藤原審爾『罪な女』落語・三枚起請のサゲに「三千世界の/カラスを殺し/主と朝寝が/してみたい」という都々逸がある。主人公の娘は、服役中の夫がいながらも、客の大町に「惚れるなよ」といわれ惚れてしまう。二人の逢瀬はまるで「朝寝」のようなうっとりとしたまどろみがある。しかし別れを告げるカラス(旦那)が解き放たれる時は近い。カラスに「もう少し寝させて」と嘆願しようとするが、勿論受け入れられるはずはない。雪の中、裸足で歩み始める女の前には、日常が待っている。
読書がつなぐ人の縁って素敵ですね。
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藤原審爾『罪な女』落語・三枚起請のサゲに「三千世界の/カラスを殺し/主と朝寝が/してみたい」という都々逸がある。主人公の娘は、服役中の夫がいながらも、客の大町に「惚れるなよ」といわれ惚れてしまう。二人の逢瀬はまるで「朝寝」のようなうっとりとしたまどろみがある。しかし別れを告げるカラス(旦那)が解き放たれる時は近い。カラスに「もう少し寝させて」と嘆願しようとするが、勿論受け入れられるはずはない。雪の中、裸足で歩み始める女の前には、日常が待っている。