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十一月の扉 (新潮文庫 た 84-1)

感想・レビュー
205

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ふくおか
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ネタバレノスタルジー/中学生/共同生活 偶然見つけた洋館・十一月荘で2ヶ月だけ下宿した中学生・爽子の物語。温かい隣人愛に満ちた3人の中年女性と無邪気なるみちゃん、始めはいけすかなかったが後に淡い恋心を抱く耿介を含めた周辺の人々との「自由なふくよかな会話」から、少し背伸びして買ったノートに「ドードー森の物語」を書き始める。母親や友人を一瞬うとましく思ってそんな自分が嫌になったり、何気ない会話に励まされたり。子どもから大人になろうとする爽子が明るい希望を胸に十一月荘から旅立つ。『耳をすませば』が好きな方に勧めたい。
0255文字
碧衣
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再読。父親の転勤で東京に引っ越すことが決まった中学二年生の爽子は二学期が終わるまでの間のニヶ月間、以前から惹かれていた赤茶色の屋根の白い家「十一月荘」に一人で暮らすこととなった。持ち主の閑さんをはじめとした十一月荘の住人たちや、お隣りの鹿島夫人、そして英語教師だった閑さんから英語を習いに来るひとつ年上の耿介との日々。それと並行して爽子は背伸びをして買った表紙にドードー鳥が描かれたノートで物語を書き綴る。家族や教師以外の大人な女性たちと話しをすること、異性への淡い想いはとても貴重で大切な記憶となっただろう。
碧衣

二ヶ月といえ中学生が親元を離れて暮らすのは大きな決断だったと思う。だけど、離れ難いと思うほど居心地の良い十一月荘に母親や新天地の気配がするのを鬱陶しく感じてしまうのは分かる。そのことに申し訳なさを感じることにも。そして、自分が望んで十一月荘に暮らしていることを棚に上げて家族が東京で楽しそうに暮らしていることに寂しさと、拗ねた気持ちになってしまうのもなんだか分かる。

11/29 04:02
碧衣

爽子が耿介を意識しないようにしている振る舞いが逆にめちゃめちゃ意識してよ!と思うと体を捻りたくなるほどモダモダした(笑)

11/29 04:05
0255文字
ガーネット
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8年振りの再読。初読は文庫、今回はハードカバーのどっしりした版を借りた。この物語は、ハードカバーで読まなきゃ勿体無い。新しいノートを開く時の、ピリッとした緊張と興奮。厚みを増していく物語と、じわじわ親しんでいく感覚。ハードカバーならではの、主人公爽子とシンクロする楽しみ。そして、「間:あいだ」という描き方の難しいものに、いろんな角度から巧みに光を当てて、浮かび上がる像の美しいこと。大人と子どもの間にいる爽子は、秋と冬の間、慣れた場所と未知の場所の間にて、自分と相手の間で揺れる心を、ペンに託す。
さかな

この表紙のイラストレーターが好きでポストカード持っています。お話しも良さそうですね❣️

11/16 15:45
ガーネット

さかなさん ハードカバーは、また違う方が表紙絵を描かれています(^-^)本文中の挿画は、著者自身というのも楽しめましたよ。

11/16 16:50
0255文字
はる
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ネタバレ23年30冊目/いい本に出会えて嬉しいなあ。十一月荘も周りの風景もラピスも喫茶店も…まずは描写の魅力。中学生の大人へ向かう入り口の頃、親や先生とは別の大人たちと過ごす時間をもてたのは、きっと彼女の人生で大きな財産だろうな。折に触れて会いに帰れるといいね。
0255文字
瑠璃
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ネタバレ初めましての作家さん。タイトルが気になって手に取ったら、絵にも惹かれまくったので即購入。偶然が偶然を呼び、2か月の下宿生活をするなかで、書きあがってゆく”物語”たち。とても良かったなー。最初から最後まで、ゆったりした優しい時間を楽しませてもらった。良作だった。この本を手に入れられたのも、すてきな偶然のおかげだったんだろうな。手に取るように導いてくれた”なにかの偶然”には感謝しかない。
0255文字
しましま
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ネタバレ4読目。ま、間に合った!何とか11月中に再読できた~っヾ(*´∀`*)ノ いや~いつ読んでも好きな本だけど、11月に読むのはまた格別💕今回は閑さんの「いろんなことって、流動的だもの、その時その時、いいと思うことをやっていればいいんじゃないかしら」というセリフが沁みて沁みて✨…まだ年齢も感性も若いうちに、こういうオトナに出会えた爽子ちゃんは、ほんっとーに幸せ者です😊そして鹿島さんの言動にいちいち笑った☆さすがですミセス・クリオーザ😤
0255文字
まっちゃん
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★★★★★
0255文字
たるき( ´ ▽ ` )ノ
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この本を手に入れてから、11月が特別な月になった。爽子の心情の変化が初々しくてストレートで、とっても微笑ましい。心を洗い流してくれるような作品。
0255文字
宵闇
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高楼方子さんの小説に出てくる建物や街並みはどこか西洋風でロマンティックだと思う。爽子が少しずつ成長していく様と、十一月荘の住人たちの過去が明かされていく様はとても鮮やか。文房具屋ラピスの雰囲気、なんとなく耳をすませばに出てきそう…
0255文字
びっぐすとん
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図書館本。初読作家さん。親の転勤で2ヶ月だけ憧れの家で下宿することにした中学二年生の女の子の生活と女の子が描く物語が交互に語られる、胸がギュッとする甘酸っぱいストーリーにおばちゃんの気持ちも若返る。素敵なノートって心踊るよね。私はその素敵さを活用出来なくていつまでたっても表紙を眺めては何を書いたらいいか夢想するだけだけど。あとがきの「耿介からの手紙」がまたいい!お互いの淡い恋心を伝えることもなく、二度と会うこともなかった二人の思いがけないその後。このレモンピールのような甘くて苦い若き日の思い出に胸アツ!
0255文字
かりんけい
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14歳の読書好きな女の子が、ひょんなコトから11月と12月の二ヶ月間だけ、下宿屋さん「十一月荘」で一人暮らしすることになります。彼女の一人暮らしの様子と、十一月荘の住人をモチーフにした、彼女が創作する「ドードー森の物語」が並行してお話が進みます。「作家さんの才能って、こうやって育まれるんだなぁ」と、作者の高楼方子さんのコトだろうと勝手にシンクロさせて読み進めました。ほっこりと胸の温まる良作でした。
0255文字
フィシュー
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なんていい本に出会えたのだろう。これを瞬時に選びとった自分を褒めたい。どこまでも温かく爽やかなお話に何度も笑みがこぼれた。児童文学の類を読んだのは中学生の時ぶりかと思うけど、こんなにもいいものだったかと驚き。というよりこれが特別なのか、とにかく老若男女におすすめできる。爽子のみずみずしい成長に自分が見落とした何かを気付かされるようで、その一方でもう取り戻せない何かに寂しさを感じ、それでもやっぱり温かな気持ちが残る。過去も未来も感じさせてくれる、きっと何度も読み返す一冊。子供ができたらそっと勧めたい。
0255文字
橘
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11月中には読み終わらなかったけど、季節にぴったりでした。穏やか。
0255文字
みかん🍊
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中学生の爽子が偶然見つけた十一月荘という素敵な家、父の転勤による突然の引越に2学期いっぱいまでは残ってここに下宿したいという願いを聞き入れられてしまう、十一月荘での素敵な人々との11.12.月の暮らし、まるで赤毛のアンのような海外文学を読んでいるようだった、爽子が手にしたドードー鳥の手帳に綴るお話が挿入されていて、少女から少し大人になって行く成長物語、きっと著者の中学生時代を想い描いているんだろうなと思った。
anne@灯れ松明の火

みかんさん。読んでくれて、ありがとう! 大好きな作品、大好きなみかんさんやヒデミンさんに読んでもらえて嬉しい! ゆうちゃんも是非(o´艸`) ちなみに、お借りしている本はまだ手がつけられません( ̄▽ ̄;) ただ今、太田愛さん難航中(苦笑) 図書館に予約本も3冊待機中( ˊᵕˋ ;)ごめんなさ~い!

12/03 22:13
みかん🍊

anneさん,貸して貰いありがとう💕中学時代に赤毛のアンシリーズを読んでた感じを思い出したよ。予約本消化頑張ってね♪

12/04 06:58
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0255文字
mabel
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十一月なので。。
0255文字
ぐっちー
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再読。やっぱり、大好きな物語。成長してゆく爽子の姿の初々しさも、十一月荘の住人の抱える事情と優しさにも癒される。そして、親元を離れて獲得する自由と自立への一歩の眩しさがたまらない。爽子が描き出す作中作もほのぼのしていて好きだ。今回は特に苑子さんと閑さんの語る言葉に惹かれた。
0255文字
ばう
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再読。偶然見つけた「十一月荘」に心を奪われた中学2年の爽子は、そこでほんの2か月だけの一人暮らしをすることに。その間に友達、気になる男の子、つい辛辣な目で見てしまう母親など、様々な事を思い悩んで少しずつ成長していきます。こんなお伽話みたいに素敵な家に下宿出来るなんて羨ましすぎる。人はどうしても叶えたい願いがあるなら、結果をあれこれ考えずに真っ直ぐ突き進んだ方が良い時もありますよね。「やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい」という言葉を思い出しました。
0255文字
rin
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★★★★★…再読。読み始めた途端、一気に物語に引き込まれた。双眼鏡を覗いた先にあった赤茶色の屋根の白い家。何かが始まりそうなキラキラした予感。思春期の揺れ。淡い恋。家族ではない集まりの中で紡がれる豊かな時間。そして秘密の物語…。もう爽子の年齢から随分成長し(老い?)てしまったし、物語についていけるか一抹の不安はあったけれど、気がつけば爽子と共にワクワク、ドキドキしていた。この本の中には本当に豊かな時間が流れている。他者との生活の中で自分を見つめ、整理し、言葉を紡ぐ。その過程がとても丁寧に書かれている。
0255文字
しましま
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ネタバレ…11月が近づいたから再読し始め、11月になる前に読み終えてしまった…ああ我ながら何という詰めの甘さ…!(じたばた)戸外が寒く暗い時期だからこそあたたかいこの本は、私にとってゴッホ「夜のカフェテラス」と同じ場所にある存在なのです♪子供の頃、学校から帰宅し、家から林檎&お砂糖&バターの焦げる匂いがしたら自然と足がステップを踏み、「ママ、林檎焼いてるのっ🍎」とただいまも言わずに駆け込んで「こら!ご挨拶と手洗い・うがい!」と叱られた思い出がありありと甦る☆そんな懐かしさを直撃してくれる、得難いお話なのです♡
0255文字
ヒデミン@もも
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あのつんつく先生のたかどのほうこさんの作品。つんつく先生を読んでいて、海外の学生経験がある人なのかな?と思ってた。小公女や赤毛のアンの世界観。とにかく、解説が良い。
みかん🍊

最後に解説がこうきたかと良かったね~♪

12/03 18:28
ヒデミン@もも

みかんさん、もう忘れてる(T . T)

12/03 18:56
5件のコメントを全て見る
0255文字
GREENMAN
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本当に本当に大好きな本。十一月には扉を開こう。どうしようか悩んでいることがあっても、それが十一月だったら思いきってやってみる。それがきっと素敵な出来事を運んでくれる…。十一月に扉を開くために、なんとなく毎年十月のうちに読んでいます。大人の童話という感じでしょうか。前回読んだときよりもずっとセンチメンタルな気持ちになり、ところどころ涙ぐんでしまいました。秋の空気のように澄んでいて、秋の山々のように淡くて優しい物語です。おすすめです。
0255文字
mo
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素敵な物語。著者は児童本のイメージしかなかったので、やさしい本かと思っていたが、子供も大人も楽しめるとっても素敵な本だった。読んでいるあいだ中、私は今素敵な本を読んでいるなあと本を開くのが楽しみだった。
0255文字
ともこま
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はるな檸檬さんの「れもん、よむもん!」で知ったココの詩の作者という繋がりで興味を持った作品。読み始めたら止まらなかった。思春期の爽子にとっての人生初の素敵な行動がキラキラしていて、出会いもあり、気づきもあり、かけがえのない思い出となっていく。十一月荘の環境に少し憧れてしまった。一歩踏み出すことを恐れず楽しみたいと思った。読後、爽子が今どうしているかに思いを馳せたくなる物語だった。
0255文字
ケロリーヌ@ベルばら同盟
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晩秋の冷たく澄んだ空気の中に凛と背筋を伸ばして立つ少女の姿を思い浮かべながら読了しました。父の転勤に伴い、学期半ばで転校を余儀なくされた中学校二年生の爽子が、魔法にでも導かれたように出会った『十一月荘』そしてドードー鳥が表紙に描かれた素敵なノート。彼女は魔法に縋るのではなく、現実的な思考と真摯な願いの力で、冬休みまでの下宿生活を手に入れます。子ども時代からの出口、十一月の扉を押し開けた爽子の自律的な生活態度、ノートに懐かしくも美しい言葉で綴られる『ドードー森』の物語の素晴らしいこと。未知の世界への不安を⇒
ケロリーヌ@ベルばら同盟

らぶりん♡久々の共読…。異郷を彷徨っていましたもので( ˊᵕˋ ;)💦『十一月の扉』は、青い鳥文庫、単行本、こちらの文庫版と、それぞれのお楽しみがあるのですね!仰る通り、未知の扉を開けて一歩踏み出したくなるような、優しく心を奮い立たせてくれる作品でしたね🐸💗🤗

12/02 20:44
ケロリーヌ@ベルばら同盟

ちなぽむ嬢🐱💗🐸久々の共読…以下同文…(ノ∀`*)ワタクシにとっても、11月は特別な月になりました。これから先、11月が近づく度に読みたくなるでしょうね🎶

12/02 20:50
7件のコメントを全て見る
0255文字
美登
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11月に読もうと思って、大切に積読していた本。読み始めたら、この世界にずっと浸っていたくて、なるべくゆっくりと味わいながら読む。中学生特有の揺れる心、淡い恋、親への反発、どれも同じではないのに、自分の体験と重ねることができる。十一月荘の女性たちも、それぞれ抱えつつも魅力的。それに何より彼女の書く童話も楽しかった。私も「たのしい川べ」を知っている素敵な男の子がいたら恋におちただろうな。これからの11月がこの本と繋がったことが単純に嬉しい。本を開けばまたこの世界に戻れるのが嬉しい。そんな楽しい時間を過ごした。
0255文字
バッカス
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これ、満足な本!日本人が書いたものだけど、翻訳読んでるような表現力。あまり見かけない作者だけど、外国文学たくさん読んでる人だなと思った。プロットに引き込まれることはあまりなかったけど、物事を捉える目や、それを表す言葉が秀逸。後書きにでコウスケが評してるけど、児童文学でありながら、言葉は子どもにこびない。母親を含めて周りの大人を見る目、友達との関係、そして、コウスケへの初々しい想い。満足の一冊。ドードー森の物語を飛ばして読んだのは失敗かなあ。
ショコラ

バッカスさん、面白そうな書評ですね。ポチりとさせていただきます^ ^

11/27 05:03
バッカス

おすすめの一冊です!私は初読作家さんでしたが、沢山出版されています。

11/27 20:50
0255文字
ポラ
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「赤毛のアン」っていう評に納得。物語は飛ばし読み。昔、図書室のアンシリーズ読破したけど、もはや読めませんな。清らかさと斜にかまえた若気のいたり的な。
0255文字
糸巻
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文庫にて再読。一目見て心を奪われた『十一月荘』に下宿をすることになった中学二年の爽子。父の転勤で東京に引っ越した家族と離れ二ヶ月という期間限定だ。そこで爽子を迎えてくれた優しい人達に囲まれ、穏やかで充実した日々を送ることになる…。本編中に挟まれる爽子の作るお話『ドードー森の物語』が登場人物たちとシンクロさせて進行する構成が面白い。淡い恋心、離れて気付く母への苦い感情、大人の女性への憧れ。そして別れの悲しみと新生活への不安な気持ちに14歳の爽子はどう折り合いを付けるのか。成長を応援したくなる物語。
0255文字
しましま
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ネタバレ11月になったので再読。今回は自分の中学時代を思い出し、何だか懐かしい気分に浸りながら読みました。ん~、自分の場合だと苑子さんの中学時代と似て少し非なる感じで、みんなと同じが「苦手」「嫌い」以前に「無理」で浮きまくり→だが奇人変人度の高さ故に「…ま、アイツはあーゆー奴だから」と認定してもらえてた、ある意味運のイイ学生だったな~♪だからこのお話の主役・爽子ちゃんの聡明さや身の処し方の巧さ、そして何より際立ったさわやかさが気持ちよくって☆あ~、読後感サイコー、今後もまた大切に読み返してく本なのは疑いナシです♪
0255文字
みなず
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一気読み。読めば読むほど、わかる!わかるよ!と共感ばかり。爽子や苑子さんを経て、今の私がいることを、思い出させてくれた。そしていつしか、閑さんに近づけるよう、私の“十一月の扉”を、私が開けよう。巻末の『耿介からの手紙』が、すごく洒落ていて、ああ、この本を選んで良かった!
0255文字
ももんが
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十一月荘に短期下宿することになった爽子。住人たちにも恵まれ、素敵な文房具屋さんや喫茶店などなど。多感な時期をこんな場所で過ごせるのは羨ましいです。 十一月の澄んだ空気になったら、もう一度読みたいです。
0255文字
しましま
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ネタバレほんとは1月に読み終えた本だけど、何だか感想を書くのすら惜しくって今頃書いてます。書くのが惜しい、と思えたのは、いつまでもこの世界観に包まれ、浸っていたかったから☆何とも清しく爽やかな小説で、読み終えるのすら惜しく、だけど読む手を止められず、静謐で暖かな作風にうっとり。読友さん複数のレビューでこの本の存在を知り、ど~れどれと軽い気持ちで読んでみたけど、サイコーでした(歓喜)。寒い季節だからこその幸福さ・暖かさに満ちた空気にすっぽり包まれ、読んでる間中、ひたすら幸せでいられました。読友さん達に大いなる感謝♪
sea&pink(しーぴん)

わーい!私はその3人に入っているかなぁとドキドキしてました。私はちなぽむちゃんからね!舞台は函館らしいんですか⁈函館一回だけ行った事あって、坂道や七竈の木?が印象的でした。あの世界とぴったり!今度は函館イメージして読みますo(^o^)o

02/02 19:32
しましま

しーぴんさん☆もっちろん3人に入ってますとも!つーか、入ってない筈がないっ(^_-)-☆でもって、えーとー…舞台は函館、と思った理由がこりゃまた短絡で、作者さんが函館ご出身らしいのと、読んでて思ったのが「札幌だと書かれてる世界よりもっと寒いが、東北よりはずっと寒そうな土地」とゆーイメージ先行で?だけど雰囲気は合いますよねっ、と手前味噌、えっへん♪あ~っ、読み終えて間もないのに、また読み返したくなっちゃったなあ?

02/02 19:44
10件のコメントを全て見る
0255文字
ばう
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★★★★久しぶりに清々しい小説を読んだ。中学2年の爽子はひょんなことから2ヶ月だけ親元を離れ「十一月荘」で生活することになり、そこで出会った人達や出来事から物語を綴り始めていく。読んでいくうちに主人公の爽子と中学生だった頃の私が重なって、自分の中学生時代の事を色々思い返してはほのぼのとしたり赤面したり。私もこんなだったなぁ。夢見がちになったり自己中心的になったり些細な事に一喜一憂したり。そうやって少しずつ大人になっていった。爽子もきっとそうなんだろうな。懐かしくて、楽しい時間が持てました。
0255文字
まえこ
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【高楼方子。11月の扉を開けよ読書会】大幅にイベント期限をオーバーしてしまったけれど読了。中学生独特のなんとも言えない閉鎖性、人と違うことはしづらい一方で人とは違うことに憧れるお年頃。夢と希望に溢れる若さと素敵な大人への憧れ、初恋など本当にいろんな要素が絶妙に描かれています。素敵な世界観だったなぁ…
0255文字
mayu
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十一月が過ぎてしまったけどこの本を読んで良かったです。二ヶ月間という短い間十一月荘に親元を離れて下宿する事になった爽子が創作の物語を作ったり、下宿してる人達がまたいい人で、下宿した事がそこに住んでる人や学校の友達にも知らずと良い影響を与えてるようだった。馥子さんの娘さんるみちゃんも可愛いくてまるで兄弟のよう。耿介くんに淡い恋心を抱いてて、言葉はなかったけど最後の日来てくれて良かった!母親を思う気持ちが変化してきて家に帰って新しい環境でも希望を持って日常が送れるだろうと思う。
0255文字
海(カイ)
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【図書館】福音館の本で読み始めたが、外出時は荷物になると感じ、図書館で借りてきて、外出時だけこちらで読んだ。読み終えたその瞬間、涙がすーっと流れました。何だろう、この気持ちは?頭が爽子になりきっていたのでしょうか。気持ちがとても晴れやかなのです!こちらの本は、絶版になっているそうなので、古本屋で見つけたら手に入れたいなぁ。
海(カイ)

【高楼方子。11月の扉を開けよ読書会】参加

12/02 10:50
0255文字
花林糖
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【高楼方子。十一月の扉を開けよ読書会】 三年ぶりに再読(単行本→文庫)。三年前の感想と同じですが、大事に保管しているハードカバーのノート今度こそ使います。そしてやはりドードーのぬいぐるみが欲しくなりました。「たのしい川べ」も忘れずに読みます。11月に読むことが出来てよかったです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)

私は一度読んでいるので諦めて、絵本とか短いのばかり読んでます。あー、イベント中には読めるかな。12月頭までに。

11/29 21:55
花林糖

私は3年ぶりだったので内容覚えてると思ってましたが、殆ど覚えていなくて自分の記憶力がわかりました(^^;

11/30 08:47
0255文字
あおい
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【高楼方子。十一月の扉を開けよ読書会】親と離れ素敵な洋館で個性的な住人達と過ごす2ヶ月は中学2年の爽子にとってとても贅沢でかけがえのない時間。それをちゃんとわかっている爽子は自分を律し感謝を忘れない。ちょっとした事で思い切り落ち込んだり自分の感情を持て余して泣きじゃくったりしながらも懸命に前に進んでいく爽子はとても瑞々しい。十一月荘での生活はなんて豊かで濃密な時間だったろう。十一月にこの本を読めて良かった。
エイコピクミン🌱過去レビューにナイス⭐︎ありがとうございます

11月に読めて良かった〜と思いますよね(。☌︎ᴗ☌︎。)❤︎

11/28 21:18
あおい

本当に良かった^ ^でも物語が素敵すぎて途中から読み終わるのがもったいないって思っちゃいました。

11/28 21:34
0255文字
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十一月の扉 (新潮文庫 た 84-1)評価100感想・レビュー205