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メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF ム 1-22 永遠の戦士エルリック 1)

感想・レビュー
65

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のれん
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ネタバレ作者の代表作の契機となったという主人公エルリック。薬草を食べないと生きていけないほどの病弱なのに、自分だけの未来を掴むために充てのない冒険に躊躇なく飛び出る。 失敗しては早めの走馬灯を垂れ流し、立ち直ったらアッサリまた冒険という無鉄砲さ。だからこそ無理難題にもすぐ挑めるし、自分を狙った敵に恩情をかけることもできる。 思考は悲観論なのに、楽観論で生き急ぐという矛盾。暴れているのに悟りがちな姿勢に短命の英雄らしさを感じた。 ケルト神話の猛犬を彷彿させる。私がこの作者を好む理由を言語化できた気がする。
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uchi
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去年の夏に読書開始する予定だったシリーズ。2023年に『ロードス島戦記』を読んでいて、次に読もうと考えていた。聡明で病弱な皇子、斬った者の魂を吸いとる魔剣、法と混沌のバランス。国産ファンタジー黎明期の作品群のアイディアの源泉、おもしろかった
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餅屋
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《永遠の戦士》5冊目は、エルリック1■『メルニボネの皇子』耽美的なメルニボネのイメージはかつての天野氏イラストだ!〈夢見る都〉の前日譚とも言えるオープニングは「混沌」と「宿命」に囚われた破滅行。ストームブリンガーやラッキールとの出会いが描かれる。アリオッホ問題やプリンスを皇子と訳す相変らずの謎はあるも訳出は改善『真珠の砦』初読時は未完走?〈夢盗人〉ウーンが、のじゃ系だったことすら記憶になく、目眩く夢の旅路が文字通りとなっていた、いま読むと芳醇な情景が楽しめて心地良いのだ。ニャンコも活躍(1972,89年)
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Fumitaka
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はるか昔に新紀元社の『西洋神名事典』で名前を知り、本屋で手に取ってから二十年くらい積んでいた「剣と魔法」の古典を今になって読破。魔剣ストームブリンガーを武器としつつも知識人肌で、放埓を美徳とするメルニボネの王でありながらお人好しでもある主人公エルリックはなかなか嫌いではありません。夢盗人ウーンから「勇気の持ち主」と褒められたりもしますが、なんだかんだ日本で多い気がする猪突猛進のパワー型ではない。『真珠の砦』の夢の中を旅する話は「失われた愛の地」とか「新しい野望の地」とか『はてしない物語』を少し思い出した。
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がんもどき
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エルリックサーガ1。欧米の人は書くのも読むのもタフだなあと思わされる分厚さの本に、みっちり文字が詰まってる。正直途中でちょっと投げ出しそうになった。白子の為、様々な薬や魔法の力で生きながらえているという設定の主人公だが、魔剣なしでもやっていけそうなくらいに見えるのは、日本人と欧米人の感じ方の違いからか。なんとなく吸血鬼ハンターDのひな型なんやろうなという気がする内容で面白かった。
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記憶喪失した男
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ネタバレ旧版を六巻まで読んでいたけど、新版を読み直したい。いろいろと変わっているところがあるなあ。これがムアコックの演出であることを期待する。
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Masanori Nagayama
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30年以上前から名前は知っていたが、何故か未読のエルリック。 ストームブリンガーに憧れ、RPGの主人公の名前をエルリックにしたこともある。 それなのに何故未読なのか、我ながら不思議。 当時はネットもなかったので、何故知っていたのかもわからない。 それはさておき、期待以上の部分とそうでない部分と、両者があった。 手を出してしまったので、全巻読もう。 電子書籍に感謝。
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Akito Yoshiue
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やはりムアコックは良い。この夏はエルリックから読み返そう。
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界烏
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多元世界や法ー天秤(バランス)ー秩序勢力の争い等、後世に影響を与えたファンタジーのひとつです。腕っぷし一本で荒野を渡る荒ぶる英雄コナンと好対照の虚弱体質で内省的なアルビノ皇子エルリック。玉座を狙う従兄イルルクーンとの争いの中で魔剣を入手する。正義と倫理を追い求める主人公だけど、活力を与えてくれるが殺戮を好む魔剣を手放せないジレンマ。世界をさすらう物語「メルニボネの皇子」「真珠の砦」の二本組。従兄を処断せずに国許に許嫁を放置するなど悲劇フラグが……。すっ飛んでいったモーンブレードはどこにいったんだろう。
界烏

耽美な外観や内省的で病弱生真面目でポエミー、義理堅いいい人なので騙されたり巻き込まれる皇子。後年の「アイスウィンドサーガ」のドリッズドにちょっと似てる気がする。こちらは虚弱じゃないし、相棒の猫ちゃんや仲間がいるけども。荒ぶる山の神クロムにはむしろ祈らない方がいいぞというコナンに対して、エルリックは精霊王や混沌の神アリオッチ(新版だとアリオッホ)に祈りを捧げます。彼はアリオッホのお気に入りのテディベアなのか気紛れだけど聞き届けてくれることも……。

06/17 23:55
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てら
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⭐️⭐️⭐️⭐️
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beachtimelong98
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ストームブリンガー! という訳でエルリックシリーズの第1巻。この巻にはシリーズ開幕の「メルニボネの皇子」とシリーズが一旦6巻で終幕を迎えた後外伝的に書かれた「真珠の砦」の二作が収録。6巻までが極めてコンパクトにまとまっていた印象通り、「メルニボネの皇子」はすごいあっさりと終わる。 一方「真珠の砦」は少々長く途中退屈に感じた。ただこの退屈な中盤こそがムアコックの真骨頂らしく、また時間をおいて再挑戦しようと思う。 ストームブリンガー、カッコいいよね。
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kuma-kichi
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2冊の合本。これが王道なのか?ヒロイックファンタジーといえばそうだが...。「真珠の塔」は今一つだったな。
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波璃子
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また大きなシリーズものに手を出してしまったけど読んでいてこれからどうなるんだろうとドキドキしながら読んだ。本当に面白いなあ。すぐには想像できない世界でとても魅力的。これぞファンタジー。
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papako
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3300冊目は30年以上前に読んだ本の再読。『メルニボネの皇子』と『真珠の塔』の合本。メルニボネ〜の方はシリーズの始まりで、かなり細かい部分まで覚えていて、自分にびっくり!天野喜孝さんの絵につられて読んで、シリーズはまってたなぁ。パラレルワールドものだけに、シリーズがきちんと終わらず、ちょっと消化不良。それでも、イケメン(私のイメージ)でアルビノのエルリックに恋していましたよ。若かったなぁ。そして真珠の方は、シリーズ後半。RPGの要素が強く流し読み。本シリーズの方がいいな。さてさて3333冊目指そう!
papako

ミカママさん、ありがとうございます!いえいえいえいえ、ほんと中学の時に読んだ本も登録してますから。。。でも、昔の本を読んで覚えてると嬉しいもんです(๑>◡<๑)

09/23 10:46
papako

背番号10さん、ありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです!背番号10さんとの共読本の割合の方が嬉しいです!

09/23 10:49
8件のコメントを全て見る
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Ayah Book
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とても読みやすくて面白いヒロイックファンタジー。アルビノ虚弱インテリの白い皇子様エルリックがイケメン。ストーリーも王道でいい感じだけど、とにかくイケメンじゃないと成り立たない話。夢盗人の美女ウーンさんの助けを借りながらの後半はまるで島耕作。続きも読みたい。
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みずけろ
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とあるファンタジー・SFおたく様がオススメしていたので、ようやく手に取った。当時主流だったマッチョヒーローではなく、真っ白で虚弱で哲学的な主役が目新しかったそうな。いや、本当に虚弱でびっくり! 虚弱でいつ死んでもおかしくないヒーローすごい。噂の意思のある剣がもっと暴れるのかと思ってたけど、まだまだ序盤だからか大人しい印象で1冊目読了。さてエルリックの自分探しの旅はこの先どうなるのか。とりあえず次も読んでみます。
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Sunekosuring
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知らないうちに新版がでていたのね。旧版は昔中古でよく出回っていたけど、いずれ読もうと思っているうちに見かけなくなってしまっていた。やっと読む機会を得られてうれしい。内容は想像より全然古びていなくてかなり驚いた。新訳のおかげかもしれないけど、退廃的な帝国とそれにあらがおうとするが自身の病と血の呪縛のためどこか捨て鉢な皇子のあり方がとても現代的。
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加治佐不比等
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メルニボネの皇子:党派3、スレッド4、ノード18。 真珠の砦:党派4、スレッド8、ノード22。 じつは私はヒロイックファンタジーの読みどころが感覚として把握できていない。熱狂的なファンがどの部分を見ているのか、その感想をあさるか。
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しまっち。
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エルリックがメルニボネ帝国の帝王であるが故に自国の在り方に疑問を抱き、国を出て諸国を巡る決意をするまでと、実際に旅を始めて訪れた砂漠の国での出来事。もう、すんなり帝国に戻っては来られないであろうことは見え見えであるが、そんな事は露程も思わないエルリック。逆にどれほどの事が起こってどうなっていくのかと興味が膨れてきて面白いのだ。エルリックの思考はなんだか哲学的でもあるし。「真珠の砦」のウーンはもう出てこないのかな?と思ってたら、5巻のタイトルが「夢盗人の娘」。これは気になる~。
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Ozymandias
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めちゃくちゃ面白い。虚弱な身体に秘めた強力な魔術と武術の才気、正義を模索する心の中に潜む悪魔のような残忍さ、メルニボネの皇帝でありながら帝国最大の異端児――複雑極まる人格を持つ主人公エルリックだが、不思議と彼の一挙手一投足に目を引きつけられてしまう。そして、そんな彼をも圧倒する世界の広大さよ。<混沌>の神や精霊のような想像を越えた存在に、<夢盗人>や冒険魔術師たち、イマジネーション豊かな世界観にすっかり打ちのめされてしまった。
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YUKI
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知人に勧められて読んだ一冊。最初は詩的な文章が読み辛かったです。 多元世界と、異端の王である内向的な青年エルリック、そして彼が持つストームブリンガーが今後どう絡み合って帰結するのか気になるところです。 個人的は結構読み辛い文章なので、慣れるまで時間がかかりそうです。
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とし
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発表は50年くらい昔じゃなかろうか。改訂再編版が出てたので買ってみた。僕は学生時代にTRPGに触れていたので<ストームブリンガー>の世界観自体は知ってたんだけど、「エルリック・サーガ」そのものは実は読んだことがなかった。で、主人公・エルリックの設定の奇抜さ、というか、その虚弱さに驚いた。ある種の薬草と薬がないと1日2日で死んじゃう病弱な皇帝が、叛逆した従弟に帝国と臣民を預けて、たった一人冒険の旅に出るとかw <混沌>と<法>の神々が争い続ける世界観も、黒の魔剣・ストームブリンガーの設定も、実にカッコいい。
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モンニャン
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色んな意味で、強さと弱さを併せ持つ主人公が興味深い。夢から醒めた時、なくなっていて欲しいのは自分自身かもしれない、と ポツンと主人公が言うのが妙に記憶に残った。第2巻以降も読むのが楽しみ。
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yyg
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主人公エルリックが虚弱体質で内向的なインテリといった感じで、他のファンタジーでは中々見られないキャラなので印象に残る。非常に人間らしい感性を持ちつつも、所々にメルニボネ人的な気質が残っているのもポイント。また、文章の密度が濃密で、異世界や夢の世界がその密度で描写されるので、幻想的なのに生々しい。結局は生き残ったイイルクーンや、この巻ではそんなに残酷性が発揮されていない魔剣ストームブリンガー等、気になる所は一杯。
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ぶうたん
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長編二冊の合本で、どちらかと言うと一本目が好み。舞台は密度が濃くファンタジー色は強いものの、まだコナンの地続きという感じである。脇役にやたらに助けられるヒーローであるエルリックは、悩み多くて正義感が強く、愚かしいくらいに人が良いという複雑かつ微妙な造形で面白いが、思い入れたっぷりの訳者ほどには熱中できなかった。そういう作品では無いとわかってはいても、個人的な好みからはカタルシスが足りず、もっとストームブリンガーを生かした活劇場面が欲しかった。でも作中、都市名でロンドンの名前が出た時はおっ、と思ったな。
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saladin
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主人公エルリックは、かつて全人類を支配したメルニボネ帝国の王。帝国の支配力が衰えつつある一方で、民たちは退廃的な享楽に溺れていた。この落日の帝国の王という設定が面白い。個人的にはパゾリーニの『ソドムの市』を思い起こした。滅びる直前の狂気の宴。そんな中、“メルニボネ人”らしくない異端の王であるエルリックの苦悩・葛藤が描かれる。コナンはじめ、“肉体派”ヒーローに対するアンチの立場からキャラクターが設定されており、実に魅力的だ。
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灯子
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ネタバレ再読、たぶん20年ぶりくらい…なのでアリオッホ表記はそれほど気にならず。それより病弱皇子、こんなダメな子でしたっけ。悪いほう悪いほう選択するわ真珠の砦の各階層でサクサク罠に陥るやら浮気するやら「いまは私が剣の主だ(キリッ」じゃないよそれあかんやつだよ!おばちゃん心配よ!ってなってしまうのは結末を知っているからかも知れない。 いやまあしかしその後の私の嗜好の土台の一角となった作品&主人公でありますよ。表紙は天野さんから変わっても美麗だけどストレートヘアじゃないよね…誰かチェックしなかったのだろうか
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りゃーん
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「永遠の戦士 エルリック」~エルリック・サーガ全7冊完読して、ここに。 アリオッホ!アリオッホ! 突如、私はマイクル・ムアコックのエターナル・チャンピオン・シリーズを全部読むことにした。 ふとネットで見かけたストームブリンガーが、FSSの懐園剣の元ネタと知ったからだ。 懐園剣の登場は2000年代入ってからだが、エルリック・サーガ自体は60年代前半から始まり、本格的に邦訳されるのは80年代初頭だ。 FSSの開始が80年代半ばなので、永野護は15年前から懐園剣をいつか出そうと企んでいたことになる。 神を
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根本繁
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大概のファンタジーは僕にはジュブナイル気味で好みじゃない。指輪物語もゲド戦記も僕にはちょっとお行儀がよすぎて居心地が悪い(ル・グインの最高傑作はやっぱり「闇の左手」ですな)。でもマーヴィン・ピークとマイケル・ムアコックは別格!旧訳に慣れた僕ですが守護魔人の呼称は"アリオッホ"の方がしっくりくる。響きもオリエンタルで異教的だから世界観に合う。背徳の白子の王子エルリックはロックだ!ちなみに、ロバート・スミスの歌声を僕は「ドクター・ジェストの声」(特にザ・グローヴの”パーフェクト・マーダー”ね)と呼んでいます。
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トミーリョ
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主人公エルリックは薬草や魔剣の助けなしでは生きられない虚弱体質でありながらも、勇猛な戦士であり有能な魔術師。知性を重んじ思慮深く正義を愛する寛容な皇帝でありつつも、混沌に仕える身であり時に残忍にもな一面を覗かせ、短慮による失敗も犯す。いやはや、これほど矛盾に満ちた主人公もそうそういないのだが、それがなんとも魅力的であり、そうした主人公の行動や言動が物語をとてもおもしろくしている。特に表題作は起伏に富んだプロットとユニークなガジェット、エルリックの名言の多さと見どころ盛りだくさんで、とても楽しかった。
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hiruhan
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どうも本書に収録されている「真珠の砦」がなんか違う、という印象。なんだろうね、なにが違うんだろう。ストームブリンガーでいやいやながら魂を吸い取る描写がないこと?体力が尽きて、ヘロヘロになってピンチに陥る描写がないこと?ヒーローものの必殺技よろしくその場に適切な精霊とコンタクトする描写がないこと?なんだろうねえ・・あるいは、この話の主人公がエルリックではなく、エレコーゼやコルムでも成立するかどうかを考えてみるといいのかも。話は変わるけど、「記憶の鏡」ってすっかり忘れていた。罰というよりトラウマ解消だったかも
hiruhan

そうそう、「アリオッチ」のほうが語呂はいい気がするなあ。慣れた言葉だからかなあ。「アリオッホ」ってなんか「ウホ」にひっぱられちゃうのかもねえ。

05/28 23:20
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アオイ模型店
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「アリオッホ」を始めとする表記の変化が落ち着かず一度読むのを諦めた本を再読。若干の座りの悪さを感じつつも今回は最後まで読破。真珠の砦と薔薇の復讐は読んでなかったので、この機会に一気に読んでしまおう。
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うさうさこ
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再読ですが、やはり何度読んでも面白いです。エルリックが人間としてあるために毎回苦悩し、驚喜しているところにいつも心ひかれます。
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isfahan
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「最後にエルリックの頭に浮かんだのはごく単純な考えだった。『わたしは生きるのに向いていない』。身も蓋ももなさすぎるが、名言!!。なんか仕事でミスったら心の中で思わずつぶやいちゃうんじゃないかというレベル。鬱が入ったキャラクターが主人公の作品って、一歩間違うと私小説な方向に進んでしまい、「作者の内面に興味ないよ」って興ざめすることもあるが、この本に関しては作者が主人公に対しアイロニカルな姿勢を貫いていることもあって、むしろ古式ゆかしい逃れられぬ運命に振り回される主人公の悲哀をよく描き出しているように感じる。
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3838
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エルリックのキャラが独特。何かしては後悔ばっかりする男。でも、やることはしっかりやるんですね。色んな意味で。
0255文字
きなー
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理想の世界の実現のために正義を求めて主人公エルリックの迷い、苦悩する姿が物語の中心となって描かれているように思いました。窮地をしのぐために混沌の神の力を借り、魔剣と契約することとなり、それがこの先の物語にどういう影響をあたえるのかが気になります。また、物語の随所にこれから先に起こる悲劇を暗示させる部分があり、それがどうのように展開していくのか、はたしてエルリックの求めるものは見つかるのか、この先の物語が楽しみです。
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スターライト
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『メルニボネの皇子』『真珠の砦』の2長篇を収録。SFの文庫に収められてはいるけれど、やはりこれはファンタジー。しかし主人公エルリックは武芸には秀でているものの常に悩み、まどい、いわば私たちと等身大のキャラクターとして登場する。自らの決断に後悔するパターンが随所に現れ、ここまで悩まれると読者としては「しっかりせよ」と逆に叱咤したくなる。しかし、ご安心を。その役回りはちゃんと作品中に用意してあり、『真珠の砦』のウーン(女性の名前)などは冒険の間中、エルリックに喝を入れてます(笑)。いや、でも面白い作品です。
0255文字
うづき
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いつか読んでみたいと思っていたのだけど、シリーズものだけにどこから読めばいいのかわからず。新装版が出て手に取りやすくなって良かったです。メルニボネ人と普通の人間の違いがいまいちわからない。苦悩しながら正義と思える選択をしつつ何度も裏切られているエルリックに、韓ドラを見ている気分になる。悪役を応援したくなるのだよね。イイルクーンも最後は結構好きになっていた。
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メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF ム 1-22 永遠の戦士エルリック 1)評価63感想・レビュー65