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剣客商売 番外編 ないしょ ないしょ (新潮文庫)

感想・レビュー
153

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しろっこ
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ネタバレシリーズ最終巻の前に番外編を読んでみた。16歳のお福の波乱に満ちた生涯の物語。お福は健気で前向きで賢い。そんな彼女だから出会った人達は彼女の事を思いやるんだろう。ただ一番最初に仕えた弥十郎に対する彼女の気持ちの変化がなんとも理解不能なのが残念だった。
0255文字
あっちゃん
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秀の…ではなくて、小兵衛が嘗て見たことがあると言っていた手裏剣の使い手だった。「みなさん、お先に……」、最期のつぶやきに曇りがない。懸命に働き 尽くして許して 険しき道を全うした、お福が辿り着く先も温かいだろう。あ~あ、読み終わっちゃった💨
0255文字
ひより
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ネタバレこれで『剣客商売』本編・番外編を全部読み終えてしまったかぁ。寂しい… それにしても、下女だったお福がここまで立派になって… 鍛えていた手裏剣で思いを遂げることもできたし、幸せな一生だったといえるのかな。 最期のことばがいいね。 ここぞという時に登場した小兵衛も相変わらずカッコいい。 満足なシリーズでありました。 単発ものも大好きだけど、シリーズものはまた違った楽しみがあるなぁ。 いろんな作家さんのシリーズものを探していこう。
0255文字
H
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遂に終わってしまった。最後も番外編だけど本当に良かった。とにかく面白くて、人情味がたまらない。
0255文字
つな
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お福の成長ぶりが見事。わたしもこんな風に信頼されて風格のある人物になれたらな、、と思うがしかし人生経験が違いすぎる。そして本作も行き過ぎない脚本がよかった。人間社会ってそうだよねという余韻がある。一人の人間として社会の中でどう生きてどう死んでいくのか、そういうのを毎話語ってくれた池波さんでした。 さて、これにて剣客商売シリーズ制覇(たぶん)!長かった。最初に読み始めたのはいつだったろう、コロナ禍よりずっと前で、こんなに面白い作品があるのかと夢中になった。ちょっと寂しいな。次は鬼平犯科帳かな。
0255文字
NB8
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A
0255文字
まっちゃん
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久しぶりに再読.やっぱり池波先生の作品は別格な気がします.独特の語り口に思わず引き込まれ先へ先へとお福の生き様を追いかけました.運命的な人との出会いに翻弄されながらも自らの力で人生を切り開いていくお福を温かい眼差しで見守る作者の心が感じられます.剣客商売読み直そうかなぁ.
0255文字
明るいくよくよ人
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図書館で何気なく手にしたら、先祖の出身地である新発田の話なので読んで見た。新発田はほとんど関係なかった。筋書きは、説得力うすし(まぁ、ものがたりだから良いのかもしれないけど)。
0255文字
只三郎
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主人公はお福という16歳の一人の少女。奉公先の主人が殺害され、その敵討ちを誓う彼女。若くして大きな苦労を経験し、大きく成長する彼女を見ていると、人として大きく成長するためには、若いうちの苦労が大切だなとしみじみと感じさせられた。
0255文字
のびすけ
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ネタバレ剣客商売シリーズの番外編。シリーズは未読だけど、タイトルが気になって読んでみた。下女奉公で働く健気な娘お福が、殺された主人たちの敵討ちをする物語。「ないしょないしょ」で身に付けた手裏剣の技で敵討ちを果たすのは痛快だったけど、最初の主人に対する心変わりはどうも解せなかった。散々凌辱と暴力を振るわれた主人のことを許し、いい思い出のように振り返ることなんてできるだろうか?
0255文字
nicky_12345679x63
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ネタバレ剣客商売の番外編ですがとても面白い傑作中の傑作だと思いました。 「乳房」に続いてこちらを読んだのですがどちらも薄幸の女性が主人公、一気に読ませる傑作でした。 「松永市九郎」のような狂人、人格障害者は現実の今の社会にもいます。私も出会ったことがあり早々に縁を切りました。
0255文字
kazukitti
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一応の池波フェアの引っ張りとして、剣客シリーズの外伝で読んではいるんだけど、小兵衛はカメオなんよねw
0255文字
fuku-fuku-fukui
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人生はゼロサムゲームなのでしょうか。はたから見ているとどうもそのようですが、当事者本人にはそうは思えないというのが今のところの結論です。ついに「剣客商売」も読み終えてしまいました。もう少し新作を楽しみたかったです。残念、でももう十分だと思います!
0255文字
Kira
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購入しての三読め。何度読んでも、ページをめくる手を止められないほど面白い。幸薄い女が人々のあたたかさに助けられて幸せになっていく生きざまに、秋山小兵衛が巧みに関わる。小兵衛には、お秀のほかにもう一人の手裏剣使いの知り合いがいたのね。
0255文字
よひとかっぽ
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剣客商売シリーズ番外編。苦労の絶えない幸薄い娘が、秘密の鍛錬で日常を充実させながら苦難を乗り越えてく話。あぶない橋もわたるけれど、おなじみ秋山小兵衛の登場で湧きおこる安心感と、いつもの池波作品あるある、よき人生を全うしたいと欲する高揚感なのでした。
0255文字
masaru
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面白い
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nabe2511
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ネタバレ借りるのはしばらく先にしようと思っていたが書架に並ぶ背表紙をみたら思わず借りてしまった。でさっそく読んじゃった。お福の人生の縦糸に小兵衛がからむ、宗哲もからむ、五鉄までからんじゃう。こりゃたまらんぞ。本編、倉田屋半七がなんやらきな臭い登場でまたもやお福に不幸が・・・と心配したのですが。「人は悪いことも善いこともする」の池波ワールドで晩年は善き半七だったのでホッと一安心。あっぱれ見事な敵討ちでございました。
0255文字
秋良
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お福の成長物語で、番外編なので美味しいところはもちろん小兵衛が持っていく。このお福がとんでもねえジジイキラーで、苦労してると爺さんが現れて手助けしてくれるパターン。ある意味で魔性の女。愛しのジジイ(一人はおっさん)を殺した男に復讐するため、手裏剣の腕を磨く。かっこいい!波瀾万丈の人生だったけど、愛し愛され幸せなまま最後は終わる。めでたしめでたし。
0255文字
Makoto Yamamoto
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再読。剣客商売・番外編 16歳の少女お福の成長・苦労を描いた番外編。 秋山小兵衛は要所に出てきて美味しい役割を果たし、本編でも重要な役どころの小川宗哲、弥七、徳次郎も登場する。 お福と関係する人達が一人の浪人に殺害される。 奉公時に学んだ手裏剣を手放さず、復讐を誓う。 池波作品に登場する軍鶏なべの五鉄、料亭不二楼も登場し満足。これで、最終巻「浮沈」と番外編?料理本?「剣客商売 包丁ごよみ」を残すのみ。
0255文字
東森久利斗
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時代設定や登場人物は同じだが、剣客商売シリーズのテイストとは異なる、パラレルワールド的番外編。今やシリーズものには定番となったスピンアウトに、このキャラを選んだ池波正太郎の真意は如何に。主人公の魅力、気まぐれ、出版社・編集者の意向、それとも・・・。ないものねだりではあるが、三冬や弥七の番外編が読みたかった。
0255文字
ちゃいろ子
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ネタバレ番外編なので小兵衛もほぼ出てこない。 敵討ちのところでは、手助けをして流石!な働きだけれど。 それでも、読んでいるとお福ちゃんにどんどん感情移入して、あれ?いつになったら秋山親子は??という気持ちもすっかり薄れ、彼女の波乱万丈な人生を応援しながら読み進んだ。 ラストは、ええっ!??と悲しかったけれど いろんな人に愛されて必要とされて、、幸せな人生だったんだろうなぁと羨ましくなった!
0255文字
Kira
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ネタバレ図書館本。読むのは二回目でも面白すぎて、ほぼ一気読み。「剣客商売」シリーズの番外編で、数奇な運命に見舞われた女お福の生きざまと、秋山小兵衛とのかかわりを描く。小兵衛は隠居したばかりの頃で、まだ若い。小兵衛の登場シーンには、わけもなくうれしくなってしまう。助太刀として、これほど頼りにできる剣客はいないだろ う。小兵衛がお福に敵討ちの本懐を遂げさせる場面は、何度読んでも感動する。本編とともに愛読している作品。
0255文字
あかつや
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お福は剣客・神谷の道場で下女として働いていたが、主人がある浪人によって討たれ、下男の五平とともに江戸へ出る。江戸で新しい主人にも恵まれて平穏に暮らしていたが、神谷を殺した浪人の影がちらつくことに。死神にとりつかれたかのように大事な人を次々と失う不運なお福。でもそんな時、秋山小兵衛といつものチームが登場してくる。これがものすごい安心感。この安心感を与えられる存在ってのはまさにスーパーヒーローだよなあ。それにしてもこれで剣客商売は番外編も含めて全部読んでしまった。いつでも戻ってこれるとはいえ、なんか寂しいね。
0255文字
RFMJUVE
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お福とそれに関わる人達の話。 大事な所で小兵衛が登場し、お福の敵討ちを手助けする。 お福が魅力的なので、周りに集まる人間もまた同様だった。だからこそ、最後はもっとお福に長生きして欲しかった。
0255文字
taku
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小兵衛がここぞというところで登場してくれるのが嬉しいです。やっぱり剣客はいい。
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エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
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平成15年 5月10日 初版。。。この『ないしょ ないしょ』をもって池波先生のシリーズがおわる。まあお福が腕を持っているのが「ないしょ」であって。根岸流の手裏剣を使う。敵討ちを成功させるのだが、小兵衛の心遣いが憎い。「人は死ぬために生きる」「人は悪いことをしながら善いこともする」
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迷人
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ネタバレ越後、新発田の剣客・神谷弥十郎の道場で下女として働いていたお福は、主人が暗殺されたため、下男の五平と一緒に江戸へ出る。が、新しい主人の御家人・三浦平四郎も、そして五平も、神谷を殺した無頼浪人の凶刃に倒れる。三浦に手裏剣の手ほどきを受けていたお福は、三浦の碁敵・秋山小兵衛の助太刀をえて、見事、仇を討ち果たす。数奇な運命を背負った女の波瀾にとんだ成長の物語。/①メインはお福。弥十郎に凌辱されるが、死後に特別な感情が沸き上がる。②関わった人たちが皆死んでしまうのが悲し。③内緒の手裏剣で仇討ちを完遂す。読み易し。
迷人

2021-114

04/25 16:47
0255文字
へでのり
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ネタバレお福の敵討ちの物語。奉公先の三浦老人から教わった手裏剣で仇の松永を討つのだ。
0255文字
Jun1
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奉公先の主人、神谷弥十郎に乱暴を受け、奉公先を変えながら成長していくお福。あれだけ恨んでいた神谷弥十郎の墓まで建てるという気持ちの変化が複雑だった。秋山小兵衛は後半から登場して物語を締る。
0255文字
ko-sight
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番外編で越後新発田出のお福が描かれる。小兵衛の助力により思いを遂げた。お福の真面目な生き様がよかった。
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えりねっと
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図書館で借りて、読了。
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くりきんとん99
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ネタバレ剣客商売番外編。奉公する先で不幸に見舞われるお福。それもただ一人の男のせいで。このまま落ちていってしまうのか?と思いきや、秋山小兵衛とも出会いお福は、思いを果たす。でももう少し長生きして欲しかった。
0255文字
ぶんぶん
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【図書館】剣客商売・番外編 一人の少女の成長を描いた長編である。 少女に関わった人たちが次々と殺害される、ある一人の浪人の仕業だ。 少女は幼いころから「手裏剣」を修行していた。 年を経て浪人を見つけ復讐しようとする、そこへ秋山小兵衛の登場である。 小兵衛の物語と言うより、少女・お福の紆余曲折した一代記です。 しかし、池波正太郎の様々な作品の要素が含まれている。 登場人物も各作品の主要なお店とか人物が配されている。 番外編だから許される事だと思う。 お福の人生、良かったのかどうか。 これにて、全巻終了。
ぶんぶん

夲子さん、お付き合いありがとうございました。

08/28 19:17
0255文字
てんつく
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あれだけ色々あって悪い方へ行かなかったお福が凄い。
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りったー
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主人公はお福。恵まれない境遇から、小兵衛さんの助太刀で恨みをはらすまで。剣客商売の番外編ならではのお話
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apricot
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剣客商売番外編。お福が主人公の話。神谷への思いはそんな風になるもんなのか?とは思ったけど、話はとても面白かった。
0255文字
ナポジ
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女性の成長を描いて秀逸!
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明
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『黒白』が貸出中だったのでこちらを先に。貧しい百姓の家に生まれて剣客の道場に下女奉公していたお福が、主人を暗殺されて下男の五平を頼りに江戸に出て、運命に翻弄されながらも力強く生きていく物語。小兵衛や宗哲などお馴染みのメンバーがお福に寄せる善意が暖かい。身内同然に思う相手に次々と先立たれる我が身を憂うお福が、最後は親しい人達に看取られて短いながら幸せに一生を終えるのは読者としてもほっとするけれど、自分を凌辱した神谷を後に思慕するようになるのは男性目線のご都合主義にしか思えなかった。
0255文字
マサ
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いくつかの事件には分からないことも多いが、お福の幸せを願いながら読み進む。お福にかかわる人々の温かさに救われる。そして何といっても小兵衛チームの活躍がうれしい。お福の「みなさん、お先に…」がいい。
0255文字
ゴンゾウ@新潮部
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ネタバレ剣客シリーズ番外編。貧しい家柄のお福が奉公する先々で主人や恩人の死に遭遇する。彼らを死に追いやった男の仇討を決意する。少女から大人の女性に成長する中で男を見る目が変化していく。当初は恐れて憎んでいた最初の主人を最後はいとおしく思ったり、印象が悪かった主人に魅かれたり池波さんは女ごころを描くのがこんなにうまかったとは。中年期の小兵衛さんやいつもの仲間がお福をやさしく守る。女は人を殺めない方がよい。深いな。多くの男たちと死に別れたお福が最後は愛する人にめとられて幸せに命を全うする。やさしい読後感の番外編。
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