13頁。ネイティブが受動態を使うシチュエーションとは、「能動態を受動態にしたい」場合ではない。例えば、ネイティブは次のように受動態を使う。The window was broken.(その窓が壊されました)文では「by him(彼によって)」という言葉が抜けている。つまり受動態は「行動主」をぼかしたい(責任の所在をぼかしたい)ときに使われる文法だということである。84頁。副詞は動詞を説明する言葉である。形容詞と混同しやすいが、「形容詞は名詞、副詞は動詞」を説明する言葉という違いがある。
59頁。第3文型のtoとforの使い分け。①私は指輪を彼女にあげます。I give a ring to her.②私は指輪を彼女に買います。I buy a ring for her. 英語ができる人でも、はっきりとした区別がわからずに感覚で使っている場合も少なくない。区別の仕方は、①to→「相手がいないとできない動詞」で使う。②for→「独りでもできる動詞」で使う。69頁。theとthatの違い。theは話し手と聞き手がどちらも知っていることを指す場合。thatは対象を指で指して相手に見せられる状況の場合
149頁。canとbe able toの違い。canは古英語の「cunnan(知っている)」という動詞に由来。「be able to ~」はラテン語の「habilis(状況的に~することができる)」という単語に由来する。「canは(能力的に)~することができる」「be able toは(状況的に)~することができる」と捉えておけば間違いない。156頁。mustとhave toの違い。mustは「自分がしなくてはいけないと思うこと」→主観的。have toは「誰から見てもしなくてはいけないこと」→客観的。
53頁。助詞があるため、日本語は順番を自由に入れ替えることができる言語なのである。「助詞」という機能が存在する言語は、希少言語を除くと日本語と韓国語くらいしかない。実は日本語は世界的に見て非常に珍しい言語と言える。では、なぜ英語には助詞が存在しないのに、主語や目的五がわかるのか?それは「英語は“単語の順番”で主語や目的語を決めている」からだ。「英語は順番が命」であり、順番が違うと意味はまったく伝わらなくなってしまう。この違いがあるため、日本人には基本5文型の習得が難しくなってしまうということなのである。
59頁。第3文型のtoとforの使い分け。①私は指輪を彼女にあげます。I give a ring to her.②私は指輪を彼女に買います。I buy a ring for her. 英語ができる人でも、はっきりとした区別がわからずに感覚で使っている場合も少なくない。区別の仕方は、①to→「相手がいないとできない動詞」で使う。②for→「独りでもできる動詞」で使う。69頁。theとthatの違い。theは話し手と聞き手がどちらも知っていることを指す場合。thatは対象を指で指して相手に見せられる状況の場合
149頁。canとbe able toの違い。canは古英語の「cunnan(知っている)」という動詞に由来。「be able to ~」はラテン語の「habilis(状況的に~することができる)」という単語に由来する。「canは(能力的に)~することができる」「be able toは(状況的に)~することができる」と捉えておけば間違いない。156頁。mustとhave toの違い。mustは「自分がしなくてはいけないと思うこと」→主観的。have toは「誰から見てもしなくてはいけないこと」→客観的。
173頁。to不定詞は「~することに向かっている」という未来的な隠れニュアンスがある。この隠れニュアンスを出すために、動名詞と区別する必要がある。未来のことなど、まだ起きるかどうかわからないことについて語る動詞では、to不定詞をとる。to不定詞の場合は「起きるかどうか不確定な動詞」が使われ、動名詞の場合は「起きることが確定している動詞」が使われる、という区別の仕方がある。223頁。maybeという返事は否定的な意味に伝わり、probablyという返事は肯定的な意味として伝わる。