形式:単行本
出版社:徳間書店
【追記】湾岸戦争で何を思い出すか。フセインの横暴に対する国連と多国籍軍。空爆に地上戦。憲法と日本政府の対応。現地から伝えたCNNのアーネット記者。燃える油田に油まみれの鳥。TVゲームのような映像。村上春樹はこの時期アメリカにいて【どうすべきか】深く悩んだという。人はすぐ忘れる。しかし忘れてはならない事がある。それを本書は訴えている。📚️この作者は描く内容が中々に深い。金原瑞人の翻訳も何冊かある。図書館で探して読みたい。
【追記2】作者のウェストールはカーネギー賞二回。93年没。彼ならロシアのウクライナ侵攻を、どう表現したか。✴️人は懲りない。だから多くの人命が失われ環境を破壊しつつも戦争は続く。我々が本当に解決しなければならない問題は病気の根絶に差別の撤廃。水や食料の確保に自然の保全。そして教育の充実。戦争している時間など無い。📚️プーチンよ、本書を読んで学べ。ミサイル好きな北朝鮮のデブも読め。増税大好きな岸田も読んで学べ。
日本から見れば、本書のイギリスから見ても、海の向こうで行われている戦争ということだったに違いない。戦の現場に人間の生身が晒されていた。そのことに思いを馳せることは少なかったと思う。 子供たちの繊細な心が戦争の怖さを敏感に感じ取る。今も世界では戦争が行われており、連日テレビで映し出される。惨たらしい場面は避けられていると思われるが、人間がいるところに爆弾が飛んでくるという現実はどれほど子供たちの心を傷つけているだろう。 →
児童書となってはいるが、本書は大人こそが読むべき物語である。 1993年刊。原題は“Gulf” 。『湾』。『へだたり』や『断絶』といった意味もあるそうだ。『弟の戦争』という邦題も素晴らしいと思う。
大粒まろんさん、よかったでしょう。私もアナーキー靴下さんのご紹介で知りました。
(๑•̀ㅂ•́)و✧ハイッ!アナーキー靴下さんに感謝!!
こんにちは。遅くなりましたが読み終わりました。薄い本ですが時間をかけて読む価値がありました。改めて紹介ありがとうございます。📚️この作者は別の作品も探してみます。
zero1様、コメントありがとうございます。私も読メで紹介いただいて知った本です。本との出会いが広がってゆく読メの醍醐味を味わえて嬉しいです。
お気に入りありがとうございます。ウェストールは好きで、時々読んでいます。あまり新しめのものは読んでいないのですが、よろしくお願いいたします。
にたいもさん。ナイスありがとうございます。
空猫さん、こちらこそありがとうございます。
子供と児童書 読み合わせさん。ナイスありがとうございます。
戦争を身近に感じられる国だからこその感覚なんでしょうね。
かりんとさん、報道されていない真実みたいなものがあるということを考えさせられます。
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