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新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫 な 3-7)

感想・レビュー
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チャー吉
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学生アリスシリーズの江神二郎程ではないが、2〜3年に一度は読み返している作品。三大奇書の中では1番読みやすいし、1番好きな作品でもある。氷沼家を襲う悲劇や持論を語り合う探偵志望者達、それらを嘲笑うかの様に起きる殺人事件……うん、本当に面白い。 江神二郎「中井英夫が好き?」 私「最高です」
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特盛
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本屋で平積みされ激押しされているのを何度か見かけ、図書館で借りて読み始めたが、途中で挫折。多重解決、推理合戦っぽい展開が始まったところで徐々に興味を失っていくことに。白井智之の時もそうだったけど、このスタイルは自分には合わないのかなぁ。ちょっと読了した人の感想を読んで魅力再発見できないか考えてみることにしやう。
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さくら
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当時の風俗や言葉の言い回しが慣れず、いちいち検索したりして読むのに時間がかかってしまった。松沢送りとか当時普通に使われてたんだろうか。 登場人物はみんな個性的で好きな感じ。久生ってこの時代の女性にしてはだいぶ現代的というか風変わりなのでは? 密室殺人?のトリックはさっぱり分からず。 三大奇書と言われる所以は下巻なんでしょうか。下巻も購入済みなので楽しみ。
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じゅむろりん
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1954年、ゲイバーアラビクで亜利夫(アリョーシャ)と奈々村久生(女探偵&シャンソン歌手)はここで働くアイちゃん(氷沼藍司)の一族は祖父母も父母も事故死した悲運の一族。呪われた血の謎を探ろうと推理合戦を始める久生と亜利夫に、一族の理解者藤木田真も参戦する。その最中に一族の紅司と橙二郎も不可解な死を遂げてしまい、事故死か殺人かはたまた呪いかと謎が深まる。久生と藤木田のもったいぶった台詞回しと人を食ったような立ち回りと、突然始まった麻雀大会に混乱しながらも何とか上巻読破。着地点がいまだ見えず後半へ続きます。
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すばる
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昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った氷沼蒼司・紅司、いとこの藍司らのいる家で起こる事件。「推理小説の墓碑銘」と絶賛されたという作品、ということで読んでみた。しかし、文章はかなり読みにくく、ペダンチックで、いちいち引っかかる印象。上巻では、まず紅司が風呂場で死に、続いて叔父の橙二郎もガス中毒で死ぬ。殺人事件なのか。いずれも密室での死亡で関係者がそれぞれ推理を披露していく。さまざまな推理の筋書きを考えているのには驚愕するが、叙述が持って回ってくどい印象が強く、上巻だけでは、それほどの作品とは思えていない。
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蝸牛
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新装版って、こんなに活字大きかったっけ? 上巻だけだと、何がこんなに評価されてるのかさっぱり。下巻でどう動くのか。
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■■■(伏せ字)
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学生時代は今以上にミステリへの興味がなかったので、この本もめんどくなってそっ閉じしてネットであらすじだけ読んだのだった…。落第・再履修中。現状楽しくはない。シャンソンゲイバア界隈は、若い頃の美輪明宏を思い浮かべればだいたいあってるものと思われる。
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ちゃあぼう
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奇書として有名な作品であり、読む前は、またわけのわからない内容かと思い読んでみたのだが、「ドグラマグラ」や黒死館殺人事件」とは違い読みやすく内容もキチンと理解しながら読めました。上巻では探偵役に当たる人物が多数いて、それぞれに見解を披露していき今のところ、どの筋があっているのかは見当がつきません。下巻で、ハッキリするのでしょうが、今は素直に下巻を読み進めようと思います。
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okia
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ネタバレ何も知らなすぎて何の話してるかわからん部分が多々あった。そこ理解できてたらもっと面白くなるんだろうな、、。久生が好き。牟礼田が登場してから面白くなってきたし後半に期待!
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うにせん
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三大奇書を読んでいて、これがラスト。3冊の中では1番真っ当なミステリのよう。一番現代寄りだからというのもあると思うけど、黒死館には手こずったので、普通に読みやすくて面白いミステリが読めて安心した。奇書といわれる所以は下巻にありそう。今のところ館で起こる密室殺人という王道感。犯人の目星もトリックも想像がつかないので、下巻も楽しみ。すでに伏線もしっかり張られてるんだろうな。気が付かないけど。みんな色々考えて、気付いていて、溜め込んでいる。牟礼田が探偵役のようで、勿体ぶってあまり踏み込まないのがもどかしい。
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walkalong621
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あたしぐらいに良心的な探偵は、とても殺人まで待ってられないの。名作と名高い本作だが、この上巻を読む限り、まだその気配は感じられない。氷沼家に次々訪れる死とそれを巡る推理合戦で上巻は終わるのだが、推理は(作中でも述べられているとおり)前説ばかりが長い割に肝心の謎解きは説得力が低く、その否定も初めて披露される事実に基づきなされるのでミステリ的な興がない。登場人物の話し方も含め、作品全体が遊戯性が強く感じられ、今一つ乗り切れない。こういった上巻の印象が全てひっくり返るような展開を期待して、下巻を読むことにする。
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あつこちゃん
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帯の文につられて嬉々として購入したが…各々の推理合戦の中身がどうにも読みづらくてなかなか頭に入らず、時々前に戻って確認しながら読み終えた。キャラは分かりやすくていいけど、同居の親戚が亡くなった人まで得意気に推理合戦て、なんだかなぁ。悲しんでいるのは使用人のお爺さんだけ?この違和感が下巻では実は正しかった、となるのかどうか。下巻も頑張って読了したいと思います!
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かんたろー
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奇書と言われる本書を読み始めて摩訶不思議な印象を抱かざるを得ない 後編を読み終えてどう感想を抱くのか❓
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午後
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うおおお
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りんごさん
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いったいこれは何なのだ? 人が死に親類知人が犯人あての推理合戦。 そのまにまた人死にが出る。 一昔前のお金持ちたちの感覚は理解に苦しむし、一人の人間に名前が複数あるし何が何やら状態で読み進める。 この本、面白いの? でも下巻も読むんだよね(笑)
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ラテとチロ
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真ん中辺りで推理合戦が始まった。元々探偵趣味だった赤の他人はいいけど、家族や親族が死亡から半月ほどでその中に混じって他人事のように架空の犯行を作り上げているのがあまりにも悪趣味に感じられた。このあと話はどうなるのか分からないが、人の死を描いた話を楽しんでいる読者(私)のことも悪趣味だと責めているような気がする。
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シナモン先生
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書いてあることのすべてに信頼性が無くてもはや何が起こっているのが全貌が掴めない いやまぁ疑り深く読まざるを得ないからだろうけど、下巻を楽しみに読もうね
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ranako
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下巻まで読まないと納得できない
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白井天鶴
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三大奇書と言われるが、単にアンチ・ミステリの姿勢を取っているだけに過ぎず、ちゃんと推理物としてのセオリーは踏襲している。荒唐無稽な謎解き合戦と思われるものが、だんだんと収束していって、世にも哀れな真相へと辿り着く構成の見事さがある。
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てくの
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講談社文庫ミステリーフェアに釣られて購入。それぞれが探偵気分で事件を突っつき回して更に煩雑になっている印象。上巻で起こった事件(事件なのか?)において真実が全然わからないままに次のが起こりまた起こり…で気づいたら読み終わっていた。推理パートでみつしりと見開き1ページ演説するのが多いかと思えば、スッと地の文数行で日が一気に過ぎる事もあり、読んでいて疲れた。けれど理詰めになりすぎない程度に呪いやアイヌなんて要素も出てきて非常に楽しい。
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リサンッチ
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ネタバレ10年ぶりの再読。ただし内容殆ど覚えておらず。 アラビクというバーで物語は始まるが、実はゲイバーというなんとも胡乱な幕開けである。そこで語られる洞爺丸事件は当時実際に起こっており、読者をメタフィクション世界へ引き込んでくる。そして、当事件の被害者である氷沼兄弟の血筋が次々と死んでいく。 それに対する探偵役、久生や亜利夫らの推理がなんともペンダチックで、まずありえなさそうなのが印象的である。とかく因縁めいた動機を語るばかりでトリックについてはおざなりだ。これをどう纏めるのか、下巻が気になる。
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ひだまりP
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上巻読了!最初とっつきにくかったけど推理合戦パートからの加速が凄い。久生も良いキャラをしていて好感が持てた。ミステリーメタを含みながら繰り広げられる推理合戦が、しかし雲を掴むように真相へ到達できないもどかしさが凄くて読む手が止まらない。
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999
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長い間、放置していた積読がようやく消化され出した。もちろんこの小説を読み終えるまでの3日間にもどんどんと積読は増えている。下巻へ向かいます。
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猫ぶん
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ネタバレ★★☆ とても読み易くて今のところ奇書らしい点はなく、信用できない語り手ばかりといった普通のミステリ。普段海外ミステリばかりなので出てきた作家や本はほぼほぼ読んでて分かり易い。小柄だからポアロは納得いかない。ファイロ・ヴァンスのフィロ表記だけ気になるまま下巻へ。
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tencoz
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三大奇書の一つと言われているが、読みやすく面白い。ところどころ古さも感じるが、登場人物みんなキャラが立ってて良い。ほのかに漂うアングラな感じも好き。推理合戦は好みのテーマ。奇書というからには、下巻でどんでん返しがあるのか?! 楽しみに読む。
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たまよ
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ネタバレそういえばこれ「三大奇書」のうちの1つだったなあ。今のところちょっと変わったミステリーといった感じで面白い。読みにくい所は多々あるけれど、そんなに気にならない。本当に犯人はいるのか、どういう結末を迎えるのか楽しみで仕方ない。推理合戦みたいなノリは嫌いじゃない。このまま下巻を読むつもり。
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chii
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ネタバレ探偵気取りの奈々村久生とその友人でワトスン役の光田亜利夫が、代々祟りがあると噂の氷沼家を探る。洞爺丸遭難事故の遺族である氷沼蒼司を訪ねて内情を視察する亜利夫だが、間もなく蒼司の弟の紅司が死んでしまう。関係者4人で密室殺人の謎を解くパートでは、どの推理も一理あるように思われるものの、最終的にことごとく否定され、最後の藤木田老の推理が最も核心に近いものと思われた。そして、第二、第三の死が訪れる。独特な固有名詞が多く最初は中々内容が頭に入ってきませんでしたが、パタパタと状況が覆されていく感覚が面白かったです。
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あべれいじ
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面白すぎる。「奇書」と呼ばれる所以は上巻だけではまだわからない。黒死館殺人事件、匣の中の失楽、ドグラマグラのいずれよりもスムーズに読み進められている気がします。キャラクターも濃くて魅力的で、どこか謎を湛えていてすごくいい。ストーリー展開に振り回され続ける感じが楽しい。続きが気になる!読む!
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たけのうみ
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3
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ヒコ
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三大奇書の他の2冊に比べて普通に読みやすい。軽妙な会話とクセのあるキャラクター、テンポの良いストーリー展開。上巻にして事件発生からそれぞれの探偵の推理披露まで。これで終わってもOKじゃない?な一冊。★★☆(二つ)
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文麿
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Kindle Unlimited。『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』と並ぶ『三大奇書』の一冊。その上巻。下巻へと続く。
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Maasan
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再読
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こほ
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この時点では(というか下巻の9割ぐらいまで)久生好かんかった。感想は下巻。
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加藤正太郎
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前半だけ読むと、世間で言うところのアンチ・ミステリーという評価がうなずける。
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ちかぽん
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ヒヌママーダー開幕。 赤い月サロメを踊る男か女か艶めかしいキミちゃん. ヨーロッパにいる婚約者の手紙から氷沼家で起こるだろう悲劇について話し合う久生と蒼司の同級生だった有利夫。 洞爺丸事故で両親を失った氷沼蒼司、紅司と、父を失ったいとこの氷沼藍司。 感想は下巻に
紅はこべ

お疲れ様です!懐かしい~😆

07/27 23:16
ちかぽん

紅はこべさん、おはようございます。ありがとうございます。 本当、久々の再読でした

07/28 08:28
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mordidaman
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ネタバレ名前の一文字に色を表す漢字が使われている氷沼一族。1954年の陰鬱な雰囲気の中、一族の不吉な運命に従うかのように新たな死者が続く… 学生時代に読んで以来の再読ですが楽しめました。素人探偵たちの不謹慎な推理合戦で終始する上巻ですが、この状態が下巻ではどう収束するのか、はたまた収束しないまま終わってしまうのか忘れてしまってます。是非ともコンガラ童子様の出現に期待したいです。
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うたまる
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「事件の本質は、こうした見せかけの殻を幾重にもかぶって、その底でどす黒くとぐろを巻いているに違いないのよ」……三大奇書の一つにしてアンチミステリーとしても名高い本書を読んでみる。登場人物をなるべく増やし、そこに各人の作為と偶然を錯綜させれば、読み応えたっぷりの推理小説が出来上がる。本書もそのセオリーに従いつつ、現実の事件や人物を絡めリアリティを付加し、物語の推進力としている。オリジナリティ要素としては、読者をミスリードさせる探偵役が多く、より珍説奇説を愉しめるところか。今のところ普通のミステリーのようだ。
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野里子
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日本三大奇書ということで手に取る。生まれた子どもに誕生石の色を名づける一族なんてロマンティックと思っていたら、部外者によって繰り広げられる推理ごっこの応酬に辟易した。上巻、全て素人推理の羅列である。これが推理小説史上の大傑作なのか? 橙二郎が被害者になった際に容疑者を取り調べた刑事の合理的な対応に、ミステリー作品の世界といえども頼むべきは、やはり探偵でなく警察であると確信。推理小説の知識が皆無に等しいため、登場人物の行う引用先の作品名や古典的なトリックがさっぱり分からず、推理小説に不向きな自分を悲しんだ。
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meiji
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登録もれ
0255文字
へむぷい
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????下巻ですっきりするのだろうか。
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