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サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて

感想・レビュー
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あきむら
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2015年に読んでいた。大地震 原発 原爆 水俣 兄の自死を通して自分を深く考えて見つめて行く そんなに自分を厳しく見つめると 生きにくいだろうなと思ってしまう。
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本読みのヒトミ
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矢作先生との共著を読んで、ひさかたぶりに田口ランディさんを読みたくなった。2011年前後の話ですが、原発の推進派と反対派との対話の難しさについて書いてらして、今のワクチン推進派と反対派にそのまま通じる考え方でした。わたしたちは戦後、戦争や発展するために踏み躙ったものに対して何も考えないできてしまった。その集大成が国民の8割も接種する事態に繋がっていると思った。ランディさんは兄の死によってわたしたちが考えなかったもの見ようとしなかったものが見えてしまい、それを書くことがライフワークになっている気がした
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あっきょ
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サンカーラ【この世の諸行】この本を書いた当時は50歳位か、若くして父母、義父母、そして兄を亡くした田口氏。死を身近に感じた田口氏だからこそこの作品を書けたのだと思う。自分の弱い部分を認めながら臆する事なく書かれた文面から強い意志、実直なお人柄が窺える。これからも読者に訴えかける作品を書いていってほしい。
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ろっか
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「生きるために身につけてしまった行動や考え方の癖、感情。それらは、いつしか垢のように魂にこびりつき、精神や肉体をも歪める」苦しみや災いに対する筆者の真っ直ぐな思いを感じた。綺麗事では済まない思い。義父母を看取り、働かない兄に戸惑い、酒乱の父に怯える。きっと誰にでも起こりうること。そして敢えて問う震災と老衰の違い。比べられないけれど考えなくてはいけないこと。重く深く、魂のレベルで自分の奥底に入ってきた。「私のなかにはすべての人の思いが流れ込んでいる大きな河がある。私も死ねば、その河の流れの一滴になるのだ」
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まる
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心の孤独、内面をじっくりと観察した作品。 社会のルールから逸脱した発言も多々あるとは思いますが…正直で率直な言葉が沁みる。 いつも外的要因(本やメディアなど)に晒されている自分。 精神にある氷山の見えざる部分を、正視して受け入れる勇気があるのかどうかまだわからない。
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ミヤビとライライ
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気になった言葉。「人間は歳とともに成熟し、おのずと老成していく…という、私の考えは完全に否定されてしまった。精神はほっておけば後戻りする。すぐに環境に適応し怠惰になり、道を失う。どうやら魂は、日々、鍛錬しなければ筋肉と同じで衰えるのだ。」
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yoooko07
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「たった一人という原点に立ち返る。人としてという原点に立ち返ることが、できるだろうか(P.172)」 「人間の微細な感情は肉体が消えたあとも残響のように残り、すべての人間のなかぬ染み込んでいく。一人の人間が必死で考え感じたことは、意味ではなく、たとえばひとつの音楽のようなものとして、未来の人たちと共有されていく(P.205)」
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kei
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大地震、広島・原爆、水俣、チェルノブイリ、3,11・原発事故と次から次へと起こる事柄と兄を認められなかったことも含め自分を投射しながら生きていこうとする真摯さが強烈。私は仏教を生きていた。も、内省に向かうことのなかでの言葉なのかな。
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ねこまる
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そうだった 初めてツイッターを使ったのは 情報弱者になりたくなかったからだった。ツナミとフクイチ。 深呼吸出来ない日常、本当に毎日毎日動画サイトを見ていた。うちにはテレビがないから。ますますテレビが不要な物になって行く。 そんな事を、もう、忘れかけていたよ。ちょっと飛ばし読みだったけど、色々思い出した。
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ノメ
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ランディさんの小説の原点が理解できる。
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だっぱら
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【図書館】ひきこもりの兄が生きるのをやめるように餓死した、という『コンセント』の描写が実話をもとにしていたというのに驚いた。小説の棚にあったけど、小説ではないなぁ。それとも、こういうのも私小説のうちなんだろうか。ジャンルはともかくとして、ものすごい本に出会った気がしている。
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chokujin
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兄が腐乱した自殺死体を目の当たりにしたという経験や酒乱の父親に育てられた生育歴を何度も振り返りながら自分とは何者かを探し続けている人だと理解した。まだ掴み損ねていることを赤裸々に語るだけでなく、もがきながら大きな社会問題に引き寄せられるように突っ込んでいってしまう著者の行動原理もそこに帰着するということが言いたかったことのようだ。田口氏のもがきの告白本か。螺旋を描きながら物事を捉え直し考えていく中で得られる気付きには、時々大きな共感と同類の感覚を得ることがあり、面白く読めた。自分も少しおかしいのかも。
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ぴよ助
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田口ランディさんの本には、いつも魂を揺さぶられます。一度生でお会いして(遠くから見るだけでも)、その実際の存在感を拝んで?みたい方のお一人です・・・
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あきむら
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図書館で手に取り初めて読みました。地震や原発、家族の死や出会い その時々に自分の内面を見つめ問いかける。私はこの作家の何処に魅かれているのか解らないので、他の本も読みたいと思っています。
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tunekichi
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作家の窪美澄氏が紹介していて気になっていた作品。これは私小説?エッセイなのか、不思議な作品だった。311の震災をきっかけに義理の親の死、水俣病、家族の関係、兄の自殺をフラットに並べ、自分との関係から内面を曝け出す。
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rina
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水中に深く深く潜っていき、もうダメだ息が出来ないと思って水上に顔を出したときに見える景色がとても美しかったりするんだろうなと思う。それは深い水の中にずっといたからこそなんだろう。
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勇魚
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ランディさんの魂の旅。義父母の入院、看取り、東日本大震災のこと。広島の原爆のこと。水俣のこと。福島原発の「ゾーン」に住み続ける友のこと。そしてもう亡くなったご両親、お兄さんのこと・・・小説だけど限りなくノンフィクションに近い感じがした。タイトルの「サンカーラ」は、この世の諸行を意味する。エピローグが印象的。ブッダとの問答。
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わかめ
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深い。深みのどんどんははまり込んでゆきそう。ランディさんの書くものは、心に喰い込む。
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Misaki
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自分とは何か、ありふれた無力な私(そうであろうみんな)の心を代弁してくれているようで、涙が止まらなかった。もう一度3.11に読もうと思う。
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Haru
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この本は今、日本人が最も読むべき本かもしれません。
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きたくり
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この一冊の本の中に、なんというたくさんの大切なことがつまっているんだろう!と思った。でもたくさんのことのようでもあるし、たったひとつのことであるような気もする。マクロとミクロの関係みたいに。この時代に、こんな本があってよかった。読めてよかった!
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めりの
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原爆、原発、水俣病、自殺者3万人の国って、よその国から見たら異常と思われても仕方ないな。でも日本が病んだ国だなんて正直思いたくない。田口ランディさんの本ってはじめて読んだけど、なぜか男性だと思っていたので、主婦で社会や自分を冷静に見つめて思考フル回転で・・・圧倒された。水俣病関係の本や他の作品も読んでみたい。
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日進月歩
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図書館本。田口さんの本はどんなテーマのお話であれ、常に自分と向き合った表現や考えさせられる内容が多いため、元気のない時に読むのはしんどい作家さんですが、重たいテーマであればあるほど人はそこから目をそむけたくなる物なのですが、一緒に答えを探して貰えるような気持ちで読むことが多いかもしれません。この本は震災後、田口さんの家族に起こった出来事と震災当時の出来事や、その後出会った人達と一緒に行った活動などについて書かれています。人が人に向き合うのはしんどい事も多いですが、関わる事によってしか得られないことも多い。
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まめみ
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デビュー作からずっと追っていたので、作者の父母や兄のことは、何度も同じようなことが書かれているものを読んだ。内容が内容なので批判すべきではないとお叱りを受けそうだが、あくまでも個人の感想ということで。 どうしても何か鼻についてしまう。自分がどう人から見られたいか、どう思われたいか、無意識のうちに計算されているような気がしてならない。身内の不幸や災害は、「私」というものを表す道具ではないはず。そう思ってしまう。すみません。
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ちどり
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田口ランディ氏のはなしは 触れたくない傷を 包帯のうえから さすっていたのに その手を払いのけられ 包帯をとかれて 傷口を眼前に 突き出される感じである。 生きていくこと 死んでいくこと 殺されること 破壊されること 愛されること 愛すこと 許すこと 震災 戦争 原子力 親子 兄弟 それぞれの糸がより合わさり いっぽんの縄になっていく そんなはなしであった。 目を閉じて 同時に本も閉じる 聞こえるのは 深く吸うわたしの息だけ。
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尾原道場
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アルコール依存症の父、精神を病んだ母、引きこもりの末、餓死し腐乱した兄、、、壮絶な体験の筆者。具体的に「サンカーラ」について触れたのは最終章だけでしたが、ブッダとの問答につながりました。
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すばるM45
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福島、広島、水俣…様々な問題をかかえて揺れる日本。多くの人の生死、身近な家族の生死…田口氏の日常のものがたり。◆小説だと思って近隣図書館から取り寄せてもらったのですが、エッセイでした。田口ランディの作品のバックボーンがなんとなく分かる内容でした。実兄の悲惨な死にはちょっとびっくり!「コンセント」もう一度読み返してみますわ。△
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あっきょ
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読友さんのレビューを読んで読みたくなり読了。初読みで好きな作家さんリストに入りました!こんなにも自分の事を包み隠さずさらけ出して、ストレートに自分の思いを表現されている文章に好感が持てました。壮絶な人生を送ってきたからこそ被災者、被爆者、水俣病患者の人達に寄り添うように気持ちを汲み取れるのでしょう。年取るのは嫌だと思っていましたが、私もこれから先の人生、もっといろんな人と出会い、いろんな経験を積んで深みのある人生にしたいものです。これからの日本というものについてももっと真剣に考えていかねば…。
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1042
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《ことばが変形して、うすっぺらくなって、相手に届かずにポタポタ落ちてしまう》感覚に負けじと、ことばを発してるような勢いを感じて、読み始めたら途中で止められず。一気に読んだ。
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白い雲。。
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人気があるらしく図書館で予約の人がたくさん待っているのでプレッシャーを感じながら読んだ。そこまで追求するのか…という感想。自分を振り返るのは大事だけれど、責め過ぎ気味に思う。読後に疲れが残る。
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三枝
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生と死、意識と無意識、震災や公害はまだ続いているのにメディアが次第に報じなくなった今、当事者ではないから何も変わらず呑気に生きている自分。私はなにも考えてはいない。気付かないフリをしていた事を真正面から問われている気がした。お兄さんの死の壮絶さと自分を赦すまでの葛藤は苦しくて泣きながらなんとか読み終えた。自分なりの「答え」を持たない人ほど、突き刺さるものがあると思う。
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asm
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人の悩みの原因は思い込み。その人のものの考え方が原因なのだ。自分で穴を掘って、不幸になっているだけ。怖いからだ。 田口ランディさんの本は、10年ほど前に「できればムカつかずに生きたい」を読んだ。完読できた数少ない、エッセイ。今回も読み終えた。考え方や、感情や、自分自身について、いっぱい考えたくなるし、考えなきゃ、って思う本。そして、母親に勧めたい。きっと読まないだろうけど。震災、義父、義母の死、兄の死、イタリアでの講演、水俣病、不知火の能…いろんな経験を通して感じた、田口さんの考えが書いてあった。
asm

魂も、肉体と同じように鍛えないと、どんどん怠惰な方向に行く…ごくり、って思った。私、危ない。自分の想いをうまく言葉にできない。というか、言葉をきちんと使えていないんじゃないかって、感想を書いていると、いつも思う。

06/24 11:57
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さとむ
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素敵な作家に出会えた。書店の「白石一文さんもおすすめ」みたいなPOPに反応して購入。僕がふだんぼんやりと感じていることを田口さんは言葉にして表現してくれていた。自身はコンプレックや心の葛藤のことを吐露しているけれども、対象に正面から向き合う誠実な姿勢には敬服する。講演会があったらぜひ話も聞いてみたい。次は「被爆のマリア」を読もう。
あっきょ

さとむさん良本のお薦めありがとうございました。この本に出会えて良かったです。

07/17 21:09
さとむ

そう言っていただけると僕もうれしいです。最近のコメントに神戸在住とありましたが、震災当時住んでいたかは別にしても、いろいろと思うところがあったのでは。わずか2ヶ月前に読んだばかりなのに、内容を忘れてしまったので、ぱらぱらと読み返してみます…

07/17 21:35
4件のコメントを全て見る
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ゆめにこ
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作者の苦しさがヒリヒリと伝わってきました。仏教の世界では、苦とは苦しいではなく、思いのままにならないこと。自分の思いのままにならない事が、生老病死であり、その事について考え、感じていく過程が、人間らしく生きるということでしょうか。あるがままの姿を受け容れることにも繋がるのでしょうか。
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らん
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他人と同じではない事に、不安と恐怖を感じ、責めていた。大好きと、伝える事が大切なんだと、心に染みた。まだ、間に合うかな
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るんるん
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圧倒されました、自分の内面を語る気迫や自分とは違う内面の世界を知りたく対話を続ける姿勢に。いつのまにか自分の所属する世界に染まってしまいがちなのかもしれない、と気づかされました。
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ちゃかぱん
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あまりにも深いテーマに愕然。ひきこもりやアルコール中毒者がいる家庭のことは当事者でなければ絶対に理解できない。なぜひきこもるのか、なぜ親なのに何もできないのか。当事者家族には解決できないことを理解している人はいないだろう。何故か?解決できることではなく、受け入れることしかあり得ないから。ただ本書にあるように、家族がありのままを受け入れがたいのも事実。
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erica
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小説なのかエッセイなのか。3.11の震災と原発事故から、チェルノブイリ、水俣など過去の環境問題に言及し、作者の家族や生い立ちについても語っている。文章は透明感があって美しく、長期間にわたる社会活動によって幅広い知識や見解をもっていることもわかる。良い本…と言いたいところだけれど、残念ながら作者の自己顕示欲が鼻について仕方ない。隠しきれない『作家という特別な私、他人より鋭い感覚をもつ私、皆から認められている私』私が!私が!私が!という自意識が行間からにょきにょきと顔を出していて、うんざりした。
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