英語教師。地元広島を去り、この春から新天地へ。
英語も日本語も、やっぱり「言葉」っていいですね。日本語での読書も大切にしたいなと思い、日々ページをめくる時間を楽しんでいます。
小説を読む時間が何よりの幸せです。知的好奇心に任せ、興味のある分野の新書も読みます。「鉄道員」から浅田次郎さんの人物の描き方に奥深さを感じ、続いて読んだ長編「シェエラザード上・下」ですっかりお気に入りの作家さんになりました^^また、江國香織さんや小川糸さんの作品も好きです。
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「重さ」の表現は抽象的で、分析や対策はなされずとにかく逃避するあかり。一方で、真幸のこととなると基本情報や発言をノートに書き留め、彼の内面を解釈する。解像度のコントラストが素晴らしい。推しが配信中にフライングで解散の発表をしてしまう前後の描写の落差がよかった。推しがあかりの「背骨」である、という表現が秀逸。
帯に”Idol, Burning”とあるから、英語のタイトルはこれになるのだろうか?推しのニュアンスとは少し違う気がするけれども。