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まつうら
さんの感想・レビュー

まつうら
新着
紙メディアとしての新聞はもうオワコンだ。新聞社はこれからどうするのか? ジャーナリズムを問う前2作とは打って変わって、新聞事業の行く末を問う作品。なんとも重たいテーマだが、新聞製作も事業である以上、始まりがあれば終わりもあるのは当然のことだ。買収を仕掛けるAMC青井は新報を追い出された身、買収される方の新里は創業一族や組合の板挟み合って迷いに迷う。ここにかねてから因縁のある三池が絡んできて、交渉は一歩も進められない。。。最後の時間切れ的な終局はさもありなんだが、南が記者にこだわり続けたことは好印象だ。
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まつうら
さんの最近の感想・レビュー

ブレイク

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前作「マグマ」もそうだったが、現代日本のあり方と日本人を強烈に風刺する真山節が…続きを読む
もっとも危険なゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫 18-2)

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小説渋沢栄一 下 (幻冬舎文庫) (幻冬舎文庫 つ 2-13)

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小説渋沢栄一 上 (幻冬舎文庫) (幻冬舎文庫 つ 2-12)

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トヨトミの世襲

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読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/07(1320日経過)
記録初日
2021/06/08(1319日経過)
読んだ本
515冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
211004ページ(1日平均159ページ)
感想・レビュー
483件(投稿率93.8%)
本棚
10棚
性別
職業
営業・企画系
現住所
神奈川県
自己紹介

経済小説などの社会派作品を好んで読みます。お気に入り作家は、城山三郎、高嶋哲夫、真山仁、楡修平、佐々木譲という感じですが、早世してしまった梶山季之作品も収集しています。

その一方で、大のレイモンド・チャンドラー愛好家でもあります。高校生のときにフィリップ・マーロウを知り、一瞬でその格好良さに憧れて、そのまま大人になりました。(ギムレットには早すぎました💦)

そして、こんな自分が真山仁作品に惹かれるのは、氏もチャンドラー愛好家であり、鷲津政彦とかの登場人物にチャンドラーの影を感じるからなのだろうなと、勝手に分析して悦に入っています。。。😎
(2023.1.1)

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