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怪談えほん (8) くうきにんげん

感想・レビュー
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オレンジのしましま
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ネタバレ実はお話はあまり怖く感じなかった。得体の知れない存在にある日理由もなく突然姿を消されてしまうかもしれないという恐怖。確かに怖いのだけど、そういうものに対して子供時代に感じてた怖さは、残念ながらもう失われているのかも。それよりこの本、絵が怖い。ほんわか可愛らしい絵なのに、というかだからこそ、後ろに潜む不気味さがひたひたと押し寄せてくるようで… 例えば登場人物ががみな動物だったり、標識が反転していたり。ウサギの女の子の家のドアがどうも隣りとは逆についているようなのは、これは普通なの…?(考えすぎかも)
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かえでおかん
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ネタバレ怪談えほんシリーズ8 主人公はウサギ頭の少女。man with a missionみたいな被り物っぽい頭で、表情がなく、言葉を喋っている感じもしない。ちらっとモブで他の動物人間も描かれる。絵では、少女が学校図書館で読書する場面から始まり、下校の通学路、帰宅、一人で家人の帰りを待つフェーズに。文章では、この世には空気人間がいて普通の人間を襲って空気に変えてしまうという説明が語られ、最後に語りの主こそ空気人間でウサギ少女を襲いにきたと知れる。怪談とはいえ、仄暗い幻想画に牧野ファンが泣いて喜ぶ姿が目に浮かぶ。
かえでおかん

見返しの“to ironic bomber”は何なの?詠坂雄二宛の献辞?

07/29 19:37
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REI
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ネタバレ静かで不穏な空気の中の語りが怖い。見落としが無いかと何度も読み返した。図書室の面陳絵本は怪談えほんシリーズの『悪い本』『いるのいないの』『かがみのなか』と、本作の絵を担当した牧野千穂さんの『うきわねこ』だ。遊び心にちょっぴりクスッ。路上の「止まれ」や、団地の号棟数の「9」が鏡文字なのは、何か意味があるのか?「くうきにんげんはふつうのにんげんにおそいかかって、くうきにかえてしまうのさ。このよからきえてしまうのとおなじなのさ。もうすぐだよ。逃げられないよ。」孤独な、鍵っ子うさぎに迫る危機。えっ!私の後ろにも⁈
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もう一冊は何だろうって思ってました。「牧野千穂さんの『うきわねこ』」でしたか。情報感謝です〜♪

07/15 12:21
REI

ご自身の作品をそっと(ちゃっかり?!🤭)紛れ込ませてるのもイイですね~😆 牧野千穂さんは、『おやすみまくら』原画展を観に行きました。『うきわねこ』は未読です😅

07/15 12:51
3件のコメントを全て見る
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FOTD
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ネタバレ「怪談えほん」シリーズ。誰も気づいていないけど、くうきにんげん は世界中にたくさんいる。普通の人間を空気に変えてしまう。すっごく怖い。 最初の図書室の絵の中に「怪談えほんシリーズ」の『いるのいないの』『悪い本』『かがみのなか』が飾られているのが見える。もう1冊は何かな? 主人公の兎女子が読んでいるのはこの本だ。 綾辻行人 作、牧野千穂 絵。
FOTD

「くうきにんげん」の特設サイト。                 https://www.iwasakishoten.co.jp/special/kaidan/07958/

07/05 05:20
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チャールズ・ライトラー
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ネタバレ怪談絵本シリーズ8。 綾辻行人なのでついついトリック的なものがあるのかと深読みしてしまう。面白かった。 ・図書室に同シリーズの「いるのいないの」「悪い本」「かがみのなか」がある。女の子が読んでいるのはこの本。 ・道路の「止まれ」や団地の数字が鏡文字。でも「たべていいよ」のメモは反転していないのはなぜ。 ・最後で語り手が実は…の叙述トリック?
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いちご
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ネタバレ'23【怖い絵本】(7)三吉彩花さんの朗読で。なんか暗示かけられてるようで、「くうきにんげん」が目に見えないだけに、自分の想像力が怖さを倍増させそう。サラッと読めちゃう子はいいだろうけど、トラウマになる子もいるのでは?道路の止まれの文字が鏡文字になっているのは鏡の中の世界の話?でも、ほんとに怖いのは、見えてるのに「くうきにんげん」にされちゃうことだよなと思った。
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ris3901
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ネタバレくうきにんげんは2人がかりできみを、くうきに変えてしまうかもしれない。 感受性豊かな子だと、誰もいないところでぞわっとしてトラウマになってしまうかも。
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のっち♬
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ネタバレ普通の人間に襲いかかって空気に変えてしまう「くうきにんげん」。必ず二人がかりである旨と、語尾の反復の意味や語り手の正体を顕にしながら迫る展開は流石ミステリー作家。魅力を底上げしているのが牧野のパステルタッチの作画だ。冒頭から遊び心満載でメタ効果の伏線にもなっており、公団住宅の生活感の怪談らしからぬ柔らかなタッチは、読めない表情や鏡像世界といった超現実性と不穏なコントラストを生んでいる。不可逆で救い難い一線を越えさせる可視化されない孤独と恐怖の接触を、かなり野心的な視点から描いた作品。解釈幅の可能性は随一。
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ともっち
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ネタバレ空気人間がいて連れ去られるという こわ〜い お話です。 目に見えないので対処のしようがない💦 何でも信じる怖がりな小さな子供には話せないw
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美登
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ネタバレ館シリーズの綾辻氏の怪談えほん。最初の図書室、怪談えほんの絵本があったり、うさぎの女の子が読んでいる絵本が、この絵本だったりする。これは絵本の中の絵本のお話?語っているモノの正体は、途中からわかった。最初は怖くなかったけれど、独特の雰囲気はよく考えると怖い。特にかぎっこの子どもには、ちょっと怖いんじゃないかな。黄色い風船が表紙で赤にかわっているのも微妙に怖い。
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tokkun1002
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ネタバレ2015年。怪談えほん8。綾辻先生の作品だと分かるよ。まんまだもの。怖くないけど読めて良かった。
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ばにら
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ネタバレ〜To Ironic Bomber〜←残響ばよえ〜んの作者筆名らしい?/図書室でこの本を読んでる小学生(読者層)からのOP、怪談絵本シリーズが面陳推し、おまえ(読者)のことだぞ とゆさぶってくる/挿絵の文字が逆さま=くうきにんげんに襲われるのは読んでいる我々のほう?おやつ横「食べていいよ」だけ正向き、誰宛か深読みすべき?
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hiro6636
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ネタバレ誰も知覚できないくうきにんげんの話を誰がしているのか。分かった瞬間の恐怖は流石綾辻行人。
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まめ
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ネタバレ図書館本。怖いと言うより不思議な感じです。最後までずっとこのウサギの子が語りかけているのかと思ってましたが、ちがったのかな…??
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のんの
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ネタバレくうきにんげんって二人組で来るのかーーーって感じで、怪談えほんの3冊読んだ中ではそんなに怖くなかった。
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tsuki2b
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ネタバレひさしぶりに手に取った怪談えほん。素敵な絵なんだけれど、そこは怪談。恐ろしいものが書かれているわけではないのに、不安感をかきたてられる。リフレイン、鏡映の文字……、うさぎの女の子が読んでいる絵本は……。
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苺猫
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ネタバレ目には見えなくて、自由自在に形を変えられるくうきにんげん。くうきにんげんの二人がかりで襲いかかられ、触られるとくうきにんげんにされてしまう。そしたら、いない人になっちゃう…声を出しても抱きついても誰にも気付かれない…存在するのにこの世にいないのと同じになっちゃう…怖い。静かに忍び寄られ、逃げ場をなくされて、じわじわと襲いかかられる様子も怖かった。
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千代
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ネタバレこれ、最後で「えー…」ってなるやつ。ずっと不穏な文章が続いていたけど、最初からロックオンされてたのか。この絵本も読み聞かせたら子ども泣き出しそう。最後のページが静かすぎて逆に怖い。
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アリス
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ネタバレ面出しになってる絵本4冊⇒『悪い本』・『いるのいないの』・『かがみのなか』ともう一冊がなんだかわからない。。。面出し排架された絵本について、絵でコラボレーションしてる!『悪い本』のくまがいる。『いるのいないの』と同じく、ネコがいる。『かがみのなか』のように「止まれ」と団地の番号「9」(8もなんだろうけど、シンメトリーだから…)が、鏡文字になってる!赤と黄色が印象に残る絵。私には、地の文のリフレイン部分が最初から、脳内で別の音声で再生されていたので、最後のオチも、そういうことでしょうねーっていう感じだった。
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応
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ネタバレ繊細で映画のような光の入り方をするあたたかい絵で、ドラマティックな構図が続くのに、なぜか漫画のような印象を受けた。同じ言葉を繰り返すテキストが最後にナレーションではなく一人称であることがわかる瞬間は衝撃。空気として扱われる人間の比喩かなと最初は思ったがそう単純な話ではないらしい。
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ゆーき
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ネタバレ君は空気n…
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Miria
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ネタバレ綾辻行人さん作。 世の中には、目に見えない「くうきにんげん」がいるのさ。 誰にもみえない、きこえない、「くうきにんげん」。 そいつらは、ふたりがかりでふつうのにんげんを 「くうきにんげん」に変えようと狙っているのさ。 ほら、きみのうしろに。 うーん。。怖そうな匂いはするけど、薄いなぁ。
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calm
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ネタバレ♡⒊5 『「くうきにんげん」を知っているかい? 誰も気づいていないけど、世界中にたくさんいるんだよ。 普通の人間におそいかかって、空気に変えてしまうのさ。 ―ほら、君のそばにも』 音のない時間が止まったような空気を感じる物語。 繊細な牧野千穂さんのイラストも話とマッチして異質なお伽噺のような読後感。 くうきにんげんとは何なのか、具体的に何か事件が起こる訳でなくその雰囲気を楽しむ物語。
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mike
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ネタバレ 自分の頭が悪いのか、想像力が欠如しているのか。数回読んだが、良く分からんかった。唯一不気味なのは、この兎が図書館で読んでいる「くうきにんげん」らしい本のあるページには、兎がいないこと。私が読んでいる本には兎がいる。本に吸い込まれたのか?冒頭のironic bomberは詠坂雄二氏の事らしい。
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シャムネコさん
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ネタバレこれは・・窓から落ちてしまうということか・・
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aiaimo`olelo
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ネタバレこの絵本、よくわからないけど絶望的に怖い…。この絵本の怖さがどこから来るのかよくわかっていないのに、読んでいると勝手に鳥肌が立ってくることが何度もあることがまた怖い。不条理哲学の世界観が描かれているであろう絵本。 【以下、重要なネタバレの可能性あり】もしかして…私も恐怖のループに組み込まれている?これ、リングのビデオ的な絵本なんじゃないの?私がいるこの世界、もしかしてすでに別世界で、絵本の中の私を高次元の誰かが今まさに眺めているってこと?似たような黒猫が2匹…その奥の空間はよく見たらゆがんでいる…ほら、マ
グレ

これは考えれば考えるほど怖さが増しますし、真実が知りたくてドツボですね……(^o^;) 種明かしをしてほしいものです。。

07/04 09:40
aiaimo`olelo

読んでしばらくは意味もなくキョロキョロしてました(; ・`д・´) 虐め?虐待?弱肉強食?異次元?まだまだ広がるー楽しいー。。 ですよね!くうきにんげんの攻略本というか解説本、出ないかなぁ(ヽ´ω`)

07/04 22:40
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奥山 有為
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ネタバレありがち?に、形が動物でも影は人間の姿…っていうのではなく、ちゃんと影まで動物の姿で描いてるのが良い〜不気味〜〜〜
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Pochi
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ネタバレ誰にも見えなくなってしまって、触れても声を出しても気づいてもらえない。でも家族や友達は自分を探すだろうし悲しむだろうし、それを横で見ているしかないと想像すると恐ろしい。そんな辛さを背負っているから、だからくうきにんげんは仲間を増やしたいのかもしれない。でも最初のくうきにんげんは…。
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蒼
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ネタバレ本格ミステリーの綾辻さんまで!ホラーも書く人だったのか。子供の頃に見た夢を思い出した。周囲の人間がいつの間にか得体の知れないものに変貌し、追われ、必死に逃げるという夢。SF映画のようだけど子供にとってはとても怖かった。でもこういう切迫感のある怖さはわかりやすい。この絵本は、やわらかいタッチの絵、うさぎ、猫、反復されるフレーズが少しずつ効いてくる。催眠術のように言葉は遠のき、夢うつつに誘われ、怖さを感じずに取り込まれてしまう。うさぎは非力な餌食だよね。静かに、コントロールされ、個を失い、いないも同然になる。
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やどかり
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ネタバレこの本は怖さはなく、奇譚と言った感じ。絵が透明感があってきれい。なぜおうちに1人なのかな。お父さんとお母さんはすでに…?と思えてしまった。このシリーズ、作者さんの個性が出ていてそれを見られるのもおもしろい。
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ねこすけ
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ネタバレ何度も読むとジワジワと怖さがくる。 最初にこの女の子が読んでいる本がこの本そのものだとか、図書室にある本とか、ただのリフレインかと思いきや最後にこの本を読んでいるわたしにぼくたち2人が話しかけていることが分かるとか、猫も2匹とか、黄色と赤の色使いとか、メモはちゃんとしてるけど道路や団地のナンバーは鏡文字とか、他にも何かあるかな。初見で気付ける人ってすごい。怖い。
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雪紫
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ネタバレ再読。絵が可愛い。覚えてたけど来るぞもうすぐ来るぞな煽りを見せて、最後に悲鳴を挙げざるを得ないラストを持ってくるのは流石綾辻さんといったところ。冒頭にアイロニックボマーが書かれているということは・・・。
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ueno
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ネタバレなんか文字色2つあるなーって思ったら、最後そういうことか!
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藤宮はな
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ネタバレ最後これ自殺に導かれたみたいなもんでしょ。怖すぎ。なんかそう言う死を誘う概念的な集まりが、連れて行くって事に見えた。可愛いウサギのイラストの女の子がそうなるんだから、余計怖さ倍増だ。
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飛雪
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ネタバレくうきにんげんは必ず二人がかりで人間を襲う。触られたら空気になってこの世から消えてしまう。じわじわと近付いてくる恐怖。くうきにんげんになってしまったらどうなるんだろう…。
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一片
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ネタバレふたり同時に襲ってくるくうきにんげん 2015*9*30 2016*6*15*2
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うなぎ
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ネタバレくうきにんげんはやってくる、きてしまったら…の話。怖さは比較的軽めだけど、パステル画で描かれた動物頭の人物たちのビジュアルが不思議可愛くて素敵だった。
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