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電羊齋
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電羊齋
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ネタバレ1940年発表という時代背景を反映して、英国国内のイデオロギー対立が登場。バラバラのピースが読者に提示され、終盤でそれが一つの真相へと組み上がる構成は見事。終盤のポアロと犯人との問答で、「愛国者」である犯人が自分の立場を守ることがすなわち愛国であると信じ、そのための殺人を正当化するくだりはいろいろ考えさせられた。そしてそれを認めないポアロのセリフもまた良かった。ラストも秀逸。
0255文字
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電羊齋
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/12(4214日経過)
記録初日
2013/08/12(4214日経過)
読んだ本
680冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
150990ページ(1日平均35ページ)
感想・レビュー
680件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
年齢
51歳
職業
その他
現住所
京都府
URL/ブログ
http://talkiyanhoninjai.net/
自己紹介

電羊齋と申します。
清朝史と阪神タイガースをこよなく愛する大阪のオッサンです。
主な読書ジャンルは歴史物、スポーツ物と旅行記です。

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