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仏友さんと行く心の旅路

お釈迦様の言葉(今日の一言)
トピック

chantal(シャンタール)
2020/04/08 21:19

怒りや不安で心が乱れた時、お釈迦様の言葉を読んで、まずは心を鎮めましょう。人生はまだまだ続きます😊

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chantal(シャンタール)
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第四十九言:「欲望とは苦なり」
---その2

(その1からの続き)

「欲望とは、苦なり」と体感したならば、最高の楽しさを「欲しい欲しい」と求める心が静まる。

この「欲しい欲しいと泣き叫ぶ心の寂しさを静めること」をこそ求めるならば、君は私の生徒と呼ばれるにふさわしい。

2020.7.22

chantal(シャンタール)
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第四十九言:「欲望とは苦なり」
---その1

心の中にうごめく欲望に向かって、たとえ世界中のお金をシャワーのように降らせてみても、欲が満足することはない。

満足するどころか、快感が生じたのちにだんだん空しくなり、苦しくなる。苦しくなってムズムズしてくるために、それを静めるためにさらに何か別のものが欲しくなり、欲望がうごめき出すだろう。

欲望の実現によって得られる脳内の快感反応はほんの一瞬のものにすぎず、その後は禁断症状のように空しさや不安がやってくる。

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第四十八言:「『ある』と『ない』に動じない」

君の頭に浮かんだ考え(アイディア)や君の持ち物について「これは自分だけの大切なオリジナルだ」なんて、君がしがみつかなくなるなら。

褒めてもらえないとか、愛されてないとか、約束を守ってもらえないとか、君が「ない」に対して嘆かないなら。

「ある」にこだわらず、「ない」に嘆かず、君の心は無敵とばかりにやわらかくなる。

2020.7.21

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第四十八言:「『ある』と『ない』に動じない」

君の頭に浮かんだ考え(アイディア)や君の持ち物について「これは自分だけの大切なオリジナルだ」なんて、君がしがみつかなくなるなら。

褒めてもらえないとか、愛されてないとか、約束を守ってもらえないとか、君が「ない」に対して嘆かないなら。

「ある」にこだわらず、「ない」に嘆かず、君の心は無敵とばかりにやわらかくなる。

2020.7.21

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第四十七言:「自分に与えられているものに幸せを見る」

君の手に与えられたものがたとえどんなにわずかでも、君がそこに幸せを見つけるなら、「足るを知る」充足感で心はきれいに澄んでいく。

そのきれいな心の波は、目に見えない高次の生きものたちを喜ばせて惹きつけるだろう。

2020.6.28.

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第四十六言:「自分に与えられているものを見る」

君が、君の手に与えられたものを見ず、他人の手に与えられたものを「いいなぁ、欲しいなぁ」と羨ましがるなら、君の心の三昧(しずけさ)はバラバラに壊れる。

2020.6.22.

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第四十五言:「渇愛の蜘蛛の巣を断ち切る」

欲によって脳内快楽を味わいたければ、わがままになる。
「私のことちゃんと理解してほしい」
「もっとちゃんと見てほしい」
「もっとちゃんと評価してほしい」
「もっとちゃんと愛してほしい」
と、わがままな欲望思考に君が洗脳されてしまうなら、まるで蜘蛛が自分の糸にからまるように、自分の渇愛(さみしさ)の糸にからまり、その苦しさに窒息してしまうだろう。

君が智慧を武器にしてこの蜘蛛の巣を断ち切ったなら、苦しみを捨てて悠々と歩いてゆける。

2020.6.16.

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第四十四言:「鉄の鎖よりも強く私たちを縛っているもの」---その2

(その1からの続き)

智慧ある者にとっては、これらのあくことなき執着こそが、「強力な呪縛」に見える。
その呪縛は、ゆるやかに見せかけて実はぎゅうぎゅうギリギリしつこくからみつき、あまりに逃れ難きものゆえに。
これらの呪縛を断ち切った君は、「こうしてほしい」「ああしてほしい」と求める浅ましさから自由となるだろう。

2020.6.14.

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第四十四言:「鉄の鎖よりも強く私たちを縛っているもの」---その1

たとえ君が鉄の鎖で縛られても、木の拘束具で拘束されても、麻ひもでグルグル巻きにされても、それらは「強力な呪縛」ではない。
自分の稼いだお金への執着や、買いこんできては増えてゆく物への執着や、「私の子どもはこうなれ、こうはなるな」「私のパートナーはこうなれ、こうはなるな」という支配力への執着。

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第四十三言:「歪んだ愛情という呪縛」
---その2

(その1からの続き)

このように愛情による執着が強すぎると、自分のことを大事に思ってくれるかどうか不安になり、恐れが生じる。
すなわち、歪んだ愛情ゆえに、憂鬱さや恐れが生じる。
歪んだ愛情という呪縛から解放されるなら、
もはや君に憂鬱さや恐れは存在しなくなるだろう。

2020.6.8.

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第四十三言:「歪んだ愛情という呪縛」
---その1

家族や恋人や子飼いの部下など身近な人々に対しては、愛情があるからこそついつい甘えてしまって、
「私を大事に思ってくれているのなら、このくらいはしてくれるはず」
と思い込んでしまう。
けれども、そのわがままな欲求はたいていの場合、満たされず、憂鬱になる。

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第四十二言:「嫌いで嫌いでたまらない相手をつくらない」

「どうしても今すぐ会いたい。会えないと苦しい。」
こんなふうに強い欲望の執着が生じるような相手をつくらないように。
「最低限の常識もわきまえない最低の人間だね、あの人は」
こんなふうに嫌悪感の執着が生じるような相手をつくらないように。

欲望の執着が生じた相手と会えないでいると、つねに苦しみがわく。嫌悪感の執着が生じた相手といっしょにいることもまた、苦しみ以外の何ものでもない。

2020.6.7.

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第四十一言:「欲しくて欲しくてたまらない相手をつくらない」

欲しくて欲しくてたまらない相手をつくらないように。
欲しくて欲しくてたまらない相手が、君の思いどおりにならないとき。
とりわけ、その相手をいつか君が失わねばならぬとき。
そのとき、君の心には激痛が走るだろうから。

その「ホシイヨ、ホシイヨ」と
求めてばかりの呪いから解き放たれたなら、君の心は何にも縛られず、自由となる。

2020.6.4.

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第四十言:「渇愛の根っこを掘り崩す」

渇愛(さみしさ)の荒れ狂った川の流れは、癌があちこちに転移するのにも似て、あっちへこっちへ流れて行っては転移する。
満たしたと思えばすぐに足りなくなる。その渇愛(たりなさ)をごまかしたくて、
「あれが欲しい」
「もっとカッコいい仕事がしたい」
「みんなにもっと尊敬してほしい」
と、わがままという名の植物がどんどん生い茂っては君を苦しめる。

それらの植物が生えたことに、君がはっと気づけたならば、智慧のスコップでその植物の根っこを掘り崩すように。

2020.6.1.

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第三十九言:「欠乏感の根っこを焼き払う」

私は君にこのことを告げる。
君が幸福であることができるようにと。
「欲しい、足りない、もっともっと」
と、君の中でうごめいている欠乏感(足りなさ)という植物の根っこを掘って、焼き払うこと。

ビーラナ草という植物の根っこから香料を抽出したい人がビーラナ草の根っこを掘ろうとするかのごとく、欠乏感(足りなさ)という名の呪われた草の根っこを掘り崩すといい。

苦しみの悪魔がまたもや君をらとらえて、君の心を乱れさせることのないように。

2020.5.31.

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第三十八言:「欠乏感は転移する」
---その2

(その1からの続き)

たとえば「どうして今日、会えないの」と、欠乏感(さびしさ)をぶつけたら、相手が会ってくれて落ち着いても、すぐに「どうして私の話をちゃんと聞いてくれないの」となるというぐあいに、欠乏感(たりなさ)の癌は、ひょいっと別のところへ転移する。

2020.5.30.

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第三十八言:「欠乏感は転移する」
---その1

木をノコギリで切り倒しても、その根っこが強力なら再びニョキニョキ生えてくる。

それに似て、君の心に巣くった欠乏感(のどのかわき)があまりに強力な呪いであるがゆえ、一時的に落ち着いても根は生きているから、すぐにニョキニョキと伸び、苦しくなり、「足りなく」なる。

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第三十七言:「欠乏感は増幅する」

自分の内側を見つめるのを忘れると、知らないうちに君の心には、欠乏感のブラックホールが開いて、「欲しい欲しい、足りない足りない、もっともっと」と、求めてもがきまわる渇愛(のどのかわき)が増幅する。

まるで、林の中でバナナを探してあちこち飛びまわる猿のように、君の心はあっちこっちともがきまわりグルグルと輪廻して、死んですら気の休まることがない。

2020.5.25.

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第三十六言:「二つの道」

ひとつの道は、みみっちい利益と名声を追い求める寂しい道。
もうひとつの道は、心の安らぎに至る真理の道。
私の生徒であろうとするならば、世間の評価や名声など放っておいて、孤独の中に自分の内面を探求するように。

2020.5.24.

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第三十五言:「論争の誘いに乗らない」
---その2

(その1からの続き)

相手が敵対しようとしてからんできていても、「あいにく、ここには、自分の考えにしがみついてあなたに敵対するなんていう面倒なことをしたい人はおりませんので」とばかりに肩透かしを食らわしてみるといい。

このように自分の考えへの執着を捨てるなら、論争にもとづく苦しみは消滅する。

2020.5.20.

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