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問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる

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日々是ご機嫌
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ネタバレなんども読み返したい大切なことが書かれた本だ。原題の「謙虚に問いかける」を著者は、相手の警戒心を解くことができる手法であり、自分では答えが見出せないことについて質問する技術であり、その人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀であるとする。謙虚に問いかけるのは、わかるけどなかなかできないことの典型だが、実践のポイントとしてORJI=観察して自分の感情に自覚的になることや内省の重要性、自分の文化に自覚的なるためにまったく新しいことに挑戦し自分らしさの幅を広げることなどを挙げる。
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江口 浩平@教育委員会
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【ビジネス】教職大学院の担当教官から「コンサルテーションを研究するならシャインは読んでおかないと」と言われ、手に取った一冊。大学院の授業の課題図書である「謙虚なコンサルティング」に比べると読みやすかったが、シャインの誠実さが本書の至る所から伝わってくる良書であった。現代のように問題が複雑化して一人では課題解決をすることが困難になっている時代だからこそ、良好な人間関係を築くために「謙虚に問いかける」ことを大切にすることは、全ての人に必要な姿勢であるように思えた。
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こくう
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謙虚に問いかける/ 支援を求めやすい風土をつくる/ 具体例を尋ねる/ どうなさいましたか?/ 速度を落とし、緩急をつける/
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山ちょ13
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「問いかける技術/エドガー・H・シャイン」読了。相手に好奇心を持って謙虚に問いかける。自分が話すんじゃない。相手に話してもらう。仕事においても、相手が答えを持っていることは多い。クライアントとの信頼関係作りに役立ちそう。
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あつお
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謙虚になる技術。 本書の主な内容は、①謙虚な問いかけ、②文化、③地位。①長期的な成果、良好な人間関係には謙虚な問いかけが欠かせない。「謙虚な問いかけ」とは、自分の無知を積極的に認め、相手の知識を引き出そうとする話し方。診断的、対決的、プロセス思考とは異なる問いかけ方法が必要となる。その一方で、謙虚な問いかけを邪魔するものも存在する。②1つ目は「文化」。自分が主張する文化では、弱みを見せるのは困難。②2つ目は「地位」。一般的に地位の高い人に対して、苦言を呈するのは困難。この2つを反対方向に意識したい。
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pikka_bookk
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一部しか読めてないため再読したい。社会は話す力を過大評価しているが、むしろ発言を控えて問いかける力を高めていくべき。質問するという行為は一時的に自分を弱い立場に置くことになる。相手に対して好奇心や興味を抱き、関心を示し、謙虚に質問し、耳を傾ける。相手が心を許して話してくれるようになったり信頼を生んだりすることができる。
pikka_bookk

これはめちゃくちゃ共感、実践する、自分には相手へのリスペクトが欠けていた(たまに相手のことを感情のないロボットのように捉えながら自分勝手なコミュニケーションをとってしまう)

12/02 18:04
pikka_bookk

アサーションについても学びたい

12/02 18:13
4件のコメントを全て見る
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ミィ
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2度目の読破 謙虚に問いかけるがテーマの本。 相手の意見を尊重するって言葉では簡単だけど、実践は難しい。 この本は事例を交えながら説いてくれるので、毎回気づきをもらえる。 また迷った時に読み返そうと思う。
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アナクマ
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「われわれの社会は話す力を過大評価しているが、むしろ発言を控えて問いかける力を高めていくべき」と主張する。〈良好な人間関係=強い組織〉は日々実感する重要ポイント。それは家族にせよ職場にせよ同様で、つまり関係性のケアということだろう。良好なコミュニケーション ←信頼関係の構築 ←謙虚に問いかけること、という順序。そしてここでいう謙虚さとは〈頼り/頼られ〉という関係性を認めることである(一歩進めると「支援を求めやすい風土をつくるには?」という課題につながる)◉中盤からはケーススタディ、コミュ論あり。→
アナクマ

◉訳者の序文「自分が話すのはワン・アップ(立場を上げること)、質問するのはワン・ダウン(下げること)」といい、主張者が競争して有利になるような職場はギクシャクしがち、と社会学の立場から説く。ああ、そこまでは言ってなかった。けど、心当たりはある。

11/05 13:08
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shigetton
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人間関係にお悩みのあなたへ。キーワードは『謙虚に問いかける』です。
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bookreviews
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「問いかける」という行為は、相手に対して興味や好奇心を抱くという態度から導かれるもの。「謙虚に問いかける」を学ぶことは、いかに速く走るかを学ぶのではなく、物事を慎重に見渡して、その場で現実に起きていることをきちんと評価するために減速する方法を学ぶこと。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/HumbleInquiry
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まつざわ
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2023年71冊目。「謙虚に問いかける」という概念を提唱する本。「話す」と「聞く」だけではなく、その間には「問いかける」が存在する。しかもその問いかけには相手をコントロールしようとするものも存在するが、それと区別するように「謙虚に問いかける」という概念が存在する。謙虚に問いかけるべき理由は心理的安全性の考え方と同じ。
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うさみちゃん
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ネタバレ問いかける技術というより謙虚さの有用性の話かなと思った。
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ムートン
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自分が話すよりも、相手に謙虚問いかけることがいい、というのは頷ける。2章の実例などは参考になる。でも、3章の問いかけの種類になってくると、混乱してくる。結局、どうすればいいのかは状況次第であり、経験を積むしかないということになってくる。4章以降は米国人の持つ文化的特性に基づいた記述になってくるので、米国人と接する人でないと参考にならない。良書だと思うが、実践が難しそう。
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R・朝霧
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kindle本にて。コミュニケーションに関する本を漁っていて、この本に辿り着く。アウトプット偏重の社会へ「問いかけ」という一石を投じる。大学教授として、上司としてという視点から、夫婦など身近な人間関係まで例に挙げてあり、一般書として幅広い読者が想定されている。上級なコミュニケーションではあるが、アウトプットが激しく苦手な自分にとっては、一筋の光にも思える。まずはいつも一緒にいて見過ごしがちな家族から自然に心掛けていきたい。
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きり
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謙虚に問いかける 心理的安全性にもつながる大切なこと まずは、家族から
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すし
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なぜ「問いかける技術」が必要なのか、どういう効用があるのかが著者の豊富な経験や実験や他社事例などとても具体的で分かりやすく学ぶことができました。 一見シンプルに見えて実は簡単ではない「問いかける」ことを実践してよりよい仕事を含めて私生活を充実させられたらと思いました。
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さな
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「恐れのない組織」で参照されていたので読んでみたが個人的にはそこまで響かなかった。「謙虚に問いかける」ことの重要性や、それを実践するにあたっての課題についてはたびたび語られているのだが、ではどのようにというhowの部分が、自分が期待していたほどには記載されていなかったせいかもしれない。4章あたりはまるまるアメリカの個人主義のビジネス環境において「謙虚に問いかける」の難しさを説いているが、日本だとそこまでガツガツ自分が喋ることを優先していないというのもある。自分を弱い立場に置いて問いかけることは実践したい。
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けんけん
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ネタバレ【図書館】”人を助けるとはどういうことか”を読み、謙虚な問いかけを深掘したくて手にとって見る。読むのに苦労しましたが自身への内省(謙虚な問いかけ)ができている状態が必要かと感じました。また組織においては課題の解決より人間関係の構築を優先する、謙虚な問いかけをするために自分が知らないことを積極的に認め(知ったかぶりを止める)、学び直しを実施する。他者との関係性や対話の方法かと思って読んでいましたが、他者との関係性を良くするためには自身がいい状態でないとということがわかりました。
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askmt
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書籍として表現するとこうなるのはしょうがないだろうとも思うが、これだけ読んで教科書的に実践しようとしてもできないと思われる。逆にできてる人が目の前にいてその人の言動を見聞きできれば四の五の言わずともわかるやつはわかりそうだ。そいういうわからなさ難しさ。
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ペンギン
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組織心理学という言葉が気になって読んでみた。「謙虚に問いかける」って自分自身にも余裕を持ってないと、日頃から実践するのは難しそう。国や会社の文化によるコミュニケーション常識の違いが面白かった。
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もなこ
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ネタバレ謙虚に問いかけることは、自分をあえて弱い立場に置くことだ。著者は、弱い自分を見せることが、関係性を深める上で最も重要だと述べている。相手をとるか自分をとるかの選択を迫られたとき、二人にとってどうするのがいいかという視点で考えてみる。お互いの関係に焦点を当てるのだ。
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おれんじ
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ネタバレ組織心理学の世界で権威ある先生による本とのこと。長年の研究で辿り着いた、組織に必要なこととは「相手を尊重して謙虚に問いかける」ことだという。「友達の意見を大切にしましょう」なんて、こどもの頃に教わった事だが、やはりそれが大切ということだ。それでも、競争と成長の文化で育った自分には、友人・後輩・部下に対してこの問いかけを実践するのがとても難しい。本書を意識して問いかけを実施すると、高圧的だったり、意見を誘導するようになってしまう。まだまだ過渡期の自分には、しばらく手放せない本となりそうだ。
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エジー@中小企業診断士
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2014年12月刊行。Humble Inquiry キャリア・アンカーで有名な組織開発の第一人者シャイン先生による本。『「謙虚に問いかける」は、相手の警戒心を解くことができる手法であり、自分では答えが見出せないことについて質問する技術であり、その人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀である』課題を遂行するためには、コミュニケーションが円滑に行われていることが肝要。良好な人間関係を維持するためには「今ここで必要な謙虚さ」を軸として相手に謙虚に問いかけることが鍵となる。
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kazu
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人間関係や優れた組織を作るために謙虚に問いかけることについて解説した本。 上司の言ったことに必ず従い、下から意見を言いづらい風潮になりがちになってしまう。それでは上司が気づけないちょっとしか変化に気づけずミスにつながってしまう可能性がある。 それを改善するために常日頃から謙虚に問いかけることをリーダーが行う必要がある。 部下に依存していることを認め、興味を持って質問することが大事になる。 この本を読んで謙虚に問いかけるということを常日頃から意識しながら取り組んでいきたいと感じた。
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ヒワダ
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傾聴と心理的安全性の重要性を解いた本。 謙虚な質問を行うためには脱フュージョンして自身を認識しないと意識が持っていかれる。自身の感情で即座的に判断せずに謙虚な姿勢を以下に維持するかのほうが大事な気がした。概念を理解しても実践で行うのがムズい
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たろっくす
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少々エモーショナルに語られてはいるが社会心理学や組織心理学をベースにした著者の思いが綴られている。「謙虚な問いかけ」の重要性が随所で語られているがそれを行う為には「純粋な相手への興味」が必要とされている。自分も普段から大切にしている事で相手への興味があるからこそ相手の思考が気になる、それを知りたくて質問する、相手は自身の考えを言語化する過程で新しい発見をする。何れかが一方的に教えるのではなく対話の中でお互いが新しい発見をしていく。「謙虚な問いかけ」はその可能性を拡げる為のものである。そんな理解をした。
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アイロニカ
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『人を助けるとはどういうことか』が結構面白かったのでこちらも購入。本文中で繰り返される「謙虚に問いかける」とは、純粋に他者への興味から発せられる問いであり、自身の知りたい情報を引き出したり詰問のように暗に意見を示したりする行為などとは異なる。「話す」が象徴する課題遂行志向に対して「尋ねる」が象徴する人間関係志向という二項対立が著者の理論の中核をなし、それはリーダーシップのPM理論でいうパフォーマンスとメンテナンスにも該当するようだ。やや単純ながら理解はしやすいので、そちらの理論からも掘り下げてみたい。
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言いたい放題
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図書館にない
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kumokumot
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謙虚な質問と診断的な質問と対決的な質問とプロセス的な質問。謙虚な問いかけをするためには根底に相手への好奇心がなければできないものだし、それを見出そうとすること自体がまた別の謙虚な問いかけを生むのだと思う。管理者ほど部下に依存しているという事実を直視すれば謙虚にならざるをえないかもというのも気づき。
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han
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「謙虚に問いかける」は、相手の警戒心を解くことができる手法であり、自分では答えが見出せないことについて質問する技術であり、その人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀。/誠実さに欠ける上司はすぐに見分けられるし、そういう人は部下から憎まれる/逆に言えば、たとえ一方的な 話し方 でも相手に対する純粋な興味から出た言葉であれば、いかなる質問も「謙虚に問いかける」になる
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そ吉
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「今ここで必要な謙虚さ」と言うものは日々の人間関係では意識しにくいものである。 しかし、「謙虚に問いかける」はその様な姿勢を意識する事はトレーニングのより比較的容易だろう。 本書は良き人間関係のハウツー本ではなく、自分と他者との関係でどの様な視座がなだらかな関係を構築する切っ掛けとなるかを事例的に示している。 その事を理論的に「ジョハリの窓」等のフレームで整理している。 多文化共生組織論としても面白い。★★★★☆
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aya
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社会心理学と組織心理学の分野で影響力をもつ著者の提唱する「謙虚に問いかける」とはどういうことか学べる良書です。 単なる質問とは異なる概念であることを、著者の体験と絡めて繰り返し述べられています。 以前読んだ本「失敗の科学」、「恐れのない組織」が点で繋がる感覚が心地よい。
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そがたいへい
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この本をどのような人におすすめするか。①組織の管理職立場の方②医療・福祉従事者全般③コミュニケーション技法を習得したい方。 私は経験上、この本で強調される「謙虚に問いかける」ことと、ユーモアや自分自身を「謙虚」に曝け出すバランス(状況に応じて)が円滑なコミュニケーションには必要だと強調したい。
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がっちゃん
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謙虚に問いかける。「自分はオープンに部下の意見を聞きたい」と語る一方、部下は上司に意見をいうことに不安を感じがちである。
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速読おやじ
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地位が高くなると謙虚に問いかけることが困難になる。本書では謙虚に問いかける事の重要性、その方法をわかりやすい言葉で説明してくれる。元々謙譲の文化を持っていた日本も最近では米国のように自分が動き、話す文化が跋扈していると感じる。リーダーはメンバーに実質的に頼っている事実を認識すべき。問いかける行為は相手に対する興味、好奇心が必要だ。こうしろと命令するのではなく、協力を求めてなるべく聞くことに専念。課題指向から人間指向へ。そして弱さを曝け出せ。判断や行動の前に自分の心の反応を自問するのも謙虚への一歩だ。
速読おやじ

先日、妻にまさに指摘された内容だった。自分の地位が上がる事で人の話を聞けなくなっていると少し自覚していたが、これはまずい。ジョハリの窓の、盲目の自己が相当暴れているのではないかと。今ちょうど読むべき本でした。出会えて幸運。

04/04 16:59
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ハンバーグ
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ネタバレ「問いかける技術」とは、相手にどんな質問したらいいのか?という事。そればかり考えていたけど、考えるべきは、自分自身の方にあると気付かされたことには、驚きました。相手は、自分の知ってる事しか受け入れず新しい事に対しては、閉鎖的になる。では、どうするか? 相手の知ってるワードを使ってみる。 相手から色々と学ぶ姿勢を持つ事で相手もこちらの事を受け入れやすくなるのかなって思いました。 コミュニケーションは、上手い下手とかではなくそこから何を学べるかという場所なんだろうなって思いました。
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koba
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ネタバレ※メモ※「謙虚に問いかける」米国的な「自分が動き、自分で話す文化」
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はま
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一人でできないことを組織を通して実現するのが、企業であるが、その基盤はヒトである。実現したい組織目標に向かってそのヒトたる社員に働きがいを感じてもらう人間心理をついた方法は、会社と個人の信頼関係を時間をかけて築くことである。この本は、皆が自立、自律的に動く強い組織になるベースは人間関係が良好なことであり、それを築くための技術として謙虚に問いかけるというアプローチを薦めている。経営者、ミドルマネジャーなどリーダーのエンゲージメントの取り組みに役立つと思われる。シャイン先生、金井先生の研究に感謝である。
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f kato
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まず、本書に頻繁に出てくる謙虚に問いかけるという表現に、訳者や、企画者の工夫がある。このワンフレーズを心がければ人間関係がうまくいくものだと、筆者は主張する。謙虚な問いかけについて筆者の体験も併せて豊富に実例が挙げられているが、このような問いかけを思いつくのは私は難しいと思った。シンプルな、素朴な疑問と謙虚な問いかけとの区別が難しい。目下の立場に対する配慮、これに対する直接的な見返りを求めない姿勢がなかなかできない。この姿勢が「謙虚」であり、私には謙虚さが足らないと自省した。
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K
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謙虚な質問が大事。別の本でもフィードバックが大事ってあったから、聞くべきところで聞くようにしよう。あと、各省のまとめに「これまでに学んできたことについて、ほんの少しの時間を割いて反芻してみよう」とあったのはこの手の自己啓発本では目を引くところ。読み進めるほどできてないわ。
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