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ストームブリンガー (ハヤカワ文庫 SF ム 1-25 永遠の戦士エルリック 4)

感想・レビュー
36

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ムッチー
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古典履修で続けて。仇敵セレブカーナとの闘い、袂を分かったディヴィム・トヴァーとの再会など従来の地続きのようで結構アッサリしている。新たな伴侶と安寧はそうも続かず… 表題作の中編は旧版だと最終エピソードとのことで、それに相応しい壮大さの法と混沌の神話的闘争。運命の使者、永遠の戦士としてのエルリックが強烈に明示される。 今まではエルリックの人間じみた情と人間らしくないメルニボネ人の傍若無人さがアンバランスで面白くもあったけど(失礼)相反する性質を持った運命の戦士の悲哀に取れるようになる。強烈なセリフを以て完!
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to_chan
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これまでは短編中編だったシリーズが、最後の「ストームブリンガー」は長編サイズで《混沌》と《法》の最終決戦が描かれていて、盛り上がる。展開が唐突というか、戦いの手順も道理も、とにかくこうだってきまってるからこうなんだよ!みたいな。…うまく説明できないけど、そこがエルリックが奉仕する《運命》の虚しさと相まって気持ちよい。最高の中二病小説であった。次の巻、どうなってんのこれ。
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Masanori Nagayama
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ネタバレ怒涛の展開の一冊。セレブカーナ、小物っぽいのにしぶといな、と思っていたら、あっと言う間にエルリックサーガが終幕。旧訳版の情報なしで読んでいたので、この刊でエルリックの最後が来ると思っていなかった。新たな気持ちで後期作を読もう。
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Akito Yoshiue
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終盤の疾走感と吸引力がものすごい。絵になる場面が目白押しだった。野田昌宏は「SFは絵だ」と喝破したが、ムアコックを読むとファンタジーこそ絵だと思わされる。
0255文字
てら
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⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
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あずさ
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ネタバレこの巻で一旦終了なのですね。こういう結末になると分かっていて突き進む物語の結末は、なるほど悲劇です。エルリックの親しい人々の死が、悲劇性を盛り上げ、戦いの描写は凄まじいの一言に尽きます。次からは、エルリックの転生?分身の物語になるのでしょう。
0255文字
saladin
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この『ストームブリンガー』が旧訳版の最終巻に当たり、一応の完結を見ている。〈新王国〉が〈混沌〉に侵されていく描写は絶望に満ちている。エルリックの愛する人々の死がそれに拍車をかける。そしてその悲劇的な最期も深い余韻を残す。圧倒的なスケールで描かれた(一応の)最終巻にふさわしい幕切れだ。
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へいがぁ
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良い幕切れだと改めて感じました(再読)。このあとは初読になりますが、マイペースで読んでいきます。
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kuma-kichi
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いやはや、なんとも。あっけない。
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しまっち。
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うわ~、やっぱりこんな救いのない結末。でも、これ以外ないのか・・・とも思う。最後は映画のエンディング のように、「完」の文字がどどーんと見えた。結局は課せられてしまった役割を全て引き受けて行動したエルリック。物悲しくも力強い。ちょっと一息ついてから続きを読む事にしよう。
0255文字
おりひら
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エルリックサーガ、読了。 凄かった。実は、大まかな粗筋は、知っていたものの、実際読んでみると、面白さが良く解りました。 世界の運命を巡る壮大な話しなのに、エルリックのキャラときたら、自己愛強くて、意外にくよくよするし、でも尊大になったり、思慮深いかと思えばすごい短慮だったり気まぐれで、凄く危うい。そこが魅力的なんだけど、嫌いにならないのな。 そして、エルリックサーガの〆としてどなるのか?と思ったら、なるほど、納得な終わり方。虚無感に苛まれた。 しっかし、つまり強く厨二病こじらしているよな。エルリック。
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Ozymandias
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素晴らしい。自分がエルリックサーガに求めていたものがすべて満たされた感じ。数多の悲しみを乗り越えた果てにある、美しく忌まわしい破滅。その苦々しい甘美さたるや! 個人的にはここで終わってていいんだけど、続編もあるようなのであとで読んでみよう。
0255文字
とし
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ネタバレ宿敵の召還によって地獄の門が開き、溢れだした「混沌」の大軍団が大陸を次々と飲み込んでゆく。「混沌」の申し子であるエルリックは世界を救うため、「法」の側に立って戦い続けるものの、愛妻の、戦友の魂が、次々と己の魔剣によって喰われてしまう。世界はことごとく「混沌」に飲み込まれ、わずかに残った4人の戦士が最終決戦に挑むが・・・。世界を「混沌」から解き放つため、親友が選んだ選択と、エルリック衝撃のラスト。いや~、面白かった。シリーズはまだ続きがあるのに、みんな死んじゃって、どうなるんだ次巻!?(笑
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モンニャン
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終盤の最終決戦で異常に盛り上がったところからの エエッ!という結末が意外だったけど、これはこれでアリかも…という感じ。全てがなくなってしまうけど、次の世界の為に戦う運命にある事を受け入れるエルリックの気持ちを色々考えてしまった。
0255文字
根本繁
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エルリック第一期の最後を飾る、泣く子も黙る「ストームブリンガー」である。初読当時はこのエンディングに「こんなのアリかぁ~!」と腰が抜けたものですが、アンチヒーローとしてのエルリックを確立させる為にはやはりこのエンディングな訳です。本巻全体としてはゾクゾクする様なエンターテイメントでありながら、これまでの裏切りの人生が集約された悲哀も素晴らしい。日本語で「嵐を呼ぶ剣」とした方が案外しっくりくるかも?偏愛の情込みで★★★★★
0255文字
p.p.
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自分の生きる意味が見出せぬと嘆いていた白子の皇子に、ついに与えられた義務。そこから逃れられぬと知り、自らを嘲笑いながらも、地上全てが混沌の物質に飲み込まれ、もはや人類の最後の生き残りとなってもまだ〈運命〉の定めたままに戦い続けるその姿は、まるで自分が物語の筋書き通りに動かされるだけの書割の存在だと気づいているかのよう。いや、〈運命〉を定めた者こそ正に作者のムアコックなのだから。読者を作品世界からどこか突き放し、意識の一部を白けさせることで、なおさらその世界に引き込み続け、読ませ続けるその魅力が一層際立つ。
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うさうさこ
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とうとうエルリックの運命もここに決まりましたね。巻を追うごとに人間らしくなっていくエルリックに共感を覚えました。ストームブリンガーの終盤では自分の運命を受け入れ、でもその運命を何とか乗り越えようとしたエルリックが大好きです。次巻からはまたぐっと趣がかわるはずですが、久しぶりにわくわくしました。再読ですが、楽しみです。
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isfahan
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面白かった。ひかわ玲子の解説ではないけれど中高生の頃に読んだらどれだけはまっていたんだろうという安定の面白さ。エルリックは昔の欧州系英雄物語の主人公のような不条理な悲劇性をお追いながら、これまでの英雄たちのように非人間的な存在ではなく「どうしてこうなるんだろう」という現代人のような苦しみとやるせなさを背負う存在。とにかく魅力的だ。井辻朱美の簡素さと雅やかさのバランスが取れた絶妙な訳文も素晴らしい。今はもう名文を読もうと思えば現代小説ではなく訳文を求めなければいけない時代なのかもと思える。
isfahan

レイラさん。そうですよね~。なんというか、まっとうに端正な文章が読みたい!って思うときあるんですよね。 P.P.さん。井辻さんいいですよね~。うろ覚えで『指輪物語』の瀬田貞二訳を盛大に批判してる人っていうのが第一印象だったんですが、瀬田訳好きな私でも井辻訳も読んでみたいと思いました。

03/13 22:41
p.p.

瀬田さんの訳は『ホビット』しか読んだことがありませんが、はっきりとタイプが違いますね。

03/14 00:33
4件のコメントを全て見る
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kou
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後続の作品群に影響をあたえた名作の宿命か、兄弟魔剣の召喚も、エルリックの最期も読む前から知っていた。しかし、それでも話にひきこまれる、この感覚はなんなのだろう? まるで熱にうかされているような感覚だった。作品のもつ、そんな力を感じた、いままでにない読書経験だった。
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きなー
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混沌の神々と法の神々の戦いが始まった。エルリックは魔剣ストームブリンガーの本来の姿と自身の宿命を知り、自らの意思で宿命を果たそうとする。状況や感情のままに動いていたエルリックの宿命に立ち向かう姿が印象に残りました。友人ムーングラムは登場するたびに魅力が深まり、エルリックを支える彼の友情はこの物語の中で外せない要素の一つでもあります。ストームブリンガーとエルリックの関係は既存の神話に倣いつつもそこに多元宇宙といった世界観が加えられ、このシリーズは新たな現代の神話といえる世界を作っていると思いました。
0255文字
p.p.
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魂を吸い取り活力を与え、代償に親しき者の魂を要求する魔剣がなければ歩くこともかなわぬアルビノの虚弱者、かつて祖国を焼き滅ぼし、愛する従妹を、放浪の中で得た幾人もの友を自らの魔剣に奪われたメルニボネ最後の皇帝エルリックの最後の戦い、そして悲劇と苦悩に満ちた生涯の果て。〈法〉が世界を治めれば秩序の下に停滞し、〈混沌〉の支配は無秩序のうちに世界を絶え間ない変化と破壊にさらす。かつて主流だった男性的で力強い主人公と正反対のこのアンチ・ヒーロー像、絶対の正義も悪もないこの世界観は現代のファンタジーにふさわしい。
p.p.

 表題作のほかに三本の短編を収録。「魂の盗人」では亡き祖国の生き残りで傭兵団となっていたメルニボネ人たちとの和解、そして宿敵セレブ・カーナとの決着。「闇の三王」では後の妻ザロジニアとの出会い。「忘れられた夢の隊商」では友ムーングラムの故郷エルワーを滅ぼした敵との戦い。  表題作「ストームブリンガー」では、エルリックが憎み悩まされ続け、それでもどうしても手放すことはかなわなかった魔剣ストームブリンガーに隠された秘密が明らかになり、まさに表題の通り、黒の剣を主軸とした物語である。

06/30 13:44
p.p.

 さらに〈法〉と〈混沌〉の神々の永遠の争いの意味、その中でエルリックの悲劇と苦悩の生涯に与えられた役割も明かされ、彼はそれに疑問を持ちつつも従う。エルリックを主軸とした悲劇の英雄譚の終幕である。  また〈混沌〉の力に蹂躙され、世界のあらゆる領域が、陸地も海も、形を失い沸騰し絶えず歪み組成を変え、人の生きた痕跡が何一つ残らないというおぞましい破壊、世界の終末がおとずれ、その果てに〈法〉の神々が勝利を収め、世界を新生させるという壮大な創世神話でもある。

06/30 13:44
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スターライト
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「魂の盗人」「闇の三王」「忘れられた夢の隊商」および表題の長篇を収録。<永遠の戦士エルリック>シリーズとしてはあと3巻あるようだが、エルリックを主人公とする物語はここで終わるようだ。宿敵セレブ・カーナとの決着もつき、表題作では<法>と<混沌>との争いが、エルリックとジャグリーン・ラーンをその操り人形として展開され、大団円を迎える。まさにこうでなければならない、という締めくくり方で終わっていて新世界の誕生を思わせるエンディングは、ムアコックが紡いだ黙示録であり創世記なのかも知れない。
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カケル@ぼくらはみんな積読中
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ネタバレ再読。そして誰もいなくなった。
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冬至楼均
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余計な部分の無い、ある意味もっとも純粋なエルリックの物語。”永遠の戦士”のサイクルに組み込まれて以降の話はやはり好みが別れるだろう。
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のんたん
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古本屋でイラストに惹かれ購入。シリーズものを途中で、しかも当たり外れ激しいファンタジーを買うのはどうかとか、前からのファンには申し訳なさすぎる、葛藤もありました。が、色彩や文語調な好きな堅さ、それから世界観も大好きでした!少し戦いの場景表現が雑、物語の流れが雑な面も無きにしもあらずですが、苦手な事して作品を損なうよりは。とにかくこのSFは全体的には大好き!他のムアコック作品も読みたい。
のんたん

勿論、醜いものはどの世からも消えないけど、悍ましい気持ちなしに読めるSFはないの?男の人は怪物とか好きなのかなー…。 あと映画化されたら是非見たい!私もポール・ベタニーさんは好きです!笑

05/02 18:49
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てんぱい
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そして誰も居なくなった。結果が分かっていてもあの四人が巨人に向かっていった以降悲しすぎる。最後のシーン、旧版での天野喜孝さんの絵がとても印象的だったなぁ。
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hermatype
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通して読んでみると、エルリックはわりと善良だし登場人物が全員ストームブリンガーの餌食になっているわけでもない。おれの記憶は当てにならないなあ。
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NablaPhi
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比喩とは言え、ストームブリンガーが「姉の剣」と表現されていたのには驚いた…。もちろん、衝撃の結末やそれに至るまでの展開にも目が離せない前半部最終巻。やっぱりSF色が強い時よりファンタジー色が強い時の方が面白いなと再認識。
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み~くま
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ラストの100ページは、まさに、息をもつかせぬストーリー展開
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鐵太郎
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エルリックが属するのは「混沌」と対立する「法」の側なのか。いや、そうでもないらしい。  かくして、最期の戦いが始まります。勝者となるのは誰か。生き延びるのは誰か。ストーブブリンガーとはいったいなんだったのか。  エルリック・サーガの終幕です。
0255文字
zeroset
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再読。黙示録的スケールの戦い。そして次巻からは新展開へ。
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ユウタ
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この巻でやめておけばよかった。
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ハチマキ
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まさかのオチにびっくりしたよ!
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小林ミノリ
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旧版、天野氏ジャケの方で読んだのだけどね、エルリックは最強の中二キャラだと思っている、赤眼、白髪、きれると死んじゃう魔法薬、病弱皇子が魔剣と心中するお話し。
0255文字
賽子
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★★☆☆☆
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ストームブリンガー (ハヤカワ文庫 SF ム 1-25 永遠の戦士エルリック 4)評価67感想・レビュー36