みつさん、こんにちは。コメントありがとうございます。『ある婦人の肖像』は映画化された時に観た覚えがあります。『大使たち』は私も読みたいです。みつさんのバージョンでいつか読みます。
こんにちは。4月から『ある婦人の肖像』と『大使たち』(一般には『使節たち』と訳される?)を読みました。後者はずっと昔、あまりのわかりにくさに跳ね返されて、ようやく別バージョンで読み終えたものです。これに比べると『〜肖像』はずっとわかりすい。きゃれらさんの挙げられた『ワシントン・スクエア』も主題が明確ですっと頭に入りました。『ロデリック・ハドソン』は昔読んであまり印象に残っていませんが、最初期の作だけに難しくはなかったような。自分にとってジェイムズは「感動」、「夢中」とは無縁ですが、妙に気になる作家です。
自分には「なんだかよくわからないけど心が動く」作品がけっこうあります。ヘンリー・ジェイムズ「鳩の翼」がまさにそれで、登場人物たちの心の動きや決断が、文章には細かく書いてあるのに、全然胸に落ちず、でも感動してしまうという作品です。「ワシントン・スクエア」はそれに比べるとずいぶんわかりやすい。親子の問題だからかな。「ロデリック・ハドソン」を積んであって、これに挑むタイミングをはかっています。(何をはかるんだ?)
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