与えられた試練と読みかえると、成長物語ともとれるし、終わりがハッピーでよかった。
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ume 改め saryo
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おれまーい 強すぎる(^^) サトワタという島の民話。  南の島の長閑なイラストとは裏腹に物語は過激!!  この島ではどんなときにこの おれまーい の話が語り継がれていたのでしょう?(^^)
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あるちゃ
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「ぶたぶたくんのおかいもの」を読んだ流れで読みました。土方さんの創作の背景にあるものが少し分かります。この作品の他にもいくつかサトワヌ島の民話絵本を書かれているようです。おれまーいはどういう位置づけなのかは、この絵本からははっきりとは分からないのですが、サトワヌ島を治めた最初の人間についての言い伝えって感じなのかな?
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kaffy
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チビ。サトワヌ島という実在の島に伝わる民話。荒唐無稽で面白い!
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けいねこ
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ネタバレ末恐ろしいから今のうちに殺しておこうという発想には驚きましたが、むかしのムラ社会では、どこでも同じようなものだったのかもしれません。生き延びてサトワヌに戻ったおれまーいは、島の酋長になります。力に感服してというよりは、やっかいなものはいっそ祭り上げてしまえ、という感じですが。
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おにより つよい おれまーい サトワヌ島民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅)評価89感想・レビュー29